「おはようございます、キョン中尉」
ん、おはよう、いつものを頼む。まぁおはようってよりは時間的にはこんにちはだがな。
いまこの艦は停泊中だから仕事もなく気楽なもんだ、だもんで甲板士官たる俺様もゆっくり朝寝がしてられるというものだ。
「今日は新任の艦長がいらっしゃる日ですよ、なんでもすごい優秀なエリートだそうですね」
あぁそうらしいな。
「らしいって…同期なんでしょ、中尉と」
あー、同期っていうか年次が一緒というだけだ、学校が違うんだ。俺は北部士官学校卒、あちらさんは東部士官学校卒で等級外の艦とはいえ早くも艦長の超エリート様だからな。学校が違う劣等生の俺と接点なんざないよ。
東部っていえば谷口だろ、たしかあそこ出身のはずだぜ。

『総員甲板に集合せよ、総員甲板に集合せよ』

「いらっしゃったみたいですね、行きましょうよ中尉殿」

 

さて甲板士官の位置はここだな。しかし眠いな…。

「艦長、全員集合いたしました、お願いします」
「SOS号艦長涼宮ハルヒ、只の軍人には興味ありません、この中に敵国のスパイ、脱走兵、不名誉除隊者、兵役忌避者がいたら私の所にきなさい!」

そこには目の覚めるような美人がいた……。

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