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■ WMD再び:二度目は茶番(4)ザハロワさん 「DEEPLY JAPAN(2017.4.8)」より
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化学兵器によって子供たちが犠牲になったのだという話を誰がどこで、どう証明しているのか、そもそもどんなガスが使われたのか、そんなことも全くわかっていない状態で、英米仏が総力挙げて国連で一芝居うって、それを世界中のマスコミがだーーーーっと流しまくって、アサドは自国民をサリンで殺すとんでもない政権だ、そうだそうだ、アサドを倒せ、というところでトランプは主権国家シリアに対してミサイル攻撃を行った。つまり、一方的に開戦している状態。

(ということは、シリアはアメリカ本体に対して報復を行う権利を有しているのではあるまいか?)

そんな中、ロシアのザハロワ報道官の会見がとても面白かった。Inessaさんという人がずーっと様々なロシアの映像に英語キャプションを付けてくれているのだが、これもその一つ。

Syrian Gas Attack is a Lie - "Stop Your Governments!" - Russia

ザハロワさんは、CBS(アメリカ)の記者からの質問をきっかけに、そもそもそのサリンがどうしたという事件は調査されていない、シリアの化学兵器に関するエクスパートは存在し、OPCWという国際的に認知されている団体になっているがその人たちは呼ばれていない、この状況こそ大問題だと語る。シリア政府が拒んだという話も聞かない、と。

その後この記者は、でもそのサリン問題が起こったところは危険なので行けなくて・・・などと言い出す。

するとザハロワ報道官はこう答える。

危険だから、適当な偽情報で政治的な判断をするわけですか?
危険です。そうです、イドリブ県は確かに危険です。ではそこには誰がいるのでしょう? 彼らは西側が「moderate opposision」(穏健な反体勢派)と呼んでいた人ではないですか?


語るに落ちたってやつですね。

最初からわかっていたことではあるんだけど、こうして質問、反論が繰り返されるとこの事件のバカさ加減が確定する。やっぱりこういう対話は重要。ロシアは理性的に健康でいいよなぁとかマジで思う。嘘と芝居が好きすぎて無茶苦茶になってる現在のアメリカではもうこういうことはできない。アメリカは文明的に孤児になったなぁとあらためて思う。「問題ない」以外の言葉を知らない官房長官が厳然と存在できちゃう国では基本的に対話の中から真理を導く出すことへの是認、風習がないからなぁ。このへんはいつかまた書きたいが。



で、言うまでもないのだが、サリンだかなんだかの化学兵器が使われ子どもたちが犠牲になったという事件が発生したのはイドリブ県。そこはアルカイダを含む、アレッポを追い出された人たちが落ちて行った先。で、ここはシリア政府のコントロールが及んでないといっていいところ。


つまり、西側からすればお友だちの場所でしょ? そこに誰も行けないんですか、と。

そして、トランプ政権は、イドリブを攻撃するのではなくて、ISを含む外国勢力と戦っているアサド率いるシリア国軍の基地であるホムスを攻撃した、と。

米軍の行動はまったくのアルカイダ支援です、という話。わはは。

(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)

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■ WMD再び:二度目は茶番(3)ドローン映像 「DEEPLY JAPAN(2017.4.8)」より
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アメリカの伝統である無法行動によって見事に戦争犯罪人の仲間入りをしたトランプですが、それによって民主党議員などから評価され、CNNのアンカー、ザカリアは、これで本当のアメリカ大統領になった、と褒めていたそうだ。つまり、正義を語り攻撃するというスタイルこそアメリカだ、ってことらしい。

一方、ロシア軍がトマホークで攻撃されたシリア軍の空港のドローン映像をアップしていた。

Syria: MoD release drone footage of Shayrat Airbase following US airstrike
(※mono....中略)
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このへんも情報戦の一種なんだろうなとも思うけど、それにしてもへんな攻撃だとは思う。要するに、昨日考えた通り、イスラエル、サウジ、アルカイダ、民主党等々への忠誠の証としてのシリア軍攻撃だろうか。

さらに、ロシア軍と米軍の間に設けられていたコミュニケーション・ホットラインも4月8日0時を持って中断。

(※mono....以下略)

■ シリアで科学兵器を使った空爆? 「Annex to a house(2016.4.6)」より
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このニュース、科学兵器を使ったと言うことであれば言語道断なのだが、しかし、腑に落ちない部分もあって……。

(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)


シリア
■ 何とも分かり易い話 「逝きし世の面影(2017.4.7)」より
(※mono....前半『Pars Today』からの引用記事いくつかは略、詳細はブログ記事で)
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今回アメリカのトランプ政権ではバノンを外して、新しく国家安全保障会議(NSC)の正式メンバーに選らばれたアメリカ統合参謀本部議長のジョセフ・F・ダンフォード海兵隊大将はアメリカ軍の制服組のトップであり、初めての海兵隊出身者でもあるが、2015年10月1日にオバマ大統領が任命した。(前任者はマーティン・デンプシー陸軍大将)
シリアでは度々テロリストによって毒ガスが使用されたが、2013年には国連の査察団が首都ダマスカスに到着した時に、その目の前で毒ガスが使用され『シリア軍が使った』と米軍のシリア空爆寸前にまで行きかけた。
この時はロシアのプーチンが介入して、アメリカのオバマとの阿吽の呼吸でシリア攻撃は寸前で回避されアメリカ空軍がアルカイダ空軍にならずに済んでいる。(この功績で国連の化学兵器関係機関(OPCW)がノーベル平和賞を2013年に受賞する)
この様な事件では『誰が、結果的に一番得をしたか』の動機の有無こそが一番大事だが、2013年の時も今回も同じでサリンを使用したのはシリア政府よりも、欧米が支援している反政府武装組織であることは明らかである。(米軍の介入無しでは到底勝てない)
特に今回の場合には戦況は圧倒的に不利で米軍の直接介入無くしては壊滅は避けられない切羽詰まった極限状態であり、一か八かの最後の賭け(大ばくち)に打って出た。対してシリア政府軍の方は戦況が圧倒的に有利なので今無理をする必要性は全くない。今回の場合には欧米の言い分が無茶苦茶なのである。
今回もアルカイダ等のテロリストが大喜びしていることは間違いないであろう。
史上最低の支持率にあえいでいるトランプ政権ですが、困った話だがアメリカでは支持率回復の特効薬こそが、今回のような軍事攻撃だったのである。遅かれ早かれ何処かで軍事暴走は避けられなかったのでしょう。
自民党一の知恵者の町村副総裁ですが、北朝鮮にとっては逆効果で『シリアは核が無いから攻撃された』とますますミサイルや核開発に邁進するだろうと予言した。
それにしてもアメリカのやったアフガン戦争とかイラク戦争とかリビア軍事介入とか全ては情報機関とかアメリカ軍の偽情報を根拠にして泥沼に嵌って抜け出せないが、今のトランプ大統領ですが、民主党の徹底抗戦で閣僚が全員揃わないなど政府としての体をなさない有様で、軍産複合体に近いマケインなど共和党右派議員の支持を取り付ける必要があり、今回の軍事攻撃は何とも『致し方ない』成り行きなのです。


★ 安倍首相「米国の決意を支持」 シリア攻撃受け 「日本経済新聞(2017.4.7)」より
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+ 記事
 安倍晋三首相は7日午後、トランプ米大統領のシリア攻撃を受けて「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米国政府の決意を支持する」と表明した。首相は「米国の行動は、これ以上の事態の深刻化を防ぐための措置と理解している」とも強調した。国家安全保障会議後、首相官邸で記者団に語った。米国支持をいち早く表明し、日米関係の強化につなげる狙いだ。

米のシリア軍攻撃を受け、記者の質問に答える安倍首相(7日午後、首相官邸)
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米のシリア軍攻撃を受け、記者の質問に答える安倍首相(7日午後、首相官邸)
 首相は「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻さを増している」と指摘した。米国の今回の軍事行動が、弾道ミサイル発射など挑発を繰り返す北朝鮮への強いけん制になるとの思惑がにじむ。「国際秩序の維持と、同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の強いコミットメントを高く評価する」と述べた。

 首相は「米国をはじめ、国際社会と連携し、世界の平和と安定のために日本は果たすべき役割をしっかり果たしていく」と語った。だが政府内では、米国から軍事的支援を求められた場合の対応は決まっていない。

 トランプ氏は今回、シリアのアサド政権が化学兵器を使ったと断定した上で軍事行動に踏み切った。そのトランプ氏への支持を表明した首相が、軍事行動の根拠となる化学兵器の使用について確証を得ているかどうかも定かではない。

 「力による平和が必要だ」。トランプ氏は6日朝の首相との電話協議で、北朝鮮の弾道ミサイル発射についてこう強調した。「強い米国」との連携は、日本にとっては周辺国との関係で重要な要素だ。ただ、まだ先が見通せないトランプ氏の行動に歩調を合わせることには、日本側も一定のリスクを覚悟しておく必要はある。

シリア
■ WMD再び:二度目は茶番(2) 「DEEPLY JAPAN(2017.4.7)」より
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米軍が地中海からシリア軍の基地を攻撃した。トマホーク59発、シリア軍によれば死亡者は6名。

で、この攻撃はあきらかにシリア軍を狙ったもの。そのシリア軍はISと戦っている。

従って、それを攻撃する米軍はISの味方。そうです最初から、という話がより鮮明になったとも言えますね。

いやしかし、それ以外の効果は何もないという、考えようによっては不思議な攻撃。

で、そうは見せたくないので、シリアで化学兵器が使われたと言う話を作った、と。事実関係は、攻撃準備が出来たので化学兵器話をぶち上げた、ってことでしょう。米の国連大使のあのへんな様子は事実を知りたいんじゃなくて、ここで私が怒りのパフォーマンスしなけりゃ攻撃できなくなるんだから! 頑張らなくちゃ!だったんだなと。

さらに、米国務長官ティーラーソン氏は、ロシアは2013年にシリアから化学兵器を取り除いたと言ったがそれは失敗している、と事体をロシアのせいにする意向を示している。

Tillerson claims Russia failed to implement 2013 deal on destroying Syria’s chemical arms
http://tass.com/world/939912

バロンを安全保障委員会から追放して軍主導にしたのもこの戦略転換の故でしょう。

(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)


シリア
■ WMD再び:二度目は茶番 「DEEPLY JAPAN(2017.4.6)」より
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無法もののアメリカとその仲間たちの話なんか追いかけたくないんだけど、とりあえずシリアの成り行きについて、ロシア陸軍の広報担当官コナシェンコフ少将が発表しているところをメモ。

シリア空軍はイドリブ県にある倉庫を破壊した。

その倉庫は化学兵器を製造し、それをイラクに送り、化学兵器はそこで繰り返し使用されていた。

Rebel warehouse with chem weapons hit by Syrian airstrike in Idlib – Russian MOD
https://www.rt.com/news/383522-syria-idlib-warehouse-strike-chemical/



率直にいって、まぁそうなんだろうな、って感じで受け止めますね、私は。(で、イラクで使用されていたものからトラックダウンして組成の同一性が求められる、ってな展開もあるかも。)

日々起こった出来事から言っても、なるほど、って感じ。1週間ぐらい前だったかロシアのRTのスタッフがアレッポの廃墟と化した学校の建物の内部を報じていて、そこにも爆発物を作ってたとおぼしき跡があった。原料の袋とかがあったり攪拌機みたいなのがあった。

だけどそんなところで作られるのは、危険なものではあっても致死性の高い、即効性のある系統のものではないでしょうなど思ってみていた。そして、化学プラントでなければできないもの(サリンだのなんだの)とそれ以外のものを総称して「化学兵器」とか報道されていることも多いんだろうな、みたいな。

で、今回のも騒動自体が例のホワイトヘッドが持ってきたニュースみたいだから、何がどうなのか相当にインチキくさいと思って見ているのが吉でしょう。



















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最終更新:2017年04月09日 16:13