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● 口永良部島〔Wikipedia〕
口永良部島(くちのえらぶじま)は、屋久島の西方約12kmに位置する島である。近隣の屋久島や種子島などとともに大隅諸島を形成する。島はひょうたん型をしており、全域が屋久島国立公園となっている。温泉が豊富にあるほか、島の周辺は魚釣りのポイントも多いため、1年を通して観光客が訪れている。なお、地名(行政区画)としての「口永良部島」の呼称は鹿児島県熊毛郡屋久島町の大字となっており、全島がこれに該当する。



火山噴火
★ 口永良部島、爆発的噴火…全島民に避難指示 「読売新聞(2015.5.29)」より
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 29日午前9時59分頃、鹿児島県屋久島町・口永良部島くちのえらぶじまの新岳しんだけ(626メートル)で爆発的噴火が発生した。

 気象庁によると、噴煙は火口から高さ9000メートル以上に達し、火口の西側に向かって火砕流が発生し、約2キロ離れた向江浜地区の海岸に到達した。同庁は、5段階の噴火警戒レベルを「3(入山規制)」から「5(避難)」に引き上げ、屋久島町は午前10時20分、全島民に避難指示を出した。
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 同庁によると、2007年の噴火警戒レベル導入以来、「5」が出されるのは初めて。爆発的噴火は5分程度続き、その後は小規模な噴煙が上がっている。今後も同程度の噴火が起きる可能性があり、厳重な警戒を呼びかけている。

 総務省消防庁が屋久島町役場に確認したところ、島内には4月末現在、82世帯137人が暮らしている。島北西部の番屋ヶ峰避難所に120人が一時避難するなど、全員の無事が確認されたという。町などによると、70歳代の男性1人がやけどを負い、体調不良の高齢者1人も鹿児島県のヘリで屋久島に搬送された。

 全島民を島外に避難させるため、海上保安庁の巡視船と測量船が口永良部島周辺に到着、同町も町営船「フェリー太陽」を島に向かわせた。島内の本村港などは降灰が激しく、船が接岸できるか海保などが確認中。海保では、島東部の湯向ゆむぎ地区にいた住民8人を小型ボートで巡視船に収容する。さらに避難所の住民をヘリで船に運ぶことも検討している。

 噴火を受けて政府は、首相官邸に対策室を設置。鹿児島県は午前10時7分、伊藤祐一郎知事をトップとする災害対策本部を設置し、自衛隊に災害派遣を要請した。第10管区海上保安本部(鹿児島市)は、午前10時45分に航行警報を出し、付近を航行する船舶に注意を呼びかけている。

 口永良部島の新岳は昨年8月3日、1980年9月以来、約34年ぶりに噴火した。この際は、住民らが屋久島に一時、自主避難。気象庁が噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から、3(入山規制)に引き上げていた。

 気象庁のホームページによると、新岳では33年12月から34年1月にかけて噴火が発生し、死者8人、負傷者26人が出ている。

 口永良部島は、鹿児島市から南南西に約130キロ、屋久島の西方約12キロにあり、面積は約35平方キロ・メートル。主な産業は水産業で、肉用牛の飼育も行われている。

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★ 【口永良部島噴火】ひまわり8号の映像公開 噴煙が広がる様子「鮮明に」 「産経ニュース(2015.5.29)」より
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(※mono.--詳細はニュース記事で)

















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最終更新:2015年05月29日 18:18