工業設計口頭試問 wiki

20 高齢者と体力

最終更新:

idsimon

- view
だれでも歓迎! 編集
  • 骨格系

    骨量低下
    女性は閉経後に一気に骨量が低下する。
    男性は70歳、80歳くらいから骨量が低下する。
    一定の骨量の相対値以下になると、骨粗鬆症になる。
    具体的な症状は腰や背中の痛み、腰が曲がる、
    背が縮む、骨がもろく折れやすくなる、など。

    軟骨の老化
    関節軟骨がうすくなり、主成分のコラーゲンが変質
    することで、クッション作用が低下し、
    変形性関節症を引き起こす。
    また、軟骨の老化により巧緻性の低下、
    運動学習の低下が見られる。

    筋力の低下
    20歳の時の筋力を100%として、70歳の時には
    上肢 上腕屈筋群では87%、上腕伸筋群では76%、
    下肢 大腿屈筋群では81%、大腿伸筋群では60%
    まで筋力が低下する。

  • 生理的機能の低下

    行動体力は1歳につき1%能力が下がる。
    (例 : 握力、ボール投げ、立位体前屈など)

    体力回復の速さは遅い。(個人差大)
    高齢になってからのダメージは体にこたえる。

  • 以上のことにより、高齢者には転倒が多い。
    転倒は寝たきりの原因の第3位。
    転倒をする原因は、体の問題と環境の問題の2つ。
    体の問題としてあげられるのは、下肢の筋力低下、
    平衡感覚の低下、歩行しにくい、危険を認識できない、
    よく見えない、よく聞こえない、など。
    もう一つは環境の問題。
    段差をなくす、手すりをつける、などで解決できる。


コメント欄

名前:
コメント:



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー