策謀の塔 ◆0e1.qJAPw2
ネイト=リバー、通称ニアは自問する。
何故、自分はこんなことをしているのだろうか?
殺人ゲームに巻き込まれている、という意味ではない。
何故、自分はこんな『得体の知れないもの』と見つめ合っているのだろうか?
何故、自分はこんなことをしているのだろうか?
殺人ゲームに巻き込まれている、という意味ではない。
何故、自分はこんな『得体の知れないもの』と見つめ合っているのだろうか?
* *
時はゲーム開始直後に遡る。
ニアがいるのはB-7にそびえ立つタワーの上部に位置する展望室。
彼はそこで手早く支給品の確認を始めようとしていた。
そうしているうちにも、今さっき目にした狂ったスプラッタショーの光景が脳裏に蘇る。
あのジェダとか言う男が言っていた「魂の選定」だの「救世主」だのといった言葉が何を意味するかは分からないし、
そもそも何故自分がこのような場所にいるのかすら分からなかったが、ニアはそれを深く考えることはしなかった。
情報がない状態での邪推は、思考停止よりも無意味な行為だ。
分かっているのは自分が殺人ゲームに巻き込まれ、『殺し合い』をさせられようとしていることだけ。
推論は、この段階でするべきことではない。まずは現状への対策が先決だ。
ニアがいるのはB-7にそびえ立つタワーの上部に位置する展望室。
彼はそこで手早く支給品の確認を始めようとしていた。
そうしているうちにも、今さっき目にした狂ったスプラッタショーの光景が脳裏に蘇る。
あのジェダとか言う男が言っていた「魂の選定」だの「救世主」だのといった言葉が何を意味するかは分からないし、
そもそも何故自分がこのような場所にいるのかすら分からなかったが、ニアはそれを深く考えることはしなかった。
情報がない状態での邪推は、思考停止よりも無意味な行為だ。
分かっているのは自分が殺人ゲームに巻き込まれ、『殺し合い』をさせられようとしていることだけ。
推論は、この段階でするべきことではない。まずは現状への対策が先決だ。
ただ、先ほどの光景を思い出すたびに、ジェダという男への嫌悪感が募る。
ゲームと称して子供たちを集め、果敢にも立ち向かった少女を容易く殺して見せた。
まるで、自分の力を見せ付けるかのように。
ゲームと称して子供たちを集め、果敢にも立ち向かった少女を容易く殺して見せた。
まるで、自分の力を見せ付けるかのように。
自分の絶対性を信じ、まるで神にでもなったかのように「罰」を下す――
――奴のやっていることは、キラと何の変わりもない。
――奴のやっていることは、キラと何の変わりもない。
倫理観が希薄で他人に淡白なニアにとってもこの悪趣味なゲームは気分の良いものではないし、
何よりあの自分の力を勘違いした男に好き勝手やらせることはLの後継者としての矜持が許さない。
あの男を玉座から引き摺り下ろし、自らにふさわしい立場というものを教えてやる必要がある。
何よりあの自分の力を勘違いした男に好き勝手やらせることはLの後継者としての矜持が許さない。
あの男を玉座から引き摺り下ろし、自らにふさわしい立場というものを教えてやる必要がある。
そしてもう一つニアにとって気がかりなのは、メロの存在だった。
彼もまたこのゲームに巻き込まれている……どう動く?
プライドの高い彼ならジェダに強要されたこの殺人ゲームを厭い、反旗を翻すため行動するとも考えられる。
しかし、彼は目的のためには手段を選ばないところがある。進んで殺し合いに身を投じることもまたあり得ることだった。
分かるのは、この状況に乗じてニアの命を狙うことだけはあり得ない――彼はそんなに安いプライドの持ち主ではない。
彼はニアを超えようともがいている。ニアがゲームを止めようとしていると知れば、彼も動くかもしれない。
なんとかして接触することが出来ればいいのだが。
とにかくこちらの懸案も、これ以上の思考は無駄としか言えなかった。
彼もまたこのゲームに巻き込まれている……どう動く?
プライドの高い彼ならジェダに強要されたこの殺人ゲームを厭い、反旗を翻すため行動するとも考えられる。
しかし、彼は目的のためには手段を選ばないところがある。進んで殺し合いに身を投じることもまたあり得ることだった。
分かるのは、この状況に乗じてニアの命を狙うことだけはあり得ない――彼はそんなに安いプライドの持ち主ではない。
彼はニアを超えようともがいている。ニアがゲームを止めようとしていると知れば、彼も動くかもしれない。
なんとかして接触することが出来ればいいのだが。
とにかくこちらの懸案も、これ以上の思考は無駄としか言えなかった。
この馬鹿げたゲームを止める。そのために今すべきことは、自分に何が出来るか把握することだ。
それをしなければ過ちを招く。過ちは死に繋がる。死は敗北だ。Lは負けた。自分は、負ける訳にはいかない。
ニアは、ランドセルの中から注意深く自分の支給品を取り出し始めた。
それをしなければ過ちを招く。過ちは死に繋がる。死は敗北だ。Lは負けた。自分は、負ける訳にはいかない。
ニアは、ランドセルの中から注意深く自分の支給品を取り出し始めた。
* *
一つ目は、火をつけて使用する幻覚剤の類だった。
基礎体力に自信が持てないニアには、直接戦闘用の武器よりもこういった補助的な道具のほうがありがたい。
着火用の道具がやけに時代掛かっているのが気になるが、そこへの考察は後回しだ。
基礎体力に自信が持てないニアには、直接戦闘用の武器よりもこういった補助的な道具のほうがありがたい。
着火用の道具がやけに時代掛かっているのが気になるが、そこへの考察は後回しだ。
二つ目は、塩化ビニール製の「アクション仮面」とかいう特撮ヒーローの人形だった。
赤・青・緑の鮮やかな配色、今にも高笑いが聞こえてきそうな勇ましいポーズ。
僅かながら心を動かされ、しばらく手で持って空を飛ばしたりして遊んでみたが、これは要するにハズレの類なのだろう。
この馬鹿馬鹿しい殺人ゲームに集められたのが子供ばかりという事を考えれば、ある意味妥当な品かもしれないが。
とにかく、行動の幅が広がるようなものではない以上、こだわらずに次へと思考を切り替える。
赤・青・緑の鮮やかな配色、今にも高笑いが聞こえてきそうな勇ましいポーズ。
僅かながら心を動かされ、しばらく手で持って空を飛ばしたりして遊んでみたが、これは要するにハズレの類なのだろう。
この馬鹿馬鹿しい殺人ゲームに集められたのが子供ばかりという事を考えれば、ある意味妥当な品かもしれないが。
とにかく、行動の幅が広がるようなものではない以上、こだわらずに次へと思考を切り替える。
そしてランドセルに腕を突っ込み、三番目に出てきたそれは――
* *
数分の後。
ニアはいつも通りの体育座りで、物言わぬ『それ』と向き合っていた。
視線の先にあるのは赤と白で色分けされた球形のカプセル――では無く。
紫色でプヨプヨとしたアメーバみたいな外観の、謎の生命体。
ニアはいつも通りの体育座りで、物言わぬ『それ』と向き合っていた。
視線の先にあるのは赤と白で色分けされた球形のカプセル――では無く。
紫色でプヨプヨとしたアメーバみたいな外観の、謎の生命体。
へんしんポケモン、『メタモン』である。
その生き物(「メタちゃん」という名前らしい。前の飼い主(?)が付けたのだろうか?)は、
点と線だけで構成された妙な愛嬌を感じさせる顔でさっきから自分のほうを見つめている。
こんな生き物が地球上に存在するなど、聞いたことがない。
最初は流石に驚いたものの、慣れてくると可愛く見えてくるから不思議なものだ。
解説書によれば、この「メタちゃん」は自在に他の物体に「へんしん」することが可能らしい。それも命令通りに。
ただ、この無表情と向き合っていると今度は別の懸念が浮かび上がってくる。
点と線だけで構成された妙な愛嬌を感じさせる顔でさっきから自分のほうを見つめている。
こんな生き物が地球上に存在するなど、聞いたことがない。
最初は流石に驚いたものの、慣れてくると可愛く見えてくるから不思議なものだ。
解説書によれば、この「メタちゃん」は自在に他の物体に「へんしん」することが可能らしい。それも命令通りに。
ただ、この無表情と向き合っていると今度は別の懸念が浮かび上がってくる。
――本当にこの生き物と、意思の疎通が可能なのか?
自慢ではないが、自分には他者とのコミュニケーション能力に欠けているという自覚がある。
ただでさえ、この何も考えていなさそうな顔を見ていると妙に不安になるというのに、意思の疎通?
付属の解説書には所有者の指示には従うと記されているが、観察した限りでは人間の言葉が通じるのかさえ確信が持てない。
とはいえ、行動しないで事態が好転する訳でもなく。
やるしかないのなら、やってみる。やって駄目ならその後で考え直せばいい。
ただでさえ、この何も考えていなさそうな顔を見ていると妙に不安になるというのに、意思の疎通?
付属の解説書には所有者の指示には従うと記されているが、観察した限りでは人間の言葉が通じるのかさえ確信が持てない。
とはいえ、行動しないで事態が好転する訳でもなく。
やるしかないのなら、やってみる。やって駄目ならその後で考え直せばいい。
とりあえず名前を呼んでみることにする。
「……メタちゃん」
反応した。
説明書通りとはいえ、言葉が通じたことにはやはり驚きを覚える。まずはコミュニケーション第一段階成功だ。
続いて第二段階。ランドセルから、一旦しまったヒーローの人形を引っ張り出す。
説明書通りとはいえ、言葉が通じたことにはやはり驚きを覚える。まずはコミュニケーション第一段階成功だ。
続いて第二段階。ランドセルから、一旦しまったヒーローの人形を引っ張り出す。
「メタちゃん、この人形に『へんしん』してもらえますか?」
今度の変化は劇的だった。全身が一斉に脈動したかと思うと目まぐるしく形と体色が変化し、
数秒後には目の前に全く同じ外見の人形が二つ並んでいた。
比べてみたが、見た目は全く本物と遜色なし。触ると、塩ビ特有の微妙な弾力感が伝わってきた。
数秒後には目の前に全く同じ外見の人形が二つ並んでいた。
比べてみたが、見た目は全く本物と遜色なし。触ると、塩ビ特有の微妙な弾力感が伝わってきた。
完璧だ。ニアは確信する。
メタモンは対象の外観を完璧にトレースする能力を持つ。
つまりこのメタモンの利用価値は、戦闘への使用を除外すれば大きく分けて二つ。
道具に変身させて使用するか――あるいは、他の参加者への『フェイク』。
早い話が、「他人をうまく出し抜いて生き残れ」ということ。実にシンプルだ。
そして権謀術数の限りを尽くし結果を導く、それこそが自分が最も得意とするやり方。
武装の没収? 能力の制限? 何の話だ、自分には「頭脳」という何にも勝る武器がある。
つまりこのメタモンの利用価値は、戦闘への使用を除外すれば大きく分けて二つ。
道具に変身させて使用するか――あるいは、他の参加者への『フェイク』。
早い話が、「他人をうまく出し抜いて生き残れ」ということ。実にシンプルだ。
そして権謀術数の限りを尽くし結果を導く、それこそが自分が最も得意とするやり方。
武装の没収? 能力の制限? 何の話だ、自分には「頭脳」という何にも勝る武器がある。
「どうせやるなら、こちらの方を制限するべきでしたね」
そう言って、ニアはにんまりと笑った。
* *
そして数分後。展望室から下界を見下ろす、胡乱げな眼光が二つ。
自分の支給品、そしてこのタワーの設備について全て把握し終えたニアは、
自分自身の安全を最大限確保した上でこの馬鹿げたゲームを止める、その為の策を練り終えていた。
自分の支給品、そしてこのタワーの設備について全て把握し終えたニアは、
自分自身の安全を最大限確保した上でこの馬鹿げたゲームを止める、その為の策を練り終えていた。
この展望室に出入りするには、常時2機稼動の高速エレベーターを使うしかない。
つまり、エレベーターが動けば、それは人が動くということ。
誰かが上がってくるのが前もって分かるのはありがたいが、逆に自分が降りるときに待ち伏せされる可能性もある。
経路が限定されているために入りにくく、また出るのも難しい。
そういう意味では、この展望室はどこより危険で、それ故にどこよりも安全な場所と言える。
つまり、エレベーターが動けば、それは人が動くということ。
誰かが上がってくるのが前もって分かるのはありがたいが、逆に自分が降りるときに待ち伏せされる可能性もある。
経路が限定されているために入りにくく、また出るのも難しい。
そういう意味では、この展望室はどこより危険で、それ故にどこよりも安全な場所と言える。
幸いこのタワーは、この島全体のランドマークとでも言うべき威容を持っている。
高いところから状況を把握したい、そう思う参加者が展望室を目指してやってくることも大いに考えられる。
自分はこのフロアに留まり、そういう参加者に接触すればいい。
手元にはマイクが一つ。先ほどタワー内の放送室で拝借してきたものだ。
少し設定をいじり施設内放送の回線をこのマイクと直結したので、これを使えば施設内どこにいても自分の声が聞こえる。
一階フロアからタワー内に入ってきた参加者には、これを使って接触する。
勿論向こうの声は聞こえないので会話は成立しないが、それくらい大したことはない。
言葉を弄した心理戦なら、あのキラが相手でも出し抜ける自信がある。
最悪なのはこのB-7が禁止エリアに指定されることだが……その時はその時だ。最悪を恐れては今できることもできなくなる。
高いところから状況を把握したい、そう思う参加者が展望室を目指してやってくることも大いに考えられる。
自分はこのフロアに留まり、そういう参加者に接触すればいい。
手元にはマイクが一つ。先ほどタワー内の放送室で拝借してきたものだ。
少し設定をいじり施設内放送の回線をこのマイクと直結したので、これを使えば施設内どこにいても自分の声が聞こえる。
一階フロアからタワー内に入ってきた参加者には、これを使って接触する。
勿論向こうの声は聞こえないので会話は成立しないが、それくらい大したことはない。
言葉を弄した心理戦なら、あのキラが相手でも出し抜ける自信がある。
最悪なのはこのB-7が禁止エリアに指定されることだが……その時はその時だ。最悪を恐れては今できることもできなくなる。
ニアは片手でアクション仮面を弄びながら、もう片方の手で双眼鏡を持ち地上を眺めた。
この双眼鏡は展望室の備え付けのものにメタちゃんをへんしんさせ、持ち運び可能にしたものだ。
待ちの一手である以上、事が起こったときには機先を制する必要がある。地上から目を離すべきではない。
とはいえ――
この双眼鏡は展望室の備え付けのものにメタちゃんをへんしんさせ、持ち運び可能にしたものだ。
待ちの一手である以上、事が起こったときには機先を制する必要がある。地上から目を離すべきではない。
とはいえ――
「焦っても始まりません。のんびり知恵比べといきましょうか」
そう呟き、ニアはまた笑みを浮かべる。
無邪気なのに底の知れない、そんな笑みを。
無邪気なのに底の知れない、そんな笑みを。
【B-7/タワー内展望室/1日目/朝】
【ニア@DEATH NOTE】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、双眼鏡(メタちゃん)、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL、
眠り火×10@落第忍者乱太郎、アクション仮面人形@クレヨンしんちゃん、タワー内放送用マイク
[思考]
第一行動方針:タワーへの来訪者を待つ
第二行動方針:メロと接触したい
基本行動方針:自分では動かず、タワーを訪れる参加者と接触して情報や協力者を集める
最終行動方針:殺人ゲームを阻止する
参戦時期:メロ死亡以前
【ニア@DEATH NOTE】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、双眼鏡(メタちゃん)、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL、
眠り火×10@落第忍者乱太郎、アクション仮面人形@クレヨンしんちゃん、タワー内放送用マイク
[思考]
第一行動方針:タワーへの来訪者を待つ
第二行動方針:メロと接触したい
基本行動方針:自分では動かず、タワーを訪れる参加者と接触して情報や協力者を集める
最終行動方針:殺人ゲームを阻止する
参戦時期:メロ死亡以前
【眠り火@落第忍者乱太郎】
モグラの血、イモリの血、ヘビの血、その他秘伝の薬を調合し、紙で包んでこよりにしたもの。
一種の幻覚剤で、こよりの端に火をつけてから投擲して使用する。
煙が広がるのに少し時間が掛かるが効果は絶大で、煙を少量吸い込んだだけで判断力の低下や幻覚作用を伴い、
さらに大量に吸引してしまうとあっという間に眠って(というか昏睡して)しまう。
応用的な使い方として、煙を吸って朦朧状態の相手に暗示をかけることによって相手に錯覚を与えることが出来る。
屋外では煙が拡散してしまうので屋内での使用が望ましい。ただし自身の煙対策は必須。
なお、火付け道具一式(火打石や点火用の火縄など)がセットになっている。
モグラの血、イモリの血、ヘビの血、その他秘伝の薬を調合し、紙で包んでこよりにしたもの。
一種の幻覚剤で、こよりの端に火をつけてから投擲して使用する。
煙が広がるのに少し時間が掛かるが効果は絶大で、煙を少量吸い込んだだけで判断力の低下や幻覚作用を伴い、
さらに大量に吸引してしまうとあっという間に眠って(というか昏睡して)しまう。
応用的な使い方として、煙を吸って朦朧状態の相手に暗示をかけることによって相手に錯覚を与えることが出来る。
屋外では煙が拡散してしまうので屋内での使用が望ましい。ただし自身の煙対策は必須。
なお、火付け道具一式(火打石や点火用の火縄など)がセットになっている。
【アクション仮面人形@クレヨンしんちゃん】
みんなのヒーロー、アクション仮面の人形。それ以上でも以下でもない。
みんなのヒーロー、アクション仮面の人形。それ以上でも以下でもない。
【モンスターボール(メタちゃん)@ポケットモンスターSPECIAL】
メタモンの「メタちゃん」が入ったモンスターボール。本来の所有者はブルー。
基本的な設定は>>295のウツドンに準ずる。
メタモンの「メタちゃん」が入ったモンスターボール。本来の所有者はブルー。
基本的な設定は>>295のウツドンに準ずる。
メタモン独自の設定は以下の通り。
- 使えるわざは「へんしん(細胞を組み替えて有機物・無機物を問わず姿をコピーする)」のみ。
- へんしんの対象は「(参加者以外の)使用者の視界に存在するもの」に限る。
- ポケモンや召喚獣など、参加者以外の生命体にへんしんする場合に限りPP(最大10回)を消費する。
その場合は対象の持つ固有の能力もコピーできる。なお無生物にへんしんする場合は、回数は無制限。
- 一度へんしんしたものなら、対象が近くに無くても後で再び変身しなおすことが可能(前述の参加者以外の生命体を除く)。
- 時間制限は、他の生命体にへんしんした場合は1時間。無生物の場合は無制限。
- 支給品にへんしんすることは可能だが、それの特殊能力まではコピーできない。また、銃にへんしんしても弾は撃てない。
- 参加者には変身できないが、使用者の体表に張り付いて他の人間をトレースし、使用者の容姿を対象そっくりにすることは可能。
- 首輪にはへんしんできない。
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