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■ ウエスチングハウス破産法適用を申請 「DEEPLY JAPAN(2017.3.31)」より
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東芝の株主総会が大騒ぎだった模様だけど、海外では主にウェスチンハウスの倒産が大きく報じられていた。どんな会社かというとこんなに古くて立派な会社なんですよというなんか死亡記事のお悔み欄のような褒め方にも見えた。

しかし、そんなに立派な会社なら一体全体どうしてウエスチングハウスはそんなに借金だらけだったのだろうか。むしろその負の来歴にあまり具体的な光があてられないことが不可解だ。

で、その問題の種について東芝さんは、

――WHを買収してからの約10年をどう総括するか。

 綱川氏「今振り返ると非常に問題のある判断だった。(原因は)一言で言うのは難しい。ガバナンス(企業統治)や意思疎通など経営の全般的なことを中心にした問題だと考えている」

と語り、米で建設中の原発については、これ以上の追加コストはないだろうとお考えの様子。

東芝社長、WH買収「問題ある判断」 海外原発事業から撤退
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14678770Z20C17A3TI1000/


さてしかし、どうなんでしょうね。

というのは、ウェスチングハウス自体も今後スポンサー探して再生する気なわけでしょ。しかしその目途が立っていない。ということは未完の米4基+中国4基について誰がどうやって金出すの、という話は残るわけだし、完成するまでにさらなる遅れだってあるかもしれず、そうなればまたお金でしょう。まだまだ東芝は油断できないんじゃないですかね。
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(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)}


■ フランス電力公社、アレバ原子炉部門買収。で、勝算はあるのか 「DEEPLY JAPAN(2016.11.30)」より
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フランスの電力公社の経営が苦境に陥っているという話。これは今に始まったことではないので、今後も騙しだましやっていけるものなのかどうかのか、わからない。

グリーンピース:世界最大の原発事業者が倒産の危機に瀕している
https://jp.sputniknews.com/europe/201611283057098/

「公開されたEDFの報告書は会社の実状を反映していない。同社はそれを隠そうとしている。原子力プロジェクトに集中することにより、EDFは競争力を失った」。グリーンピースの求めに応じ財政分析会社AlphaValueが行った調査でこのような結論が出た。

この話の過程で、つい先日こなんな話もあった。

仏電力公社、アレバ原子炉部門買収
2016/11/17付
日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM16H8R_W6A111C1FF2000/

 【マラケシュ=竹内康雄】フランス電力公社(EDF)は16日、原子力大手アレバと、EDFがアレバ原子炉部門を買収する契約を結んだと発表した。15日付で両社が文書に署名した。アレバ原子炉子会社の評価額は25億ユーロで、EDFは51~75%を取得する。残りは三菱重工業や中国企業に売却する方針で、EDFは声明で「数週間以内に議論する」と説明した。


で、どうしてフランス原子力業界が苦境に陥っていったのか、ひとつのきっけかはアレバが開発してた新型原子炉のことだったと思う。これをフィンランドに設置しようとしたが予想外に工事が難航して、当初見込みの3倍ぐらいの値段になっていって、結局その新型ってのはホントはダメなんじゃないかという噂もたっていた。

(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
















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最終更新:2017年03月31日 19:42