【問題】
彼は死んだ
絶望しかないその中で希望を抱いて
きっと彼の魂は救われただろう
状況を説明してください
【解説】
彼は十年に一人と言われた天才
しかし病を患い二十歳までいきられないと診断される
彼には恋人がいた
しかし彼の容体が急変した日に彼女は立ち合う事が出来ず遺体とのみ対面する事に
月日は流れ数年後彼の入院していた病院の事がニュースに出ていた
脳を使った実験を幾度となく繰り返ししかもそれは彼の脳を使っていたのだ
彼の命をもてあそばれた事に激怒した彼女は病院に乗り込み彼の脳を保管した容器を破壊する
彼は愛する人に救ってもらわれた事で救われた
【問題】
その部屋で二つの死体が発見された。
ソファーに寝ている男性の死体は側頭部に鈍器で殴られたような傷があり
手にはウイスキーの瓶を握っていた。
もう一つは全裸の女性の死体で、床に無造作に転がっている。
腹部には鋭利な刃物で刺されたような傷。女性の周りは水滴で湿っていた。
いったい何があったのだろうか?
【解説】
妻を通り魔に殺され悲観した夫は、妻をそのままの姿で保つため
自宅で冷凍保存し、毎日のように語りかけ愛で続けた。
その日も、夫はいつものよう酒を浴びるように飲んでいた。
冷凍庫から妻を引き出しもう動くことのない妻に語りかける。
酔いがまわりフラフラになった夫はそのままソファーに倒れこんだ。
妻の体は冷蔵庫から半分飛び出し、今にも落下しそうだったのにも気づかず。
そして、冷凍庫のファンがとまる衝撃で妻は滑り出し、夫の側頭部を打った。
【問題】
換気扇と照明以外何も無い広い体育館のような空間
そこにたくさんの男女がギュウギュウ詰めにされている。
自分のまわりの数人の顔しか見えるものは無い。
そんな中で我慢できなくなった一人が近くにいた人を殺害した。
被害者の悲鳴がその空間に響き渡る
その瞬間そこにいたほとんどの人が殺された人の顔がわかった。
どうして?
【解説】
気が付くと広い場所にギュウギュウ詰めにされていた人たち。
しかも特殊メイクなのだろうか、全員同じ同じ顔だ。
視界にいる人間が全て同じ顔という異常な状況。
皆分けも分からず立ち尽くしていると悲鳴が…
「お、俺に殺される!!」
その瞬間そこにいた者のほとんどはこの顔が
今殺された人物の顔であろうということに思い至った。
【問題】
彼は私達をひき連れてこの場所にやってきた
ここにはそこらかしこに死体が落ちていた
彼は平気な顔をしているが
私達はその光景を目の辺りにし青ざめ
中には吐き気をもよおす者まで居た
いったいここはなに?どんな状況?
【解説】
ここは通称、死体農場と呼ばれる
人間の死体を放置して様々な環境に置かれた時
どなような経過で腐敗していくかを観察する野外研究施設
実際にアメリカのアイオワ、テネシー州などに存在する。
犯罪の科学捜査の参考になったり、法医学の研究にも役立っているそうな
彼=死体農場の所長or職員。もう見慣れているため腐乱死体を見ても平気な顔で居られる
私達=医大生など、人類学や法医学などを学んでいる見学に訪れた学生
テネシー大学で人類学を専攻する私達は
大学の研究施設のひとつである死体農場を
監理している所長の好意で見学させてもらえることになった
普段から授業で死体の解剖などを行っていた私達だが
実際に放置してある死体を見ると平常心でいることは無理だった
死体はどれも腐食しており、ウジがわいているものや
凄まじい悪臭を放つもの、白骨化しているもの、中には液体化しているものまで・・
あまりの光景に私達は青ざめ、
中には朝食をそこらにぶちまけている者までいた。
米国の推理作家パトリシアコーンウェルが作品中でこの施設を紹介したのが
知られるようになったきっかけのようでミステリーものの映画などでもたびたび登場したりしております。
【問題】
最初は何も気づかなかった。
男女は自分たちの命を守ろうとしただけだ。
予定通り男女は全員が助かった。
しかし、男女はある事に気づき驚愕した。
特にその中の2人が青ざめた。
どういうこと?
【解説】
有名なオカルト話「スクウェア」
雪山で遭難して、山小屋を見つけた男女4人は
「このままでは凍死してしまう。眠らないように
部屋の四隅にそれぞれが立ち、誰かが壁際を進み、誰かの背中をタッチ。
タッチされたものは同じ方向に回り次の人をタッチ。
これを朝までやり、誰も眠らないようにしよう!」とスクウェアを実行した。
思惑通り誰も眠らず、朝を迎えることができ、誰も凍死しなかったが
よく考えるとこれは4人ではすることができない。5人目の存在に全員青ざめた。
特に「一晩中5人目をタッチしてた人」と「タッチされてた人」の2人はより青ざめた。
【問題】
男Aと男Bは親友同士。
AはBにあるウソをつく。
しばらくの間は幸せだった。
しかし、Aの誤算により、AはBに同じウソをつき続けなければならなくなった。
やがて限界が来て男Aも男Bも不幸になった。
状況を説明せよ。
【解説】
Aは探偵業を営んでる。
漫画の中とは違って、その業務内容はほとんど浮気の調査。
Bは自分の妻(C子)が浮気をしているとの疑いを持ち、
一番信用できるAに依頼を頼む。しかし、C子の浮気相手はA。
AはBに「浮気の事実は認められない」とのウソ報告をし、同時にC子との関係をすっぱりと断つ。
しかし、C子は生まれつきの浮気性。
Aとの浮気が終了したことにより、他の男に手を出しまくる。
妻に疑いを持つたびにAに再依頼をするB。
C子はAを「夫には『調査したけど浮気はない』と言ってね。
もし、私の浮気をバラすなら、最初にあなたと浮気してたことも言うから。」と脅した。
脅されたAはC子の言いなりになり、Bにウソ報告をし続ける。
やがてAのことをも疑い始めたBは独自に証拠をつかむ。
C子を追求するB。開き直りすべてを話すC子。
壊れた家を朽木で補強し続けたような人間関係は完全に崩れ落ちた。
【問題】
「沢山の人が死んだ。
中には死んで当然の者も居ただろう。だが、中には理不尽に殺された者だっていたはずだ。
しかしこの悲劇を楽しむ悪魔が居る限り、惨劇は繰り返される……」
そう言い残して、男は死んだ。
男はなぜ死ななければならなかったのか?
【解説】
『誰か死んだ方がショッキングだから』
ここはVIPウミガメスレ。多くの出題で、人が殺され、あるいは自殺し、あるいは事故に巻き込まれる。
ストーリーの進行上、どうしても死ななければならない人も多いのだが、
別に殺されなくても、自殺までしなくてもというケースも多々ある。
というのも、人が死んだ方が問題を作りやすく、ショッキングなため興味を惹きやすいからだ。
そんな理由で殺された人にとって、VIPPERはまるで悪魔のように思えるだろう。
そう、この男は出題のためだけに、理不尽に作者に殺されてしまったのだ。
【問題】
ある日私は誘拐された。
しかも、あろうことか売買された。
でも良いのだ。きっと新しい私が代わりになっているのだから。
私は誰?
【解説】
彼女は店頭にある人形。
貴重価値があるので盗まれてしまった(誘拐された)
でも、人形なので代わりがある。
元ネタはペコちゃんが誘拐された(窃盗された)事件
【問題】
自分から助けを求める電話があった。
どういうこと?
【解説】
いま電話があって俺がバイクで事故を起こして警察に捕まったらしい。
しかも相手が妊婦で流産までさせてしまったそうだ。
示談にするから金振り込めっていうし、電話の向こうで俺は泣いてるし、
いったい俺はどうしたらいいんだ。
【問題】
新幹線の線路内を歩いていたら、駅員が俺にあやまって来た。
なぜだろう?
【解説】
地震の影響で電線が切断され、新幹線が全線ストップ。
新幹線に乗っていた俺は、最寄り駅まで線路脇を歩いた。
駅に着いたら、駅員が「ご迷惑おかけしまして、申し訳ありません」と言った。
お盆の帰省ラッシュの最中だったので、駅員も乗客も皆、大変そうだった。
実話。ソースは下。
tp://topics.kyodo.co.jp/feature09/archives/2005/08/post_9.html
【問題】
図書館で本を借りた。
数ページ目に絶望の言葉がかかれていて、すごくショックを受けた。
しかもボールペンで書かれていて消すことができない。
「他の人に私と同じ思いをして欲しくない。」と思い、
10数人の友人や家族の協力で、その本に処置を施した。
何があった?
【解説】
借りた推理小説の最初の方のページに登場人物紹介があった。
その中の一人の名前が○で囲まれ、「犯人」と書かれてあった。
次に読む人のために、自分を含め10数人の違う筆跡、違うボールペンで
すべての登場人物を○で囲み、「犯人」と書いた。