OP249GP / Analog Devices
高速・精密 デュアルJFET OPAMP
1997年製
タイプ |
BiFET |
電源電圧 |
±2.5~18V |
GBW |
4.7MHz |
スルーレート |
22V/us |
Vn |
17nV@1kHz / 40nV@10Hz / Corner:110Hz |
開ループ利得 |
120db |
消費電流 |
5.6mA |
出力電流 |
36mA |
オーディオ向け |
○ |
ボルテージフォロア |
○ |
オリジナルベンダー |
Precision Monolithics |
現行品/廃止品 |
現行品 |
型番・記号の意味:
OP - PMI社のオペアンプ製品の接頭記号
249 - 型番(先頭の2は2回路を表す)
G - グレード記号(Gは精度を犠牲にして動作温度範囲を広げたものにつけられる)
P - PDIPパッケージ
PMIが開発したJFET入力高速オペアンプです。高速と言っても
OP275
と同等の速度なのですが。
1回路版はありません。
AD712
に似たスペックで、音の傾向も似ていますが、OP249のほうが音が硬質に聞こえます。立体感はAD712のほうが少し高いように思います。
解像度はどちらもあまり変わりません。ただOP249は±2.5Vの低電圧でも動作できるのでその点で有利です。600Ω駆動OKなのもAD712より優れている点で、データシートにもオーディオ向けと書かれています(AD712はオーディオ向けとは書かれていない)。
大して性能に差のないAD712と比較するとかなり高価なため積極的に取り扱う店はほとんどありません。AD社としても買収先が開発したOP249より自分たちが開発したAD712の方を積極的に売りたがっていますのでなおさらです。
OP249と電気的特性の近い品種
- AD644(AD)
- AD712(AD)
- TL052(TI)
- LT1057(LT)
- OP215(PMI)
- OPA2107(BB)
- LF412(NS)
- LF412(TI)
- μPC812/μPC4092(NEC)
- μPC814/μPC4094(NEC)
- OPA2131(BB)
アナログデバイセズのOPAMP
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最終更新:2014年02月26日 00:58