■ 無関税化が世界に拡大すると、結局日本の一人勝ちになる。 「超高層マンション スカイヲーカー(2011.11.12)」より

 ・「野田佳彦首相は11日夜、首相官邸でキッシンジャー元米国務長官と会談し、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加方針を伝えた。キッシンジャー氏は「米国は日本の交渉参加を求めていた。喜ばしいことだ」と評価した。」

 ・わざわざワシントンDCくんだりから老体に鞭打ちキッシンジャーがアポなしで訪問しなければならない理由もロックフェラーの焦りの表れだと思う。実質的日米FTAの道筋を作り、アセアン+中国を米国主導で抱え込む。日本を子分にアジア市場をロックフェラー主義温存しつつ米国主導を実現するというものだ。

 ・むしろ、公平な市場で競争すれば日本企業の圧勝は間違いなしなのだ。世界中の市場を日本が占拠しかねないのだ。それで世界中に日本標準が適用され、日本語が世界標準語となり、日本円が世界の決済通貨の基軸になるのだ。強大な経済体制、強大な軍事力、政治行政体制で世界を支配していけばいい。



 ・NYオキュパイヤー達が寝泊まりしているズコッティー公園の前にあるペニーニー&カンパニーというパン屋さんでは、オキュパイヤー達が勝手にお手洗いを使っては汚していくのにたまりかねて、「お客様以外のトイレ使用はご遠慮ください」とオキュパイヤー達の使用を断ったところ、便器に物を詰められたりトイレの流しを壊されるなどひどい被害を受けた。しかも店においてあるATMの電源コードを勝手にはずして自分のノートパソコンをつなげる人間がいたり、無料で飲料水を提供しろと脅かされ、断ると「覚えてろ」と脅迫されたりした。トイレ使用を断ったせいか、怒ったオキュパイヤー達は店の入り口通路で毎晩用をたすため、従業員は毎朝汚物処理をするハメに。

 ・サンディエゴでも屋台のサンドイッチ屋が無料でサンドイッチを配らないことに腹をたてたオキュパイヤー達が屋台の食品を盗んだり、尿や血液の入った汚物を投げるなどして商売妨害をした。

 ・商店街の人々は、オキュパイヤー達の行為は彼らが代表するとしている99%に打撃を与えている、と怒る。

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■ 39人が逮捕されたカリフォルニア大バークレー校の反格差運動 「アメリカ経済ニュースBlog(2011.11.12)」より

 ・腕を組んで動こうとしない学生に対し、警官は警棒殴る。39人が逮捕された。
  民衆と警察との対立が激化してきている。


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■ Occupy Cal 「Days in UC Berkeley :)(2011.11.11)」より

 ・なんかね、でも実際"99%"の人の多くって大学行けないだろうし行けたとしてもそんなおしゃれな服着たり高いバックパック買ったりできないと思うんだけど

  学費が上がって、州外の学生急増(州外の学生の方が学費いっぱい取れるから)っていうのにも反対してた。

  カリフォルニアの学生を増やせー!って言ってる中、留学生としてちょっと肩身狭かったw



 ・オークランドの事件は10日に発生。テントが集まるキャンプの隅で口論が起き、その後、男性が撃たれたとみられている。
 また、バーモント州バーリントンで同日、テントの中で銃で自殺したと思われる男性(35)の遺体が発見されたほか、ユタ州ソルトレークシティーでも11日、テントから一酸化炭素中毒死とみられる男性の遺体が見つかった。


■ 暗殺鬼国アメリカ 「私の闇の奥(2011.11.9)」より

 ・1986年4月15日早朝にレーガン大統領の指示で、アメリカ空軍・海軍が合同で行なったガダフィ暗殺作戦については大量の資料がありますが、前回に紹介した塩尻和子著『リビアを知るための60章』(明石書店、2006年)の第24章「カッザーフィー爆殺未遂事件」にも詳しく出ています。

 ・私が非常に不審に思ったのは、爆撃があった15日の午前2時に、欧米のジャーナリストたちが電話をニューヨーク、ワシントン、ロンドンとのホットラインに変えていたことである。それから電送ファクシミリを送れるように写真の暗室を作っていた。そして、私の部屋の向かいにはAPの写真室があったのであるが、2時5分過ぎには、爆撃のバーンという音が切れると同時くらいに私が廊下に出ると、電話が鳴り、ニューヨークのAPから「カダフィの首っ玉の写真をすぐ送れ」、つまり、殺されて死んでいるカダフィ大佐の写真を送れと言ってきたのである。ということは、想像できるように、もうすでにアメリカの記者たちは、午前2時に爆撃されるであろう、そしてそのターゲットはカダフィ大佐であることを知っていた事を意味するのである。勿論それは㊙なので教えてくれなかったが。その後、数日一緒に彼らといる間に、彼らはどこが爆撃されるであろうということを克明に全部わかっていたことを知った。私は欧米のマスコミがあらかじめすべてわかって、新聞記者やカメラマンを操作しているという情報操作の現実を見たのである。(「カダフィ大佐との対話」前出『交感するリビア』 藤原書店、229〜230頁)


■ 頑張れオリンパス!!・・・技術立国日本!! 「人力でGO(2011.11.11)」より

 ・オリンパスの技術者、米谷美久氏は、当時の大きくて重たい一眼レフに不満を抱いていました。
  そこでカメラの設計を一から見直す事で、小型で高性能な一丸レフを開発しようと試みます。
  そうして出来上がったOM2は単に小型というだけで無く、今でも驚く様な技術が詰まった素晴らしいカメラでした。


■ アイスランド危機からの教訓:銀行を破綻させよ 「ROCKWAY EXPRESS(2011.11.12)」より

 ・ 「大きすぎて破綻させられないというまことしやかな嘘の言説を説いて、大銀行の保護を継続しても、問題の解決にならないばかりか、ますます事態は悪化していっている状況を打開するには、この「破綻させられない」という嘘、ないしは脅迫を退けて、破綻させればよいのだ。事業に失敗すれば、その落とし前をつけろ、という単純な真理だ。


TPP
■ TPP反対の方々は日米同盟なき後のことを考えているのか? 「Ddogのプログレッシブな日々(2011.11.11)」より

 ・TPPに反対することは、日米安保条約を将来米国が破棄するリスクを何等考慮していないと私は思うのです。TPP反対で日米安保賛成だったら思考回路が無茶苦茶ではないか?

  日米安保を破棄した場合日本は中華帝国の隷属国となるか、独自に軍備を増強し核兵器を持つ戦略を立てねばならない。


TPP
■ TPP IS DEATH 「qazx(2011.11.12)」より

 ・米国では、中産階級の没落が明らかとなり、彼らの間から、政府が嘘をついているのではないかという声が上がりだた。それは、99%つまり米国民の多数の声として、発言されるようになった。

  残りの1%は、ウォール街に居て、現在の米国を動かしている。その「ウォール街を占領せよ」そして米国の政治を99%に取り戻すのだ、という運動が、全米に広がりを見せだした。

  日本の民主党野田首相も、11月11日TPP参加に向けた協議をするなどと、参加すると言わずに国民をだますような発言をしているが、少なくとも先進国で何が起こっているかぐらい知っておくべきだったのだ。

  恐らく、自由貿易をめぐる議論は、世界の体制を変えてしまうに違いないと、小生は考えている。その実際の米国での運動の一部をお目に掛ける。
(※ 以下本文を。)




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最終更新:2011年11月12日 22:53