- 今でも夢に見る光景がある。
「殺られずに殺る」
それこそが"武"だと気付いた、その瞬間に自分は倒れ、墜とされていた。
そこにあったのは絶望的なまでの覚悟の差。
負けて当然だ。
ボクは戦士ですらなかった。
しかしそこにボク、モハメド・アライJr.は考える。
戦士である必要などあるのかと。
それこそが"武"だと気付いた、その瞬間に自分は倒れ、墜とされていた。
そこにあったのは絶望的なまでの覚悟の差。
負けて当然だ。
ボクは戦士ですらなかった。
しかしそこにボク、モハメド・アライJr.は考える。
戦士である必要などあるのかと。
地上最強の生物、範馬裕次郎
彼が戦士だと言うものがどこにいる?
誰が言う?
だが彼が最強だ。
誰が言う?
だが彼が最強だ。
ベットの脇で眠る女性を眺める。
ボクはこうしてコズエをゲットした。
今は戦士であることを辞めたボクだが、コズエは素晴らしい戦士のバキよりボクを選んだ。
戦いには敗れたがボクが勝者だ。
ボクはこうしてコズエをゲットした。
今は戦士であることを辞めたボクだが、コズエは素晴らしい戦士のバキよりボクを選んだ。
戦いには敗れたがボクが勝者だ。
コズエのいう強いんだ星人はみんな死にたがりだ。
そう自分に言い聞かせる。
だがどこかで何かが引っかかり続けている。
そう自分に言い聞かせる。
だがどこかで何かが引っかかり続けている。
今日もそんなボクに戦いを挑んできた男がいる。
モーメント・アタッカーの残り香とか自分で言っていた。
ジャパニーズ・マンガを読んで開眼したらしい。
フジタカ・ジュビロというののファンだそうだ。
モーメント・アタッカーの残り香とか自分で言っていた。
ジャパニーズ・マンガを読んで開眼したらしい。
フジタカ・ジュビロというののファンだそうだ。
名乗るだけあって、なかなかパンチが当たらない。
………あ、そうか。
ふと閃く物があった。
………あ、そうか。
ふと閃く物があった。
「君はボクのパンチを見て思っているだろう?当たらなければどうということはない…とね」
そういってボクは一歩足を踏み出した。
彼の拳がボクの顔を捉える。でも…それは間違いだヨ
「当たっても効かなければどうということはナイ・・・」
ニィィと陸奥のような笑顔を浮かべてみたら、ビックリしていた。
渾身の打ち下ろしの右。
自称モーメント・アタッカーの残滓、今年で36歳らしい。は地に突っ伏した。
そういってボクは一歩足を踏み出した。
彼の拳がボクの顔を捉える。でも…それは間違いだヨ
「当たっても効かなければどうということはナイ・・・」
ニィィと陸奥のような笑顔を浮かべてみたら、ビックリしていた。
渾身の打ち下ろしの右。
自称モーメント・アタッカーの残滓、今年で36歳らしい。は地に突っ伏した。
これはうまくいくかもしれない。
バキとの戦いのときは、シンプル過ぎたのだ。
「打たせずに打つ、から殺れずに殺る?というのはムリがありすぎたカナ…」
昨日投資のために読んだビジネス啓蒙本にも書いてあったヨ。
バキとの戦いのときは、シンプル過ぎたのだ。
「打たせずに打つ、から殺れずに殺る?というのはムリがありすぎたカナ…」
昨日投資のために読んだビジネス啓蒙本にも書いてあったヨ。
発想の転換こそが重要である
そしてこうも書いてあった。
計画は実行してこそ意味を持つ。
こうなるとやっちゃえ男の子である。
元々強い子なボクはリベンジを考えることにしたのサ。
元々強い子なボクはリベンジを考えることにしたのサ。
取り敢えずは、ボクの屈辱の端緒、ジャック・ハンマーだ。
この男にやられた怪我がなければその後の屈辱の嵐など存在しなかったヨ。
ジャック・ハンマー許すまじ・・・サ。
というわけで前と同じ工場に彼を呼び出したのさ。
この男にやられた怪我がなければその後の屈辱の嵐など存在しなかったヨ。
ジャック・ハンマー許すまじ・・・サ。
というわけで前と同じ工場に彼を呼び出したのさ。
「マタ、ヤルノカイ?」
「モチロンサ、負けっぱなしトイウワケにはイカナイ」
無言のプレッシャーがジャックから伝わってくる。
もう、始まっていル・・・
「モチロンサ、負けっぱなしトイウワケにはイカナイ」
無言のプレッシャーがジャックから伝わってくる。
もう、始まっていル・・・
空気を切り裂いて飛んでくる大振りの拳。まるで重機だ。
一発でも喰らえば前と同じ結果になるよ。
一発でも喰らえば前と同じ結果になるよ。
でもね当てようとしなければ当たらないヨ、当たらなければどうという事は無いヨ。
つまり当てなければどうということはない
つまり当てなければどうということはない
でも戦わずして勝つ 戦ったら勝つ 笑顔である
昨日読んだ本にも書いてあったヨ、「笑顔こそが成功の証」。
ジャックは怒ってイル、でもボクは笑顔。
工場の中、半径25Mの円を描きながら、ボクは笑顔。
昨日読んだ本にも書いてあったヨ、「笑顔こそが成功の証」。
ジャックは怒ってイル、でもボクは笑顔。
工場の中、半径25Mの円を描きながら、ボクは笑顔。
即ち、戦わなければどうということはない
ボクの勝ちさ。彼はいま腹が立って仕方がないはずダヨ、彼は今幸せじゃない。
ボクは幸せ。O.K?
ボクは幸せ。O.K?
こうして戦士でなくして勝利者となったボクに、みんなは心配なことがあるだろう?
勝利のデビル・メイ・クライ・・・おっとメイク・ラブ・・・
ミンナはこれを忘れることはデキナイネ。
一度アレを見た者が、アレを忘れるなどとてもとても…
心配は要らない。SAGAらなければどうということはナイ。
そうだろう?
勝利のデビル・メイ・クライ・・・おっとメイク・ラブ・・・
ミンナはこれを忘れることはデキナイネ。
一度アレを見た者が、アレを忘れるなどとてもとても…
心配は要らない。SAGAらなければどうということはナイ。
そうだろう?
ニッコリと読者にスマイルし、それで終わりであるはずだった。
が
その時
空気が
変った
背後?違う、正面!
だめだ、かわせない
「誰に向かって何いってんだよてめぇぇぇぇぇッッッッッ!」
逆立った髪?
範間勇次・・・違、梢、怖
だめだ、かわせない
「誰に向かって何いってんだよてめぇぇぇぇぇッッッッッ!」
逆立った髪?
範間勇次・・・違、梢、怖
掴まれた、ヤバ、うは、
後ろは・・・
ベッドルーム?! いつの間に・・・
無理、ぐぽぅ
後ろは・・・
ベッドルーム?! いつの間に・・・
無理、ぐぽぅ
………
………
………
………
………
この日、ボクは人生五度目の大敗北を味わいました。昨日の晩も・・・おとといなんか朝まで
バキは彼女に勝っていたらしいネ、ボクに勝てるわけ無いヨ。
敗北しっぱなしネ。
もう心身ともにボロボロよ。
バキは彼女に勝っていたらしいネ、ボクに勝てるわけ無いヨ。
敗北しっぱなしネ。
もう心身ともにボロボロよ。
その、つまり、アレです。
ボクは魔界塔士とか、ロマンシングとか、フロンティアとか、そういったものが嫌いになりそうです。
(邪神?さんゴメンナサイ、その名はキャプテンは読み続けるヨ)
ボクは魔界塔士とか、ロマンシングとか、フロンティアとか、そういったものが嫌いになりそうです。
(邪神?さんゴメンナサイ、その名はキャプテンは読み続けるヨ)