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ここは何処かの採掘場。

その中の広い場所に子供たちが集められていた。
周りには多数の戦闘員が逃がすまいと監視している。

「こわいよー」
「ぱぱー、ままー」
「かえりたいよぅ」

口々に子供たちの恐怖と悲しみの声がこだまし、すすり泣く声もする。
一方、入り口付近ではごてごてしい格好の敵幹部カーダクインが怪しげな儀式の準備をしていた。

「ククク、体は無事に帰してやろう…洗脳してからな」

敵幹部カーダクインは子供たちの苦しむ様子を満足気に感じながら笑う。

「そうだ、世界の未来は子供たちが担うもの。つまり!子供たちを我々の思い通りにすれば世界は我々ガチモイキドのものになるのだ!」
フハハハと高笑いを響かせていた。

その時――

「待て!そうはいかないぞ!!」
「何奴!?」

姿は見えずとも声は聞こえ敵幹部カーダクインは身構えた。
どこからともなくテーマが流れる。

「スカーレットルビーレッド!」
「ロゼクロムスズピンク!」
「コバルトラピスラズリブルー!」
「オーレントパーズイエロー!」
「ヴァートエメラルドグリーン!」

スカーレットルビーレッドを中心に、五人がそれぞれ名乗り出ながら並び決めポーズをとる。

「防衛戦隊!」
「「「「レンレンジャー!!」」」」

ドカーン!
5人の背後から爆発とともにそれぞれの色の煙が上がる。

「クッ、レンレンジャーだといつの間にッ…しかし、こちらには子供たちがいるということを…」

5色の煙が消える頃、敵幹部カーダクインは悔しさをにじませながらもレンレンジャーを脅そうとする。

「おっと、残念だがそれはない」
「なんだと…?」

5人とは別の声が聞こえ、そちらを見ると…

――――――

「どう?私の今回の傑作は。レンジャーというものがこれでもかと分かるほどの内容じゃない?」
「………」
「そ・れ・に!今をときめくレンレンジャー、二次創作しなきゃオタクが腐るわ」
「……………既に腐じゃないか」
「へ?何か言った?」
「……何も」
「爆発で吹っ飛んだピンクを(規制されました)とかどうよ」
「ピンク系総攻…採掘場で5色と敵幹部が(以下激しく規制されました)」
「「!!」」
「鬼才現わる」

こうして平和に夜が更けゆくのであった。
避難民は根強い不安があるものの、それを自分なりに昇華し乗り越えようとしているものも少なくない。
昇華仕方がなにやらズレている節があるが、なに気にすることはない。
人は強いのだ。

(文責:遊佐 呉)