Pottaの錬金術バンザイ

乾電池白書

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乾電池白書

いろんな所で使われている割に原理について案外よく知られていない乾電池。
ワンコさんから依頼があったので(やっと)まとめてみました。。。
ちなみに乾電池の語源は、乾いた電池。
その昔、イタリアのボルタが発明した電池は液体を用いていたのでこぼれることが問題でした。そこで日本の屋井や、ドイツのガスナーが石膏で固めたこぼれない電池を発明。これが乾いた電池の由来です。


1、分類
太陽電池や燃料電池などの言葉が良く聞かれる昨今ですが、一般的になじみの深いであろう乾電池は大きく分けて使い捨て式充電式の2タイプに分かれます。

○使い捨てタイプ(1次電池とも言う。放電のみ)


@マンガン電池


@アルカリ電池


@亜鉛空気電池

○充電式(2次電池ともいう。電流を逆に流すことで充電。蓄電池)


@鉛蓄電池


@ニッケル水素電池(単3型充電池)


@リチウムイオン電池(ノートパソコン電池)

☆これら電池の電圧、特徴などをまとめてみました。

そのほか、最近、燃料電池という言葉が盛んに叫ばれています。
これは水素やアルコールを電気的に酸化させて(燃やして)電流を作る電池です。
乾電池と考えるとカテゴリーが現段階では異なると思うので
詳細はまた別の所でご紹介できればと思っています。


@電池体系図(某電池メーカーHPから借用。とってもわかりやすかったので(_ _,)/~~ )



2、その他(産業利用ほか)
  • 乾電池はJIS規格品であるが、メーカーにより微妙に仕様が異なる場合がある。そのため、異なるメーカー品の組み合わせで使用すると保証が受けれなくなることがあるため注意しましょう。

今回はこの辺でご勘弁下さい( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!


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