ゴロネコ藩国@Wiki

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yot

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だれでも歓迎! 編集

L:寮 = {
 t:名称 = 寮(施設)
 t:要点 = 寮,そこに住むメードなど
 t:周辺環境 = 宮廷,庭園
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *寮の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *毎ターン犬妖精/猫妖精+2機される。この時食料は必ず-6万tされる。
 }
 t:→次のアイドレス = 暖かな家庭(施設),保育園(施設),後藤亜細亜(ACE),吹雪先生(ACE)

寮外観、宮廷(政庁)と橋で結ばれた寮屋上の空中庭園 絵 YOT

 ゴロネコ藩国寮。政庁に並び立つこの寮は、男子棟、女子棟、共同棟に分けられている。
各棟の名前は男子棟が「薔薇」、女子棟が「百合」、共同棟は「花園」と、藩王直々に名づけられたものである。
しかしほとんどの寮生はそれを使ってないらしい。
 寮内には集団部屋と個人部屋が設けられているほか、食堂や図書室、屋上庭園、大浴場などがあり、特に図書室やトレーニングルームは共同棟に設置され、一般開放もされている。

寮内の二人部屋、家具として二段ベット、本棚つき机、衣装ダンス等が据え付けられている。
絵 YOT


猫妖精のメイドさん。
絵 YOT


ゴロネコ藩国寮の休日

 いつもどおりに朝が来る。しかし今日は少しだけ違うことがある。なんと今日は仕事が休みなのだ。やたら頻繁にトラブルが起こるこの国で、久々に丸一日の休暇を頂けることになったのは役人の過労が原因とも聞くが、今は触れずにおこう。
 ごろ寝をしていたいところだが、そうしていては朝食を食べそこなってしまう。朝食は大事なエネルギー源だ。なによりこれを逃すと一日が始まらない。最低限の身だしなみは規則で定められているので、顔をちゃちゃっと洗って食堂へと急ぐ。

 食堂はすでに人が集まっている。少し出遅れたようだ。
「おーい、こっち空いてるよ~。さっさと配給もらってきなー」
 手を振っている武田さんとエストさんを見つける。もう席を取っていたらしい。食堂は十分なスペースがあり、人があふれることはないのだが、やはり友人同士で食べるのが一番楽しいだろう。カウンターで配給を受け、席に着く。今日の朝食はトーストと目玉焼きだ。
「二人とも、今日はどうするつもり? 俺はせっかくの休みなんだし、普段できないことでもやるつもりなんだが」
 武田さんがふと聞いてくる。
「ん~、どうしよう。集めたい資料もあるし、寮で過ごしてみるのもいいかもしれない。休日ならではの発見もあるだろうし、ついでに寮散策でもするよ。エストさんはどこか遊びに?」
「そうだね、どこかでぶらぶらしてくるよ。あまり出費はしたくないし」
 さすが倹約家。そうなると全員別行動になるな。
 そう言うと、武田さんはそっかーと言いながらまた食べ始める。…なぜかがっついて食べている。料理が逃げるとでも思っているのだろうか。視線に気づいたらしく、何だ? と首をかしげるが、ここはなにもないと言っておこう。

食事を終え、返却口へとトレーを返す。二人に別れを告げ、まずは資料集めをすることにする。以前田畑の見回りに行ったとき、よりよい農法はないかと気になっていたのだ。
 図書室で何冊か専門書を読み、メモを取る。なかには思いもよらぬ栽培方法が載っていたりして、なかなかに面白い。これをまとめて具体案を練れば、きっとより効率よく農業ができ、労働の軽減につながるかもしれない。そう思うと胸が躍る。
そういえばさきほど資料を取っているとき、藩王さまと六花さんが怪しげなスペースに入っていったのが非常に気になる。あそこにいったい何があるんだ。今度誰かに聞いてみよう。

専門書に大体目を通したところで、気になるものを数冊借りた。少し疲れたので、屋上庭園で気晴らしついでに散歩だ。資料はあとでまた自室で読もう。
自室に本を置いたついでに猫士を散歩に誘う。こいつめ、まだ寝ていたのか。さすが猫士、時間さえあれば寝ているのだな。
屋上庭園には噴水や花壇があり、くつろぐには絶好の場所だ。今日は天気も良いから、なおのことだろう。猫士は噴水でできた虹と格闘を始めた。自分はというと、転がってその光景を楽しんでいる。私はこういう風景が大好きで、そのために政庁に入ったようなものだ。いつかこの温かな雰囲気を世界中に広げたい。

ぺち。
猫士の肉球が顔面に当たる。いつのまにこっちにきたのだ。
ぺし。
今度は少し強め。しかし肉球のおかげで実に気持ちが良い。もう少しやってもらおうか。
にょきっ。
爪だ。それは痛い。起きる、起きるから。それはやめてくれ。
 ぼーっとしているうちにうたた寝していたようだ。時間があれば寝ているのは、自分も同じだったらしい。猫はみな似たようなものなのだな、と一人納得してみる。
 どうやらお昼時らしい。起こしてくれたことに感謝し、食堂まで抱っこで移動する。

出かける人が多かったようで、席が結構空いている。ちなみにこの食堂、椅子が回転して猫士でもテーブルで楽々食べられるようになっている。この椅子で遊ぶ者もたびたびいるのだが、大抵はやり過ぎて目を回す。
「ああ、そこにいるのはウルくんじゃないか」
 番長登場。ででででーん。…いや違う。あの金髪は雑賀さんか。
「こんにちは。雑賀さんもお昼ですか?」 席を空けながら、略式敬礼。
「いや、ちょっと寄っただけ。これから資料を集めに行くついでにね」
「そうですか。俺でよければ手伝いますよ」
「一人で大丈夫ですよ。折角の休日だし、のんびりして明日に備えて下さい」
 そう言って去っていく雑賀さん。ここはお言葉に甘えるか。…しまった、陛下のことを聞くのを忘れていた。うーむ、今度YOTさんに聞いてみようか。

 ロビーへ行くと、アールヴさんとわたどりさんがいた。なんか休日なのによく人に会うなぁ。みんな寮で過ごす気分だったんだろうか。
「こんにちは~、お二人とも何話してるんですかー?」
「あ、ウルさん。こんにちは~」「こんにちわ」
「ちょうど今、話をしてたところでね。これなんだけど」
 そうしてわたどりさんが一枚の紙を差し出す。…ん、何か見覚えがある。そうだ、前に拾って掲示した、わたどりさんの落し物。
「これ、なんかコピーして配布されちゃっててさ。至る所で声をかけられて、ちょっと恥ずかしかったって話してたんだよ」
 少し照れながら話すわたどりさん。まんざらでもない様子を見ると、実は嬉しいんだろう。
「雑賀さんあたりでしょうね、こういうことするのは」
 苦笑交じりにアールヴさんが言う。うむ、確かに雑賀さんならやりかねない。というかやる。
「そういえばさっき、図書館に行くって言ってましたよ。資料集めとかで」
「そうかー、忙しそうだなぁ」
「でもばらまくくらいの時間はある、と。なんだかなぁ」
 三人で笑いあう。周りも似たようなもので、仲間同士でトランプやチェスをしているようだ。

そのあとしばらくうわさ話や近況の話で盛り上がり、各々の用事もあるので解散となった。
自分の用事はというと、猫士におやつを買いに行くことだ。購買にある猫缶がお気に入りらしく、以前から催促されていたのを忘れていたのだ。
 購買には筆記用具から弁当、小物も売られているので、寮生はもっぱらここで買い物をしている。フードに入った猫士に急きたてられ、目当ての猫缶を手に取る。…ついでに自分のつまみも買っていくか。煮干しと猫缶、ハンニバルたちへのプレゼントにマタタビを買って購買を出る。
 その足でトレーニングルームへ。これは日課で、毎日2~3時間はトレーニングするようにしている。休みでも怠けてばかりはいられないという事と、習慣化しているため止めるとペースが狂ってしまうのが主な理由だ。

トレーニングルームとは言っても、置いてあるのはマットやダンベルといったものと、猫士用にキャットタワーが設置されているくらいのものだ。基本的に、走りたいなら外に行けばいいし、森で動いたほうが気分は良いという理由であまり道具は多くない。雷が鳴っていたりして外に出られない時に重宝されている。
向こうではアムさんが木人を相手に練習している。木人はたまに使うのだが、やってみるとこれがなかなか難しく、面白い。
 ストレッチのあと、基礎練習をこなす。その間猫士はたいてい寝ているのだが、今日は気分が乗っているらしく、キャットタワーを飛び回っている。落ちてもきちんと着地する方法を今度教えてもらおう。もしかしたら三回転半もできるかもしれない。

 一通りメニューを終わらせると、いい時間になっていた。もうじき夕食だ。こうして運動した後はご飯がおいしく感じられるから、一石二鳥なのだ。
 寝ている猫士を抱えて三度目の食堂。今日は果実カレーで、近隣の農家の人が持って来てくれたらしい。次にあったらお礼を言っておこう。
夕食の担当は寮生の持ち回り制で、それぞれの班が工夫を凝らした料理を作っている。料理の苦手なものもいるが、回数を追うごとに慣れ、簡単なものなら自炊できるようになったらしい。以前モンスターを作り出したときに総出で鎮圧にかかったのも良い(?)思い出だ。

夕食後、自室で少し休憩してから大浴場で風呂である。風呂は良い。なにせ心も体も温まるのだ。ここの湯は温泉が引かれているので、疲労回復にもってこいである。
体を洗って湯船につかっていると、YOTさんがやってきた。
「YOTさん、お疲れ様です」
「ああ、お疲れさま。ずっと寮にいたらしいね、なにか新しい発見でもあった?」
「そうですね~、今日は人と会うことが多くて。意外にみんな寮内にいるんだな、と」
 あはは、みんな行くところは似てるのかもねー、なんて言いながら湯につかるYOTさん。
「そういえば今日、藩王さまと六花さんが図書室の変なスペースに入って行きましたけど。あそこって何かあるんですか?」
 昼前のことを思い出しながら、聞いてみる。YOTさんなら知っているかもしれない。
「……。あそこは、簡単に言うと、藩王のご趣味、みたいなものですよ」
 YOTさんが目をそらしながら答える。確かに、なんてわかりやすい説明なんだろう。想像したくない。
「あのご趣味は少し勘弁してほしいですね…。ここも盗撮されてたりー、なんて思って…」
 苦笑しながら言ったその台詞が、なぜかとても引っかかる。なぜだろう、そんなことは、ないと、思いたいのだが…
「…今度探しますか」 暗い声でつぶやく。
「ええ、そうしましょう。それも出来るだけ早く」 真剣な顔でうなずくYOTさん。
 その後の捜索で、いくつかの不審物(妙に重いアヒル人形や洗い場にある謎の箱)が回収された。その中身はその場で処分されたらしい。

 風呂上がりのほてった体を覚ましながら本を読む。明日からまた仕事だ。やらなきゃいけないことはたくさんある。今日みたいにのんびりはまたしばらくできないかもしれないが、いつか毎日がのんびりしているような国にしたい。そのためにはたくさんの課題をクリアして行く必要がある。
 さぁ、明日に備えてもう寝よう。また忙しい日々が始まるのだ、しっかり寝なければ。

明日の、未来の平穏な日々のために。

文 ウル


藩国軍の火力を支えているのは魔法使である、そんな彼らの多くはなぜか婚期を逃している、なので藩国の独身寮は大盛況である。
管理人さんは忍びの里より選ばれた藩王様に瓜二つのクノイチが行っている。
もっとも噂によると何に影響されたかは知らないが「男子寮の管理人になりたい。
私の影武者を管理人にしなさい、時より入れ替わって男子の園をに・・・。」という藩王の趣味により管理人が選ばれたとかえればれていないとか。

文 アム


ここは、ゴロネコ藩国の寮です。 婚期を逃してしまった魔法使いや夜な夜な修行をし始める世界医忍侍、時々いる藩王様・・・などなどがいます。 住み心地はなかなか快適らしく、暑くても上半身裸の男子がうろついており、黄色い歓声が聞こえてくるらしい・・・

「にゃーーーー」(寮のほうから聞こえる声)
武田”大納言”義久「摂政さんよう・・・」
YOT「またか・・」
ウル「元気だなあ(笑)」
藩王様らしき声「ちょっとまってーーーー」
わたどり「どうします?」
アム「あまり近づきたくないかも・・・」
藩王様らしき声「あっ!!いいところに!!」(近づく足音)
YOT「・・・逃げるぞ。」
武田”大納言”義久「へ?って、うわあああああ!」
わたどり「・・・あ」
ウル「武田さん捕まってるーー」
アム「南無」
逃げ出す他 
YOT「しまったな・・・藩王の事深く教えてないぞ・・・。」
ウル「そっれって不味いんじゃあ・・・」
アム「ヤンキーだから平気じゃ?」
遠くの声「いいいやあああああ!」
一同「・・・」
YOT「・・・仕事が溜まってるから、帰ろうか?」

文 武田”大納言”義久

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