・◆福島事故直後に「最悪シナリオ」 半径170キロ強制移住  2012年1月12日 東京新聞
 ・◆福島、茨城県で震度4   2012年01月12日12時27分 時事通信社
 ・◆原子力安全委:分科会でヨウ素剤の家庭常備の提言案  2012年1月12日 11時45分 毎日jp(毎日新聞)

 ・上記に取り上げた記事は、一見すると個々にバラバラのニュースであるが、これらを”一連のもの”として見た場合どうであろうか?
 ・即ち、「福島周辺にてここ最近、地震が多発」⇒「4号機のプールは耐震性に不安があり、そこにある大量の核燃料が溶けたら半径170キロ強制移住」⇒「甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤を原発から半径30キロ圏内の各家庭に事前配布」という”一連の流れ”で読むとどうであろうか?ということである。

 ・つい最近、震度6弱以上の首都直下型地震の発生を想定して東京都内計97カ所の道路で一斉に交通規制が行われるといった、”有事”を想定したとしか考えられない「実験」「シミュレーション」が実施されたように、「近い将来、大変な事態が発生する」という薄ら寒さを感じずにはいられない思いである。

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■ 小出裕章が批判 「事前のヨウ素剤配布」原子力安全委員会が提言 「ざまあみやがれい!(2012.1.13)」より
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  千葉「(苦笑)、あの事前にヨウ素剤配っておいたとしても、」
  小出「はい」
  千葉「その…ちゃんとした情報をきちんと提供して飲むタイミングっていうのを、お…きちんと測らないと何の意味もないということになるわけですね」
  小出「そうです。大変微妙なことなのであって。え…情報を通知するほうがやらなければ、持っていても使えませんので。まずは意味はありません」

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■ シナリオ作っておいて公表しないのは、空襲警報ならさなかったアノ時代と一緒じゃね? 「onaironaironair(2012.1.12)」より


日本の外交
■ 安罪vs害トナー。使いっ走り同士が醜い茶番 「属国離脱への道(2012.1.12)」より

 ・ガイトナー米財務長官が訪中の後、来日して安住財務相と会談した。

 ガイトナーはユダ金の使いっ走り的存在である。中国では人民元切り上げ、イラン制裁などについて温家宝首相らから軽く一蹴された。

 日本ではどうか。

 温家宝レベルでは太刀打ちできないが、相手はユダ金の走狗である財務省の、さらに使いっ走りという無知無能の安住財務相である。同じ使いっ走りとはいえ、ガイトナーの方が少し格上だ。

 そして、案の定、言われるがままイランからの原油輸入削減を約束させられてしまった。相変わらず、対米従属を続ける日本政府。どうせ約束させられたのは、イラン原油輸入削減だけではないだろう。


★ 安住財務相、イランからの原油輸入削減を表明 「読売新聞(2012.1.12)」より / 記事保護

 ・核開発を続けるイランを追加制裁する法律を米国が昨年末に成立させたことを受け、安住氏は、日本がイランからの原油輸入を「計画的に減らしていく」との考えを表明した。


マスコミ全般
■ マスコミはいかにして世界が戦争をするように仕向けているのか:報道のふり 「マスコミに載らない海外記事(2012.1.11)」より
(※ ブログ本文は長文です。是非ブログ本文をお読みください。)
 ・James Corbett  grtv.ca 2012年1月2日
  (訳注:リンク先は原文通りに設定。したがって、文章の場合は英語原文。)

 ・第二次世界大戦へのアメリカ参戦も、同様に意図的な偽情報の結果だ。ホノルル・アドバタイザー紙が真珠湾攻撃を何日も前に予言していたとは言え、日本海軍の暗号はその頃には既に解読されており、米陸軍長官ヘンリー・スティムソンさえ、ルーズベルトとの会談で“一体どうやれば、我々が余り大きな脅威に会わずに、連中[日本]が先に発砲するようしむられるだろうか”と議論したと一週間前の日記に書いているのに、真珠湾攻撃は全く予測できなかったと大衆は思い込まされたままだ。

 ・1991年、クウェートでイラク軍がおかした残虐行為を証言したクエート人少女ナイリヤの感情に訴える話を、世界中が聞かされた。
  あの件が実はヒル・アンド・ノウルトン広告代理店のしわざで、少女が実はクェート大使の娘だったということを、世界は知らされなかった。

 ・2009年、BBCは、イラン政府への反対意思を表示するために集まっている抗議デモ参加者の群衆だと称するイラン集会のトリミングされた写真を載せた。

 ・2008年4月、ニューヨーク・タイムズが、2002年に立ち上げられた、ペンタゴンのテーマをマスコミに吹き込むために、退役した軍当局者を利用する、秘密国防省プログラムを暴露した。そうした職員は事前にペンタゴンから特別にブリーフィングを受けていたにも係わらず、トーク番組やニュース番組では“独立した専門家”として紹介されていた。

 ・本当に恐ろしいのは、平然と原子力発電を推進し、宗主国の軍事基地を受け入れ、宗主国軍によるアフガニスタンやイラクでの無辜の市民虐殺を支援し、売国TTP政策や消費税増税を推進している、自民党、民主党、公明党、経産省官僚、大企業、労組、御用学者、太鼓持ち芸能人、マスコミだ。そしてもちろん彼らを駆使する宗主国支配層の1%。

 ・Britons never never never shall be slaves.
ブリトンの民は 断じて 断じて 断じて 奴隷とはならじ

Japaneses never never never shall be slaves.
日本の民は 断じて 断じて 断じて 奴隷とはならじ

と、いつの日か、我々の子孫が歌える日がやってきて欲しいものだ。
と、「宗主国から見て理想的な属国」の奴隷住民は思う。


余傑】 / 【劉暁波
★ 余傑氏が米亡命 劉暁波氏らと民主化活動 「東京新聞(2012.1.13)」より / 魚拓

 ・余氏は、ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏(56)らとともに、共産党独裁廃止を求めた「〇八憲章」に署名した中心人物。
 ・余氏が本紙に語ったところによると、一昨年十二月の劉氏のノーベル平和賞授賞式前日に余氏は公安当局に北京郊外に拉致され、激しく暴行を受けた。
  翌朝、北京市内の病院で意識を取り戻すと、人工呼吸器や点滴が全身に取り付けられ、医師が耳元で「彼ら(公安当局者)が暴行した」とささやいた。公安当局者は「われわれが殴ったことを二度と話すな。さもないと(人工呼吸器など)すべてを抜く。こうなったのはすべておまえ自身のせいだ」と脅したという。


■ 「『自由のある場所が故郷』 中国の人権活動家が出国」 「書籍之海 漂流記(2012.1.12)」より

 ・この人が日本へ来たときに一度会ったことがある。
 「宦官中国」は現代中国の問題をえぐった記念碑的な文章だと思うが、しかしその他の論説で見られるこの人の思想と、私は、考え方を異にするところがあり、また、人権つまり反体制活動家として反日を梃子にする戦術は好きではなかった。ただし中国にこれまで踏みとどまっていたことには敬意を表する。

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■ 反日と親日の定義 「支那豚の楽園(2010.10.9)」より / 更新が止まっているため魚拓を取った

 ・余傑は北京大学のシナ語系で卒業し、かつて、ブッシュ元米大統領とも会見したこともある。彼は、以前から作家、基督教徒、民主活動家、シナ人青年のアイドルなど沢山のタイトルを持っている。それ以外、彼のもう一つの特徴は反日、特に彼の早期の作品には、極端に日本を憎む感情が溢れている。2003年に、彼は日本を訪問してから、日中関係、日本に関する本を何冊か出版した。その中の一冊、2005年に出版した《日本,一個曖昧的國度》を私は読んだ。その本の中では、以前と同じような日本人を消滅させるなどの極端な話は書いていないが、東史郎との面会や靖国神社の参観や所謂戦時強制連行されたシナ人などのことを色々書いた。その本は、日本の「侵略罪悪」を糾弾し、旧日本軍を中傷、侮辱し、さらに昭和天皇陛下に失礼な内容も書かれている。それでもこの人が反日であると言えないのか

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■ 中国ナンバー3、首相の温家宝は「中国一の名優」 「政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ(2010.8.17)」より / 魚拓

 ・余氏は、温家宝が本当に心優しい人物であるかは、「出版後の私を見れば分かる」と、朝日の記者に語っている。この「挑発」に、温家宝と共産党がどう対処するか。放置すれば、次の党指導部批判の本が出るだろう。しかし、今や世界が余氏の身の安全を注視している。公安が威嚇したように、逮捕すれば、第2の胡佳氏、第2の劉暁波氏として世界から非難される。








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最終更新:2012年01月13日 23:07