ゴロネコ藩国@Wiki

医忍設定文

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【医師+忍者】設定文


彼らの手には、常に刃物がある。
人の命を救う為。
人の命を奪う為。
彼らは技術を磨き続ける。

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自然に恵まれたゴロネコ藩国では、生物学としての人体研究による医学の発展と共に、天然資源を活用した予防医学としての薬草学も発展している。
とくに、植物が含有する滋養強壮成分を体内に取り入れることで、病気への抵抗力を基礎から高める予防方法は、元来、やせぎすで身体が強いとはいえないゴロネコ藩国民に適していた。

発展に最も貢献したのが、深い森の奥にある隠れ里の一族であった。
古くから森の多種多様の植物についての深い知識を持ち、薬草を使用した医療、新薬開発の技術を持つ彼ら一族は、忍者の末裔でもあった。
古くから、人体の構造に詳しく、刃物の扱いにも優れ相手の急所を的確に狙った攻撃をする彼らには、結果としてだが、刃物を使用した外科治療の技術も多く習得、伝承されている。
彼らの使用する薬草の中には、用法を誤れば毒草となるものも多く、薬草の調合技術はそのまま毒薬の調合技術としても使用可能である。
そのため、それらの悪用を恐れた彼らは、一部を除き、普段は隠れ里に居を構え、己が持つ技術の研鑽に励みながら、薬草の採集や調合、自家栽培を行っている。
甘くておいしい飲み薬は、医者嫌いの子供たちからも「いける」ともっぱら評判である。

一方、これらの知識は、身体的不利を補う為、諜報・防諜・かく乱任務における潜入活動の際、睡眠薬や痺れ薬、下剤などの体調変化を引き起こす調合を行い、潜入時の障害を取り除くことに利用される。

器用さを生かした外科治療は、高速かつ正確に行われるため、患者の負荷が少なく術後回復が早い。この技術は、戦場においては俊敏かつ器用な身のこなしで、正確に敵の急所を射抜く戦闘行動として発揮される。
ただし、あくまで人の命を救うことを目的として戦闘を行うため、長い耳など五感をフル稼働させた索敵行動や戦闘補助行動が主となる。
また衛生兵としても優秀で、医療知識を駆使し戦場において治療救命活動にあたる。
戦時下においては、アロマテラピーや心療ヒーリングによる精神的ストレスケアも行う彼らは、男女問わず、敬愛すべき癒し手として、絶大な人気を誇る。

(草案:YOT、アールヴ・改稿:榊聖)


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