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● 政治哲学〔Wikipedia〕
● &blankink(政治哲学〔日経ビジネス内検索〕){http://business.nikkeibp.co.jp/search/index.html?KEYWORD=%25E6%2594%25BF%25E6%25B2%25BB%25E5%2593%25B2%25E5%25AD%25A6&SORT=desc}



■ 現代の政治哲学に通じる「自己の保存」というリアリズム  「日経ビジネス[中山元の哲学カフェ](2010年7月15日)」より
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前回から読む)

 自己への愛に依拠すること、これは近代の政治哲学の端緒を告げる重要な視点だった。それまでは人々が社会を作り、人々と結びつきを作りだし、国家を構築するのは、人間の本性の働きのためだと考えられていた。この伝統をごく駆け足でたどってみよう。

人間の本性と国家――アリストテレスの政治哲学

 アリストテレスはすでに「人間は自然にポリス的な動物である」[1]と定義していた。この定義によると、人間はその本性からして政治的な生き物であり、人間の最高の善は、ポリスで生きることによって実現されることになる。「共同体へと向かう衝動は自然にすべての人のうちに備わっている」[2]のであり、「共同することのできない者か、あるいは自足しているので共同することを少しも必要としない者は決して国の部分ではない。従って野獣であるか、さもなければ神である」[3]。国家を作らない者は、神のように人間を超えているか、野獣のように人間以下の生き物なのだ。

(※mono....以下、サブタイトルのみ転記。詳細はサイト記事で)
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  • 最高善――キケロの政治哲学
  • 法と国家――アクィナスの政治哲学
  • 啓蒙の政治哲学
  • ホッブズの新しさ

(※mono....以下会員記事)















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最終更新:2018年02月02日 09:55