このページの記事は、東海アマさんとこの、2010.12.14 の記事ですが、記事毎のURLがないのでコピペしました。- monosepia

★ 2010年12月14日火曜日 19時更新

 玄海原子力発電所、4号炉プルサーマルが事故を起こしてレベル5クラスの大規模な放射能漏洩を起こしたこと

 11日にテレビ局関係のAさんから電話があり、西日本各地で平常値の数百倍以上という極めて高い数値の放射能が検出されていると報告があった。
 時間帯は午前3時~午前中、およそ500倍という値は数分程度で、その後暫減したようだが、影響は昼頃まで続いた。
 詳細は http://jyoudou.net/blog/2010/12/post-299.html  と上のツイッターリンクでご覧いただきたい。
 そのときは当地での計測値に異常がなく報道もなかったので、後続情報を掲示できなかったが、NHKニュースで玄海原発が放射能漏洩事故を起こしていたと報道された。
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101210/k10015775891000.html

 報道による公表値は4倍になっているが、玄海から数百キロ以上離れた宇和島市などで500倍の値が観測されている。これで放射能漏出事故の実態を極端に隠蔽した事実が、民間の計測によって証明された。
 当日、玄海や川内原発モニターを調べたが異常データが確認できなかった。しかし、あの中越沖地震で、700年分の放射能漏洩があったことが暴露された刈羽原発も異常値は出ていない。ということは、原発モニターは事故に反応しない? いや、データを明らかに捏造しているのである。我々は中越沖地震の当日、ただちに柏崎原発のモニターを確認したが、なぜか停止していた。その後、記録データが公表されたが、何の異常も出ていなかった。ところが、槌田敦氏の調査により、周辺植物や土壌から明らかな異常が観察され、推定700年分の放射能漏洩が明らかにされた。 http://actio.gr.jp/2008/12/20063708.html

 このように、原発側はモニターのデータさえも操作し、事実を徹底的に隠蔽している。今回も、西日本各地で計測されたデータから、放射能漏洩総量はおそらくスリーマイル事故に匹敵する可能性があり、明確にレベル5事故と断定してよいだろう。
 漏洩主体は放射性ヨウ素で、これは呼吸などから通常ヨウ素の代替として胎児乳幼児に簡単に摂取され、甲状腺に蓄積し、ガンや白血病のリスクを極度に高めることが報告されている。これほどの大事故を九州電力は隠蔽捏造し、4倍放出で済ませようとしている。まさに犯罪というしかない。

 我々は、今回の事故を絶対に闇に葬らせてはならない! 断固、地元民と連絡を取り合って、事実を暴露する必要がある。
 実は、情報は内部告発によってもたらされた。だが企業、監督官庁ぐるみで隠蔽が行われていることが明らかなため、告発者の保護が不可能に近いため、詳細を現段階で公表できない。これまで内部告発者に対して、政府側官庁は、告発者情報を企業側にリークし、意図的に弾圧させ、内部告発そのものを潰してきたのである。
 今回の放射能漏洩情報も、実は当日、大手マスコミ記者にリークされていたにもかかわらず、どの社も、全国版で報道しなかった。つまり国ぐるみ、マスコミぐるみで悪質な隠蔽工作が行われていると考えるしかない。

 (なお原子炉内漏洩は安全基準値の4倍、宇和島の500倍は平常値より、離間距離300キロで、漏洩元での濃度が平常値の何倍になるかパラメータ不明のため分からないが、おそらく数千万倍のオーダーで完全にスリーマイリクラスの放出事故だろう。胎児乳幼児への影響は非常に深刻で、しかも数十年というオーダーで経過を見る必要がある。
 中越沖地震における柏崎刈羽原発の事故では、当初放射能漏洩がないと報道、モニターは停止していたが、事後発表されたデータでも異常は確認できなかった。しかし当時の安倍晋三首相が現地視察し、後に急性放射線被曝胃腸障害とまったく同じ症状で首相引退に追い込まれた。おそらく今回の事故も、原発周辺で被曝被害が発生していると思われる)


 地震情報は10月中旬から抑圧が続き、20日頃の満月が皆既食になるためトリガー力が今年最大になって巨大地震発生の疑いが非常に強まっている。起きるとすれば、スマトラ大津波震災を上回る人類史上最悪クラスになるかもしれない。まだ直接前兆を確認できていないが、スマトラのときは7日前に猛烈な断層状雲が出た。あの凄さは、阪神大震災前夜のトマトのような血の滴るような満月と共に永久に忘れることがない。
最終更新:2010年12月14日 22:37