よぅ、俺だ。シャミセンだ。

今日、2008年10月3日はエビちゃん20代最後の誕生日らしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000016-oric-ent
「今日は特別な日になりそう♪」って可愛い顔してオスを誘う台詞を吐きやがる。
有希姐さんよ?お前もいつも仏頂面ばっかしてないで、
もう少しくらいはオスを誘うような事をしてみたらどうだ? 

「…必要無い」 

…淡白過ぎるぜ!!お前はササミか!?ひからびた猫缶か!?
せっかくキョンの部屋に来てんだろ?
オスなんてのは大抵、中華料理みてぇにギラギラしてるもんなんだよ!
そのオスの油をちょいと注いで貰ったら一気にジューシーなメスに様変わりだぜ?
でも、メスの本能としてキョンが駄目なのは分からんでもない。
杉本彩も言っていた。
『闘いを放棄したオスに魅力は無い、愛を注ぎたいとも思わない』とな。
キョンは色んなもん捨ててるからな。
まぁ、それでも有希姐さんには豊満で我が儘なボディもなけりゃ、
眩しい悪戯なお色気も皆無で寂しい限りだから難しいかもしれんがな。 

「…訂正を」
え?
「…認識に齟齬が生じている。それを是正したい」
な、何をそんなに怒ってんの…?
「…看過不可能な事柄」
いや、だからそんなに顔を近づけるなよ!!怖いって!!
これは逃げた方が良さそ…あれ?
「…情報制御空間を構築。脱出も侵入も不可能」
そ、そんなもん、キョンの部屋なんかに作んなよ!!
「…あなたは今、私に指摘した。有機生命体として不足分があると。
それを知りたい。教えるべき。」
わ、分かったから!!教えるから!!だから、尻尾離して!!
「…そう」 

今回だけの特別だからな!!
あとこの部屋、元に戻しとけよ…。
まずはだな、姐さんは確かに足りない部分もあるかもしれん。
だがな!足りない=駄目ではない!!むしろ、無いからこそ
性的欲求と本能を揺さぶれる奴らもいるって事を覚えておいて欲しい。 

「わかった」 

そこでだ、まず姐さん。
姐さんは全体的にあっさりめ過ぎだ!身体の作りとか表情、動きがな。
印象も硬い。しかし、そこにこそ付け入る隙はある!!
何故かと言うと、オスってのはギャップに弱いんだ!!
「ギャップ…確かに私は涼宮ハルヒや朝比奈みくるのような窪みは少ない」
いや、確かにそうなんだが、そこじゃなくて…要は変化!!
『おやちょっと違う』『あれ違うぞ』その積み重ねがドタン場で生きてくる
って『SLAMDUNK』で安西先生が言ってた。 

「…それは図書館で読書済み。データ解析完了」 

うん、そうか……つまりだな、有希姐さんの硬さを取るには俺を見習って
猫的柔らかさを身に付ける事がオスを仕留める武器になるって寸法よ!! 
姐さんは小柄だからたまに可愛らしいタイプで売っていけば
普段の真面目な堅物無口キャラとのギャップからオスの心臓を鷲掴み出来る!! 

最初は俺のポーズをとにかく真似してみるんだ!!
まずは基本から!!四つん這いになって前足だけをダランと前に伸ばす!!
そう!!もっとアナルを中心に尻を後ろへ突き出すんだ!!そうだ!良いぞ!! 

「…大丈夫?」 

これはまだ基本ポーズだ。ここから更に応用、発展を加えていく。
後ろに突き出した尻を振ってみよう。しかし、ここで問題が発生する。 

「…尻尾」 

そう!!尻尾だ!!さすが姐さん、理解と話が早いぜ。
尻尾の無い姐さんは尻を振ってもダイナミズムに欠ける。
だから、猫の俺よりも3倍は尻を大きく振らなきゃいけない!!
次は前足の使い方だ。前足は非常に有効な攻撃手段となり得る。
猫の手にして顔の横に据えるも良し、顔の前でこまねるのも良し。
更にそれを振り向きざまにやってみよう!! 

「…こう?」 

そうだ!!有希姐さん、良いよ!!
四つん這いだけじゃなくて同じ動きを仰向けになったり、
転がりながらやってみても良いぞ!!
そして、たまに鳴き声を出してみよう!!
「…ニャ~ン♪」
「お、おい…何やってんだ?長門」
「…エラー情報発生。情報統合思念体に有機情報連結解除を申請す…」
「ちょっと待て!長門!どうした?」
「…熱い」
「10月だけどこんな飲み物で良いのか?長門はえぇ~と…冷やし…」
「…構わない」 

あ~ぁ…有希姐さん、すっかり硬いのに戻っちまったぜ。
キョンは本当にタイミング悪ぃな…ところでキョン、俺のミルクは?
有希姐さんの指導で喉渇いちまった…無いの?気が利かねぇな。
自分で取りにいってやるぜ。じゃあな…あばよ!!


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