● 孫子(書物)〔Wikipedia〕
『孫子』(そんし)は、中国春秋時代の思想家孫武の作とされる兵法書。後に武経七書の一つに数えられている。古今東西の兵法書のうち最も著名なものの一つである。
『孫子』の成立以前は、戦争の勝敗は天運に左右されるという考え方が強かった(尉繚子 天官編、李衛公問対 陰陽術数編を参照)。孫武は戦史研究の結果から、戦争には勝った理由、負けた理由があり得ることを分析した。『孫子』の意義はここにある




★ 「拙速」に走る習政権、孫子の兵法まで逸脱 「産経ニュース【湯浅博の世界読解】(2014.7.16)」より
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 中国外務省の会見や中国のニュースをラヂオプレス(RP)などで日々チェックしていると、時折、奇妙な報道を目にすることがある。中国の新華社が10日に、フィリピンのニュースサイトの報道を引用する形で「(中国が)ミサイル原潜3隻を海南島の基地に派遣」と報じていた。

 新華社といえば、当局の窓口でもある中国国営の通信社である。それがわざわざ海外メディア経由で、「最前線の基地に配備するのはこれが初めて」だと強調している。「中国脅威論」の高まりを気にして衝撃を和らげているつもりなのだろう。

 孫子の兵法でいえば、虚実篇の「人を致して人に致されず」というところか。人をして脅威論を低下させながら、その実、沿岸国を脅す心理戦である。

 『日本の存亡は「孫子」にあり』の著者、前防衛大学校教授の太田文雄氏によると、中国の中央軍事委員会は習近平主席を除く10人がすべて現役上将で、彼らはそらんじることができるほどの「孫子」の体現者だという。ただ、近代実定法のない時代の孫子の弱点は「法の支配」を知らないことであり、それは現代中国の法律戦にも通じよう。
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最近の中国は、他国から「法の支配」を突きつけられると異常に反応する。安倍晋三首相とフィリピンのアキノ大統領が首脳会談で「国際法の順守」を強調すると、中国外務省の秦剛報道官は「法治を持ち出してあれこれ言い、中国を脅し、中国を中傷し、耳目を惑わそうと企(たくら)んでいる」と反発した。

 スプラトリー(中国名・南沙)諸島などの領有をめぐるフィリピンの提訴を中国が拒否するのも、「合法的権利の行使」だという。島嶼(とうしょ)領有に自信があるなら、国際法廷で堂々と受けて立てばよさそうだが、拒否の合法性を強調して「国際規則の擁護者」をアピールする。

 中国のいう法律戦とは、軍の政治工作条例の中で、世論戦、心理戦とともに「敵軍瓦(が)解(かい)工作」のための三戦と規定されているものだ。もっとも国際法は利用するもので、順守するのは国内法である。

 5月末から6月初めにかけてシンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、中国人民解放軍の王冠中副総参謀長が南シナ海の大半を自国の海とする「九段線」を正当化したが、その正当化の仕方が興味深い。

 パラセル(西沙)諸島、スプラトリー諸島は「過去2千年にわたり中国の管轄下にあった」。

 安倍首相やヘーゲル米国防長官が強調する「法の支配」に対して、「歴史の支配」というべき抗弁だった。すると、会場の中国代表団員が「あぁ」と頭を抱えたところを参加者に目撃されている。歴史を強調することで、中国が「法の支配」に否定的だととらえられるからだろう、と参加者の一人は語った。

 太田氏が挙げる三戦の事例によると、世論戦は「尖閣諸島は日本が日清戦争で盗取した」というプロパガンダであり、心理戦では歴史カードを使って「13億人が怒っている」と日本に負い目を持たせる。そして法律戦では、1992年の領海法で尖閣諸島を含む東シナ海から南シナ海のほぼ全域に中国の主権が及ぶとして、実力行使も辞さない構えをみせる。

 もっとも、孫子の兵法をもってすれば、謀攻篇の戦わずして勝つ「不戦屈敵」のはずなのに、いまの習体制はその逆をいく。日本だけでなく南シナ海の沿岸国に力を多用し、自らを孤立に追い込む。孫子はこれを「拙速」といった。いまの中国は孫子の兵法まで逸脱している。(東京特派員)

◆ 中国の孫子の兵法ってなにが凄いの? 「まとめでぃあ(2013.11.16)」より
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+ 記事
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:20:02.02 ID:JBixodLR0
どこらへんが凄いの?

5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:21:26.28 ID:7GOgxBdJ0
あの時代に組織の運用の基礎を作った

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:22:12.13 ID:JBixodLR0
<>5
具体的にはどんな感じ?
軍事だけのやつじゃないの?

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:22:51.13 ID:Zq7Nd/kH0
あの辺は話が面白い

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:23:12.53 ID:+Gta5yEa0
後世孫子と同じこと言ってる奴がいること

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:25:22.12 ID:JBixodLR0
<>9
だれ?
織田信長とか?

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:23:28.40 ID:y0pl1y8Z0
戦術じゃなくて戦略

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:25:22.12 ID:JBixodLR0
<>11
違いがわからん

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:26:27.54 ID:uYDyQAOq0
昔の中国人「戦争は運ゲー」
孫子「いや違うって」
ってのがすごい



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:26:43.64 ID:y0pl1y8Z0
戦術は部隊の運用
戦略は開戦までの準備

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:28:33.47 ID:JBixodLR0
<>16
ほう
じゃあ外交とかに近いの?



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:27:18.79 ID:xc7KgEm+0
「俺達の部族のほうがあいつらより勇敢だ!ウォー」(根拠無し)
「神が勝てると言ってる!」

こういうのが当たり前だった時代に
どこまでも国益としての戦争の合理性を追求していったこと




















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最終更新:2014年07月17日 16:39