AD845JN / Analog Devices
16MHz 精密CBFET OPAMP
2001年製
タイプ |
BiFET |
電源電圧 |
±4.75~18V |
GBW |
16MHz |
スルーレート |
100V/us |
Vn |
25nV@1kHz / 80nV@10Hz / Corner:34kHz |
開ループ利得 |
108db |
消費電流 |
10mA x2 |
出力電流 |
50mA |
オーディオ向け |
- |
ボルテージフォロア |
○ |
オリジナルベンダー |
Analog Devices |
現行品/廃止品 |
現行品 |
型番・記号の意味:
AD - アナログデバイセズ社の製品接頭記号
845 - 型番
J - グレード記号(商用温度範囲 非選別品)
N - PDIPパッケージ
ADのJFET入力高速オペアンプです。1回路なので2つ必要です。2回路版はありません。
データシートの数字を見ると雑音がかなり大きそうに見えるのですが、実際にはほとんどノイズが聞こえません。測定条件は書かれていませんがRsが大きい条件で測定された数字なのかもしれません。
この品種は、解像感はそれほどでもありませんが、音がかなり横に広がります。ヘッドホンではなくスピーカーで聴いているような感じです。こういう効果は、再生装置(スピーカーやヘッドホン)を換えないと出せないと思っていたのですがちょっと意外です。どういう原理でこういう効果が生まれるのか気になるところです。
問題は多量に電流を消費することで、両チャンネル合わせて17~20mAは持っていかれます。電源を投入してしばらくするとIC表面が温かくなります。しかも最低動作電圧が高いので、電池で動かすには適しません。
AD845と電気的特性の近い品種
アナログデバイセズのOPAMP
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最終更新:2014年02月18日 01:07