仮面ライダーキョン王

 

「あんたならキョン王になれるわ。協力しなさいよ!」

 

この女なにを言い出すんだ。キョン王?意味がわからないし笑えない
ザーザー
なんだこの砂!?なにか出てきた。
「ね、願い、、こごとを一つだけ叶えてあげげましゅ」
噛み噛みじゃないか。砂だが姿は見えてる。かわいい女の子のようだ。
「残念ね。こいつは特異点よ。」
「しょしょ、そんなぁー」

ドカッ
キョン太郎「いてっ、なにしやがる!」
俺の目の前には、チャックが開いてる人型コウモリがいた。
チャック「WAWAWAキョン王倒すの忘れてたよ~」
「こいつらが敵よ!」
キョン太郎「待て、まずあんたは誰だ」
ハル「私はハル!あんたは?」
キョン太郎「キョン太郎・・・」
ハル「あいつらは、人を襲うのが好きな一般人・未来人・宇宙人・超能力者のどれかが変化したものなの」
キョン太郎「だからなんだよ。」
ハル「あいつらを倒して、元の人を救うのがキョン王の仕事なの」

キョン太郎「倒すって・・・そもそm」
ガチャ
キョン太郎「なんだよ、このベルト」
ハル「つべこべ言わずこれをかざして!」
キョン太郎「意味がわからない。俺にキョン王とやらを詳しく説明して、倒しかたとか全部教えてくれ」
「けけこけ、契約完了ですぅ」


その瞬間、砂が俺の中にはいってきた。
Kキョン太郎「特異点に、そこの女!よく聞いとけ!俺はクロタロス」
あれ?体のコントロール奪われてるよ俺。しかもこの砂、態度がかなり変わってる。

Kキョン太郎「行くぜ、変身だ!」
(待て、お前はなんなんだ。なぜ、俺を動かせる)
Kキョン太郎「うるせぇ、てめぇは黙ってろ!」
ベルトにSuicaのようなものをかざした瞬間、俺はウェイトレス姿になっていた

ハル「それが、キョン王よ。キョン王ウェイトレスフォーム!」 (まてまて、男が女ウェイトレスの格好なんて恥ずかしすぎる)


Kキョン太郎「うるせぇ!ケッ、ダサい服だぜ。まぁ、いいか」 チャック「何を話している。いくぞ!」

ダダダダダダ
俺の体は今勝手にマシンガンを撃っている。ウェイトレスの格好で

チャック「そんな攻撃やめとけ」
Kキョン太郎「うるせぇ、クロミクルビーム!」
チャック「ぐわぁ」ドカーン!
Kキョン太郎「弱すぎるぜ」スッ

キョン太郎「やっと出たか・・・」
ハル「わかった?今のがキョン王の仕事」
キョン太郎「意味がわかんない。俺は絶対しないぞ」
ハル「あんたの意見なんて誰も聞いてない」
クロ「やや、やめてもらっては困りますぅ。せっかく実体手に入れたのにぃ」
そこには、涙目の美女がたっていた。
クロ「私たちは、契約すると砂から実体に変わるのですぅ。私はもっと未来から来ました
ハル「なに?あんた未来人なの?いいわ。ずっといなさい」
キョン太郎「こいつとならいいぜ」
ハル「このエロキョン!あんたは今日からキョンね!」

 

ザザザー   「・・・・彼に憑こう」

 

俺がキョン王とやらになってから一週間。
どうやらハルのアジトは駅前の喫茶店らしい。
聞いた話によると、特殊な力を持ってるやつは砂になっている世の中らしい。
ハルとやらは、3年前急に現れたこの特殊なやつらにすこぶる興味があるらしい。

カラーン
喫茶店のドアが開くと、砂だが明らかに美人な人がいた
「・・・私と契約して・・・」
またこれか・・・特異点ってのは人気なのか?
「生み出されてから5年間、私はひとりで生きてきた・・さびしい・・・」
かわいそすぎる。しかも上目使いで・・・
キョン太郎「いいだろう。お前は俺のそばにいろ。これが契約内容だ」
「・・・ありがとう」スッ
また入ったのか・・・


ハル「このバカキョン!こいつらが生まれたのは3年前って言ったでしょ!?アホンダラケ!」
気づいた時にはもう遅く、俺は体の自由を奪われていた。
Yキョン太郎「私はユキタロス。・・・嘘や情報操作が好き」
やれやれだ。こんなやつに憑かれるなんて

 

暇をしている時間もなく、また人が襲われているらしい
ハル「今度は何かしら?キョン行くわよ。」
こいつはほんとに楽しんでるだけみたいだな
さて、今回向かったのはプールだった。
襲われているのは俺の妹じゃないか!早く助けなければ
ハル「キョン!変身よ!」スッ
クロタロスが入ってきやがった・・・
Kキョン太郎「行くぜ行くぜ!」
(俺にも変身の仕方を教えてくれ、いきなり入られるとびっくりする。)
Kキョン太郎「しょうがねぇな、一回お前から出るから赤いボタン押してこれをかざせばいいんだよ。」
ハル「あんた、やる気じゃない」
キョン太郎「うるさい、ばか、黙れ」
ハル「なによ。それより早く変身しないとあの子死ぬわよ?」
危ない危ない。実の妹を見殺しにするとこだった。

えーと、ボタンを押して・・・ポチ


みっみっみらくるみ-くるんるんみっみっみらくるみーくるん(ループし続ける)
なんだこの歌は
クロ「私の変身待機音ですぅ。聞かないとやる気が出ません。」
全くしょうがないな、そしたらこれをかざすのか スッ「ウェイトレスフォーム」
シュルルルーンガシャガシャピューン
Kキョン太郎「よっしゃいくぜ!」
WAWAWA「なんだ、お前。なぜ俺の邪魔をする!」
Kキョン太郎「うるせぇ!」ダダダダダ
どうやらこいつはマシンガンとビームが持ち技らしい
WAWAWA「待て!よせよ」
Kキョン太郎「やめない!」
WAWAWA「しょうがない。」次の瞬間敵の触手が足をつかみプールの中へ引きずり込んだ
ドカッドカッ こいつは水中型らしく俺は攻撃をひたすら受け続けてる
(お前泳げないのか?)
Kキョン太郎「お、泳ぎはできないんですぅ」
(こいつ・・・いつもに戻ってやがる)その間も敵はずっと攻撃を仕掛けてくる

 

(私は泳ぐことが可能。今の状態を打破できる)
(ホントか?信じるぞ)
(そう。青いボタン)俺は青いボタンを押してみる。
おーともないせーかいにーまーいおりたI was snowおー(ループし続ける)
こいつも歌が流れるのか。スッ「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスフォーム」
シュルルーンガシャンガシャンピューン
(何でおれが女子高生の服着てメガネをかけているんだ!)
ハル「それは、対有機生命体(略)簡単に言うと宇宙人フォームよ」
Yキョン太郎「最優先の行動をとる」こいつは水中を縦横無尽に泳ぐ敵をつかみ
プールサイドへと投げあげた。


Yキョン太郎「あなたを敵性と判断。情報連結の解除を開始する」
WAWAWA「なんだなんだぁ。」グサッ!サラサラ
いま何が起こっているかというと、俺の手には巨大な槍があり相手に突き刺さった。
槍に触れている部分から敵が砂になって消えて行っているのである。
Yキョン太郎「任務完了。」スッ
キョン太郎「でていったのか。」


喫茶店への帰り道
ハル「すごいわね!あなたになら任せられるわ。」
キョン太郎「俺は体を貸してるだけだ。すごいのはこいつらだろ。」
ハル「どうだっていいのよ。変身できて悪を倒せるのなら!」
つまり、だれでもよかったのか。

 

ザザザー  「フフ、いい男ですね。挿れるでぇ!」

 

普段ハルやその他二人は喫茶店を経営している。
ハルは当たり前だが、後の二人もどう見ても美女にしか見えないので
いつも混んでいる状態だ。やれやれ、暇な男が多いもんだ。
ハル「キョン!また反応よ。SOSが来る!」
キョン太郎「なんだSOSが来るって。助けを求めるがくるって意味分からないぞ」
ハル「あんた馬鹿ぁ?SOSはユキやクロ達と同じ種類の存在のこと」
キョン「なんでSOSなんだ。」
ハルは「それはね・・」と言って息を大きく吸い込んだ
ハル「世界を大いに盛り上げるための存在って意味よ」


つまりお前が決めたんだな。
ハルいわく明らかになってる特異点は、俺とハルともう一人いるらしい。
特異点がなんなのかはわからんが、SOSたちに憑かれてもある程度自分を制御できるらしく、暴れる心配はないようだ。

 

店を閉店後、砂がついてきているのがわかった。
ここ1週間なにもなかったから久しぶりである。
キョン太郎「なんだ、お前は。順番的に超能力を持ったSOSか?」
「いえ、ガチホモです」さて、帰るか。こんなやつは相手にできん
「待ってくださいよ。あなたの中に入るでぇ!」アナル触られた!?
●キョン太郎「フフ、いいアナル」
(なに勝手に触ってやがる。それにアナルだけはよせ・・・)
●キョン太郎「いいじゃないですか。あなたとの契約は成r・・・えっ!?」
急に驚いてどうしたんだ。この馬鹿は。
●キョン太郎「け、契約内容『アナルだけはよせ』ですって・・・」
よかった。これでアナルを責められることはないか
●キョン太郎「泣けるでぇ!」


翌日
ハル「なによ。そのSOSは。超能力者?」
俺の隣には笑顔の好青年が立っている
キョン太郎「ガチホモだそうだ。」
ハル「ホモタロスね。まぁいいわ」
いいのかよ。ホモを突っ込めよ。
ユキタロス「・・・敵確認」
キョン太郎「こんな夜にも行かなきゃだめなのか?」
ハル「あったりまえじゃないの!この馬鹿キョン!」
ユキタロス「位置は近くの公園。」
ハル「そこの公園って夜はハッテン場じゃない!」


ホモタロス「僕の出番ですね。いくよっキョンタン」スッ
(よかった。アナルからじゃなかった)
●キョン太郎「アナルから入ったら契約違反で砂に戻ってしまいますから」

さて、この公園。男のカップルがいくつかいる。
その中で今回の敵となるやつを見つけたわけだが、ゲイにつかまってる。
「おい、助けてくれ。逆に襲われちまった。」見た目はカマドウマである。大きい。
ハル「なに、あの巨大カマドウマは!」
●キョン太郎「元の人の畏怖がカマドウマなのでしょう」
(かまうな。倒しちまえ)ピ 黄色いボタンを押してみる
ぼくのテドd♪ よからぬ歌が聞こえてきたので聞かずに変身だ。 
サッ 「ファンタスティックフォーム」俺の体が真っ赤になった。しかも浮いている


ハル「ホモタロス超能力者だったのね」
●キョン太郎「なんで、待機音聞いてくれないんですか?」
カマドウマ「なにをしている。早く」カナブンがカマドウマを助けた。
カマドウマ「サンキュー!さて、お前キョン王だな?行くぜ!」
俺めがけてカマドウマが体当たりしてくる。ホモタロスは華麗にかわす。こいつ強いのか?
(お前、どんな攻撃ができるんだ。)
●キョン太郎「超能力です。」すると手のひらに、火の玉が現れた。
(早く撃てよ。また来るぞ。)
●キョン太郎「ふんもっふ!」火の玉をバレーのサーブのように打つと見事命中
●キョン太郎「セカンドレイド!」ブーメランのようなものを投げつけまた命中。
カマドウマ「くそぉ・・・」サラサラ

 

今は喫茶店でくつろいでいる。
ちなみにホモタロスはあの後「用がある」と言って、ハッテン場の中へと消えていった。
ユキタロスに頼んで消してもらおうかな。死ねばいいと思う。ほんとに

んっ?入った?クロ?ユキ?あれ?意識が遠のいt・・・

ハル「あんた!何ボケっとしてんのよ!」
クロ「反応ありませんねぇ」
ユキ「彼の中に誰か入っている」
ハル「え?あんたたちいるってことはホモ?」
ホモ「僕は今しがた帰ってきましたばっかりですよ。」
Tキョン太郎「アッハハハアハッハ。君たちは誰かなー?」
ハル「あんたこそ誰よ。勝手にキョンの中に入るなんて!」
ホモ「キョンタンは僕のですぅ!」
クロ ガクガクブルブル
ユキ「彼は私の大事な人。今すぐ出て」
シューン、バチィ
ユキ「入れない…」
Tキョン太郎「そりゃそうさ。今はあたしが彼を支配してるにょろよ」
ハル「だからあんた誰なの?」
Tキョン太郎「あたしは、ツルタロスさっ。めがっさ金持ちによろ~」
ユキ「あなたの契約者は誰?入れるってことは契約しているはず」
ハル「なんで、キョンに入ったのよ。」
Tキョン太郎「あっはっは、まだ言ってなかったね。契約内容は『キョン太郎を殺してハルの出方をみる』にょろよ。」
ハル・ユキ・ホモ「!!」
(もう出ろ。いい加減にしろ)バチィ


ツル「うわぁ、出されちゃったにょろ。完全に支配していたはずなのに・・・」
キョン太郎「お前の契約者は誰だ。とっちめてやる」
ツル「朝倉とか言ってたにょろよ。特異点なのさ」
ハル「三人目はその朝倉ね」

ツルタロスの案内で朝倉の家の前に来ている。
テレパシーとやらで朝倉を呼び出したらしく家から出てきた。


ものすごい美人が俺の目の前にいた。
C朝倉「スモークチーズはあるかいっ?」は?なんだこいつ
ツル「チュルタロス、契約者から出るにょろ」
チュル「にょろ~ん」スッ
朝倉「あなたがキョン王ね。話は聞いてるわ。」
ハル「あなた何者よ。あたしの出方をみるってなんなの?」
朝倉「あなたは変身もできない、SOSも憑けない特殊な特異点」
SOSって呼称は合っていたのかよ・・・


ハル「なんであんたがそんなこと知ってんのよ。」
朝倉「そんなのどうだっていいのね。あなたの力はSOSを司る王の願いをかなえることなのね」
あれ?口調が変わった?
ツル「サカタロス勝手に入っちゃダメにょろよ」
サカ「話が長いのねとっとと殺せばいいのね」スッ
こいつも3人持っているのか。
朝倉「だから、キョン王。あなたを殺して私がSOSを司る王となるの。死になさい」
キョン太郎「ちょっと待ってくれ。おい、ハルどういうことだ」
ハル「私も知らなかった…」

 

朝倉「ツルタロス行くわよ。」ピ アル晴れた~ サッ 「マネーフォーム」
そこにはゴージャスな衣装の朝倉がいた。正直付き合いたいです
ユキ「・・・私が行く」おーともないせーかいd サッ 「対有機生命体(略)フォーム」
今の状況を説明しよう。ホモVSサカ クロVSチュルが各自交戦中だ。
そして、俺はゴージャス衣装に長刀を持っている朝倉と交戦中。
ユキは格闘派らしく、こないだのような武器は持っていない。
ホモとサカは口で何かを言い合っている。内容は伏せよう。
クロとチュルは意外と激しい。ドカーンという爆発がいくつも起きている。

T朝倉「めがっさ!めがっさ!」長刀になれているのか動きも素早いし威力が半端ない
Yキョン太郎「そのような武器では私に勝てない。」ユキは巧みによけたりバリアーを張ったりしている。
T朝倉「にょろーん!」長刀でついてきた。不覚にもバリアーを張れず手でつかむ感じになった。
ハル「大丈夫!?」Yキョン太郎「大丈夫。情報連結解除開始」
長刀がサラサラと砂になっていく。慌てて朝倉はバックステップ。
T朝倉「危ないにょろ~。ユキっこは怖いにょろね」
Yキョン太郎「もう終わり」ユキが何か唱えている。次の瞬間、朝倉の後ろをとっていた。
T朝倉「いつの間に…離せ離せ~」じたばたする朝倉。かわいらしい。
Yキョン太郎「情報連結解除開始」勝負あり。朝倉の体がサラサラと散っていく
朝倉「あーあ、やっぱり勝てなかったか。所詮ハルと一緒にいない私は王にはなれないか。」
周りのSOSも砂のように散っていく。契約者がいなくなるとこいつらも散る運命らしい。
ツル「めがっさ残念にょろ」チュル「にょろーん」サカ「ダメなのね」サラサラ
朝倉「じゃあねっ」ウィンクして朝倉が消えていった。もったいないな。
ハル「終ったわね。」
キョン太郎「そうだな。俺は楽しかったぞ」
クロ「つかれちゃいましたぁ」ホモ「僕もです。」ユキ「・・・・・」
ハル「さぁ、あんたの願いを言いなさい。祈ってやるわ」
キョン太郎「俺が出会ったお前らと別の形で出会いたい。もちろんSOSとかいない世界だ」
その瞬間白い光に包まれ俺は意識を失った。

 

今日は高校の入学式の日。俺は電波女に会った。
そいつは、宇宙人未来人超能力者を探しているらしい。
俺とそいつは「SOS団」というクラブを造った。変な気があったからだ。

 

「あたしあんたとどっかであったことある?」「俺もそんな気がするんだ。」

END

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最終更新:2007年09月11日 10:18