9 体温調節
定温度物がその体温をほぼ一定に維持する機能。
視床下部にある体温調節中枢による。
放熱と産熱の二つの作用の調節により行われる。
視床下部にある体温調節中枢による。
放熱と産熱の二つの作用の調節により行われる。
外温が低いときは皮膚の血管が収縮して体温の発散を防ぐとともに筋肉活動が促進されて高体温を保ち、外温が高いと発汗や呼吸が盛んになって体温を低下させる。
- 体温調節には、自立性体温調節反応、
行動性体温調節反応、文化的体温調節反応がある。
自立性体温調節反応の例は、
皮膚血流量の増加・減少、ふるえ、発汗、とりはだなど。
行動性体温調節反応の例は
ひなたへ出る、運動、日陰に入る、水浴など。
文化的体温調節反応は
衣服、換気、住居、暖房、冷房など。
- 動静脈吻合
血管拡張時に、手のひらの毛細血管を経由させず、
直接動脈から静脈に血液をバイパスさせて
前腕からの熱放散量を増やす。
コメント欄