綸子さま 愛を語る
スイトピーへ愛をこめて
「え!!そんな!?こっこんな、わたしでいいんですか…?」
~ある世界の舞踏子さんの日記より~
~ある世界の舞踏子さんの日記より~
その日も右手にトマトベリージュース、左手に穴明き靴下を装備し、
艦橋ですぐ倒れるあの人と昼寝をしようと彼を追っかけまわしていました。
勤務時間も終わり、艦橋からふらふらと出て行く彼の数歩後ろを歩きチャンスを待ちます。
彼は自室に着くと、突然振り返り私にマッサージをお願いしてきました。
「ふふふっ。かかったな!この流れで昼寝まで…」
と、いう本音をまったく感じさせない爽やかな笑顔で返事をして行動に移ります。
しかし、張り切りすぎた私は余計な部分までマッサージして怒られてしまいました。
不覚にも、顔には出なかったのに態度に出てしまうとは己の未熟さを痛感です。
これが災いしたのか、マッサージのあと彼はそのまま寝てしまいました。
かれこれ3日も失敗続きな私はガックリと肩を落とし部屋を後にしました。
艦橋ですぐ倒れるあの人と昼寝をしようと彼を追っかけまわしていました。
勤務時間も終わり、艦橋からふらふらと出て行く彼の数歩後ろを歩きチャンスを待ちます。
彼は自室に着くと、突然振り返り私にマッサージをお願いしてきました。
「ふふふっ。かかったな!この流れで昼寝まで…」
と、いう本音をまったく感じさせない爽やかな笑顔で返事をして行動に移ります。
しかし、張り切りすぎた私は余計な部分までマッサージして怒られてしまいました。
不覚にも、顔には出なかったのに態度に出てしまうとは己の未熟さを痛感です。
これが災いしたのか、マッサージのあと彼はそのまま寝てしまいました。
かれこれ3日も失敗続きな私はガックリと肩を落とし部屋を後にしました。
ドアを開けると、そこに彼女は立っていました。
部屋を出た私が見た状況は今でも忘れられません。
スイトピーがいたのです。
正直な話友達はメイやカオリだったので、スイトピーとは顔見知り程度の関係でした。
ここで彼女に会うとは夢にも思わなかったのです。
呆然とする私に近づいてきた彼女は頬を高揚させて言いました。
部屋を出た私が見た状況は今でも忘れられません。
スイトピーがいたのです。
正直な話友達はメイやカオリだったので、スイトピーとは顔見知り程度の関係でした。
ここで彼女に会うとは夢にも思わなかったのです。
呆然とする私に近づいてきた彼女は頬を高揚させて言いました。
「貴方、わたくしにマッサージをしていただける?」
高圧的な物言いの影に潜む、凹んだ私へ対する優しさを感じました。(←致命的な勘違い)
その日から私の恋人はスイトピーです。
その日から私の恋人はスイトピーです。
おしまい