AD711JN / Analog Devices

低価格・精密 高速BiFET OPAMP

1995年製
タイプ BiFET
電源電圧 ±4.5~18V
GBW 5MHz
スルーレート 20V/us
Vn 18nV@1kHz / 45nV@10Hz / Corner:90Hz
開ループ利得 112db
消費電流 2.5mA x2
出力電流 25mA
オーディオ向け -
ボルテージフォロア
オリジナルベンダー Analog Devices
現行品/廃止品 AD711JNZ(鉛フリー品)に代替

型番・記号の意味:
AD - アナログデバイセズ社の製品接頭記号
711 - 型番
J - グレード記号(商用温度範囲・非選別品)
N - PDIPパッケージ

ADIがTL071や081、LF411からの置き換えを狙って開発した精密BiFETオペアンプです。1kHzの雑音は大きいですが、低周波になってもノイズはそれほど大きくならないので問題ありません。シングル品種のため二つ使います。
2回路版の AD712 のほうがメジャーです。

音としては、やや高音が強く聞こえます。音のキレがとても良く、繊細な音もしっかり拾います。
また低音の量も個人的には不足感はありません。多少スカスカした感じはあります。
古い上、本来音響用品種ではないのにこの音質は驚きです。ただ、その高性能に対して価格が安いためオーディオ製品には実際に採用実績が多数あります。

AD711と電気的特性の近い品種

  • OP16(PMI)
  • LT1055(LT)
  • LT1056(LT)
  • TL051(TI)
  • LF411(NS)
  • LF411(TI)
  • μPC811/μPC4091(NEC)
  • μPC813/μPC4093(NEC)
  • OPA131(BB)


アナログデバイセズのOPAMP



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最終更新:2014年02月18日 01:15