ハルヒに巻き込まれて数ヶ月、日々起こる非日常の連続に俺の精神は多少の事では動じない強靭さを手に入れていた。

 つもりだったんだがな……。

 

 休日、いつものようにハルヒに呼び出されていた俺が駅前に辿り着くと、そこにはいつもの4人と……誰だ? あの黒人

 

ハルヒ「この可愛いのがみくるちゃん、こっちの静かな子が有希。彼は古泉君で……あそこに居る、まぬけな顔をしてるのがキョンよ」

 

黒人「ハジメマシテ、キョンサン。ニャホニャホタマクローデス」

 

 やたらフレンドリーに俺の手を握りしめるのは、ニャホニャホタマクローさん……らしい。

 

 えっと……どうも。

 

 おい、この人誰が連れてきたんだ? っていうかこんなことをするのは

 

ハルヒ「あたしよ!」

 

 やっぱりか。

 

ハルヒ「あんたは遅いし、そこでふらふらしてたから捕まえてきたの」

 

 文書の前後で意味が繋がってないんだがな。

 

 で、この人がどうかしたんだ。道案内とかか?

 

ハルヒ「ちょっと違うわ。彼は日本の文化を知りたいんだって」

 

 日本の文化?

 

タマクロー「ソウナンデス。ニホンコライノセイギノミカタ、ミトコウモンヲサガシニキマシタ」

 

ハルヒ「じゃ、行くわよ。みんなついてきて~」

 

3人「は~い」

 

 ……お、おい?! なんでみんないつも通りなんだよ?

 

 

 

 数時間後――俺達は映画村に来てしまっていたわけだが……

 

タマクロー「スバラシイ、コレガシタマチブンカデスカ」 

 

ハルヒ「そうよ~。古き良き時代って奴よね」 

 

みくる「ふぇ~……タイムスリップしたみたいです」

 

 それ、随分前からですよね。

 

 で、ハルヒ。俺達をここに無理やり連れてきた理由ってのはなんだ。

 

ハルヒ「そんなの決まってるでしょ? 今からあたしたちでタマクローに水戸黄門を見せてあげるのよ。あんたは意味もなく殺される町民Aね。

 

    古泉君は同心で、みくるちゃんは越後屋の一人娘で有希はその妹って設定でいきましょう」

 

 1人娘なのにその妹ってなんだ。

 

ハルヒ「じゃあ、有希は後妻の連れ子って事で」

 

古泉「心得ました」

 

みくる「が、がんばります……」

 

長門「把握」

 

 ……まあ、朝比奈さんと長門の着物姿が見れそうだからいいか。

 

タマクロー「タノシミデス」

 

ハルヒ「何言ってるの? あんたもやるのよ」

 

タマクロー「ワタシモ?」

 

ハルヒ「あんたは……そうね。凄腕の素浪人、珠九郎ね!」

 

 お題は水戸黄門じゃなかったのか?

 

 ――なんて俺の突込みが聞き入れられるはずもないわけで、それぞれに着替えを終えた俺達は……高校生にもなって何やってるんだ? 俺。

 

珠九郎「おや、お似合いですよ、キョンさん」

 

 そりゃどうも……あ、あれ? 珠九郎さん今、普通に話してませんでした?

 

ハルヒ「みんな着替えたわね!」

 

 ん、お前も着替えてるって事は今回は監督じゃないのか。その格好で何の役をやるつもりなんだ? 

 

ハルヒ「決まってるじゃない、水戸黄門よ! さ、朝比奈みくるの冒険 EP江戸を撮るわよ!」

 

 ……かくして、日本史上類を見ない『新解釈水戸黄門』のはじまりはじまり~……。帰っていいかなぁ~。

 

 

 

 ところでハルヒ、お前水戸黄門ってどんな話しなのか知ってるんだろうな。

 

ハルヒ「もちろんよ! 印籠片手に敵を行動不能にする本格派老人アクションでしょ?」

 

 前半はどう考えて間違ってるが、後半は意外にあってるな。

 

 それはいいとして……全員が町人とかじゃ悪人役が居ないじゃないのか?。

 

ハルヒ「甘いわね、本当の悪は身近に潜んでいるものなのよ~」

 

 なるほどな。納得だ。

 

珠九郎「……」

 

ハルヒ「あんたもやっとわかってきたじゃない! じゃあ最初のシーンは……みくるちゃんと有希が悪事を企んでて、それをあんたが見つけるの」

 

 一応最後まで聞いてやろうか。

 

ハルヒ「とりあえずそこまでよ。ほら、有希とみくるちゃんはそこの店から適当な箱を持って出てきて。出番が無い人はカメラとレフバン!」

 

みくる「は~い」

 

 お団子頭の朝比奈さんも可愛いなぁ……。

 

ハルヒ「で、二人が裏道を歩いてる時に路地から出てきたあんたがぶつかるの」

 

 へいへい。

 

 

 

シーン1

 

 町で評判の美人姉妹、有希とみくるが怪しげな箱を何やら大事そうに持って歩いている。

 

 ――そんな二人が裏路地を歩いていると

 

 おっとぉ。

 

みくる「きゃっ!」

 

 ガッシャン。

 

 急に飛び出してきた町人A――つまり俺――とぶつかり、二人は箱を落としてしまう。

 

 ……で、次は何だ? え~なになに古泉からのカンペによると……

 

 おっとすまねぇお嬢さんがた、怪我はないかい?(何だよこの口調は)

 

みくる「だ、だいじょうぶです! なんともないんです!」

 

有希「平気」

 

 あ、大事そうな箱が壊れちまったじゃないか。すまねぇ、こいつは大変な事を……ん、これは。

 

みくる「ああ! そんな」

 

有希「見られた以上、生かしてはおけない」

 

 まってくれ、俺は何も見なかった! だから命だけは!

 

有希「問答無用」

 

 白昼堂々、ちっこい娘さん相手になんの抵抗もせずに、胸にかんざしを深々と刺された俺は早々に出番を終えた。南無。

 

 

 

シーン2

 

 ――川原のそばで寝ている俺の隣で、古泉が何やら難しそうな何も考えていなさそうな顔をしている。

 

古泉「鋭い刃物で一突き、これはかなり腕の立つ人間の犯行でしょうね」

 

 おい古泉、なんで俺の着物をそこまではだけさせるんだ。傷口の所だけでいいだろ。

 

ハルヒ「こら! 死体が喋るな!」

 

 へいへい。

 

古泉「これだけの事ができる人間は、そう多くはありません。例えば……そう、最近よく聞く流れの浪人……とか」

 

 なるほど、ここで珠九郎の出番なのか。

 

 ――場所は変わって下町の長屋。

 

珠九郎「で、私に御用とは」

 

 やっぱり普通に喋ってる。

 

古泉「先日、殺しがありまして。その下手人を探しているんです」

 

珠九郎「なるほど、それで私が疑われていると」

 

古泉「端的に言えばそうなります。かなりの達人でなければ、人を一瞬で殺す事何てできませんからね」

 

珠九郎「買いかぶりでは? 私にそんな腕があれば、こんな浪人家業なんてやっていないでしょう」

 

 なんであんた浪人にそこまで詳しいんだよ。

 

古泉「――もっふ!」

 

 突然刀を抜いた(そもそも同心は簡単に刀を抜かないはずだが)古泉の一撃を、あっさりと珠九郎は避けてみせる。

 

珠九郎「……何の真似ですか」

 

古泉「失礼ですが試させて頂きました。やはり……貴方は強すぎます。ですが、それだけではお縄にする訳にもいきません」

 

珠九郎「……」

 

古泉「暫くの間、貴方を監視させて頂きます。それでは……また」

 

 ――立ち去っていく古泉を、珠九郎はじっと見つめている。

 

 おお、シリアスな展開だな。

 

 

シーン3

 

 越後屋の店先でのんびりと団子を食べている珠九郎。

 

みくる「お茶が入りました~」

 

珠九郎「アリガトウ、ミクルサン」

 

 何で今更カタコトなんだよ。

 

みくる「それで、さっきのお話ですけど……」

 

珠九郎「ドウシンサンノコトデスカ? ダイジョウブ、ボクハムジツデスカラ。キットシンハンニンガミツカリマスヨ」

 

 よりによって長文がカタコトってのはどうなんだ。

 

 ――店を出る珠九郎、みくるはそれを見届けると店の中へと入っていく。

 

みくる「……ふぅ」

 

 店の奥に戻ったみくるの表情は晴れない。

 

 そこにやってくる有希。

 

有希「姉さん。今のお客」

 

みくる「……珠九郎さんの事?」

 

有希「彼にも死んでもらう」

 

みくる「えええ! そんな、どうして?」

 

有希「役人は彼を疑っている。このまま彼に失踪してもらえば、私達は安心」

 

みくる「そんな?! そんなの駄目です!」

 

有希「そうしなければ、この店を守れない」

 

みくる「だからって、何の関係もない珠九郎さんにそんな酷い事を」

 

有希「もう、後戻りはできない」

 

 ……なんだか話の雲行きが怪しくなってきたな。

 

 

シーン4

 

 ――下町の長屋、あばら家同然の珠九郎の家。周囲を見回してから、長門は家の中へと入っていく。

 

珠九郎「おや、貴方は……確か越後屋の」

 

有希「……」

 

 無言のままかんざしを構えて飛び掛ってきた長門を、珠九郎はなんとかかわす。

 

珠九郎「何をするんですか!」

 

有希「貴方には死んでもらう」

 

珠九郎「何故です?」

 

有希「問答無用」

 

 狭い部屋の中で長門から逃げ惑う珠九郎、しかし追い詰められてついに転んでしまう。

 

有希「覚悟召されよ」

 

 その時、窓から飛んできた風車……――が、カメラを持っていた俺の足元に刺さった。

 

 ばか! 危ねぇだろ? 本当に投げるな! ここは後でエフェクトで誤魔化すって言ってただろうが!

 

ハルヒ「だってそこでちょうどいい風車が売ってたんだもん。ま、そんな事はどうでもいいのよ。 ……まちなさぁい!」

 

 無駄で長い口上と共にその場に現れたのは、それっぽい杖を手にしたどうみても町娘にしか見えない着物姿のハルヒだった……。

 

 なあ、やっぱり黄門様が町娘って違わないか?

 

ハルヒ「水戸黄門って何人も居たんでしょ? 1人くらい女の子も居たわよ。きっと」

 

 いるわけないだろ。

 

有希「貴女は」

 

ハルヒ「あたしは越後のちりめん問屋のご隠居よ! 越後屋の娘、有希。観念してお縄につきなさい!」

 

 ちりめん問屋のご隠居にそんな権限があるのか?

 

古泉「ここからは僕からお話しましょう」

 

 もったいぶってハルヒの後ろから現れたのは、説明したくて仕方ないといった顔をした元超能力者、現同心の古泉だった。

 

古泉「この事件にはあまりにも手がかりが少なかった。ですから僕は、犯人がこのまま隠れていられないように準備をしました」

 

有希「準備」

 

古泉「そうです。犯人はかなり腕の立つ存在、それがそもそも嘘なんです。そう触れ回れば、真犯人は疑いを掛けられた人に興味を持つ。その人を失踪でもさせれば

 

   濡れ衣を着せられるかもしれない、とね。その結果、目ぼしい人物が見つかればいいと思っていましたが……まさかいきなり殺そうとするとは」

 

珠九郎「では、僕を試したのも」

 

古泉「すみません。貴方を囮にしてしまいました」

 

有希「でも、何故私の動きが。この周辺に役人は居なかった事は確認済み」

 

ハルヒ「そこであたしの出番な訳よ! 古泉君……じゃなくて同心さんに頼まれて、珠九郎さんの様子をあたしが見守ってたわけ!」

 

古泉「ご隠居様でしたらどこに居ても目立ちませんからね」

 

 いや、目立つだろ。

 

有希「……迂闊」

 

ハルヒ「さあ! 年貢の納め時よ!」

 

有希「ここで捕まるわけにはいかない」

 

 ――部屋の奥にある勝手口から外へ逃げていく長門

 

古泉「逃がしません!」

 

ハルヒ「まちなさ~い!」

 

 

シーン5

 

 ――大通りに出た3人が睨みあっている。その様子をたまたまその辺に居た観光客は携帯やカメラ片手に見守っていた。

 

有希「こうなったら仕方ない。ここで貴方達を始末して、自分の安全を確保させてもらう」

 

古泉「手荒な真似はしたくありませんが……止むを得ません」

 

 十手を構える古泉と、かんざしを持つ長門がじりじりと距離を詰める。

 

 ハルヒ、お前は何もしなくていいのかよ?

 

ハルヒ「あんたね~。正義の味方が1:1の勝負に手出しするわけないじゃない」

 

 水戸黄門は普通に袋にすると思うが。

 

 睨み合う2人――長門は無表情だが――先に仕掛けたのは古泉の方だった。

 

 せめて怪我をさせないようにとの配慮なのか、十手を片手に組み付こうとする古泉の腕をすり抜け

 

古泉「しまった!」

 

 すれ違いざまに、長門は古泉の腰にあった刀を奪い取っていた。

 

有希「公務中の事故により殉職」

 

 不吉な事を口走りつつ、刀を手にした長門が一歩踏み出したかと思うと――次の瞬間、古泉の体は通りの先まで吹き飛ばされていた。

 

観客「おおおおーーー!!!」

 

 い、今何をしたんだ? ……っていうか古泉、生きてるか? 普通に切られた様に見えたぞ?

 

古泉「ご安心を。ちゃんと寸止めしてもらえましたから」

 

 何で寸止めで吹っ飛ぶんだよ。

 

古泉「僕の脇腹に刀が触れた瞬間、長門さんは一回刀を止めてくれたようです。ですが、その後に振り飛ばされた様ですね」

 

 まあ、今更長門が何をやっても驚かないが……。っていうか、このシーンは長門が捕まって終わりだったんじゃ?

 

ハルヒ「いいアドリブね。でも、最後に勝つのは正義の味方なのよ!」

 

 杖を両手で構えてご機嫌なハルヒと、

 

有希「その意見には同意。勝った方が正義となる」

 

 それを迎え撃つ刀を構えた長門。

 

 ……おいハルヒ、ところでどうやって杖で刀と戦うつもり

 

ハルヒ「先手必勝ー!」

 

 聞けよー!

 

 飛び掛ったハルヒの杖はあっさりと避けられ、次の瞬間

 

ハルヒ「あああ!!」

 

 長門の刀を受けた杖は、あっさりと分断されてしまった。

 

ハルヒ「なんで? これって中に刀が入ってるんじゃないの?」

 

 それは違う時代劇だ。

 

ハルヒ「こうなったら奥の手よ! 必殺の印籠を……あ、あれ? 印籠は?」

 

 印籠は普段角さんが持ってるはずだぞ。

 

ハルヒ「角さんはどこ?」

 

 っていうかお前、助さんも角さんも八兵衛もお銀も弥七も飛び猿もキャスティングしなかっただろうが!

 

ハルヒ「……飛び猿って誰よ」

 

 そろそろ新キャラに馴染めよ!

 

有希「覚悟」

 

みくる「待って!」

 

 絶体絶命のピンチにやってきたのは、有希の姉であるみくるだった。

 

みくる「もういいの! お店なんてどうなっても。だからお願い、これ以上罪を重ねないで!」

 

有希「……それでは困る」

 

みくる「え?」

 

有希「私の目的は越後屋を手に入れること。その為に、私はここに居る」

 

 長門、随分ノリノリだな。

 

みくる「な、何を……言ってるの?」

 

有希「ご禁制の品に手を出したのはお店の為ではない。貴女に罪を被せて、店を手に入れる為」

 

みくる「そんな? そんな事をしなくても私達は姉妹なんだから」

 

 おお、朝比奈さんも役に入りきってらっしゃる。

 

有希「違う、私は後妻の娘。お父様の跡を継ぐのは貴女。どれだけ店の為に尽くしても、それは変わらない」

 

 有希は刀をハルヒからみくるへと向ける。

 

有希「貴女に罪を被せるよりも、こうすれば早かった」

 

みくる「そんな……」

 

有希「さよなら、姉さん」

 

 振り上げられる刀。

 

ハルヒ「だ、だめ! 誰か!」

 

 雰囲気に呑まれて悲鳴をあげるハルヒ。

 

古泉「く……どうすれば?」

 

 役に立たない古泉。

 

 振り下ろされた刀は――ガキッ!!

 

有希「!」

 

珠九郎「サセマセン」

 

 颯爽と現れた素浪人、珠九郎の刀によって防がれたのだった。

 

みくる「珠九郎さん!」

 

有希「邪魔立てするつもり」

 

珠九郎「ユキサン、アナタハマチガッテイル」

 

有希「間違ってなどいない、越後屋は私にこそ相応しい」

 

珠九郎「チガイマス。エチゴヤノホントウノカチハ、ミクルサンノエガオトマゴコロアフレルセッキャクデス」

 

 聞き取りにくい事この上ないな。

 

珠九郎「ソノコトニキヅケナイアナタニハ、エチゴヤヲツグシカクハナイ!」

 

有希「なんと」

 

 狼狽する長門の手首に、珠九郎の一撃が飛ぶ。

 

有希「くっ」

 

 刀を落とした有希は、その場に崩れ落ちるのだった。

 

 

エピローグ

 

ハルヒ「本当にいいの?」

 

みくる「はい。妹が戻るまで、ここで頑張ろうと思います」

 

古泉「ですが、彼女は貴女の事を……」

 

みくる「それでも、あの子は私の妹なんです。それに、珠九郎さんも居ますから」

 

珠九郎「ユキサンガモドルマデ、ミクルサンハボクガマモリマス」

 

ハルヒ「そっか……。じゃあまたね! 近くを立寄ったらお団子食べにくるから!」

 

みくる「はい! 待ってます!」

 

 

 

 看板娘の健気な笑顔とそれをそっと見守る珠九郎を見て、越後屋の未来は明るいと感じたご老公の足取りは軽かった。

 

 めでたしめでたし

 

 

ハルヒ「か~っかっかっか~~!」

 

 ハルヒ、お前それが言いたかっただけだろ。

 

 

 

 

 

 

 後日談――

 

ハルヒ「それにしても有希、ずいぶんノリノリだったじゃない」

 

長門「時代劇は毎日ラジオで聞いている」

 

みくる「迫真の演技でした~」

 

 確かにいい絵が撮れたな。

 

 ついでに、これで今年は映画の撮影で悩まされずに済みそうだ。

 

みくる「それにしてもあのタマクローさん、嬉しそうに帰って行きましたね」

 

ハルヒ「国に帰ったらみんなに話して聞かせるって言ってたから、SOS団の名前もいよいよ全世界に知れ渡ったって事よね!」

 

 それは勘弁して欲しいんだけどな。

 

古泉「それにしても変わったお名前でしたよね、ニャホニャホタマクローさん」

 

みくる「あの、パソコンで見つけたんですけど、タマクローさんって有名な人みたいで歌まであるみたいですよ」

 

ハルヒ「そうなの? どんな曲?」

 

みくる「え、えっと。……ガーナのサッカー協会会長♪ ニャホニャホタマクロ~♪」

 

長門「ニャホニャホタマクロ~♪」

 

ハルヒ「ニャホニャホタマクロ~♪」

 

古泉「ニャホニャホタマクロ~♪」

 

 ……ふぅ……やれやれ………………医者で政治家、結構偉い。ニャホニャホタマクロ~♪

 

 

 おしまい

 

 

お題「ニャホニャホタマクロー」「水戸黄門」

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最終更新:2021年01月29日 19:42