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■ リオデジャネイロ五輪会場の「廃墟」は警告する…☆ 「Trans Princess(2017.2.26)」より
/
公式発表では46億ドル(5,200億円)だった五輪のコストも、
実際には色々含めて総額120億ドル(約1兆3,500億円)に上っていたのですが、
その施設が僅か半年でこの荒れ様とは、なんという無駄な事か…

本当はかなり多くの人が、スポーツにはあまり興味が無いのではないですか?
マスミディアの扇動に踊らされ、ルールも分からない種目の放送を見て、
「○○が勝った!すごい!最高!」とか、
「○○負けた!ザマミロ!」とかやっていたとしたら…
人々は見事に、エリートたちの3S、
つまり、Sex、Sound、Sportsの罠に、乗せられていた事になります。

わたしもこの3つそのものを否定している訳ではないのですよ。
そもそもセックスがないと、人間自体始まらなかった訳ですし…☆
音楽のない世界など、なんとも味もそっけもない事になっていたでしょうし…☆
体力づくりをしないと、人間すぐにばてて、何も出来ません…☆
ただそれに単なる娯楽性だけでなく、
奇妙な扇動や、エリート意識や、ナショナリズムをくっつけてこられたものを、
そのまま受け止めてしまうのは非常に危険だという事を申しているのです。
今の五輪は上記の策謀によって、
エリートがお金を巻き上げる為のシステムに過ぎないのです。


おまけに、税金をはたいた施設は、五輪が終われば負の遺産として残る訳です。
対岸の火事ではありません。
東京も今から4年後に、こんな光景がみられる可能性は、正直高いのです。
国家財政破綻と言うおまけつきでね…☆
下手をすれば日本国中、こんな荒廃した風景になりかねません。


勿論、その他にも日本から色々な物を奪うでしょう。
例えばこれ…☆


(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)


★■ リオオリンピックの会場が半年で廃墟化 「Gigazine(2017.2.15)」より
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リオオリンピックでは治安の問題などを抱えながらも、きらびやかな五輪公園などのオリンピック施設が建設されましたが、開催前に行われる予定だった貧民街の整備は行われず、開催中もプールの水が緑色になるなどの問題が起きていました。そして、リオオリンピックが終わって6カ月が経過した2017年2月現在、マラカナンスタジアムは電気代が未払いのまま閉鎖されており、オリンピックで実際に使われたスタジアムや五輪公園も荒廃の一途をたどっていることが報道されています。

Rio's Olympic venues, six months on – in pictures | Sport | The Guardian
https://www.theguardian.com/sport/gallery/2017/feb/10/rios-olympic-venues-six-months-on-in-pictures

リオオリンピックの開会式と閉会式が行われた、世界最大規模のサッカースタジアム「マラカナンスタジアム」の現状。芝生はほとんど枯れ、誰にも使われずに整備も行われていないのがわかります。

(※mono....廃虚化した施設写真多数あり、写真はサイト記事で。)

オリンピック開催中に電気代や会場の運営費として100万ドル(約1億1400万円)がかかりましたが、支払いを巡ってスタジアムの運営会社、リオデジャネイロ州の行政、オリンピックの主催者の間で議論が起こり、現在も未払いのままとのこと。マラカナンスタジアムは閉鎖され、旅行者も入れないようになっています。

マラカナンスタジアムは2014年のワールドカップで400万ポンド(約5億7000万円)をかけて修繕され、リオオリンピックとパラリンピックの後にも、2016年12月に元サッカー選手のジーコがチャリティーマッチを行いました。それから約2カ月しかたっていないのですが、内部はゴミで埋め尽くされています。

何者かが何千もの座席を引き抜いて破壊する事件が起こり、壊れた座席はそのまま放置されています。

閉鎖されたのち、壁に設置されていたテレビも盗まれた模様。

リオデジャネイロ州立大学の政治学者であるマウリシオ・サントロ氏は、「リオのほとんどの人は、オリンピック開催後にゴルフ場やオリンピック会場を訪れることはありません。しかし、マラカナンは違います。ここはオリンピックを管理できたことを示す最大の象徴であり、輝かしい功績です」と語っていましたが、マラカナンスタジアムの特等席の座席は引き裂かれ、ゴミ箱がひっくり返されています。

空撮で五輪公園を一望した写真。巨額の資金を投じて整備されたエリアには人の気配が感じられません。

ブラジル人アーティストのAdriana Varejao氏による半透明のタペストリーは、あちこちが破れてしまっています。ここはアクアティクス・センターで、手前に見える練習用プールには泥と雨水、昆虫の死骸が混ざって茶色い水がたまっています。

水泳の試合が行われたアクアティクス・センターの内部はこんな感じ。

1600万ポンド(約22億8000万円)をかけて作られたゴルフ場も閉鎖され、荒廃しているのがわかります。オリンピック開催後にゴルフ場を維持するため地元の利用者が必要だったのですが、リオ市民でゴルフを行う人はあまりいなかったようです。

リオオリンピックのためにゴルフ場の横に作られたプレハブ小屋は、ブラジルゴルフ連盟に管理が委託されましたが、まったく使われていません。

会場を囲むフェンスには「プールの整備のため休止中で、1月に再開予定です。メリークリスマス、ハッピーニューイヤー!」と書かれているとのこと。

(※mono....以下略)


★ 日本人被害事件は19件、強盗多発でも「普段の3分の1」ボランティア来ず、会場空席も目立つ 「産経ニュース(2016.8.22)」より
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 【リオデジャネイロ=細田裕也】在リオ日本総領事館によると、五輪開幕(5日)から19日までに日本人が被害に遭った事件は少なくとも19件発生している。内訳は、強盗2件▽窃盗14件▽置引2件▽スキミング1件。観光客でにぎわうコパカバーナ地区で多発しているという。

 地元の報道によると、スラム街では銃撃戦が起き、ポルトガルの教育相ら要人や、選手らが狙われる強盗などが発生。報道関係者を乗せたバスに投石があり、馬術センターの報道用テントには銃弾が飛び込んだ。

 ただ、治安関係者によると、大会期間中の犯罪発生は普段の「3分の1程度の印象だ」としている。

 運営面では、大会組織委員会によると、仕事への負担や長時間拘束などに不満を抱き、ボランティアが会場に現れないケースが目立った。予定していた2割しか来なかった会場もあったという。

 また、競技場では空席が目立った。広報責任者によると、購入者の11%が観戦せず、無料招待した子供の半分以上が来場しなかったとしている。解消できなかった交通渋滞などが影響したとみられている。


■ 韓国人が五輪閉会式に発狂!安倍マリオに「戦犯国のイメージ払拭か」「東京五輪をボイコットしろ」 「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現(2016.8.23)」より
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安倍マリオ、土管で閉会式に“ワープ” ドラえもん、翼…日本キャラ多数
リオ五輪の閉会式で次回開催地となる東京の紹介「トーキョーショー」の演出が話題に!(韓国人は怒りで発狂)

http://rio.headlines.yahoo.co.jp/rio/hl?a=20160822-00000039-dal-ent
安倍マリオ、土管で閉会式に“ワープ” ドラえもん、翼…日本キャラ多数
デイリースポーツ 8月22日(月)10時3分配信

(※mono.--引用記事略、詳細はブログまたはニュース記事で。)

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)

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上記の次回五輪の開催地となる東京を紹介するショーは、世界で人気のアニメキャラクターが登場したり安倍首相がマリオに扮して登場したりするなど話題となり、世界中で概ね好意的に受け止めれたようだ。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/22/prime-minister-features-in-super-mario-inspired-tokyo-olympic-_n_11647520.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
安倍マリオ、海外の人たちが大喜び「こんなすごい光景見たことない」【リオオリンピック】
The Huffington Post Canada | 執筆者: Al Donato
投稿日: 2016年08月22日 14時42分 JST

(※mono.--引用記事略、詳細はブログまたは報道記事で。)

(※mono.--以下略)


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2016/08/21 に公開
リオ閉会式の中から、椎名林檎さんプロデュースのトーキョーショーをノーカットでお届け。音楽・中田ヤスタカさん、振付・MIKIKOさんで青森大学男子新体操部のみなさんたちが踊ったダンスは必見!


■ リオ・オリンピック閉会式での日本のプレゼンテーションがすごいと大評判!安倍総理も登場!ww 「なでしこりん(2016.8.22)」より
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日本の本気度と、日本の良さが表現された素晴らしいプレゼンでした!
...椎名林檎でよかった!小池都知事でよかった!安倍総理でよかった!

....なでしこりんです。東京はすごい雨なんだけど・・・・。物事を行うで一番大切なのは「愛」なんだと思います。今日のリオ・オリンピック閉会式の日本のプレゼンが予想以上に素晴らしかったことでネット上は盛りあっています。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)

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◆ リオ五輪閉会式でマリオに扮した安倍総理が登場! 外国人「日本最高すぎる」 【海外の反応】 「海外の万国反応記(2016.8.22)」より
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(海外の反応)


1 United States of America(USA) 万国アノニマスさん
日本最高すぎる

2 Canada万国アノニマスさん
たった11秒のマリオでブラジルはお株を奪われたな

3 United Kingdom(Great Britain)万国アノニマスさん
史上最高のオリンピックまで4年もあるとか
タイムマシンはいつ発明されるんだよ?

(※mono.--以下略、詳細はサイト記事で)

ーーーーー
◆ ”リオ閉会式の安倍PR”に『中国人が吃驚仰天して』茫然自失の状態に。東京五輪への期待が高まる 「U-1速報(2016.8.22)」より
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1:ねこ名無し ★@\(^o^)/:2016/08/22(月) 11:39:20.36 ID:CAP_USER.net

2016年8月22日、リオデジャネイロ五輪の閉会式に人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに扮した安倍晋三首相が登場し、4年後の東京五輪をアピールした。この演出に中国のネットユーザーが反応を示している。

現地時間21日夜に行われた閉会式では、和服姿の小池百合子都知事に五輪旗が手渡された。安倍首相が登場したのは東京五輪を紹介する場面。PR映像の中でマリオに変身した首相はドラえもんの道具でリオへと穴を掘り、日本から土管を使ってあっという間に「ワープ」。閉会式会場に用意された特大の土管から現れたマリオが衣装を取ると、スーツ姿の安倍首相が現れるという仕掛けだった。

このシーンは中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも紹介されており、中国のネットユーザーからは「あぜんとしちゃった」「あれ?安倍さん…下水道管から出てきたぞ」「この演出は最高!すごいアイデアだ」「マリオは世界的な人気だからね。漫画やアニメが発展している日本だから東京五輪の開幕式はもっと期待できそう」「ああ…大好きなマリオが…」「安倍首相じゃなくて(福原)愛ちゃんなら良かったのに」「日本人のエンタメ精神は面白すぎる!」「東京に期待!」など数多くのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/野谷)



【※mono.--左翼発狂!!】



Shinta Yabe@257antonio
オリンピック閉会式のPVに国民は主人公として登場していない。
前半部分に登場するアスリートもサブキャラ扱い。
まぁ主人公は勿論「首相」。そんなオリンピックが2020年東京で行われるということを示唆する。
政治利用と利権にまみれたオリンピックが実現するという現実に忌避感を抱く。
https://twitter.com/257antonio/status/767556287332618240 ※mono.--ページは存在しませんw


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■ 【左翼発狂!】リオ五輪閉会式で安倍総理マリオ演出! 「お笑いサヨク劇場(2016.8.22)」より




■ 内村航平「君が代を声が裏返るまで歌ってやろうと皆で言っていた」・リオ五輪体操団体で金メダル 「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現(2016.8.10)」より
(※mono.--記事長文につき編集抜粋、詳細はブログ記事で)
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Q.表彰台での君が代は?
内村航平「声が裏返るまで歌ってやろうって皆で言っていた。すごくゆっくり流れたのでちょっと歌いづらかったですけど、皆すごく大きな声で歌えてよかった


この内村選手のコメントは、日教組や日本共産党などが聞いたら発狂する台詞だ!

東京都知事選で当選した小池百合子都知事が8月2日に初登庁した際、就任式での訓示(就任あいさつ)の前に「君が代」(国歌)斉唱が行われた。

就任式における都知事の訓示前に「君が代」(国歌)斉唱を行うことは自然なことだと思うのだが、日本共産党の都議会議員にとっては耐え難いことだったようだ!

日本共産党の都議団幹事長の大山とも子が自身のホームページの中で次のとおり不満を述べた。

日本共産党・都議団幹事長の大山とも子
『あいさつ前になんと!「君が代」(国歌と言っていた)斉唱。就任あいさつの前に君が代を斉唱するなんて。』

(※mono.--記事長文につき編集抜粋、詳細はブログ記事で)



ブラジルでのオリンピックも開催が近づき、日本人選手団も次々とリオへと向かっているようですし、オリンピックを観戦しにリオへ行かれる計画を立てている方もいらっしゃると思います。

しかし、それらを報道しているテレビニュースなどでは、健康に対しての懸念対象がジカ熱ばかりになっていて、たとえば、WHO がオリンピック観戦者などに勧告していることなどについては、あまり言われていないように見えます。

基本的に「今のブラジルでは非常に病気が蔓延している」ということが言えまして、WHO は、リオ五輪へ赴く人たちに対して、

  • 少なくとも2週間前までに麻疹(はしか)の予防接種を受けること
  • 少なくとも2週間前までに風疹の予防接種を受けること

を 7月13日に勧告したことが報じられています。

(※mono.--中略)

致死率「20%」のインフルエンザが大流行の兆しを見せている


通常の季節性のインフルエンザの致死率は、年ごとに違うでしょうけれど、日本の場合で、一般的に「 0.05% 」程度と言われています。

患者 5000人に対して 1人程度の死亡率ということになります。

ところが、現在、ブラジルで流行している豚インフルエンザにつきましては、その致死率が「数千倍」と非常に毒性の強いものとなっているのです。 7月3日の報道によりますと、2016年 1月3日から 6月11日までの豚インフルエンザの感染者と死亡者の数は、以下のようになっています。

2016年6月11日までのブラジルでのインフルエンザの状況

  • 感染数 5214 人
  • 死亡数 1003 人
  • 致死率 19.2 %

なんと、致死率がほぼ 20%に近いという、数千人以上が感染したインフルエンザとしては、おそらく前代未聞なのではないでしょうか。

しかも、ブラジルでインフルエンザが最も流行するのは、気温が下がる8月ですので、「これからが流行の本番」になる可能性もあります。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


★ グアンタナモ元収容者行方不明=リオ五輪直前、ブラジル入国の恐れ 「Cube-news[時事通信社](2016年7月7日(木)9時40分)」より
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【サンパウロ時事】ブラジルのジモラエス法務相は6日、記者会見し、グアンタナモ米海軍基地のテロ容疑者収容施設からブラジルの隣国ウルグアイに移住していたジハド・デヤブ元収容者(44)が既にウルグアイを出国しており、行方が分からなくなっていると明らかにした。

 米国防総省などによると、デヤブ元収容者は、レバノン生まれで、かつてシリアで国際テロ組織アルカイダと関係を持つ集団の一員だったこともある。身分証明書の偽造などに関わっていたとされる。グアンタナモ収容所閉鎖を目指す米国の要請で、ほかの5人の収容者と共にウルグアイが2014年に身柄を受け入れた。

 ブラジルのメディアによると、デヤブ元収容者は過去に3回、ブラジル入国を試みたが失敗した。今回もブラジルに向かった可能性があると報じられている。

 ジモラエス氏は「ブラジル入国は確認できていない」と述べた。ブラジルの治安当局は、リオ五輪開催を控え、テロ対策を強化している。


ジカ熱
■ ジカ熱「リオ五輪での拡大」を恐れる米国の不安:大西睦子 「BLOGOS(2016.2.10)」より
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 人類の歴史は、感染症との戦いでもあります。ワクチンや抗生物質の開発により、これまで多くの感染症が克服されました。それでも、新しい感染症は繰り返し流行し、多くの人の健康を脅かします。最新の脅威は「ジカウイルス感染症」です。

 世界保健機関(WHO)によると、ジカウイルス感染症は、主にヤブカ属の「ネッタイシマカ」や「ヒトスジシマカ」のうち、ウイルスを保有した蚊に刺されると感染します。ちなみに、日本のヒトスジシマカの分布北限は、1946~1948年頃は栃木県北部でしたが、その後徐々に分布域を北へ拡大し、現在、秋田県や岩手県にまで侵入と定着が認められています。

 このジカウイルス感染症の潜伏期間(ウイルスに感染してから症状がでるまでの期間)は不明ですが、数日である可能性が高いです。症状は、発熱、発疹、結膜炎、筋肉や関節の痛み、倦怠感、頭痛など、デング熱の症状と類似しています。これらの症状は軽度ですが、通常2~7日間は続きます。現在、特定の治療法やワクチンはありません。最も優れた予防法は、蚊に刺されないこと、というくらいです。

 ジカウイルスは、アフリカ、中南米、アジアや太平洋を循環することが知られています。そして最近になって、ブラジル保健当局が、公共の場におけるジカウイルス感染の増加と、ブラジル北東部における小頭症の新生児の増加に着目。その結果、小頭症とジカウイルス感染症の関連が強く疑われるようになったのです。

 その後、ジカウイルス感染症は中南米を中心に急速に広がり、いまや世界中に不安が拡散しています。そこでWHOは2月1日に緊急委員会を開催し、妊婦のジカウイルス感染による胎児の小頭症や神経障害に対して、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言しました。




WHOへの批判

 ところが、この宣言に対して、米国では疑問の声が上がっています。

 通常、WHOがこれほどの「緊急事態宣言」をするのであれば、本来ならば当該地域への「渡航制限」も推奨するべきでしょう。ところが今夏、ブラジルはオリンピックの開催を予定しています。渡航制限を宣言すれば、世界中のオリンピック出場選手ばかりか出場国の関係機関に多大な影響を及ぼす可能性があります。さらに最悪の場合、オリンピックが中止となると、そうした影響ばかりか、すでに深刻な財政難に悩むブラジル経済にとって破壊的な影響を及ぼす事態になりかねません。

 つまり、それらの考え得る様々な影響に対し、WHOは一切の責任を負いたくないため、「緊急事態宣言」まで発しておきながら「渡航制限」には言及せずに逃げているのだ、と批判する米国人が少なくないのです。

 また、WHOに対する批判はほかにもあります。

+ 続き
 WHOが指定する協力センターでもあるジョージタウン大学ローセンター教授兼センター代表のローレンス・ゴスティン氏は、『ウォール・ストリート・ジャーナル』(WSJ)のインタビューでこう指摘しています。

「WHOの緊急事態宣言は、ジカウイルスそのものではなく、小頭症や神経的問題に限られている。本来はジカウイルスが問題なのに、これではジカウイルスそのものは問題ではないことを意味してしまう」

 実際、小頭症の診断は難しく、このところ急増しているブラジルでの先天性欠損の原因がジカウイルス感染症であるかどうかの因果関係は、いまも確定していません。「ユニセフ」の緊急保健支援シニアアドバイザーのヘザー・パポウィッツ氏は、小頭症とジカウイルスの因果関係の決定的な証拠はまだないものの、強い懸念があるため、直ちに対処の行動を起こすべきだと指摘しています。

 現在、WHOも、小頭症とジカウイルスの因果関係にかかわる様々なデータを他の国から収集中です。また専門家グループに、世界中で適応できるよう、小頭症の定義を標準化するべく指示しています。




米国本土での大流行はない!?

 一方、米疾病管理予防センター(CDC)の発表はWHOと違います。CDCは、妊婦にジカウイルス感染症が流行している国や地域への渡航制限を警告しています。

 もともと、米国人のCDCに対する信頼は極めて高いです。米国や世界各国の意識調査を専門とする「ピュー・リサーチセンター」の2013年の調査によると、合衆国政府を信頼している米国人は、2000年以後は年々減少してわずか19%であるのに対し、連邦政府機関の信頼度は軒並み高い数値を示しています。その中でもトップがCDCで、米国人の75%が信頼しているという結果でした。つまり、CDCの発表は、多くの米国人の意思決定に影響を及ぼすのです。

 そのCDCのトム・フリーデン長官は、米国におけるジカウイルス感染症の流行の可能性について、次のように述べています。

「ジカウイルス感染症が流行している国への旅行者に、ジカウイルスの感染が確認されています。しかも昨年、ブラジルで感染したハワイ在住の米国人女性が、小頭症の乳児を出産しました。米国内の感染者の多くは、ジカウイルス感染症が流行している国への旅行者です」

「もっとも気がかりなのは、ジカウイルス感染症が米国内で大流行するかどうかです。このような感染症が拡大してしまう要因は、一般的に2つあると言われます。1つ目は、ウイルスを広げる特定の蚊が存在すること、2つ目は、冷房のない混雑しているスペース、地域があることです。その点、米国内では、小さな集団や隔離された地域でジカウイルス感染症が発生する可能性はありますが、私たちの知る情報からは、米国本土での大流行は起こりそうにないと思います」



「同性間性交渉」でも感染

 とは言え、気になる点もあります。WHOの緊急事態宣言の翌日、CDCが、米国で初めて、性交渉によるジカウイルス感染が確認されたと報告しました。『CNN』によると、ベネズエラでジカウイルスに感染し帰国した男性との性交渉により、渡航歴のない男性のパートナーがジカウイルスに感染したとのことです。CDCは、速やかに、性行為に関する指針を提供するとしています。

 フリーデン長官は、CNNのインタビューで、

「輸血や性交渉で感染したケースはこれまでも他国で確認されていましたので、(渡航歴のない男性パートナーでも)驚くべきことではありません。ただし、ウイルスは血液中に約1週間存在しますが、どのくらい精液中に残るかについては、今後研究する必要があるため、私たちは現在も調べています」

 と語り、最後にこう締めくくりました。

「性行為についての研究を行うことは容易ではありませんが、CDCは調査を続けます。私たちが知っていることは、ジカウイルス感染症の普及の大半は、蚊が原因になるということ。結論を言えば、蚊が真犯人なのです。蚊は地球上のどんな動物よりも人類を殺してきたのです」


オリンピック後の「感染拡大」の危険

 先ほど、米国人はCDCに高い信頼を寄せていることに触れました。それだけに、そのCDC長官の「米国本土での大流行は起こりそうにない」との発言に安堵している米国人は多いです。

 ただし、今夏のブラジルでのオリンピック開催に関して不安を抱いている米国人も少なくはありません。

 ある調査によれば、8月のオリンピックで20万人の米国人がリオ・デ・ジャネイロに旅行すると予想されています。ウイルスの世界的な広がりを研究しているオックスフォード大学のモリッツ・クレーマー博士は、こう警鐘を鳴らしています。

「北半球に夏の暑さが戻ると、米国内にウイルスを運んでくる蚊が増えます。ブラジルで感染して戻ってくる米国人からさらなる2次感染が予想されるし、ウイルスを持つ蚊の襲来でさらに感染が拡大する可能性もあります。つまり、ウイルスの国際的な伝播が増加する危険性があるのです。米国の人口の60%以上は、夏の間、ジカウイルス感染の拡大条件に当てはまる地域に住んでいます。また約2300万人は、フロリダ州やテキサス州のように、1年中ジカウイルスを持つ蚊が繁殖しそうな地域に住んでいるのですから」 

 ジカウイルス感染症のニュースは、米国ではいまも毎日報道されています。にもかかわらず、CDCの「大流行はしない」という「大本営発表」を鵜呑みにして安心しきっている米国人のなんと多いことか。感染拡大の危険性もさることながら、そうした「油断」も私には心配でなりません。



★ 五輪=ジカ熱不安なら参加取りやめ検討を、米委員会が選手に通達 「ロイター(2016.2.9)」より
/
[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国オリンピック委員会(USOC)は、8月にリオデジャネイロで五輪が開催されるブラジルでジカ熱が爆発的に流行していることを受け、1月下旬に各競技連盟のトップらと電話会議を行った。会議参加者によると、USOCは、ジカ熱に対する不安がある選手やスタッフは参加取りやめを検討すべきだと伝えた。

電話会議に参加したUSAフェンシングのプレジデント兼理事長のドナルド・アンソニー氏によると、USOCは、ブラジルへの渡航を安心できない人は行くべきでない、と各競技組織のトップに語ったという。
+ 続き
同氏によると、USOCは妊娠している可能性があったり、妊娠するかもしれない女性を特に心配していたと語った。

妊婦が感染すると赤ちゃんの発育に悪影響を与えるとされるジカ熱が流行していることを受け、世界保健機関(WHO)は2月1日、緊急事態を宣言。米疾病対策センター(CDC)は、妊婦や妊娠する可能性がある人は、ジカ熱の流行地域への渡航を控えるべきと勧告している。

USOCの広報担当者、マーク・ジョーンズ氏は、USOCのスポーツ・パフォーマンス部門代表、アラン・アッシュリー氏と他の幹部が電話会議で、各競技組織のトップにCDCの勧告を説明したことを確認した。

USOCは、CDCとWHOとは別に、選手向けに個別の勧告は出していない。

USOCの別の広報担当者、パトリック・サンダスキー氏は8日の声明で、USOCが選手に対して五輪参加を再検討すべきだと提言したとの報道は正確ではないとした。ただ、同氏がどの報道に言及していたかは不明。

同氏は「米選手チームはオリンピックを心待ちにしており、USOCが資格のある選手の参加を阻止したことはなく、今後もそうすることはない」と主張した。

USOCとの電話会議に参加した馬術連盟の幹部、ウィル・コネル氏は、USOCは決定を選手個人やスタッフに任せるとしていたと語った。また、多くの選手が参加を取りやめたり、試合が予定通り行われないことへの懸念は示されなかったという。

国際オリンピック委員会は各国委員会に宛てた1月29日付の書簡で、状況を注視しているとした上で、五輪開催に自信を示した。

オーストラリアとニュージーランドのオリンピック委員会は、妊婦が感染した場合の危険性を既に選手に伝えている。

ニュージーランドのオリンピック委員会は、参加取りやめを希望する選手がいる場合、委員会はその決定をサポートするとしている。

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★ ジカ熱拡大ならリオ五輪不参加 「ロイター(2016.2.9)」より
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 【ナイロビ共同】ロイター通信によると、ケニア・オリンピック委員会のキプチョゲ・ケイノ会長は9日「(ブラジルで)ジカ熱の流行が拡大すれば、選手を連れていくリスクは冒さない」と述べ、8月のリオデジャネイロ五輪の出場を辞退する可能性があると明らかにした。

 ケニアは昨年8月の陸上の世界選手権(北京)で全体トップの16個のメダルを獲得した。一方で近年、トップ選手らのドーピング違反が相次ぎ、昨年11月に陸連の幹部3人が反ドーピング態勢に関する不正疑惑などで、国際陸連の倫理委員会から暫定的な資格停止処分を受けた。

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★ ジカ熱流行もリオ五輪は計画通り=ブラジル政府 「BBC-news(2016.2.2)」より
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ブラジル政府は1日、リオデジャネイロで8月に開催予定のオリンピック・パラリンピック大会は計画通り行われると表明した。蚊を媒介とするジカウイルスの感染が広がるなか、政府は不安を払拭しようとしている。
ジルマ・ルセフ大統領のジャケス・ワグネル首席補佐官はロイター通信に対し、「ブラジルを訪れる人々、選手たちには妊婦でない限りリスクはゼロだと理解してもらわなくてはならない」と述べた。
戸別に衛生検査
ルセフ大統領は先に、水たまりなど蚊の発生源を絶つため、衛生当局者に個人所有の建物への強制的な立ち入り検査を許可している。
衛生当局は必要であれば警察の支援を求めることができる。また、軍は衛生検査のために20万人を投入している。
ブラジル保健省は全国の4900万世帯のうち約25%が検査済みだとしている。

行動の時

一方、世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は、ジカ熱の流行を「異常な事態」だとし、各方面の協力が必要だと述べた。チャン事務局長は、「2014年に仏領ポリネシアでの流行に続く、ラテンアメリカ諸国で報告されている小頭症と神経的な異常の多発を、国際的に懸念すべき公衆衛生上の緊急事態だと宣言する」と述べた。

WHOの発表は、ジカへの警告をエボラ熱と同等の水準に引き上げるもので、ジカウイルスに関する研究や援助が優先的に実施されることになる。WHOは、エボラ熱流行の際に緊急事態の宣言が遅れたと非難された。
ブラジルでは昨年10月以来、ジカウイルスとの関連が疑われる小頭症の症例が4000件に上ったもよう。
ジカウイルスのワクチンや治療薬はいまだなく、感染予防にはウイルスを媒介するネッタイシマカに刺されるのを避けるしかない。
WHOはジカ熱が米州全体で「爆発的に広がる」と警告。ブラジルを含む20カ国で症例が報告されている。

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★ ジカ熱が南米で流行 妊娠延期呼びかける国も 「BBC-news(2016.1.26)」より
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ブラジルで蚊を媒介としたウィルスによる「ジカ熱」が流行し、米大陸全域への拡大が懸念されている。特に妊娠中の女性は注意が必要なウィルスで、小頭症と呼ばれる子どもの発達不全との関連が疑われている。世界保健機関(WHO)が予防策を呼びかけているほか、コロンビアやエクアドルなど中南米各国では、政府が女性に妊娠を遅らせるよう勧告する動きも出ている。
ブラジルでは今年、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックが開かれる予定で、世界各国からの旅行者が増えるとみられ、ジカ熱流行の早期収束が喫緊の課題になっている。


★ 2016年もロンドン五輪? リオ準備遅れで代替打診…IOCは否定 「産経ニュース(2014.5.10)」より
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 開催準備の遅れが懸念されている2016年リオデジャネイロ五輪の代替都市として、12年五輪を開催したロンドンに非公式な打診があったと9日付の英紙イブニング・スタンダードが報じた。国際オリンピック委員会(IOC)は「実現不可能な話だ」と否定している。

 同紙は開催まで約2年前の段階で04年アテネ五輪やロンドン五輪と比較した準備の遅れを説明し、関係者が「IOCは代替案を考えている。その答えはロンドンに戻ることだ。ありそうもないことだが、論理的な方法だ」と証言したと伝えた。今夏に英連邦大会が開催される英グラスゴーとの共催案の可能性も示した。(共同)


■ 2016年 リオ五輪は開催されるのか!? IOC副会長「これまで経験した中で最悪の状況」 「最新Newsに一言(2014.4.30)」より
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スポーツの祭典『オリンピック』、次回の開催はブラジル・リオデジャネイロです。国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長は、2016年にリオデジャネイロで開催される夏季五輪の準備状況について「これまで経験したなかで最悪とし、重大な遅延が生じている」と述べました。

(※ 以下略、詳細はブログ記事で)














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最終更新:2017年02月26日 21:42