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石油】
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摩訶不思議 「我が郷は足日木の垂水のほとり(2019年09月19日)」より
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(※mono....前半略)
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やっぱり、石油施設の攻撃は、自作自演であったげな。
ドローンで攻撃された。とかいふ 石油施設の復旧が、とてつもなく速い。
これって、実は。無人機による攻撃ではなく。まえもって、発火だとか爆発のシカケが施してあった。テレビ写りでは、とてつもない攻撃のように、「インスタ映え」の良い絵が、世界中に配信出来た。それで、石油価格は急騰した。頭の熱い小金持ち。こうした紳士織女諸氏が、小臭い金融スジに カモ られた。ならば、石油施設の復旧を、トットと仕上げて。石油価格が下がったところで、お約束の。先物買いで、がっぽりと儲ける。こうした、トリックが使えるのは、怪しい。金融世界の伏魔殿。プロにしかできない、芸当なのだろう。
(※mono....中略)
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わが郷の左近 爺。行く道は、ナスとかトマト。今年は、ピーマン類が豊作だった。ピーマン類は、暑い日差しが嫌いなのだ。それで、大雨の今年は、当たり年だった。 それと、小臭い金融の世界は、遠いアラブの千夜一夜。儂等、庶民は。実物の野菜や果実を、愛でて楽しむのが。分相応というものか。
わが日本国の、ミギやヒダリ政治家・諸先生には、アラブの世界は遠すぎるのか。それでも、わが宰相・安倍晋三氏は、イランの要人と会談するそうな。こんなところで、わが首相は火消しに励んでおられる。この辺りの律義さが、日本国民一般の支持を集めている。そして、この重大な平和的意義を解さない。サヨクは、お馬鹿と蔑まれている。国際情勢の鎮静化に余念がない。わが首相に陰ながら、声援を送りたい。
子供目線の、サヨク諸君。
どうせ、現・安倍政権を批判するならば。この程度の高見まで、登れる。全知全能の絨毯でも、誂えてみればよい。
15だとか、16歳の少年少女には、高い壁の向こうの別世界。
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サウジ王子、搭乗ヘリ墜落で死亡=「粛清」恐れ逃亡図る? 「時事ドットコム(2017/11/07-10:20)」より
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【カイロ時事】サウジアラビア南西部アシル州の副知事だったマンスール・ビン・ムクリン王子が5日、搭乗していたヘリコプターの墜落で死亡した。王子は、汚職摘発を名目に王族や閣僚ら多数を拘束したムハンマド皇太子の反対派。不正行為への追及を逃れようと国外に向かっていた際にヘリが墜落したとの臆測が広がっている。
マンスール王子は、サルマン現国王が2015年に即位した後に退任させられたムクリン元皇太子の息子。有力王族メンバーながらムハンマド皇太子から冷遇されたとみられる。国営通信は6日、王子死去の情報のみを短く伝え、墜落の詳細などは不明だ。
同文書にはサウジアラビアの9/11テロに関する関与を認める内容が掲載されている模様で、サウジは当該文書が公開された場合には数兆ドル相当の米国にあるサウジ資産(株や不動産、米国債等と思われる)を売却すると脅しをかけている様である(@w荒
これを自白という(@wぷ
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サウジアラビアの迷走 「二階堂ドットコム(2016.2.19)」より
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サウジアラビア王室で、皇太子と副皇太子の対立が深刻化しているようです。皇太子が前国王の息子で、情報機関を握っている対米従属派、副皇太子が現国王の息子で、軍と財務を司る独立路線派のようです。
どちらが勝つのやら。国際スパイ合戦ですな。
ロシア発の情報によると、ナイーフ皇太子は、国防相でもあるサルマン副皇太子が、軍を動かして自分を暗殺するのでないかと恐れている。諜報機関を握るナイーフは、サルマンら王族たちの電話をさかんに盗聴しているという。内務相でもあるナイーフは、国内の諸部族の族長と連絡をとり、部族を動かして治安を悪化させ、それを副皇太子や国王のせいにすることで、自分が外されることを防ごうとしている。現国王が就任したとたんに起きたイエメンとの戦争や、今年初めのシーア派のニムル師の処刑は、ナイーフの策に沿っている感じだ。
http://en.farsnews.com/newstext.aspx?nn=13941111001542
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(※mono.--中略)}
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この内紛は「親馬鹿な国王のわがまま」を超えた、サウジの国家戦略の行方をめぐる政争である。米欧アラブのメディアには、プロパガンダを大量に含んでいそうな各種の見方が散乱しており、どれが事実か見極めにくいが、私が見るところ、ナイーフ皇太子が対米従属派で、サルマン副皇太子(と父親のサルマン国王)は対米自立派であり、米国の覇権が低下するなか、サウジがどこまで米国の支配につき合い続けるかという国家戦略をめぐる戦いだ。
(※mono.--以下長文詳細略、サイト記事で。)
現在の原油安は産油国の財政難を更に加速することが予想されるわけだが、産油国サウジアラビアは相変わらずOPECの減産要求には応じるつもりはないようである。
サウジアラビアは「米国のシェールガス産業を潰すために原油価格を押し下げている」とも云われているようだが、実際は「ロシア潰し」が目的ではないかと当ブログでは考えている。サウジアラビアの「ロシア潰し」はシリア問題でサウジアラビアの提案を飲もうとしないプーチン大統領への制裁という意味合いもあると見ている。たとえOPECで減産しても非加盟国のロシアが抜け駆けして儲けるだろう。サウジアラビアとしてはそれを阻止したいのだ、というのが当ブログの見立てである。
このようなエネルギー業界の競争はエネルギー価格の低下を促し、次第に庶民の懐も温まり財布の紐も緩むことだろう。これは日本経済にとってかなり明るい材料である。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)
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オイルダラー、 チャイナマネー、ウォールストリート撤退開始 「世相を斬る あいば達也(2016.1.16)」より
(※mono.--前半数行略)
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森永卓郎は庶民の味方お人好しなので、好感は持てるが、最近、発言内容に宗旨変えと云う側面が垣間見える。その所為か、テレビで意外に重宝されている(笑)。コメンテータとしての収入が大きいのかもしれない。特に、サウジと米国は、未だに蜜月で、ロシアの財政を潰すため共同作戦を展開中だと云うプロパガンダ発言をしていた。
しかし、そのようなステレオタイプな言説は陳腐なわけで、米国がサウジの財政疲弊を補填する能力があれば別の話だが、日本や韓国、豪州にまで強請りタカリを実行しないと、世界の警察官的外見すら整えることが困難になってきた米国財政の中身を知っているサウジが、唯々諾々と米国のロシア封じ込め論に乗るとは思えない。つまり、50年前の構造に則った常識論を語ったわけだが、多くの日本人は、サウジアラビアと云う産油国は、オイルダラーの国で、永遠にリッチだと勘違いしている処から語られる嘘言説と断定していい。
(※mono.--中ほど略。以下副題のみ転記)
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≪・サウジアラビアを崩壊に導く独断専行の副皇太子
末路はルイ16世か?急激な改革は命取りに
- 「戦争を望んでいない」とムハンマド副皇太子
- 今後5年で財政赤字解消が目標
- サウジアラビア王国崩壊の危険性も
- 「原油供給の遮断」に備えよ
- サウジアラビアで政変が起きれば、原油輸入の3割以上をサウジアラビアに依存している日本は、文字通り『油断』(堺屋太一の小説)の状態に陥る危険性がある。
ただし、現在の日本には当時と違って強力な武器(石油の国家備蓄)がある。石油の国家備蓄については中国での積み増しの動きが話題となるが、日本 は第1次石油危機を契機に備蓄計画を開始し、1980年度末にその目標を達成した。現在、3億バレル以上の石油が北海道から九州・沖縄に至るまで各基地に 貯蔵されており、日本への原油輸入が全量停止したとしても90日以上にわたって必要な量を確保できる体制が整備されている。
米国は湾岸戦争の際に国家備蓄石油を放出した。一方、日本はこれまで一度も備蓄石油を放出したことがない。放出のために必要な手続きは煩雑であ り、放出の時期を逸してしまうことがかねてから懸念されている。しかし、それではせっかくの備蓄石油も「宝の持ち腐れ」になってしまう。
杞憂とのそしりもあるかもしれないが、「原油供給の遮断」という未曾有の事態に備えて国家備蓄石油の放出に向けた準備を直ちに行うべきではないだろうか。 ≫(JB PRESS:オリジナル海外コラム・藤和彦)
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サウジのムハンマド副皇太子がどのような思惑を持とうと、欧米諸国側に帰属できてる最大の理由は、貴重な産油国であると云う定番な言説があるわけだが、原油の価値が此処まで目減りしてしまうと、王国であると云う、実際の瑕疵が際立ってくる。今までに蓄積したオイルダラーが今後ともマーケットで健在であれば、米国の蜜月の齟齬はないだろうが、原油価値を上げるために、採掘の抑制を試みようとしても、米国やロシア、カナダなど、原油輸出国があるわけで、採掘減産イコール価格の暴騰と云う図式は、ほぼメカニズムだった時代とは隔世の感がある。シリアを挟んだ、イランとの外交的鍔迫り合いにおいても、西側メディアの報道の範囲で分析しても、イランの方が有利な状況であり、サウジも時代の区切りに直面しているので、王国崩壊のリスクも強く含んでいる。
イスラム国や反シリア勢力を、裏ルートでバックアップしていたのは、サウジやクウェート、バーレンなどだが、根本的国力と云う面では、将来的にイランの方が有力な中東の核的存在なので、日本同様、名誉白人扱いされてきた、似非西側陣営国家の悲哀を味わう時期が近づいていると解釈すべきだろう。直近では、対イラン対策で重宝された上に、政権の座から追い落とされ、且つ処刑されてしまったフセイン大統領と同じような運命が、サウジアラビア及び王族たちの運命に待ち受けていると考えておくことも、一つのシナリオだ。
(※mono.--以下略)
昨年末、ユーラシア・グループ社長のイアン・ブレマー氏が「サウジアラビアの国家としての持続可能性が疑問視される」「産油国の将来は楽観できない」との発言し、サウジアラビアが危うい状況にあると言い回ってっていた。私は2016年10大リスクの筆頭ではないかと予測したのだが、10大リスク筆頭ではなかった。
だが、正月早々危機が現実となった。スンニ派筆頭国サウジアラビアとシーア派筆頭国イランがぶつかれば、中東情勢はかつてない危機に陥るかもしれない。
今回の原因は、サウジアラビアがイエメン内戦に介入するなか、シーア派指導者ニルム師が裏で暗躍しているよ、サウジアラビアが処刑してしまったのが直接のきっかけだが、背景は所詮金だ。
2015年12月4日の石油輸出国機構(OPEC)総会が減産を見送り、新たな原油安の引き金となった。
中国経済の崩壊により産油国の原油生産が止まらず、過剰生産、過剰在庫の問題がより本格化・長期化するなか、「米政府が自国産原油の輸出を解禁」したり、
「イランの核開発問題の終わりが見えて今後のイランの原油増産・輸出量増加の可能性が更に高まった事」などが原油安の原因である。
サウジアラビアの立場からすると、原油安はイランと米国に八つ当たりしたくもなる。米国の利上げは、エネルギー関連のハイイールド債の価格急落で関連ファンドに動揺が走り、ベネズエラなど産油国の一角にはデフォルト(債務不履行)の警戒信号がともる。産油国にサウジアラビアは出資しておりダブルパンチだ。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)
サウジアラビアの国債発行は2007年以降で初めてとなるわけだが、なぜこれほど財政が圧迫しているかといえば、それは“原油安”だけが原因ではない。一番の原因はやはり、「米国とイランの核合意」だろう。
(※mono.--参考リンク記事は略、詳細はブログ記事で)
中東で弱腰政策を続けるオバマがイランとの核協議で譲歩したことで、サウジアラビアやイスラエルといった中東の米同盟国は一気に危険に晒されることとなったわけである。米国としては軍事費削減という大義名分があったのだろうが、それにしてもイランの核武装の危険性を先延ばししただけの合意(譲歩)というのは、中東の米同盟諸国を見捨てたも同然であろう。まぁ、米国が自国内でエネルギー(原油やシェールガス)を自給できるようになったことが、サウジアラビアを見捨てるのに十分な動機となったことは言うまでもないだろう。
さて、そうなれば、サウジアラビアが中東のパワーバランスを維持すべく本気を出して自国の軍事力を増強するというも必然と言えよう。実際、最近のサウジアラビアの軍事費が世界的に見ても急増していることが分かる。サウジアラビアが珍しく国債を発行する理由は、やはりこの“軍事費の増加”が主な原因なのだろう。
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サウジアラビアが地獄化します! 「日本や世界や宇宙の動向(2015.6.12)」より
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サウジアラビアの王族はハザールマフィアの一員でありシオニストだと言われています。彼らが支配の道具として使っているイスラム過激思想はタルムードによくにています。
サウジアラビアの王族がサウジアラビアを独裁支配し始めたのは第一次世界大戦後のようです。ハザールマフィアはサウジアラビアに自分達と同族の人間を王族として君臨させ、以降、サウジアラビアだけでなく中東全体を支配していきました。ISISやアルカイダを含むイスラム過激派に活動資金を提供してきたのはサウジアラビアやイスラエルであり、シオニスト支配のアメリカです。中東の混乱も主に、サウジアラビア、イスラエル、アメリカが仕組んだことです。なぜなら、資源が豊かな中東をハザールマフィアが全て乗っ取りたいからです。
しかし、サウジ軍に破壊されているイエメンですが、イエメン人や周辺国の人々はサウジアラビアに報復しようとしています。今後、益々戦争は激化しそうです。
ジェラルド・セレンテ氏は、今後はサウジアラビアが大規模な報復を受け、王族が追放されるまでめちゃくちゃにされるのではないかと言っています。
残虐な王族は追放された方が中東だけでなく世界のためになります。
ヒゲむじゃで頭に蛇のような輪っかをはめ、白いローブ姿はまさに暗黒時代の王族そのままです。
サウジアラビアでは女性は奴隷或いは死刑囚のように扱われているそうです。本当に恐ろしい国です。
韓国は昨年(2014年)、UAEに海外で初となる韓国製原発の受注に成功していたわけだが、その後、愚かな反日政策のせいで関係悪化している日本からの金融・技術両面での支援が得られなくなり、工事は停滞、今や巨額の違約金発生が必至の状態となっている。
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なお、この違約金「100億ドル」というのは事実上の保証金となっているわけだが、韓国は未だ其のカネを支払ってはいない。韓国経済は今や崩壊寸前であり、払えないのも当然であろう。おそらく韓国政府は今頃、この債務を何とか誤魔化そうと必死に悪巧みを計っていることだろう。韓国にとって残された資産といえば、在日などの在外韓国人の資産と生命ぐらいである。
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管理が徹底されるであろう日本の原発の場合、核武装というか、核兵器燃料の製造の隠れ蓑には向かない。米国との関係を考慮する日本としても、中東のパワーバランスを変えてしまい兼ねない“危ない橋”を渡ろうとはしないだろう。
だが、韓国の原発なら管理は杜撰だろうし、金欠に陥っている韓国はカネさえ貰えればどんなことでも引き受けるだろう。韓国製原発は核武装のためのダミー原発としては持ってこいなのである。
要するに、サウジが求めているのは発電所としての機能を持った原発などではなく、原発の皮を被った核武装のためのハコなのである。安くて管理が杜撰であればあるほど、サウジには好都合なのだ。
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ロシア】 / 【
石油】
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原油安:肉を切らせてロシアの骨を断つサウジ。 「スロウ忍ブログ(2014.11.26)」より
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原油価格が大幅に下落する中、原油安に苦しむロシアが急遽、サウジアラビアに減産を要請するも、最終的な合意には至らなかったとのことである。これを受けて、原油価格は遂に1バレル73ドル台に突入したようである。
(※mono.--中ほどの引用記事略)
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当ブログでは以前、今の原油安はサウジの損益分岐点である80ドル/バレルあたりで落ち着くだろうと予想していたわけだが、今回はそれを更に下回る水準にまで急落している。
上記参考でも述べた通り、この価格では、減産を頑なに拒み続けるサウジでさえも、既に“出血状態”であることが予想される。それでもなお、サウジは減産する構えを見せていない。ここから想像するに、サウジは一気呵成に「肉を切らせて(ロシアの)骨を断つ」心算なのかも知れない。やはりロシア崩壊は目前にまで迫っているようである。
(※mono.--後略)
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シリア】
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軍事専門家:サウジのバンダル王子のシリアでの戦争は失敗に終わる 「ROCKWAY EXPRESS(2013.12.10)」より
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サウジアラビアの情報機関の長官であるバンダル王子が煽ってきたシリア内戦で、サウジが支援している反政府武装グループがシリア政府軍に追撃され、次々と敗北を記していることで、バンダル王子が窮地に追い込まれているようだ。
そこで彼は「ムハマド軍」と言う領土外の軍隊を創設し、それを使用してシリアやイエメンで軍事作戦を進める計画がある、という。つまり金の力で傭兵を軍隊並みに訓練し、最新武器を与えて、正式な部隊として投入する、ということのようだ。
彼のことをこのブログでは害虫のような存在と形容したが、金の力で問答無用の戦争を仕掛ける悪党である。一昨日のブログでは、彼も変化してきたかのように書いたが、どうもそれは見せかけだけのようで、本音はあくまでもシーア派政権であるシリア政権の打倒のようだ。急進派、過激派と言われる者たちは、一種の狂気に駆られた存在だから、つける薬はないようだ。猪突猛進して滅びるに任せるしかないらしい。
(※ 後略、詳細はブログ記事で)
この背景には、同盟国である米国が、未だシリア問題を解決出来ていないことや、対立するイランに歩み寄りを見せていることに対する不満があると見られる。
サウジ情報機関トップのバンダル王子「対米関係見直す」 - 日経新聞 2013/10/23 9:29
サウジは親米国だが、バンダル王子は、シリア内戦を解決するための有効な行動を米国は取ることができていないと批判した。発言がサウジのアブドラ国王の意を酌んだものかは不明。サウジはシリア反体制派を支援している。バンダル王子は、対立関係にあるイランが核問題をめぐり米国との間で対話姿勢を示していることにも警戒感を示しているもようだ。
(※ 後略、詳細はブログ記事で)
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人権団体:サウジアラビアの人権蹂躙問題は改善されてない 「ROCKWAY EXPRESS(2013.10.23)」より
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一昨日の記事「シリア大使:サウジのバンダル王子がアルカイダの実際のリーダー」の記事の中で、「スレマン大使は、『サウジアラビアはシリアに対して民主主義や自由について教訓を垂れる立場にない』と語った」とあるように、世界で民主主義から一番遅れている国の一つが、サウジアラビアである。
湾岸アラブ諸国は皆似たような独裁国家が多いが、このサウジアラビアはその独裁制に更にスンニー派の聖地としての意味もあるから、イスラム教の戒律の厳しさでも知られている。特に女性達が1000年前と同じ扱いを受けている。
このようなサウジアラビアの前近代性は人権侵害という形で現れていて、国際的人権団体が国連にサウジアラビアの人権侵害が少しも改善されていないとこの国を指弾している。
このような前近代的独裁国家と手を組んで、世界の民主主義の旗頭のようなつもりのアメリカが、少なくとも中東では民主主義的政体であるシリアを指して、独裁国家だから、民主主義を標榜する反政府武装勢力を支援する、ということは、矛盾以外の何物でもない。そのようなことをする自分達を惨めで愚かな存在と内心では自分でも思っているのであろうが、理性より欲望の方が強いから仕方ない、とこれも内心思っているのであろう。
アラブの春は、このようなサウジアラビアやその他の湾岸アラブ諸国で間違いなく起きるようになっている。それは今の彼等のあり方は根本的に人間性を否定する内容だからだ。だから、間違いなくその体制は崩壊していくし、順次王制から少なくとも立憲君主制に、そして、恐らくは革命的運動で、民主政体へと変貌する事になるだろう。
(※ 以下翻訳記事はブログ本文で)
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◆10月21日
サウジアラビアの情報大臣である、バンダル・ビン・スルタン王子がアルカイダの実際の指導者である、とシリアのヨルダン大使が指摘した。このバンダル王子に関しては、既に8月29日号「プーチン大統領:欧米がシリアを攻撃すれば、サウジを攻撃する? 」などで指摘したように、執拗にシリア政権転覆を図ってきていた。
バンダル王子はプーチンにソチ・オリンピックを無事に執り行いたいのならば、シリア問題で手を組もう、と誘ったのであるが、プーチンは断固としてそれをはねつけた。
シリアの化学兵器も、バンダル王子筋からアルカイダのテロリストの手に渡されたと言われている(8月31日号)。このようにサウジアラビアのバンダル王子がシリア紛争の黒幕の一人ということが分かってきているのだ。このような極悪人の末路は哀れなものになろう。
サウジアラビアの情報長官であるバンダル王子がアルカイダ・テロリストの頭目であり、イラク・レバント・イスラム国の創設者である、とシリアの駐ヨルダン大使である、バハジャト・スレイマンがレイ・アル・ヨウンのをエ部サイトで語っている。
スレイマンは、オサマ・ビン・ラデンはアルカイダの創設者で、アイマン・ザワヒリは見かけ上の指導者で、バンダル・ビン・スルタンは実際の指導者である、と語った。
彼は更に、バンダル王子はシリア・ヨルダン国境地域の民兵が支配する場所にある住居に住んでいると語った。彼はそこからシリアでの戦闘を指導している、という。
シリア大使はシリア・ヨルダン国境はサウジアラビアの支援を受けている所謂自由シリア軍の支配下にあったと指摘した。
サウジ政権が自国民を弾圧する問題を指摘して、スレマン大使は、「サウジアラビアはシリアに対して民主主義や自由について教訓を垂れる立場になり」と語った。
サウジの高官は、シリアの危機に直接は介入していない、と否定した。しかし、シリアの民兵等に対するサウジアラビア政権の巨大な資金援助に関する情報が多く存在する。
シリアにおける紛争は2011年3月から始まり、改革を要求する抗議運動が大掛かりな紛争となり、欧米と中東の国々の介入を招いた。ヨーロッパから中東、北アフリカのテロリスト・グループがこの紛争に参加するようになり、この紛争は最近の歴史では最大の流血惨事となっている。
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中東情勢】
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サウジアラビア:死刑囚をシリアへ傭兵として派兵 「ROCKWAY EXPRESS(2013.9.13)」より
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シリアのアサド政権の転覆を図るサウジアラビアは、自国で死刑囚となっていた人々に軍事訓練を与え、シリアへ傭兵として送り込んでいたことが極秘メモの存在から明らかになった。
かつて第二次世界大戦末期、ソ連がソ満国境を越えて満州へなだれ込んできた時、やはり部隊を構成していた兵士の多くが囚人であったという。そのせいか、彼らのあまりに粗暴なふるまいで多くの日本人女性が苦しい目にあったことがあった。
サウジアラビアがたとえ囚人だとしても、シリアへサウジから兵士を送ったということは明らかにシリアに対する侵略行為となる。従って行うかどうかは別としてシリアはサウジアラビアに対して反撃を加える正当性がある。
また国連はこのサウジアラビアを犯罪国家として指弾しなければならない。少なくとも、その犯罪行為を止めさせるところまでサウジアラビアを追い詰めなければならないはずである。欧米側がそのような動きをとることはないであろうから、やはりここはシリアとそのシリアを支援してきたロシアなどが率先して行うことを期待したい。
(※ 以下略)
サウジアラビアは、シリアで紛争を起こすことに、すでに数十億ドルを投入しています。
しかし、彼らのアサド政権を倒そうという企みは、いまだに成功していません。
今、サウジアラビアは、切り札を出そうとしています…それは米軍。
サウジアラビアが成功すれば、彼らは、イスラム教スンニ派の宿敵とも言うべき最も大きく長期戦略的な2つの敵方を互いに敵対させることができるようになります。
ひとつは米国とイスラエル連合、他方はシーア派イスラムです。
そのようなシナリオにおいて、双方とも、より多くの損害を出すことがイスラム教スンニ派が望んでいることです。
同様に、シリアと米国との戦いにおいても、本当の勝利者は別にいるのです。
例えば、カタールが、ペルシャ湾からシリアを通って、ヨーロッパへ天然ガスのパイプラインを伸ばしたいことはよく知られています。
そのため、カタールは、シリアで内戦を起こさせるために、サウジとは別に数十億ドルを投入しています。
そうした目論見があって、サウジアラビアとカタールが、シリアのアサド政権を倒したいのであれば、なぜ、米国が真っ先に戦争を仕掛けなければならないのか。
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サウジアラビアがバーレーンに介入という噂(2011.3.2) 「東京kittyアンテナ」より
・サウジの戦車約30台がキング・ファハド・コーズウェイを渡橋してバーレーンに移送されているのをエジプトの新聞"Eyewitnesses"が報道した様である
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サウジ アラビアのお話(2011.3.2) 「情報浴ーブロードバンド」より
・サウジ、リアドの証券取引所。
アラブ社会最大のマネーマーケットである。
外国投資家は、直接売買は出来ない、必ず現地人、あるいは、現地企業と組んでしか投資できない。
だから、この市場は、金余りの一部サウジ大富豪層の遊び場だった。
大僧正の逮捕と、戦車の動きで、さてはシーア派との紛争が勃発するかと、たじろいた金持ち連は一挙に株を売った。
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サウジがバーレーンに介入するという噂が市場関係者の間に飛び交っている(2011.3.1) 「Market Hack」より
・僕にはこの噂の真偽を確かめるすべはありません。
もうひとつの可能性としてはサウジやクウェートの富豪たちがいざというときに逃げやすいように株を現金やゴールドに換えているというシナリオもあると思います。
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最終更新:2023年03月18日 19:02