アルジェリア人質事件
■ アルジェリア・テロは米国の新植民地・征服プロジェクト 「カレイドスコープ(2013.1.26)」より
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イスラム教、キリスト教とも無関係の日本人がなぜ全員、悲劇的な結末を強いられたのか-これは宗教的イデオロギー闘争を装った日本人を標的としたテロ
(※ 中略)
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実は、アルジェリアの秘密情報機関も、アメリカ、イギリス、フランスのそれも、首謀者のモフタール・ベルモフタールの消息については、しっかりロックオンしていると言います。
彼の居場所を知っているのです。
彼らは、テロ・グループを逮捕しようと思えばできるのに、逮捕しないのです。今までも、そうであったように。
逮捕して、アルジェリアの闇(CIAの指示によって人質とテロリストを殺害した裏の事情)を暴露されては困るからです。
そういう点では、「もちつもたれつの関係」がテロリストとの間にあるのです。
こうしたテロリストが、再びアルジェリア国内で外国人襲撃事件を起こすことを知っていながら、彼らが自由に砂漠を横断し、テロ行為を働くことができるように、十分すぎるほどの配慮をしてきたのは、なんとアルジェリア政府なのです。

(※ 以下詳細な分析記事。長文なのでブログ本文で。)

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■ テロリストはCIAとアルジェリアの秘密情報局から出てきた 「カレイドスコープ(2013.1.22)」より
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テロが起こったイナメナスの天然ガス田。周囲は砂漠で、どこにも隠れるところがない。

打ち消せない内部犯行説-テロリストの何人かはBP(メキシコ湾原油流出事故を起こした国際石油資本)で働いていた

アルジェリアの天然ガス石油施設テロの首謀者、モフタール・ベルモフタール(Mokhtar Belmokhtar 1972年アルジェリア生まれ)は、アフガニスタンでCIAの任務に就いていたことが分かりました
(※ 中略)
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アルジェリアの人質事件は、北アフリカの鉱物資源を西側が独占するために、「テロリズム壊滅作戦」を口実にしながら、NATO軍増派を目的とする内部犯行だった!?

理由一、
このテログループの、いわゆる「アルカイダ」と言われている連中の何人かは、以前からBPで働いていたことが分かった。
BPは、※MI6と密接な関係を持っている。

※MI6は、作家、フレデリック・フォーサイスの小説・「オデッサ・ファイル」や、007ジェームス・ボンドが所属するイギリスの秘密情報部の名前。現・英秘密情報部(SIS)の旧称。

理由ニ、
何人かの目撃者は、一人のテロリストが完全な英語のアクセントで話していたと証言している。

理由三、
ノルウェーの新聞アフテンポステンの記事には、人質の目撃者の話として、「テロリストの一人は、プルー、もしくはグリーンを瞳をした背の高い白人だった」と紹介されている。
(※ 後略)


歴史認識
■ 歴史認識と安倍政権 「政治経済のリアルワールド~梅澤くんでも解る世界事情~(2013.1.22)」より
(※ 前略)
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歴史とは洋の東西を問わず、戦争に勝利した陣営が自分達に都合のいいように編集したものであるという事は歴然とした事実であることを認識しなくてはなりません。
これはいまさら始まったわけではなく、おそらく人類の戦争の歴史に於いて、太古の昔よりそうやってきたわけです。
そして、歴史家が歴史書をつくる場合に参考にし、それに沿って編纂されるのが公文書などを元にした一次史料であるわけです。
(※ 中略)
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ホロコーストによるユダヤ人600万人虐殺も南京大虐殺の30万人も眉唾であるのは明らかです。
しかし、それは国際政治の場で歴史認識として世界に共通に認識されてしまっているのは冷徹な事実なのです。
これが建前です。
では、国民は本音はどのように処理すればいいのか。
(※ 中略)
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そうしてみると日本が未だに解決できずにいる戦後処理の問題は、日本はドイツ、イタリアなどとは明らかに違うプロセスを辿っているのです。
ドイツを例にすると、ドイツはアウシュビッツというユダヤ人虐殺の汚名を着せられており、その数600万人とされています。
当時の全ヨーロッパに居住していたユダヤ人の総数が600万人程度とされていますから、明らかな捏造であるわけです。
しかしながら、ドイツはこれらの濡れ衣には日本のように一切反論しません。
すべてを受け入れて謝罪しているのです。
なぜなら、それが冷徹な国際政治に於ける敗戦国としての国際的な外交慣例、つまり「やり方」であるからです。
しかし、ドイツやイタリアは日本と比べて大きく違う点がひとつあります。
それは、それらの戦争犯罪を犯した犯罪人達はすべて処罰したという事になっているところなのです。
つまり、戦勝国の言うところの戦争犯罪を犯した犯罪者達であるナチスを代表するファシストは、すべて戦犯として処分したという事にされているという事です。
またドイツ国民はそれらのファシストに扇動された被害者でもあったという事でもあり、戦争責任をすべてナチスに覆い被せて処理したのです。
(※ 後略)


ダボス会議
★ 渡辺謙さん、ダボス会議でスピーチ 原子力からの転換訴える 「東京新聞(2013.1.26)」より
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 スイスで25日に開会した世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」で、俳優の渡辺謙さんがスピーチに立ち、各国から寄せられた東日本大震災の被災地支援への深い感謝と立ち上がる決意を語るとともに、原子力から再生エネルギーへの転換を訴えた。

 渡辺さんは、震災発生直後から、インターネットにメッセージなどで被災者を応援するサイト「kizuna311」を立ち上げ、現地を幾度も訪れるなど、支援活動を積極的に続けている。

 スピーチは現地時間25日午前(日本時間同日午後)に行われた。渡辺さんは「私たちの決意として、世界に届いてほしいと思います」と話している。

+ 以下スピーチ全文
スピーチ全文は次の通り。

 初めまして、俳優をしております渡辺謙と申します。

 まず、昨年の大震災の折に、多くのサポート、メッセージをいただいたこと、本当にありがとうございます。皆さんからの力を私たちの勇気に変えて前に進んで行こうと思っています。

 私はさまざまな作品の「役」を通して、これまでいろんな時代を生きて来ました。日本の1000年前の貴族、500年前の武将、そして数々の侍たち。さらには近代の軍人や一般の町人たちも。その時代にはその時代の価値観があり、人々の生き方も変化してきました。役を作るために日本の歴史を学ぶことで、さまざまなことを知りました。ただ、時にはインカ帝国の最後の皇帝アタワルパと言う役もありましたが…。

 その中で、私がもっとも好きな時代が明治です。19世紀末の日本。そう、映画「ラストサムライ」の時代です。260年という長きにわたって国を閉じ、外国との接触を避けて来た日本が、国を開いたころの話です。そのころの日本は貧しかった。封建主義が人々を支配し、民主主義などというものは皆目存在しませんでした。人々は圧政や貧困に苦しみ生きていた。私は教科書でそう教わりました。

 しかし、当時日本を訪れた外国の宣教師たちが書いた文章にはこう書いてあります。人々はすべからく貧しく、汚れた着物を着、家もみすぼらしい。しかし皆笑顔が絶えず、子供は楽しく走り回り、老人は皆に見守られながら暮らしている。世界中でこんなに幸福に満ちあふれた国は見たことがないと。

 それから日本にはさまざまなことが起こりました。長い戦争の果てに、荒れ果てた焦土から新しい日本を築く時代に移りました。

 私は「戦後はもう終わった」と叫ばれていたころ、1959年に農村で、教師の次男坊として産まれました。まだ蒸気機関車が走り、学校の後は山や川で遊ぶ暮らしでした。冬は雪に閉じ込められ、決して豊かな暮らしではなかった気がします。しかし私が俳優と言う仕事を始めたころから、今までの三十年あまり、社会は激変しました。携帯電話、インターネット、本当に子供のころのSF小説のような暮らしが当たり前のようにできるようになりました。物質的な豊かさは飽和状態になって来ました。文明は僕たちの想像をも超えてしまったのです。そして映画は飛び出すようにもなってしまったのです。

 そんな時代に、私たちは大地震を経験したのです。それまで美しく多くの幸を恵んでくれた海は、多くの命を飲み込み、生活のすべてを流し去ってしまいました。電気は途絶え、携帯電話やインターネットもつながらず、人は行き場を失いました。そこに何が残っていたか。何も持たない人間でした。しかし人が人を救い、支え、寄り添う行為がありました。それはどんな世代や職業や地位の違いも必要なかったのです。それは私たちが持っていた「絆」という文化だったのです。

 「絆」、漢字では半分の糸と書きます。半分の糸がどこかの誰かとつながっているという意味です。困っている人がいれば助ける。おなかがすいている人がいれば分け合う。人として当たり前の行為です。そこにはそれまでの歴史や国境すら存在しませんでした。多くの外国から支援者がやって来てくれました。絆は世界ともつながっていたのです。人と人が運命的で強く、でもさりげなくつながって行く「絆」は、すべてが流されてしまった荒野に残された光だったのです。

 いま日本は、少しずつ震災や津波の傷を癒やし、その「絆」を頼りに前進しようともがいています。

 国は栄えて行くべきだ、経済や文明は発展していくべきだ、人は進化して行くべきだ。私たちはそうして前へ前へ進み、上を見上げて来ました。しかし度を超えた成長は無理を呼びます。日本には「足るを知る」という言葉があります。自分に必要な物を知っていると言う意味です。人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。

 私たちはもっとシンプルでつつましい、新しい「幸福」というものを創造する力があると信じています。がれきの荒野を見た私たちだからこそ、今までと違う「新しい日本」を作りたいと切に願っているのです。今あるものを捨て、今までやって来たことを変えるのは大きな痛みと勇気が必要です。しかし、今やらなければ未来は見えて来ません。心から笑いながら、支え合いながら生きて行く日本を、皆さまにお見せできるよう努力しようと思っています。そしてこの「絆」を世界の皆さまともつないで行きたいと思っています。

アベノミクス
■ アベノミクスを評価したスティグリッツ教授が言いたいこと 「経済ニュースゼミ(2013.1.26)」より
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 「ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授は24日、『円高を是正して景気を刺激し、本格的なデフレ対策を打つという意図は正しい』と述べ、大胆な金融緩和や財政出動を柱とする安倍政権の経済政策を評価した」と報じられています。(1/26 日経電子版)
 果たして、スティグリッツ教授は、具体的にどんな発言をしたのでしょうか?
 ネットで調べてもなかなか分かりません。しかし、彼は、今回のダボス会議で次のような発言をしているので、彼がアベノミクスの積極財政策に一定の評価を与えるのは理解できるのです。
 彼は、どんなことを発言しているのでしょうか?
(※ 以下略。詳細はブログで。)


ダボス会議
■ 為替操作だ、と難癖を付けるメルケル首相と、当たり前に反論する麻生財務相 「ニュースを読まねば(2013.1.25)」より
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だからユーロはダメなのだ。ドイツの為のユーロは、ドイツの原理主義で破綻しかけているではないか。
と、追い詰められているドイツのメルケル首相は、アベノミクスを始めた日本に難癖を付け始めた。
24日に、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、メルケル首相は安倍政権が円安誘導としての為替操作をしていると非難した。いや、悲鳴を上げたかったのかもしれない。
「為替レートの政治的な操作に関心が集まっているなかで、今の日本に懸念がある」
これに対し、翌日の25日の閣議後の記者会見で、麻生太郎副総理兼財務・金融相は反論した。
「金融緩和はデフレからの早期脱却が目的。為替操作との批判は全く当たらない」
全くそのまんま、現実を答えている。そして円安が進んでいることについても残念な頭のメルケル首相のために簡単に答えている。
「行き過ぎた円高が修正されつつある局面だ」
まったくその通りだ。

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■ さすが!麻生財務相と甘利経産相は民主党の「見てるだけー」の大臣とは一味も二味も違いますね♪ 「ピア 徒然見聞録(2013.1.26)」より
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即反応する、こういう姿勢が必要なんですよ。何も言わなければ同意したと思われますからね!
(※ 中略)
今日の読売新聞に載っていたカルロス・ゴーン社長のコメントがまったくもってそのとおりでしたのでご紹介。

ゴーン社長は歓迎 現在の円水準「ハンデだ」

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は25日、ダボスで記者団に対し、「(円高の是正につながっている)日本政府の努力に敬意を表したい」と延、大胆な金融緩和などを掲げる安倍政権の経済政策を歓迎した。

ゴーン社長は「(2008年秋の)金融危機前の数年間、為替レートは1ドル=110~112円が平均だった。現在の90円台はなど円高水準で、(事業上の)ハンディキャップだ」と述べ、日本企業が国際競争力を回復するためには、さらに円安が進む必要があるとの認識を示した。
そもそも、ドイツのメルケル首相にそんなことを言う資格はないでしょう。EUの中にあるために通貨安の恩恵を一身に受けたのがドイツですのでね。もしマルクの時代なら、ここまで経済的なプラスを受容できることはなかったでしょう。

しかも、まだほとんど何もしていません。そのしようとしていることも、国内の景気を立て直すための財政出動、金融緩和でしょう?日本の政治家が日本国内の景気を立てなおそうとしているだけです。その結果として円安方向になぜか今触れているだけでしょう。投機家その他の動向を日本政府が規制しないといけないとでも言うつもりですかね?アホクサ。
(※ 後略)


■ 癌で苦しまずに、死ぬために知らなければならないこと→癌死=安楽死 「世界の真実の姿を求めて!(2013.1.24)」より
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中村医師は「抗がん剤や放射線をした場合の最期が、必ず痛むかどうかはわかりません。
しかし、治療をしなかった人は痛まなかったということだけは言えます」
(※ 中略)
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だが現在、この“自然緩和力”が使われることはほとんどない。中村医師が言う。「病気ではない“死”に対して、医療が過度に介入するから、人間の本来持っている力が生かされてないのです。人間の持っている自然な力を無駄な医療が邪魔しているのです。医療の本来の役割とは、人間が持っている自然の力を最大限発揮させることなのです」

二人に一人ががんにかかり、三人に一人ががんで死ぬと言われている時代である。治療法は進化し、多種多様になっている。どの治療法を選ぶか悩む人も多いことだろう。だが、そんなときに、「何もしないで完全放置する」という選択肢もあるのではないだろうか。これだけの多くの人が、全く苦しむこともなく、安らかに亡くなっているという“事実”があるのだから。

■ 地獄の門(パンドラの箱)を開いたフランスのサルコジとNATO 「逝きし世の面影(2013.1.26)」より
(※ 前略)
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フランスのサルコジはNATOの空爆だけでは屈服しないリビアのカダフィを、アルカイダ系のイスラム過激派武装勢力の協力で倒すことが出来たが、決して開いてはいけない地獄の門(ハンドラの箱)を自らすすんで開いてしまったのである。
2011年10月20日のカダフィ殺害から、2012年9月11日のリビア東部のベンガジでのアメリカ大使らアメリカ人4人殺害や、アルカイダ系武装勢力のマリ北部制圧でのフランス軍の直接介入、アルジェリアのガス田プラントでの日本人10人の犠牲者を出した今回の人質事件の惨劇は、別々の孤立した事件ではなくて一繋がりの出来事であると理解した方が分かりやすい。
(※ 後略)

アルジェリア
■ プーチン大統領:アルジェリア事件、マリ戦争、リビヤ紛争の関連性指摘 「ROCKWAY EXPRESS(2013.1.25)」より
(※ 前略)
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 今回のアルジェリアの事件は、欧米勢力によるアルジェリアの不安定化という戦略目標を達成するための一つの段階に過ぎない、という見方が徐々に大勢を占めつつある。アルジェリアという資源大国ながら欧米に敵対的な政権を欧米に従順な政権にするための工作であるということだ。

 しかしロシアはもちろんそれに反対であるし、オバマのアメリカも実は反対であろう。それで今回のクリントンの発言にそのことを匂わせたのである。ロシアのプーチンもそれを嗅ぎ取って、「世界の安全を確保していく責任を感じ、世界的懸念事項に対して発言していくためにパートナーたちと協力していくつもりだ」と発言することで、アメリカなどと協調して世界の問題に対処していく姿勢を示した、と見られるのである。
(※ 後略)

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■ クリントン長官:アルジェリアのテロリストはリビヤから武器を手に入れた 「ROCKWAY EXPRESS(2013.1.24)」より
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 このROCKWAY EXPRESSで再三指摘してきたことを、アメリカのクリントン国務長官が認めたようだ。彼女は「アルジェリアのテロリストがリビヤから武器を手に入れたことについては何の疑いもない」と語ったのだ。

 そしてロシアのラブロフ外相は、「マリでフランスとアフリカ人が戦っている相手はカダフィ政権を転覆させた人々と同じ人々である。その彼らに欧米諸国は武装させカダフィ政権を転覆させたのである」と指摘した、まさにその通りである。いかに欧米・NATOが矛盾しているかが分かる。

 このブログでは更に強調していることは、シリアの反政府武装勢力の多くもこのリビヤから流入したイスラム主義者のテロリストたちである、ということだ。だから、シリアの紛争が始まった2011年3月以来、ずっと彼ら武装勢力をテロリストと指摘してきたのである。

 クリントン長官の発言の真意は、アメリカは徐々に今までの姿勢を改めて、イスラム過激派を利用しながら、己の利権を拡大するような陰謀は今後控えるようにする、というものではないだろうか。オバマ政権が二期目で目指そうとしているのは、今までのネオコン的武断主義的戦争屋のアメリカから、真っ当な国家へ変貌していこうということではないだろうか。
(※ 後略)







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最終更新:2013年01月26日 23:40