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長門「……通信開始……情報統合思念体……応答して……」
思念体「ザー……どうした製造番号2……ザザー」
長門「……光熱費及び水道料金、それに学費が滞納している、限界……至急振り込んで欲しい……」
思念体「ザザー……これ以上の紙幣増刷は社会に影響を及ぼす……不可……ザー」
長門「ではどうすればいいの……?」
思念体「自身での対策を求む……ザー……とにかく情報統合思念体はこれ以上のサポートは出来ない……」
長門「……わかった……」

翌日
長門「……私を臨時雇用してほしい……」
パチンコ店店長「ん~……悪いけど、君みたいなか弱い女の子に出来る仕事はないな」

また翌日
長門「臨時雇用してほしい……」
本屋店長「……君、北高だろう? 北高の生徒の万引きが今多いからねぇ……」

その夜
長門「…………」
ドンドン!!
集金「いい加減に払って貰えないと配電止めますよ! ……いるんでしょ!?」

長門「……どうしたら……いいの……」

カチッカチッ
長門「……あ……」
長門「ご飯炊けてない……電子レンジも……電子コンロも……つかない……」
長門「……朝ごはん食べれない……」

放課後
ハルヒ「……正直言って、こんなバカな事、予想もしてなかったわ……」
みくる「うっ……ううっ……」
キョン「……」
古泉「……」
長門「……」
ハルヒ「ねえ……? 誰なの、みくるちゃんの財布盗ったのは……この中にいる以外に無いわよ……?」
みくる「……ううっ……」
キョン「……俺は違うぞ」
古泉「僕も……そんなにお金には困ってませんしね……」
長門「その……私も……」
ハルヒ「……誰かが盗らなきゃ勝手に消えたりしないでしょ!?
昼休みにみくるちゃんがバックをここに置いたんだから、落としたなんてのもあり得ないわ!!」
みくる「ううっ……うううっ……」
キョン「……だったら、その時から今までで部室に最初に来た人間しかいないな……」
古泉「確か今日……僕が来たときは……長門さんが、いましたよね……?」
長門「……確かにいたけれど……私は……違う……」
ハルヒ「まさか……もしかして有希なの……? 違うわよね……? 有希……!?」

長門「……その……私……私は……」

その夜
プルルル、ガチャ
キョン「はい、もしもし」
ハルヒ「キョン? 私よ。ちょっといい……?」
キョン「ああ……ハルヒか。どうした?」
ハルヒ「……今日、あの後……私と有希だけで部室に残ったじゃない……?」
キョン「あ……ああ……それで……?」
ハルヒ「有希……有希のバックから、みくるちゃんの財布……見付けたわ……」
キョン「な……マジか!?」
ハルヒ「嘘言ってどうするのよ!? 私、もう……どうしたらいいの……!? なんて有希に言ったらいいのかわからなくて……」
キョン「その……だな……まず理由を聞いてみたほうが……」
ハルヒ「聞けなかったわ……聞ける雰囲気じゃなかった……
……何も言えなくて、帰らせちゃったけど……私……どうしたらいいのかわからないわ……」
キョン「……とにかく明日の部活までは、どうすることもできん……お前は疲れてるんだ、今日はもう寝ろ」
ハルヒ「……わかった……ありがと……キョン……じゃあね」

ガチャ ツーツー

キョン「……どうしたらいいのかわからない……か……」

翌日 放課後

みくる「……長門さん……だったんですか……」
長門「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
古泉「……」
みくる「……どうして……? 私の事が嫌いだから……?」
長門「……」
ハルヒ「……みくるちゃん」
キョン「……」
古泉「……」
みくる「……なんなの……私が何をしたの……!?」
長門「……」
みくる「いくらなんでも……人間として最低ですっ!! ……絶対許さないから……」

長門「……(私は……私は、どうすれば良かったというの……? 情報統合思念体……答えて……)……」

翌日 放課後
ガチャ
長門「……」

ハルヒ「あ……」
キョン「……」
古泉「……」
みくる「……そろそろ……お茶入れますね……」
スタッ

みくる「はい、涼宮さん」
ハルヒ「あ……うん……その……あ、ありがと……」
みくる「キョンくん……どうぞ」
キョン「あ……ああ、どうも……」
みくる「古泉くん、はい」
古泉「……ありがとうございます」
長門「…………」
みくる「……なに見てるんですか……? 長門さんの分なんて入れてませんよ……?」
長門「……そう」
みくる「そんなにお茶が欲しいなら……誰かのお財布からお金とっていくらでも買えばいいじゃないですか……!!」
キョン「……朝比奈さん……」
ハルヒ「ちょ、ちょっとちょっと……みくるちゃん……そんな言い方……」
古泉「しかし……まあ……朝比奈さんの言うことにも一里ありますし……」
長門「……」
キョン「……悪いけど……俺、今日帰るわ……」
ハルヒ「ちょっと待って……私もいく」
古泉「僕もです……この空気は耐えきれません……」
みくる「じゃあ私もいきますけど……長門さんはついてこないで下さい……」
バタン
長門「……うっ……どうしてこんなことに……」
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