★ 「人体の不思議展」石川県警も告発受理 主催者を死体解剖保存法違反で
 ・金沢市で共催した北國新聞社は「標本は外国で適法な手続きで加工され日本に貸し出されたもので、死体解剖保存法にいう死体に当てはまらないと考える」としている。
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★ 650万人集客「人体の不思議展」窮地に 「死体ビジネス」批判も 府警が捜査
 ・厚生労働省が人体標本は「遺体」との見解を示し、京都府警が捜査を開始。展示会場近くの住人から慰謝料を求める民事提訴も起こされ、人気イベントは法廷にまで持ち込まれる事態へと発展した。主催者側はあくまで「学術目的」を強調するが、「死体ビジネス」との批判も根強く、今後さらに論議を呼ぶ可能性がある。
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★ 人体の不思議展「許可なく遺体保存」弁護士らが刑事告発 「asahi.com」より

Red Fox」より プラスティネーション人体関連記事 
こちらのサイト記事を読むことで人体プラスティネーション問題の全体を把握できる。とても膨大な資料ですので、気楽に読み終えることは出来ません。心してかかってください。 - monosepia
■ 「人体の不思議展」の終了と告発
 ・11月に「人体の不思議展」が打ち切りを発表している
 これは実際突然降って湧いた話ではなく、2006年以来の全国各地での批判運動の結果、4年半経ってようやく行政が動いたという事である。
 ・2002年に開始した「人体の不思議展」に対して開催各地の医師や市民グループによる批判声明が出されるようになったのは2006年以降である
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■ 特集「人体展と中国の人体闇市場」
 ・中国系の人体展の主催者が死体の出所の証明を行なった例が未だかつて一度もない事である。
 ・移植用臓器の95%が死刑囚から取られている事は2005年のWHO会議で中国衛生局が公式に認めている。
 ・この世界規模の人体展とその供給元である中国の人体闇市場をその全貌から見るために、主に英語や中国語など複数の言語の資料を一括して検証するために、それらを日本語に訳してデータ資料として提示し、証拠能力のある検証資料とする事を目的としているため、全体的に規模が大きく詳細にわたったエントリーであり、軽く読み流して概略を把握したい方には余り適してはいない。
 ・(mono注 - 資料多数あり)
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■ プラスティネーション人体巡回展のビジネスモデルは日本製
 ・ハーゲンス氏初の人体標本展は東京で開催された「人体の世界」(1995.9)
 ・中国の海賊版産業は本家がやって来る前にスタート (1996)
 ・「ボディワールド」が日本で再び開催 (1996)、その後ドイツで展示が始まる (1997)
 ・ハーゲンス氏が中国に最大規模の工場を設立 (1999)
 ・日本で「新・人体の不思議展」が開始 (2002.3)
 ・隋鴻錦氏が「大連医科大プラスティネーション研究所」を設立 (2002)
 ・ハーゲンス氏がイギリスとアジアに巡回人体展で進出 (2002.3)
 ・「人体の不思議展」が香港で開催 (2002)
 ・プラスティネーション人体展が北米と中国で始まる
 ・欧米で人体展規制の動き
 ・プラスティネーション人体巡回展のビジネスモデルは日本で作られた
 ・(mono注 - 関連記事多数あり)


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最終更新:2011年02月14日 11:51