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■ 勝田清孝連続殺人事件 「無限回廊」より
  • 勝田は判決後、日を追って人間不信に陥り、徹底してマスコミを嫌い、死刑廃止運動にもそっぽを向いて、仏教による月1回の教誨も断って、自分の殻に閉じこもり、獄外との連絡を絶っていた。ただ、車の雑誌を定期購読する他、推理小説などは読んでいた。
  • マスコミ各社はあらゆる手段で、獄中の勝田と接触を試みたが、いずれも失敗。勝田をますます遠い存在に追い込む結果となった。

  • そんな勝田の頑固で重い心の扉を叩き続け、人知れず8年間に渡って文通や面会を続けている1人の女性がいた。「カトリック名古屋教区正義と平和委員会」に所属する名古屋在住の主婦でもあるクリスチャンの来栖(くるす)宥子であった。

  • 来栖は勝田の獄中手記『冥海に潜みし日々』を読み、心を動かされて手紙を出すようになったのだが、それは、控訴が棄却された頃から8年間で600通。勝田から寄せられたのは400通。面会は200回を超えている。勝田は「たった一人の心友」と呼んで心を開いていった。のちに、来栖は『勝田清孝の真実』(恒友出版/1996)を出版した。







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最終更新:2012年06月29日 15:59