☆■ 人はそれを言霊と言う。口にするほど不幸になる4つの言葉 「msn.news - ライフハッカー [日本版](2015.2.27)」より
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自分の怠けぶりを自虐気味に笑ったり、大したことない意見を言ってみたり、あまり意味のない独り言を言うことがあります。何気なく言っているかもしれませんが、そういうことを言えば言うほど、その無意味な言葉の悪影響を受けます。今回は、これだけは言わない方がいい4つの言葉をご紹介しましょう。
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最低限のやらなければならないことをやる時や、「◯◯をやればいいのに」と、誰かに何かをすすめられた時などに、独り言で言ったりします。また、自分のやりたいことや、もっと学ばなければならないことに気づいた時にも、「面倒くさい」と言うことがあります。その考えを頭から払拭してしまおうと、自虐的に笑いにしているようにも思えます。残念ながら、この台詞を自分に言っていると、それが事実だと信じ始めてしまいます。自分は面倒くさがり屋だといつも戒めていても、ポジティブな変化は起こりません。

怠けること自体は悪くありません。昔ながらの格言にこんなものがあります(マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツの言葉だと勘違いされていることが多いですが違います)。


私は忙しい仕事は怠け者にやってもらう。怠け者は簡単にやる方法を見つけるからだ。


米Lifehackerでは以前も書きましたが、怠けることは、もがき苦しむことを重用視して無理することなく、持続可能な習慣をつくるのに役立つものです。今度、面倒くさいと言い訳しそうになった時は、このように自問自答してみてください。

次のステップがわかっているだけでも、そんなに大変なことではないような気がしてきます。

また、面倒くさがり屋の仮面は、失敗するのが怖いとか、すでに大量の仕事を抱えていてそこまで手が回せないとか、ほかの問題を隠していることもあります。そういう場合は自分の障害となっているものが何かを、正確に見極めることが重要です。そうすれば、根本的に解決できる方法が見つかります。「面倒くさい」という言葉の傘に隠してしまうと、本当はそうでもないことも、絶対的に面倒なことのような気がしてしまいます。


「あの人嫌い」



どんな人にも嫌いなものはあります。当然です。自分を傷つけるような人や、信頼できない人は好きになれないでしょう。また、第一印象やほんのわずかな一瞬で、その人のことを嫌いになることもあります。自分が言っていることや書いていることは、すべて自分を反映している、というのは覚えておいた方がいいです。『7つの習慣』の著者スティーブン・R. コヴィーさんは、このように書いています。


人は、世界をあるがままではなく、自分が見たいように見ています。自分が見ている世界を説明する時は、自分自身や、自分の見方、考え方を反映させています。


今度、一瞬で誰かを嫌いになった時は、「なんで?」と自問自答してみましょう。作家のNeil Straussさんは、人のことを嫌いになるのは嫉妬か、その人が自分の嫌いなところを思い出させるから、のどちらかだと言っています。嫌いな人がいたら、この2つの可能性を考えてみましょう。

才能があるから嫉妬していることもあります。誰かを妬んでいる場合は、なぜその人を妬んでいるのか噛み砕いて考えてみましょう。感情を辿っていくと、次にやるべきことや、もっと時間をかけた方がいいことなど、新しい目標が見えてくることもあります。自分の信念や価値観を再考した方がいいのかもしれません。

自分の嫌いなところだった場合は、それを認めましょう。その人に落ち度がある訳ではなく、自分の欠点や自慢できない性質を思い出させているだけです。欠点を直したいと思うのであれば、見直してみましょう。今度誰かのことを嫌いだと思ったら、次のように自問自答します。

どんな人も、欠点を補うだけの資質や、少なくとも何かしら学べるような経験があります。どんな人も好きにならなければならないとは言いませんが、少なくとも人として興味が持てるところはあるのではないでしょうか。世界は狭いです。それに、その人が何かしら害を及ぼしているのでなければ、嫌うのは過剰な反応ということになります。


「あの人は賢いよね。自分はなれないけど」



私の友だちは、学生時代にテストが終わった後でうらめしそうにこう言いました。あの時に戻れるなら、私は友だちに、「君は"賢い"という言葉でオブラートに包みながら、自分よりも何か優れた点を持つ人にケチをつけようとしているのだろ」と伝えるでしょう。そして、こういう言い方をする時は、相手ほどには絶対に自分はできないというあきらめの気持ちが確実にあります。

この世にはいろいろなタイプの知性があることを忘れないでください。自分に与えられた才能を知り、それを伸ばすのは大事なことです。すべてにおいて自分よりも優れている人はほとんどいません。状況に応じて自分の才能を活かせる方法を探しましょう。

また「賢い」という言葉を使うのは、頭が凝り固まっている証拠です。それは、知性というのは生まれ持ったものだと思い込んでいて、伸ばすことができると思っていないということです。逆に、知性を伸ばすことができると思っているのは、それこそ本当に伸ばせる考え方です。成長できるという考え方に変えていきましょう。知性には伸びしろがあり、学ぶことも成長することもできます。

今度、誰かに励まされたことで、逆に落ち込みそうになった時は、このように考えてみましょう。

今いる業界ですぐに輝けると言っているわけではありませんが、自分の人生や生活を少しでも変え、他人から学び、状況に適応できれば、成長できるかもしれません。たとえば、勉強の仕方が合っていなかったから、ほかの人よりもテストの点数が悪かったのかもしれません。


「みんなどう思うだろう!?」



自意識は、他人から自分がどう見られているかを知ったり、他人の気持ちに対してより繊細になるのに役立ちます。自分を成長させるのにも使えます。しかし自意識のせいで、他人の意見を恐れるあまり、思いもよらないような変化を起こすことをためらうようになります。

「みんなどう思うだろう!?」というのは、普通は何か新しいことをやろうとする時によく使う言葉です(例:新しい洋服、新しい髪型、転職、人生勉強など)。しかし、本当に全員がどう思うかが気になりますか?

ジャーナリストのHerbert Bayard Swope Sr.さんは、「成功する秘訣は知らないが、失敗するにはみんなを喜ばせようとすればいい」と言っていました。全員を本当に幸せにすることは不可能なのです。

ローマ帝国皇帝でありストア哲学者のマルクス・アウレリウスは、「誰もが他人よりも自分のことを愛しているのに、自分の意見よりも他人の意見を気にすることには、驚きもしない」と言っていました。家族や仲の良い友だちが考えていることは、自分の考えよりも気になるでしょう。最近は、知り合いや見知らぬ人の考えは、無関心なことが多いです。

他人の考えが気になり過ぎていると思ったら、このように自問自答してみましょう。

自分がやろうとしていることが、あまりにも過激だったり常軌を逸しているように思われると、実行できないことがあります。社会規範はもちろんありますが、ほとんどの場合は関係ありません。自分の人生を向上させてくれるようなものを見つけたら、やらなかったことを後悔する前に実行しましょう。


Herbert Lui(原文/訳:的野裕子)
Photos by Jordi Bernabeu Farrús, Tobias, Steven Depolo, Kathy, and Robin Corps.

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■ 私は揚言します 「二階堂ドットコム(2015.2.24)」より
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葦原の 瑞穂の国は 神ながら 言挙げせぬ国 しかれども 言挙げぞ我がする 言幸く 真幸くませと 障みなく 幸くいまさば 荒礒波 ありても見むと 百重波 千重波しきに 言挙げす我れは

穀物がいつも豊かに実る日本国。神であるままに他者に揚言しない国です。しかし、私は、あえて言葉に出して言います。つつがなくご無事であれと。病気・災難に遭うこともなく、幸せでいてほしいと。百にも千にも重なり押し寄せる波のごとく、私は揚言します

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磯城島の 大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸くありこそ

我が日本は言霊の助ける国です















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最終更新:2022年10月10日 21:17