各国の自然放射線レベルに対する人口分布(外ばく、内ばく含む)
【それぞれの年間基準値を1時間あたりにしてみる】
- 0.144μSv/h ⇒ 自然放射線の空中からの放射線量率 1.26mSv/y
- 0.26μSv/h ⇒ 自然放射線の空中からの放射線量率+ICRPの一般公衆限界線量(通常時) 2.26mSv/y
- 0.31μSv/h ⇒ 放射線業務者における女子の妊娠が分かった時点以降の妊娠期間の限界線量(妊娠初日に分かったとして) 2mSv/266d
- 0.8μSv/h ⇒ アメリカでのがん死が“0”となる外挿値は 7.3mGy/y
- 2.28μSv/h ⇒ 放射線業務者の通常年間許容線量 20mSv/y
- 5.7μSv/h ⇒ やむを得ない場合の年間許容線量 50mSv/y
- 5.7μSv/h ⇒ 台湾においての調査。長期に渡る被ばく( 50mSV/y)は顕著にがん死亡率を下げるという結論付け。
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【 各地のモニタリング 】
神奈川県 ※ 表記の単位はGy(グレイ)【1Gy ≒ 1Sv】
全国の放射能濃度一覧 文部科学省が公表している情報「都道府県別環境放射能水準調査結果」を元に日本全国の放射能値をグラフ化 ※
●〔放射線を取り扱う仕事をしている人のICRPで定められた限界線量から計算してみた一日あたりの限界線量〕
一時間当たりの空中放射線量 |
ICRPで定められた限界線量 |
備考 |
5.7μSv/h |
50mSv/y |
やむを得ない場合、一年に50mSvまでを限界とし、5年間の平均で1年20mSvを超えないこと。 つまり、ある年で50mSvとなっても、その年を含む5年間で100mSvを超えないこと。 |
2.28μSv/h |
20mSv/y |
通常、1年で20mSvを超えないこと。 |
9.26μSv/h |
30mSv/3m |
やむを得ない場合でも、3ヶ月で30mSvを超えないこと。1年20mSv以内に抑えることはすでに不可能なので、あとは上の欄に順ずる。 |
0.31μSv/h |
2mSv/266day |
妊娠が分かった時点以降の妊娠期間中は、2mSv を超えてはならない。初日に分かったことにし、266日を平均として計算。 |
※ この数値以下であれば、現在および将来にわたってその個人は健康をそこなう恐れはないとしている。
※ これらの値は、外部被ばくと内部被ばくの合計である。なお、この線量限度には自然放射線による被ばくと医療行為による被ばくは含まれていない。
※ 自然放射線:大地(≒0.48mSv/y)・空中(≒1.26)・飲食(≒0.29)・建物などから 2.4mSv/y
●〔放射線を取り扱うことを業務としない一般公衆に対するICRPの限界線量の定め〕
一時間当たりの空中放射線量 |
ICRPで定められた限界線量 |
備考 |
0.114μSv/h |
1mSv/y |
特別な状況のみ年間1mSvを超えることも許容されるが、5年間の平均で1mSvを超えない。日本はこの数値が低すぎるとして反対したが、結局は批准したはず。 |
※ これらの値は、外部被ばくと内部被ばくの合計である。なお、この線量限度には自然放射線による被ばくと医療行為による被ばくは含まれていない。
1mSv/y (ICRPで定められた限界線量) + 1.26mSv/y = 2.26mSv/y となるので、1時間当たりに直すと、
2.26mSv/y ÷ (365×24) = 0.00025799086mSv/h ≒ 0.26μSv/h
0.26μSv/h ⇒ この数値以下の空中線量実測値なら、空気中の自然放射線量を含んでの、ICRP勧告値を超えない値ということになる。〔放射線を取り扱うことを業務としない一般公衆に対するICRPの限界線量〕
1.14μSv/h 114μSv/h 以下なら ⇒ 気にせず普段どおりに暮らす。 注)根拠1
2.28μSv/h 228μSv/h になったら ⇒ 5年住んでも下がらないようなら、疎開する。 気にしない。 注)根拠2
4.56μSv/h 456μSv/h になったら ⇒ 4年住んでも下がらないようなら、疎開する。 気にしない。
6.84μSv/h 684μSv/h になったら ⇒ 3年住んでも下がらないようなら、疎開する。 気にしない。
9.12μSv/h 912μSv/h になったら ⇒ 2年住んでも下がらないようなら、疎開する。 気にしない。
11.4μSv/h 1140μSv/h になったら ⇒ 1年住んでも下がらないようなら、疎開する。 ちょと気にする。
22.8μSv/h 2280μSv/h になったら ⇒ 半年住んでも下がらないようなら、疎開する。 不明。
45.6μSv/h 4560μSv/h になったら ⇒ 3カ月住んでも下がらないようなら、疎開する。 不明。
91.2μSv/h 9120μSv/h になったら ⇒ ひと月半住んでも下がらないようなら、疎開する。 不明。
182.4μSv/h 18240μSv/h になったら ⇒ 三週間住んでも下がらないようなら、疎開する。 不明。
384.8μSv/h 38480μSv/h になったら ⇒ 10日住んでも下がらなかったら、疎開する。 不明。
※ 但し、学童期の子どもには海草・味噌汁を毎日のように摂らせる。甘いものは避ける。
※ もし私が妊娠したら、
0.3μSv/h 30μSv/h 以下なら、そのまま産む。
1.14μSv/h 114μSv/h が続くようなら、73日までは我慢するが、それ以降は疎開する。 ふーん、と聞き流す。
11.4μSv/h 1140μSv/h 1000μSv/h が続くようなら、一週間以内に疎開する。ちょっと考える。 1.14μSv/h 114μSv/h 1000μSv/h 以下になったら赤子と一緒に帰宅する。
※ 私が60歳だったら上の数字の200倍まで気にしない。 1000μSv/h 以下なら喜んで歓迎する。超えたら10年は暮らしてみる。 (根拠なし、気分です。)
※ 私が70歳だったら上の数字の300倍まで気にしない。 1000μSv/h 以下なら喜んで歓迎する。超えたら15年は暮らしてみる。 (根拠なし、気分です。)
※ 私が80歳だったら上の数字の400倍まで気にしない。 1000μSv/h 以下なら喜んで歓迎する。超えたら20年は暮らしてみる。(この年齢で癌に罹っていなれば、もうけもん。)
※ 私が90歳だったら上の数字の1000倍だって気にしない。 1000μSv/h 以下なら喜んで歓迎する。超えたら40年は暮らしてみる。(これはもう、大往生です。)
※※ 私がそうだからと言って、これを読まれた方に責任は持ちません。私なりに調べた結果です。
従って、下記注意事項も廃棄とする
※ 注) 中京大学の武田先生は、空間線量の約4倍(外部・内部被曝を合わせて)を被曝すると言っているが、心配なら上の数値を4分の一にして考えてもらえばいい。
私は、そう思わない。なぜか?それは、過去の実際の被爆者の統計からの推論なので、被曝線量の推計も空間線量の予想(外部照射量)を元にしていると思われるわけで、その人たちもその4倍は被曝していたと考えてもいいのではないかと思うから。被曝後もそこに住み食べ飲んでいたはずだからだ。
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最終更新:2021年02月07日 20:01