■ カダフィ政権崩壊後、リビアで二度と見られなくなる16項目の善政 「アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争(2015年12月12日)」より
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マスコミによって、カダフィはとんでもない暴君のように報道されている。しかしそれは真実か?

(※mono....中略)
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「リビアで二度と見られなくなる16項目」
(2011年10月24日、Sayaによる投稿記事)

1.リビアには電気代の請求書が存在しない。電気は全国民、無料だ。
2.融資には金利がなく、リビアの銀行は国営で、全国民に対して与えられる融資は、法律で金利ゼロ・パーセント。
3.リビアでは住宅を所有することが人権と見なされている。
4.リビアでは全ての新婚夫婦が、新家族の門出を支援するため、最初のアパート購入用に、政府から60,000ディナール(50,000ドル)を受け取る。
5.リビアでは教育と医療は無償。カダフィ以前、識字率はわずか25パーセントだった。現在、識字率は83パーセント。
6.リビア人が農業の仕事につきたい場合には、農園を始めるための、農地、家、器具、種、家畜が、全て無料で与えられる。
7.リビア人が必要な教育あるいは医療施設を見いだせない場合、政府が外国に行くための資金を支払い、さらには実費のみならず、住宅費と自動車の経費として2,300ドル/月、支払われる。
8.リビア人が自動車を購入すると政府が価格の50パーセントの補助金を出す。
9.リビアの石油価格は、リッターあたり、0.14ドル。
10.リビアに対外債務は無く、資産は1500億ドルにのぼるが、現在世界的に凍結されている。
11.リビア人が、卒業後就職できない場合は、本人が雇用されているかのごとく、特定職業の平均給与を、職が見つかるまで国が支払う。
12.リビア石油のあらゆる売上の一部がリビア全国民の銀行口座に直接振り込まれていた。
13.子供を生んだ母親は、5,000ドル支払われる。
14.リビアでは、パン40斤が0.15ドル。
15.リビア人の25パーセントが大学の学位を持っている。
16.カダフィは、この砂漠国家のどこででも自由に水が得られるようにするため、大人工河川計画として知られる世界最大の灌漑プロジェクトを遂行した。

(以上、「マスコミに載らない海外記事」リンクより抜粋)



★ トリポリで11機の航空機が行方不明に、米が9.11事件の再発を懸念 「新華ニュース(2014.9.4)」より
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英紙「デイリー・メール」の3日付け報道によると、リビア政府が8月31日に首都トリポリが陥落したと発表し、イスラム民兵武装をはじめとするリビアの武装組織連合「ファジル・リビア(Fajr Libya、リビアの夜明け)」にトリポリ国際空港を占領されてから、11機の民航機が行方不明になった。米高官は、イスラム武装組織が盗んで11日にテロ攻撃を行うのではないかとの懸念を示した。

モロッコの軍事専門家によると、11機の航空機は2年前にあったベンガジの米領事館攻撃の中心だったイスラム聖戦士血盟団が接収管理し、イスラム聖戦士血盟団が9月11日に航空機を利用してマグリブ国家でテロ攻撃を実施するとの情報もある。テロ対策専門家からはテロリストが2001年9月11日のような航空機テロ攻撃を起こすか、航空機でテロリストが目標地に移動しテロ攻撃をするかの二つの方法で、北アフリカ或いはサウジアラビア油田に対してテロ攻撃をする可能性が高いとの予測も出ている。

(翻訳 崔蓮花)


★ リビア 民兵の覇権争い先鋭化、各地で戦闘 “内戦”さながら 「産経ニュース(2014.8.6)」より
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 【カイロ=大内清】カダフィ政権崩壊後の混乱が続くリビアで、イスラム主義勢力と世俗派の対立を軸とする権力闘争が先鋭化している。首都トリポリや第2の都市の東部ベンガジでは民兵同士が交戦。政治面では4日、新たな暫定議会が始動したが、各地で軍閥化した民兵を統率する力はない。独裁が消滅して3年、リビアが再び内戦に陥る懸念が強まっている。

 トリポリの国際空港周辺では7月中旬以降、一帯を「縄張り」とする西部ゼンタンの民兵部隊と、それに対抗する西部ミスラタを中心とするイスラム系民兵部隊の戦闘が続き、これまでに百数十人が死亡した。

+ 続き
 ゼンタンとミスラタの両民兵は、2011年のカダフィ政権崩壊につながった内戦で反カダフィ派の中核を担った部隊。当時からライバル関係にあり、内戦終結前からトリポリ各地にそれぞれが部隊を駐屯させ首都の支配権を争ってきた。

 両者の衝突激化の背景には、イスラム主義勢力と世俗派の対立構図がある。

 リビアでは今年に入り、ベンガジなどで元軍司令官のハフタル氏が、当時の制憲議会で優勢だったイスラム勢力が過激派組織「アンサール・シャリーア」などを支援して同国のイスラム国家化を図っていると主張し、支持を拡大。ハフタル氏自身の民兵部隊が過激派と戦闘を繰り返しているほか、ゼンタン部隊なども呼応してイスラム勢力への対決姿勢を強めていた。

 民兵同士の覇権争いに、国の方向性をめぐるイデオロギー闘争が絡んだことで事態がいっそう複雑化した格好だ。

 こうした中、同国では6月、制憲議会に代わる暫定議会を選ぶ選挙が行われ世俗派が圧勝した。ただ、イスラム勢力は新議会に正統性はないとしてボイコットしており、議会主導での混乱収拾は難しい状況だ。今月4日に行われた新議会の初会合は、治安状況悪化などを理由に、首都ではなく東部トブルクで行われた。

 リビアでは11年の内戦で英仏を中心とする北大西洋条約機構(NATO)軍が軍事介入し、カダフィ政権が崩壊。しかし、その後も民兵の武装解除は停滞し、憲法制定などの政治プロセスは一向に進んでいない。

 米欧各国や日本は7月下旬以降の治安悪化を受けて相次ぎ在リビア大使館の館員らを退避させているが、リビア政界では「国際社会はリビアに責任がある」と、秩序回復への寄与を求める声も出ている。

■ リビアのこと憶えていますか? 「私の闇の奥(2014.6.11)」より
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 リビアは大変なことになっています。アフリカ大陸の諸国の中で一般大衆が飛び抜けて快適な豊かな日常生活を享受していたリビアという国はもはやすっかり姿を消してしまいました。この3月はじめにトリポリのリビア政府の首相Ali Zeidan は議会から身分を剥奪されて命からがらドイツに逃れました。それぞれに武器を大量に抱え込んだあれこれの民兵軍団の間で衝突や暗殺行為が続き、ほとんど内戦の状態です。
(※ 中略)
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 今日はここでリビアの現状の分析解説を行なうことはいたしません。ただ指摘しておきたいのは、このハフター(ヒフター)という人物が米国の支持と差し金の下で動いていることに全く疑いの余地はなく、今後について一言いえば、エジプトのアル・シシ将軍(今度の選挙で圧倒的得票率で大統領に当選)とカリファ・ハフター将軍はペアにして考えておくとよいでしょう。シシ将軍がエジプトでそうしたように、ハフター将軍は、米国の意向の下に、リビアでクーデターを行なっているのです。米国という国は何という冷酷な恐ろしいテロリスト国家でしょう。自分が気に入らない状況になっている国なら、その国民がどんなむごい苦しみを味わおうと全くお構いなし。

 日本ではよく「カダフィ大佐」と呼ばれていた男、ここではムアンマル・カダフィと呼んでおきますが、これがどんな人物で何をしたか、について私の考えはこの3年の間にほぼはっきり固まりました。私の頭の中では、カストロ、チャベス、サンカラ、ルムンバ、カダフィ、アフェウェルキ(エリトリア)などの名前が並びます。誤解を怖れずに言えば、カダフィは“良き”独裁者の一人であったというのが私のほぼ終局的な判断です。


■ リビヤ:緑色レジスタンス運動が勃興 -その1- 「ROCKWAY EXPRESS(2014.1.27)」より
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 リビヤではカダフィ大佐の政権が、NATOが絡む謀略によって倒されて以来、不安定な国情が続いている。このリビヤからは多くのイスラム主義者が武器を取ってシリアに向かっていった。

 そのリビヤでは最近、緑色レジスタンスという運動が勃興し、特にリビヤ南部で武力抗争を展開し始めている。緑はカダフィが統治していた時の象徴であり、それを旗印にした戦士らがリビヤ各地で襲撃事件を起こしている。

 不正な謀略で倒されたカダフィ政権に対する忠誠を誓う者たちが、潜伏期間を過ぎて、力を蓄えた後、今表面に現れて、顕な反政府運動を開始したのである。親カダフィ派の捲土重来である。この記事は数回に分けて紹介する。
(※ 詳細、および「その2」「その3」はサイトで確認を)

■ 完全な無法地帯:NATO空爆後のリビヤの「民主化」の実態 「ROCKWAY EXPRESS(2013.2.18)」より
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 リビヤでNATOの空爆が開始されてから2年になる。アフリカ一の生活水準を誇っていたリビヤは、今や、「完全な無法地帯」になっている、という。哀しい事だ。欧米NATOが「民主主義」のための反乱だとして、リビヤのカダフィ政権に反対する勢力に肩入れしリビヤを空爆した結果、この国は中世時代に逆戻りしてしまった、と言われる状況になっている。

 これからリビヤは二つないしは三つの国家に分裂するかもしれない、と見られている。今は亡きカダフィの体制を忘れられないリビヤの愛国者たちは反撃を開始している。また部族で勝手に「国境」を設定してしまっている勢力も存在する。したがってこれから暫くはリビヤの内戦は継続する、ということになるだろう。

 欧米は罪深い罪業を重ねている。その報いはさまざまな形で跳ね返っていく事になるだろう。昨年9月にアメリカ領事がベンガジで殺害されたのも、その一例である。欧米に加担した者たちもこれから頭を高くしては眠れないであろう。自分達の蒔いた種を刈り取ることになるからだ。


■ NATOの欺瞞のリビア侵略戦争:アフリカにとっての意味 「ROCKWAY EXPRESS(2011.9.2)」より

 ・ 欧米のこのリビアに対する動きには、ダブル・スタンダードという古くて新しい取り組み方が見える 。これが今までの欧米のやり方であり、その意味で彼らは変わっていないことを示している。 きれいごとを言ったとしてもやっていることは、以下の記事にあるように、帝国主義的侵略である。

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「私の闇の奥」より

■ リビア挽歌(1) (2011.8.24)

 ・石油産業、治水事業、通信事業などが国営で、原則として私企業にコントロールを許さなかったことが最も重要な事実でしょう。つまり、WB(世界銀行)もIMF (国際通貨基金)も好き勝手に切り込めなかった国であったことが、米欧の軍事介入による政権打倒が強行された理由です。

 ・反カダフィ軍のトリポリ制覇のニュースに接して、私の想いは、過去に逍遙します。チトーのユーゴースラヴィア、サンカラのブルキナ・ファッソ、ルムンバのコンゴ、・・・・・、その土地の人々がせっかく何とかまとまって平和に生きようとした試みを米欧の悪の力は一つ一つと地表から消し去って来ました。現在に戻って、ムガベのジンバブエ、イサイアスのエリトリア、・・・、こうして考えを巡らして行くと、カストロのキューバがどんなに奇跡的な歴史の例外であるか、あったかが、痛切に胸を打ちます。


■ リビア挽歌(2) (2011.8.31)

 ・過去五ヶ月間にNATO空軍機の出撃回数(sorties)は2万回を超えました。一日あたり130回の物凄さです。
  対地攻撃を行なった戦闘爆撃機が一機に複数の爆弾や誘導ミサイルを搭載しているとすると、正確激烈な破壊力を持った数万の爆弾やミサイルがリビアの人々の上に降り注いだことになります。リビアの人口約650万人、人口的には福岡県と佐賀県を合わせた位の小国です。ミサイルの標的が戦車であれ、輸送車両、船舶であれ、カダフィの住宅であれ、放送局、大学であれ、無人ではない場合が普通でしょうから、多数の人間が殺傷されたに違いありません。8月上旬に、NATO空爆による死者2万という報道がちらりと流れたことがありましたが、あり得ない数字ではありません。

 ・これだけの規模の軍事暴力が、国際法的には全然合法性のないままで(UNの決議内容をはるかに超えて)、人口数百万の小独立国に襲いかかったのです。まことに言語道断の恐るべき前例が確立されました。カダフィと息子たちの今後の命運など、この暴虐行為の歴史的意義に較べれば、三面記事の値打ちしかありません。


★ 徹底抗戦の意思表明=「勝利は近い」-カダフィ大佐次男(2011.3.11) 「時事ドットコム」より
 ・セイフイスラム氏は、「われわれは米国の艦隊やNATO(北大西洋条約機構)、フランス、欧州を恐れていない。ここは私たちの国であり、ここに生き、ここで死ぬ」と語気を強め、カダフィ大佐への包囲網を狭める西側諸国の動きをけん制した。
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フランス:リビア「国民評議会」を政府として承認-主要国で一番乗り(2011.3.10) 「Bloomberg.co.jp」より

★ カダフィ大佐が退陣に向け反体制派との合意模索=アラブ系メディア(2011.3.8) 「ロイター」より
 ・アルジャジーラは7日、リビアの最高指導者カダフィ大佐が、反体制派との間で、自身の退陣につながる合意を目指していると報じた。しかし、現時点では、これらの報道は公式には確認されていない
 ・国民評議会の関係者は、リビア東部ベンガジで同TV局の記者に対し、カダフィ大佐の提案を拒否したことを明らかにした。その理由として、提案を受け入れればカダフィ大佐が「名誉ある」退陣をすることになり、犠牲者の感情を害すると述べたという。 

■ リビアを巡り世界的世論操作が行われている(2011.3.7) 「初老のトクさん」より
 ・イラク問題ではアメリカのでっち上げを主にした情報操作によって世界がだまされ、日本を含む多くの国が「民主主義のための干渉は正当化される」という手前勝手なロジックを頼りに、アメリカのイラク侵略の共犯に仕立て上げられました。そしていままさに同じような手口で世界がだまされ,リビアに対するアメリカの欲望を実現するための帝国主義的干渉に加わるよう圧力が加えられています

■ イスラエルのリビア軍事介入(2011.3.6) 「ROCKWAY EXPRESS」より
 ・3月3日号の「イスラエルは傭兵をカダフィに送っている」で語られた内容以上の深刻な事態が予想されるようだ。それはカダフィを支援するイスラエルと反乱勢力を支援するオバマ大統領との対決である。
 ・まさしく、複雑怪奇な様相を呈してきたようだ。
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中東の窓」より
■ リビア情勢(イスラエルの黒い手)2011.3.1
 ・そしてリビア政府は反乱が鎮圧された場合には、イスラエルの会社に対して、いくつかの油井からの石油およびガスのの探鉱、採掘、輸出を認める事を約した。またこの会社とリビアの軍事組織の訓練、運用等について指導を受けるとの契約にも署名した。
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■ リビア情勢(カッダーフィのイスラエルコネクション?)2011.3.6 
 ・今度はカッダーフィが islamic jihad (現在ガザを拠点に盛んにイスラエルにロケット攻撃などをしている過激派グループ)の殺害に関与していたという説が出てきました。
しかもイスラエルのモサドと協力してです。
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■ リビア情勢(SAS隊員の逮捕)2011.3.6
 ・SAS(英国の特殊部隊)隊員(数は不明だがおそらく8名程度とのこと)がリビアの東部で、反政府軍に捕まりベンガジに護送されたと報じています。
 ・このことが波乱は西欧等の外国の手先の仕業であるとのカッダーフィの宣伝に、更に材料を与えることになると怒った反乱側の指導者が、彼らの逮捕を命じたものであると報じています。
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■ なんとなくリビアの分裂はイスラエル王国分裂を思い出させる。(2011.3.6) 「ウルトラマン ファイティングエボリューション リバース 攻略日記だったのですが」より
 ・なんとなく 北イスラエル王国と 南ユダ王国の分裂を想いださせる。

★ リビアのカダフィ大佐、「これはテロとの戦い」=報道(2011.3.6) 「ロイター」より
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★ リビア 最後の在留邦人が出国(2011.3.6) 「NHKニュース」より
 ・先月末の時点で、14人の日本人がいましたが、9人は、現地で結婚するなどしてリビアにとどまる意思を伝えています。残る5人は日本企業の社員で、このうちの4人はすでに国外に退去していました。
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★ 「恐怖の支配」続く首都=政治に口つぐむ市民-独裁体制に共通の構図・リビア(2011.3.6) 「時事ドットコム」より

■ 欧米主流メディアの信じられないリビア偏向報道(2011.3.3) 「カレイドスコープ」より
 ・グローバリストの傀儡・欧米メディアはディスインフォメーションだらけです。鵜呑みにしては危険です。
 ・グローバリストのスポンサーの付いていない独立系メディアの多くが取り上げているトニー・カタルッチの記事です。
  リビアが破壊される…
 ・トニー・カタルッチは、
BBCなどは、以前はリビアから入って来る情報は信用できないとしてニュースの素材として採用しなかったのに、今回のリビアの件に関しては、そんなポリシーは投げ捨ててしまったかのように、リビア反政府運動員がtwitter経由で送ってくる情報を、ニュースの題材として平気で使用している

そもそも、そのリビア反政府運動員の情報というのは、movement.orgの人間が訳したものなのだから・・・。
メインメディアのニュースで伝えられているリビアの情勢に関する情報というのは、「国際青年運動連盟」(AYM)のtwitter発のものばかりです」
BBCの偏向報道に苦言を呈しています。

■ 米英仏がリビアに数百人の軍事顧問団派遣(2011.3.2) 「ROCKWAY EXPRESS」より
 ・ルワンダ・ブルンジで大変な殺戮があったりしても、石油や希少金属が出なければ放って置くくせに、石油の利権が絡んでくるとなると目の色変えてすぐさま軍を送ってその利権の確保に狂奔する様は浅ましいものである。
 ・これを見ても分かるように利権が全てであり、欧米がどんな奇麗ごとをまくし立てても、偽善者であることに変わりはない。これから、この欧米社会の足元で同じような反乱勢力が出てきた時に、欧米の政権がどんな態度を取るものなのか、見ものであろう。

★ 英米仏がリビアに軍事基地建設を画策(2011.3.1) 「イランラジオ日本語」より
 ・各メディアはリビア政府高官の発言を引用し、「イギリス、アメリカ、フランスの特殊部隊は2月23日と24日、軍事基地の建設を目的に、リビア東部の港湾都市に派遣された」と伝えています。

◆ 対リビア圧力を強化、米艦船がリビア近海に向けて続々移動中(2011.3.2) 「園田義明めも。」より
 ・報道情報多数あり。


★ 「双方が徹底抗戦、流血続く懸念」 駐リビア大使脱出(2011.2.27) 「asahi.com」より
 ・西ケ広氏は「周囲が想像するよりも1日早いタイミングで物事が動いている。カダフィ体制が生き残れば、反政権派は徹底的に弾圧される。一方、カダフィ氏にも退陣の余地はない。流血の事態が予想される」と語った。
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★ リビア前法相が暫定政府樹立へ、「カダフィ離反」促す(2011.2.27) 「ロイター」より
 ・外交筋によると、今回の騒乱による死者は約2000人に上るとみられるが、アブドルジャリル氏はクリナ紙に対し、その責任は最高指導者カダフィ大佐のみにあると明言。大佐の出身部族であるカダドゥファ族の責任は問わない考えを示し、カダフィ政権からの離反を促した。
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★ カダフィの傭兵、報酬と意外な正体(2011.2.25) 「NewsWeek」より
 ・1日で1000〜2万ドルを稼ぐ傭兵もいるという。カダフィは少なくとも傭兵1人につき1000ドルの報酬を約束し、さらに入隊時にボーナスを支給していると、安全保障問題の専門家ジョン・パイクはみている。
 ・傭兵は市民を殺すのを躊躇しない。リビアに集まる傭兵の中には、アジアや東欧出身の者もいると噂されている。彼らにとっては、冷戦時代に培った技術を生かして手っ取り早く金を稼ぐチャンスというわけだ。



■ リビアの傭兵 「kyottides的 喜怒哀楽」より
 ・カネさえもらえば何でもする悪党ども、というイメージだった。
 ところが前線にいたのは、こんなに若く、こんなに弱々しい兵士だったのである。
 アフリカ各地から、貧困層の若者たちに狙いをつけて、彼らの弱みにつけ込んで、目先のカネで釣り上げて寄せ集めた軍隊。それが、カダフィの傭兵なのだ。

★ アルカーイダが「首長国」を樹立?(2011.2.24) 「msn.産経ニュース」より
 ・同国北東部デルナに、国際テロ組織、アルカーイダのメンバーらが「イスラム首長国」を樹立したと報道した。

■ トリポリ政権をベンガジと南部部族が包囲しつつあり - 宮崎正弘 「杜父魚文庫ブログ」より
 ・人種的にはアラブ人ベルベル人南部黒人アラブ人とベルベル人の混血がいる。イスラム教スンニ派が多数だが、キリスト教コプト教徒もいる。さて最後の決戦に挑む大佐、「殉教者として死ぬ」か?
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■ 中川譲がリビア情勢を語る(2011.2.23) 「市民社会フォーラム」より
 ・そもそもリビアは西部に遊牧民のいた国であり、カダフィ氏もその出身、東部とかなり異なり、またカダフィ氏は傭兵が頼り、これは外人部隊で、リビアの国民にも平気で銃を向けるものだそうです。そういう混乱で、リビアは東部と西部で模様が異なり、二つのリビアに分裂する可能性もあるとの指摘がありました。
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☆ ムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ大佐)【Wikipedia】


★ カダフィ政権もう長くない、革命は最終的に勝利=リビア元王子(2011.2.23-13:51) 「ロイター」より
 ・反政府デモについて元王子は「リビア国民は政権が崩壊するまで、現政権に平和的に立ち向かおうとしている。国民は正義が訪れるまで引き下がらない」と強調した。
 ・(1969年のクーデターでは元王子の大おじ、イドリス国王が退位し、カダフィ大佐を事実上の元首とする共和国が誕生。その後1988年、国王一家は英国に移住した。)

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★ リビアに武器輸出、英政府へ批判高まる(2011.2.22) 「Yahoo!news【TBS】」より
 ・ニュース元のTBSは動画ニュースを消している。⇒ キャッシュを保存した。


■ リビアはエジプトとは違う部族社会で軍は貧弱(2011.2.22-15:41) 「BLOGOS【団藤保晴】」より
 ・「エジプト、チュニジアと異なり、リビアには強力な軍隊が存在しない。リビア指導者は軍を恐れていた。信頼せず自身の体制への脅威とみなしていたため、『武装部隊』という名称のものを代わりにおき軍を解散させた」「リビアに軍組織が残っていないとは言えないが、脆弱でその権限は疑わしく、情勢を決する大役を演じることはない。
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■ 【翻訳】コラム:リビア、懸念すべきシナリオ 「2011年02月20日付 al-Quds al-Arabi紙【翻訳者:十倉桐子】」より
 ・リビア政権は、西のチュニジア東のエジプトから学び、デモ隊に対する虐殺行為を躊躇したため、それら政権は追い落とされたのだと考えている。したがって大衆蜂起鎮圧のため、手持ちのあらゆる抑圧機構を起動した。蜂起したリビアの人々もまたチュニジア、エジプトの同胞たちから、完全に体制変革が成るまで抗議を継続し立ち止まらないことが肝要だと学んでいる。つまり更なる流血が予測される。
★ 「カダフィ大佐は戦争犯罪人」 リビア国連次席大使(2011.2.22夕刊) 「東京新聞」より
 ・ダバシ氏によると、リビアの国連大使とは十八日から連絡を取っておらず、同国代表部全体としての意思表示かどうかは言及を避けた。
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★ 金と銀が上昇、リビア情勢悪化で(2011.2.22-11:07) 「ロイター」より
 ・金は7週間ぶり高値、銀は1980年以来の34ドル台をつけた。
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★ 国連安保理、リビア情勢について22日に非公式協議=外交筋(2011.2.22―12:32) 「ロイター」より
 ・非公式協議は、リビアのダバシ国連次席大使の要請により開催される。22日1400GMT(日本時間午後11日)から始まる予定。
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★ リビア戦闘機がマルタに着陸、デモ隊攻撃拒否し亡命(2011.2.22-08:04) 「ロイター」より
 ・2機のパイロットはともに大佐で、首都トリポリ近郊の基地を離陸。リビア第2の都市ベンガジのデモ隊を攻撃するよう指令を受け、マルタへ逃れることを決意したと話している。
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★ リビアのカダフィ大佐が演説へ、軍将校グループに反旗の動きも(2011.2.22-09:03) 「ロイター」より
 ・アルジャジーラの報道によると、リビア軍の将校グループは声明を発表し、カダフィ大佐退陣を求める「国民に参加」するよう兵士らに促した
 声明は、リビア軍に対して、トリポリに向け行進するよう求めている、という。


■ リビア情勢(22日 1) 「中東の窓」より
 ・リビアの情勢はますます混乱していてよく実情がつかめません。

■ リビア情勢(22日 2) 「中東の窓」より
 ・報道も伝えている司法大臣その他の辞任が相次いでいる様で(これは前にお話しした、帆船が沈む時には先ずネズミが逃げ出すと言う昔の船乗りの言葉を思い出させます。
★ リビアのデモ死者約200人か、宗教指導者ら「同胞殺すな」(2011.2.20) 「ロイター」より
 ・人権団体は、反政府デモによる死者が過去3日で84人に上るとしていたが、20日付の英インデペンデント紙は、死者が200人に上る可能性があると伝えている。
 ・アルジャジーラによると、デモ参加者にとらえられた治安部隊員の中には、外国人の傭兵とみられる者もいるという。
 ・ベンガジは、最高指導者カダフィ大佐への支持が伝統的に弱い都市とされているが、これまでのところ、同国での反政府デモが全国的に拡大するはっきりとした兆校は見られていない

■ リビアの騒乱は大虐殺の幕開けか。いよいよ日本の足元にも火がついた 「Darkness of ASIA」より
 ・また、ハーグ陸戦条約で禁止されているダムダム弾も使われているという噂もある。
  ダムダム弾は傷口を拡大させて被害者に激しい苦痛を引き起こす用途で作られた殺傷力の高い弾丸だ。
 ・今回の中東騒乱のきっかけは食料価格のインフレが発端だったが、石油価格が高騰していけば、全世界のインフレはさらに加速する一方になる。
  奇跡的に騒乱が沈静化して落ち着いていくシナリオがないのであれば、これから起きるのは新興国の大混乱だ。
 ・これから日本は火だるまになるのか、それともすぐに消し止められるのかは、素晴らしき菅直人首相の手腕にかかっている。
■ 中東:重大・緊急な情報提供で日本のメディアがやっていないこと(と、ボトムアップでできそうなこと) 「du pope : NAKANO Hajime's Blog」より
 ・英語圏のメディアは「刻々と変わる情勢を」「TwitterやYouTubeなどさまざまな情報源を適宜取りこみながら」どう報道しているか、を例示する。この「ライブブログ(Live Blog)」というスタイルだ。
 ・英米は「重要な情報を、緊急に、沢山の人に伝える」ためにこのスタイルをとっているメディアがあるが、日本には(ぼくが知る限り)ないということ。別にここでステレオタイプなマスコミ批判をしたいわけじゃない。
メモ:
今日、こんなサイトを立ち上げた人がいる。リスペクト!

★ リビアで反政府デモ続く、新たな衝突で死者84人との情報【2011.2.19】 「CNN.co.jp」より
 ・国際人権団体ヒューマンライツ・ウォッチは18日、衝突による死者は少なくとも84人にのぼるとの見方を示した。現地の病院当局者や目撃者の証言から推計したとしている。
 ・国営テレビは首都トリポリでのカダフィ大佐支持者によるデモを放映した。政府は携帯電話のメールを通じて市民に反政府デモへの参加を中止するよう警告もしている。
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★ リビアでアルジャジーラの放送妨害、ウェブサイトも遮断【2011.2.19】 「ロイター」より
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★ リビアのデモ死者40人超える、体制側は「デモ鎮圧」姿勢を明言【2011.2.19】 「AFPBB News」より
 ・最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐(68)を支持する親体制派は、すべての抗議デモを鎮圧する姿勢を明言した。
 ・ベンガジでは受刑者約1000人が脱獄したほか、首都トリポリ(Tripoli)でも治安部隊が、脱獄を助けようとしていた受刑者4人を殺害したという。






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最終更新:2019年02月26日 13:14