<<前回のあらすじ>>
 昼食をとるために、いつものように長門宅に移動したSOS団。
 そこでハルヒは、今度こそ自動車免許を取得する!と高らかに宣言した。
 しかしフタをあけると、それは大型特殊免許だった。救いようのないバカだコイツは、とキョンは思った。
 朝比奈さんも自動車学校の領収書を持って帰ってきた。
 SOS団に新たな変化が、少しづつ起ころうとしていた。

 


~~~~~

 


 妹の就職が決まってから10日が過ぎた。公務員の仕事は4月1日から始まるから、それまでは半年近くすることもなしで暇らしい。
 命を削るほど取り組んでいた受験勉強から一気に解放された妹は最初、自分がこれからどう振舞って良いのか決めかねていたようだが、来年から始まる自分の仕事に関係することを勉強しようと決めたらしく、また勉学に打ち込み始めていた。
 我が妹ながら、本当に熱心で感心な若者だと思う。そこまで勉強に熱をあげなくてもいいだろうに。
 両親もそんな妹の努力を高く評価して最大限応援している。まあ当然だろうな。俺だってそうしてやりたい気持ちだ。
 だが、そのおかげでますます俺の立場は居心地の悪いものになっていく。何せ1日のうちほとんどの時間を、妹は自宅で過ごしているわけだ。当然、無職である俺と今まで以上に同じ時間を共有することになる。

 

 俺が朝、寝ぼけた頭で目を覚ます頃には、妹はとっくに朝食を食べ終えてバタバタと俺の部屋の前を走って移動して行くのだ。
 その溌溂として明朗な声を聞いていると、自分という存在が相対的にどんどん貶められていくようで辛い。耳をふさいでも、その無邪気な妹の明るさは俺の脳裏に垢のようにこびりつき、離れない。
 妹も俺に対してけっこう気を遣っているようで、たまに扉の向こうから「朝だよ~」と声をかけてきたりする。
 その気遣いが、ただただ……つらい。

 


 妹も採用が決まってからしばらくは小六法や地方公務員法など長門が喜びそうなブ厚い本を読んでいたが、2週間が過ぎた頃にはすっかり疲れ果ててしまったようだ。
 当然だろうな。あんな本は必要に迫られでもしなけりゃ読めるもんじゃない。まだ勤務も始まっていないのに見る必要などないはずだ。
 と、他人事のように妹の近況を見守っていた俺だったが、困ったことに最近、そのしわ寄せが俺にむけられてきた。

 

「キョンくん、ゲームやろう!」
 まだ完全に覚醒していない時間帯から、突然俺の部屋の扉を開け放って飛び込んでくる我が妹。低くうなりながらベッドの上で丸くなる俺。
「……なんだよ……今何時だと思ってるんだよ」
「え~? もう10時だよ?」
「……まだ10時じゃないか。ゲームならミヨキチとやってなさい」
「なに言ってるの。ミヨキチは大学に行ってるじゃない。平日のこの時間に遊べる人なんて……あ、ううん、なんでもない」
 ハイテンションだった妹の声が徐々にトーンダウンしていくのを聞きながら、俺は無言で毛布を頭まで引き上げた。
 これが嫌なんだ。無職であることに対する、必要以上の過敏反応が。平日の朝っぱらから遊べる友達なんていないよ!と普通に胸を張って言えばいいじゃないか。
 そうやって俺を意識する。勘ぐる。平日の朝っぱらからこうやって毛布を頭からかぶって不貞寝している俺を、腫れ物のように扱う。
 やめてくれよ。そういうのが一番辛いんだよ。ますます自分が惨めになっていくじゃないか。
 それに、どう反応していいかも分からないじゃないか。「朝っぱらからグータラしててサーセンwww宿六でゲスwwwフヒヒwwww」とでも開き直れと言うのか?
 そんな対応をされたんじゃ、俺は閉口するしかない。なにも言えやしない。

 

「……あの、ごめんね……無神経なこと言っちゃって……」
 俺の憮然とした態度を怒っていると勘違いしたのか、妹は背中越しにも分かるくらいオドオドとした様子で、ゆっくり俺の部屋から出て行った。
 俺は、ぐっと枕に顔を押し付けた。
 ごめんね、だって? 無神経なこと言っちゃって、だって? やめてくれよ。謝りたいのは俺の方なんだ。俺のセリフをとるなよ。
 俺はいつでも、すまない、申し訳ない、って気分でいっぱいなのに。
 なのに……お前が謝るなよ……。ますます自分が嫌になっちまうじゃないか。
 さっさと起きなさい! さっさと就職しないさい! と頭ごなしに怒鳴られた方が、どれだけ気が楽なことか。
 そしたら俺だって、うるさいな! と反論できるじゃないか。そこでお前が負けじと、やることもないくせに、毎日毎日ダラダラしないでよね! と突っかかってくるんだ。
 それで、もう手がつけられないくらいの兄妹喧嘩を始めるんだ。そして、最後にはお互い言いたいことを言い尽くして、もう何も言うことがなくなって、肩で息をしながら黙って睨みあう。
 そしたら、俺だって素直に「ごめんな」って謝れるじゃないか。
 ………。

 

 すまん。他力本願だな。

 

 妹に嫌な思いをさせてしまった。罪悪感を抱えつつも、結局俺は妹に何も言わず、家を出た。
 今さらだが、何も言うことができなくても、ちょっと顔を見せて笑いかけてやることくらいはできたはずだ。そうすれば、妹だって心の負担が少しは消えていたに違いない。
 きっとそうだ。たぶん、俺はそうするべきだったんだ。そうすれば、自分自身の罪悪感もちょっとは軽減できていたことだろう。
 いや、今から帰って実行することだって十分可能だ。妹はまだ家にいる。俺は、そうするべきに違いない。
 だが、あれこれ考えた結果の良案も、とうとう実行には移すことは出来なかった。できるはずが、ないじゃないか……しょせん、そんなのは理想論だ。感情論じゃない。

 

 人通りのない路地を歩いていると、ポケットに入れてあった携帯が震え始めた。どうやらメールのようだ。
 送信者はハルヒ。先に長門のマンションに行っている、という内容だった。もうそんな時間だったか、と思いつつ携帯のデジタル時計を確認すると、12時10分になっていた。
 俺は携帯をしまい直すと、またトボトボと歩き始めた。長門のマンションへ向かって。

 

 


 長門宅に到着し、中にお邪魔したところでものすごい違和感が俺を出迎えた。
 俺の中の長門宅像といえば、どこか無機質で無駄な物がなく、すっきりと片付いたイメージだった。
 フロアルームの扉を開けた俺は、真っ正面にドドンと置かれた長机を見て絶句したね。なんだこれ? こんなパイプ式の木目調長机、物があふれた一般家庭にだって置いていないぞ。
「遅かったじゃない、キョン。おかげでこれ、古泉くんがひとりでここまで運ぶハメになったのよ。ちゃんと謝っておきなさいよね」
 俺の目の錯覚だといいな。長机をバンバンと乱暴にたたく上機嫌な表情のハルヒの腕には、『面接官』という腕章がほとばしるほどの存在感をもって取り付けられていた。
 とりあえずカーペットの上に腰を下ろし、鶴屋さんのいれてくれたお茶をいただく。その正面では古泉が『お気にしないでください』と言いたげな様子で両手を持ち上げた。
 聞くところによれば、朝比奈さんは自動車学校に行っているらしい。本当に不憫な方だ。
「今日は面接の練習よ!」
 輝かしい未来の展望を得た夢にあふれる少年漫画の主人公のごとく、ハルヒは意気揚々と腕を振り上げた。
「いい、キョン。私が面接官として質問するから、あなたはここが試験会場だと思って入室から練習するのよ!」
 ああ、またこいつの思いつきに付き合わされるのか。何気にこいつも就活がんばってんだな。でもまあ、俺にとっても無益なことじゃないし、やって損はないか。
 俺はハルヒに促されるがまま、一度部屋の外に出た。やれやれ、と肩をすくめながら、扉に2度ノックをした。
「どーぞ」
 俺はドアノブを回して部屋の中に入り、そこで一礼。しずしずとハルヒの前まで歩いて行き……
「ストーップ! キョン、あんた練習だからって気を抜いてんじゃないわよ! なに、そのやる気のない入室は」
「何がだよ。ちゃんと礼もしたし、姿勢も正して入ってきただろ。非の打ちどころのない入室だったはずだ」
「ドアノブは両手で押さえて開ける! ドアを開いたら完全に室内に入る前に会釈! 室内に入ったら両手で扉をそっと締め、改めて面接官に向かって一礼して元気に挨拶! ここでは会釈じゃなくて一礼よ。それから椅子の横に移動!」
 なんという注文の多さ。第一印象に関わってくることだからそれくらいテキパキした方がいいのかもしれないが、ともかく今は面倒くさいと言わせていただきたい。

 

 その後も会釈と礼の角度の差や背筋の張り具合、椅子への座り方などのレクチャーを重箱の隅をつつくように受けつつ、気づくと小1時間が経過していた。
 入室だけによくぞここまでクレームをつけられるもんだ。それとも、そうせざるをえないくらい俺の面接作法がなっていなかったってことなのか。
「そうよ。あんたの態度はどう考えてもおかしいわよ」
 おかしいとまで言われたよ。
「だって、有希も古泉くんも、私が一度ダメ出ししたら二回目では100点満点だったんだから。鶴屋さんなんて最初からパーフェクトよ」
「私の家は昔っから礼儀作法にはうるさい家系でさ~。こういうのは慣れてるんだよね~」
 さすがに生まれの良い方は根本からして違うんだな。羨ましい限りですよ。まあ、俺みたいな庶民には分からない苦労なんかもあるんでしょうけれど。
 いつも辛酸をなめさせられている面接官(ごっこ遊びの役だが)になったのがよほど嬉しかったのか、ハルヒは始終ご機嫌調子だった。
 そして、入室も満足にできず時間を浪費させたキョンはみんなのジュースを買って来ること!といつも通りに暴言を吐き出した。それにも、もう慣れてしまってるが。
 口答えして事態が好転する確率が0%であることは高校時代から変わらない。やる気のない返答を返し、俺は長門宅を後にした。

 

 ひどく意外なことがあった。マンションの自動ドアをくぐったところで、突然後ろからハルヒが追ってきたのだ。
「あんたにジュースを選ばせたら、何を買って来るか分からないから。私もついてって見張ることにしたの」
 へいへい、そうですか。どうせ俺はコーラやらオレンジジュースやら、定番のジュースしか選びませんよ。
 ハルヒは腕を組んで、どこか勝ち誇ったような感じの漂う笑みを浮かべて俺の隣を歩いている。
 いつ頃からだろう。たまにハルヒは、俺と一緒にいる時にこういう、世話を焼きたがる妹のような顔をする。
 「あんたが無職だから、求職に少しでも有利になれるようにと思って相手してやってるのよ!」とでも言うつもりなんだろうか。お前だって無職だろ。

 

 何か意図があったわけではないが、昔なじみの心安さという心理が働き、俺は今朝の妹との短いやりとりをハルヒに愚痴っていた。
 愚痴を言うつもりもなかったのだが、心の中に自分自身に対する憤りみたいな不愉快さがよどんでいたので、ついつい口にしてしまったのだ。って、それが愚痴ってものか。
 そしたら、いきなりハルヒは怒りだし、俺の頭をビシッと平手でたたいた。
「それはあんたが悪い! 家に帰ったら、ちゃんと妹ちゃんに謝っておくのよ」
 あのな。そんなことは十分承知しているさ。なんで愚痴っただけでお前に頭を叩かれなけりゃならんのだ。
「あら? 怒られたいんじゃなかったの?」
 なにを言ってるんだこいつは。別に俺は怒られたり叩かれたりすることに興奮を覚えるような性癖は……
 そこで、俺は言いよどんで口を止めた。頭の中に浮かんでいた、ハルヒへの抗議のセリフを言い放つことができなかった。
「妹ちゃんに嫌な思いをさせちゃったけど、自分では気持にケリがつけられないから誰かに怒ってもらいたい!って顔に書いてあったけど?」
「……あのなぁ」
 ふてぶてしく笑い駆け出すハルヒの後を追って、俺も走り出す。不思議と鬱々とした塞ぎこんだ気持は消えていた。
 ハルヒの頭にゆれる黄色いリボンを眺めながら、俺も全力でその後を追った。コンビニはもう、すぐそこだった。

 

 


 いつもは夕方の6時前後まで長門のマンションで時間をつぶす俺たちだが、今日は早めの5時に解散することになった。
 無職であることに対する焦燥感には常時さいなまれているが、こんな変わらない毎日というのもいいものかもしれない、と思ってしまう一日だった。
 それほど、昼間の何気ないハルヒの気遣い、対応が嬉しかった。何だかんだ言ってもやっぱ仲間だな、と再確認できたって言うか。
「今日は何か、良いことでもありましたか?」
 マンションの階段を下る古泉に「何もないよ」とそっけない答えを返す。ハイエナ並に鼻の利く古泉だ。確信に近い推察を持って質問してきたんだろうが、生憎それに答えてやる義理はない。
「長門さんの部屋へやってきた時は非常に不機嫌な様子でしたが、涼宮さんとコンビニから帰ってきた後は、たいへん喜色のにじみ出るお顔をされていましたよ?」
 こういう遠まわしに絡みつくような悪い癖も、こいつは全然変わらんな。

 

 

 夕焼けに染まった空の下、家に着いた俺はそっと玄関の扉を開け、物音を立てないように中へ忍び込んだ。他人の家へ入るわけでもないから忍び込むという言い回しはちょっと違うか。
 いくら妹に今朝のことを謝る意思を固めたとはいえ、いや、だからこそかえって、妹と不意に顔を付き合わせるのが怖かった。まだ心の準備が出来ていないと言うか、セリフが思い浮かばないと言うか。
 そんなわけだから、俺はまず自室へ戻って心を鎮め、頭を冷静に保ち、気力をみなぎらせて妹に会おうと決めたのだ。我ながら大げさだと思うが、そこは察してほしい。
 だから、聞くつもりはなかったのだが、清澄なまでに静まっていた廊下に居間から漏れてくる両親の話し声が自然と耳に入ってきてしまった。

 

 最初は両親が何の話をしているのか分からなかった。話を盗み聞きするつもりもなかったから、居間の戸前をこっそり通り過ぎるつもりだった。
 しかし、ある単語が俺の耳に飛び込んできたことで、ふと足がとまる。頬にジーンと痺れるような感覚が走り、その場に釘付けになってしまった。


「もう、いい年なんだし」


 父親の声だった。その声には、重々しい、何かに苦悩するかのような奥深さがあった。

 俺の、ことを、話している、のか……?

 一度そう思うと、もう意識は全て扉の向こう側へ集中してしまい、身体は中腰のまま彫像のように廊下に固定されてしまった。
 それからもボソボソと扉の向こうからは声が聞こえてくる。驚いたことに、どうやら妹も居間にいるようだ。つまり、俺を抜きにした、緊急家族会議。
「自分のことは自分で面倒みてもらわないと、困るわ」
 今度は、母親の声だった。

 

 分かっていた。現場に出くわしたことがなかったから知らぬ顔をしていたが、両親間で俺の現状に対する話し合いが為されているであろうことは知っていた。
 むしろ、普通そうだろう。二十代中盤の高卒男がバイトもせずに毎日ブラブラと、公園と友人宅を行き来していれば、まともな親なら子どもの将来を嘆いて日夜相談し合うだろう。
 だが、俺はその現場を見たことがなかったから、信じようとしなかった。どこか、自分は蚊帳の外的な感覚で両親の心配を無理矢理シャットアウトしていた。
 気づきたくなかったから。気づいてしまったら、その両親へかけている心配が、全てそっくりそのまま重責となって自分の背に覆いかぶさってきてしまうから。
 それが怖かったから、俺はあえて目を背けていた。明けない夜がないと言われるように、もうすぐきっと俺の苦悩は終わるはずだ。だから、両親にも俺のことを心配してくれるなと勝手な考えを押し付けていた。
 自分自身の、頭の中だけで。

 

 気づいてしまった。目の当たりにしてしまった。
 なんという、不運……。

 

 これ以上ここにいちゃいけない。後ろめたくて、そう思い、俺はやおら腰を上げた。一度外へ出るんだ。そして、そ知らぬ顔で再度玄関を開け、さも今帰宅したかのように振る舞うんだ。
 親だって、こんな話を当事者である息子に聞かれたなんて気づきたくないだろうし。きっとそれが一番良い……
「私も就職したんだし。大丈夫だよ。お金のことは気にしないで」
 妹の声がした。瞬間、俺は自分の頭にカッと血が昇るのを感じた。
 お金のこと。それが、一番俺が気にしていることだった。人間が暮らしていくには、生活を維持するためには、金銭が必要だ。だから人は労働と引き換えに、経済力を手に入れる。
 経済力を持たず親に依存している俺は、「いい年して」と言われてもいたしかない。
 子は親に頼って生きるものだし、親は子を養うものだ。俺は今まで心のどこかで、両親にならいつまでも甘えても構わないという短絡的な意識を持っていたかもしれない。
 だが、それだけじゃなかった。とうとう、妹にまで……経済的な心配をさせてしまった……!
 俺は……俺は……!

 

 真っ白な頭のまま、俺は廊下を駆けた。玄関でまともに靴も履かず、乱暴に扉を開いて外へ飛び出す。
 表へ走り出したところで、背後から誰かの呼び声のようなものが聞こえた気がしたが、気にもとめなかった。気にとめたくなかった。

 

 息が乱れる。心臓が爆発しそうなほど猛っている。足もビリビリと痛む。それでも胸の内側の、悲しみに潰されそうな心の痛みに比べればはるかにマシだった。
 わき目もふらず、俺は走り続ける。涙で曇って前が見えない。荒い息を吐く口に鼻水が流れ込む。周囲の人たちの視線が突き刺さる。だがそんことは一切気にならない。
 何も考えず、ただただ走り続けた。無くなってしまった俺の居場所を、新しく捜し求めるように。必死に。
 目的地などなかった。なかったが、蹴つまづいて派手に道路に倒れ、転がり、顔を上げると、そこには長門のマンションがあった。
 地面にはいつくばって嗚咽をもらしていた自分が、急に滑稽に思えてきた。なんだ。結局俺は、行き場所なんてなかったんだ。無意識のうちに、ここを頼っちまうなんて……。
 やけっぱちになった俺は、もう後先のことなど、どうでもよくなっていた。
 長門なら、しばらく居座らせてくれるよな。などと勝手なことを考えつつ、俺はマンションの自動ドアの前に立った。

 

 

  つづく

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最終更新:2020年08月14日 17:53