朝倉涼子のグサデレ
~夏休み・プール編~

 

 

第1話

 

キョン「暑い……なんだってんだ今年の夏は」
朝倉「もう、せっかくあたしが時間を空けてまでこうしてキョン君なんかと会ってあげてるっていうのにそうやってグチばっかり……」
キョン「あぁ、すまん。しかし、毎年のことだがどうして夏というのはこうやる気を削ぐのだろうかな」
朝倉「また言ってる、あーあ、あたし帰っちゃおうかなぁ…」
キョン「ッ!?」
朝倉「話してるばっかりで移動しようともしないし、つまんないんだもの。それともどこかへ行く?」
キョン「わ、わかった。行くから帰るのだけは、、、」
朝倉「それじゃあどこへ連れてってくれるのかしら?期待して良いのよね?」
キョン「(とは言ったものの行くあてがないしな……しかしこの前の浴衣は格別だったな、ウヘヘ。おっと涎が…浴衣の次はやはり水着か?うん、そうだな夏だしな。夏と言ったら水着と言っても過言ではないな!!まぁ朝倉の水着が見たいだけなんだがな。

フヒヒww…)」
朝倉「キョン君、心の中で言ってるつもりでしょうけど全部口に出してるわよ?そういうのは口に出すものじゃないと思うの。つまりあたしは何が言いたいかと言うと……

キョン君キモいわ。じゃ死んで♪」
キョン「ちょww筒抜け俺キモスwww」
朝倉「キモいって認識してるなら自重しなさいね?」
キョン「(朝倉の水着、フヒヒw…はぁはぁ)グフッ」

 


 

第2話

 

キョン「で、どうだ?夏だしプールというのは?もちろん健全な考え方でだぞ?」
朝倉「そんな鼻血だしながら言われても説得力皆無よ?」
キョン「(やばい興奮しすぎたww)まぁそこは置いといて……」
朝倉「うーん(今年はまだ水着を着てないし、キョン君に見せるんなら気にする必要もないかな…?でも興奮したキョン君に襲われちゃうかも。キャッ♪)」
キョン「襲ったらどうせ反撃するんだろうよ(ボソ)」
朝倉「何か言った?」
キョン「いいえ!」
朝倉「ふーん…まぁ別に言ってあげてもいいかな?どうせ暇だしね。べ、別にあたしが行きたいわけではなくてしょうがなくてだからね?」
キョン「そうか行きたいのかぁ(ニヤニヤ)」
朝倉「何にやけてるの?そんなふぬけ顔でプールなんか行ってもどうせ足をつって溺れ死ぬだけね。それなら今死んでも同じね、じゃ死んで♪」
キョン「ちょwwいっそ溺死にしてくださいwww」
朝倉「大丈夫よ、人想いに一発で死ぬように努力するから」
キョン「(やっぱビキニだよな、フヒヒww…はぁはぁ)グフッ」

 


 

第3話

 

キョン「とりあえず二人は自宅に戻り道具を準備しもう一度集まろうということになったのだ……説明終了!いやぁ待ち遠しいことこの上ないなww」
朝倉「お待たせ♪」
キョン「朝倉……白いワンピが眩しいぜ」
朝倉「もう、大げさね♪」
キョン「早く行こうぜ!!」
朝倉「興奮しすぎよ?まったく……子供じゃないんだからね?もうっ!」

 

 

キョン「じゃあ着替え終わったらプールサイドで会おう」
朝倉「うん♪」

 


キョン「おぉ結構広いもんだな……しかしプールの大きさなんてものは目じゃない!俺が興味あるものは朝倉のみだからな!」
朝倉「人前で大声出して何やってるの?恥ずかしいじゃない」
キョン「朝kッ!?…うっ(クラッ)」
朝倉「キョン君!?ちょっと大丈夫!?いきなり倒れたりしてどうしたの?」
キョン「あ、朝倉……」
朝倉「何?」
キョン「GJ!」
朝倉「は?………もうっ!バカ…」
キョン「俺の期待通りビキニを着てきてくれたんだな?」
朝倉「た、たまたまよ?去年のしかなかったからしょうがなく……」
キョン「それ値札ついてるぞ」
朝倉「うそ!?ちゃんとさっき取ったはず、ハッ!?」
キョン「やっぱりちゃんと新調してたんだな(ニヤニヤ)」
朝倉「謀ったわね?キョン君の分際で許さないわ、プールサイドを血で染めてあげるわ、じゃ死んで♪」
キョン「ちょww他の人に迷惑のかかる行為はご遠慮くださいwww」
朝倉「そんな指示に従ってらんないわ」
キョン「(どこにナイフ仕込んでたんだ…はぁはぁ)グフッ」

 


 

第4話

 

キョン「じゃあ泳ぐか」
朝倉「普通に泳いでもつまらないし、まずあのウォータースライダーに行きましょ♪」
キョン「あ、あれか…?」
朝倉「そう、あれよ♪」
キョン「そこにはまるでバベルの塔の如くそびえ立つスライダーがあったのであった……」
朝倉「誰に説明してるの?早く行きましょ」
キョン「実を言うと俺は高速系のアトラクションは苦手だったのであった……」
朝倉「そんなナレーター風味の説明はいいから早くして?」
キョン「正直行きたくないのであった……なぁ普通に泳がないか?」
朝倉「あたしのこと嫌い?」
キョン「は?嫌いなわけないだろ、むしろすk」
朝倉「じゃああたしの言うことも聞けるはずよね?さぁ行きましょ♪」
キョン「やれやれ」

 

 

キョン「浮き輪に乗るタイプか、ご丁寧に二人用なんか準備しやがって」
朝倉「はい、乗って」
キョン「俺が前か!?」
朝倉「当然でしょ?あたしはか弱いのよ?」
キョン「そうかい」

 


朝倉「じゃあしゅっぱぁつ♪」
キョン「……」
朝倉「キャー♪」
キョン「ヒッ!?ギャ゛ー゛!!」
朝倉「キャー♪楽しいわねキョン君!!」
キョン「も、無…理(ガクッ)」
朝倉「キョン君!?」

 

―――――
キョン「……」
朝倉「―ン君!」
キョン「う……」
朝倉「―ョン君!!キョン君!!無事!?」
キョン「あれ…俺……」
朝倉「乗ってる途中で気絶しちゃったのよ…大丈夫?」
キョン「あぁ、心配かけたな。すまなかった……」
朝倉「べ、別に心配なんか、」
キョン「目に涙が溜まってるぞ?」
朝倉「これは、プールの水が、」
キョン「目も赤いしな」
朝倉「こ、これもプールのせいよ」
キョン「ふふ」
朝倉「そんな憎まれ口叩けるならもう平気ね、あたしに迷惑かけた罪は重いわよ?」
キョン「朝倉になら命だって捧げるよ」
朝倉「じゃあ遠慮なく……じゃ死んで♪」
キョン「ちょww冗談www」
朝倉「あたしに冗談は通じないわ」
キョン「(朝倉にかかればシリアスも一気に一転…はぁはぁ)グフッ」

 


 

第5話

 

朝倉「今度はあっちで泳ぎましょ」
キョン「流れるプールになってるみたいだな」

 


朝倉「人が多いわね…キャッ!?」
キョン「どうした!?」
朝倉「今、誰かにお尻触られた……」
キョン「何ッッ!!朝倉の尻を触るだと!?痴漢野郎め!なんて、なんて羨ましい!!俺でさえまだ触ってないというのに……ふざけおって、必ず捕まえて感触を聞き出してくれる!!いやしかし、俺は尻よりも朝倉の太股のほうが……畜生!悩ませやがるぜ」
朝倉「……」
キョン「朝倉待ってろよ、今変態を捕まえてきてやるからな」
朝倉「その必要はないわ。変態なら今目の前にいるから。ね、キョン君。じゃ死んで♪」
キョン「ちょww俺は太股派www」
朝倉「あの世でほざいてなさいね♪」
キョン「(あぁ朝倉の太股に頭をのせたいよぉ、そしてクンカクンカしたいよぉ。

ペロペロしたいよぉ…ハァハァハァハァ)グフッ」

 



第6話

 

朝倉「次は波のでるプールに行きましょ♪」

 


キョン「結構高い波もくるな、朝倉流されないように気をつけろよ?」
朝倉「バカにしないで欲しいわね、あたしはキョン君みたいに鈍くさくないのy(ザパーンッ)」

キョン「ぷはぁ…朝倉!?朝倉どこだ!どこにいるんだ!!」
朝倉「……ぷはっ!ふぅ、ちょっと油断しちゃったわね」
キョン「朝倉無事か!?」
朝倉「えぇ、でもあんなに大きな波が来るなんて思ってもなかったから少し驚いちゃった」
キョン「無事みたいだな、よかっt」
朝倉「キョン君?どうして顔が赤いの?どうしていきなり顔を背けるの?」
キョン「いや、朝倉の…水着が、その……」
朝倉「え…水着?……キャーーッッッ!!!どこ!?あたしの水着どこにいったの!!??波で流されちゃったのね!?それよりキョン君何見てるの?信じられないわ!もう最低!変態!!償ってもらうわ!!じゃ死んで♪」
キョン「ちょww手ブラはエロいwww」
朝倉「その記憶も消し去ってあげる」
キョン「(実際よく見えなかったが、貴重なものを拝めたぜ…はぁはぁ)グフッ」

 


 

第7話

 

朝倉「ねぇ、ちょっと深いところに行ってみない?」
キョン「大丈夫か?危ないぞ。何かあってからじゃ遅いしな」
朝倉「臆病ね、じゃあ一人で行っちゃうからね」
キョン「わかったわかった、ついていくよ」

 


キョン「かなり深いぞ。もう足なんかつかないな」
朝倉「平気よこんなの、もうちょっと行ってみましょ」
キョン「ふぅ…」
朝倉「キョン君早k、キャッッ!?ゴボッ…あ、足が……キョ、ゲホッ助け……ブクブク……」
キョン「朝倉ッ!!どうした!?沈むなッ!おいっ!!ちくしょう!!(ザプン!!)」

 


朝倉「(痛い…足つっちゃった、あぁどんどん沈んでいっちゃう、、、キョン君
に謝らなきゃ…ちゃんとさっきあたしに危ないって言ってくれたのに。あたしは
そんな言葉も聞かずに……でもこれじゃもう謝れない。ごめんね、キョンく、ん
………)ゴボッ、ブクブクブク……」

 

 

朝倉「……」
キョン「朝倉、起きてくれよ…頼むよ、死なないでくれ、頼むから…」
朝倉「……ン君」
キョン「!?」
朝倉「――泣いて、るの?まるで…子供、みたいね…ふふ♪」
キョン「朝倉ぁ!!……、ひっぐ、大丈夫か?」
朝倉「バカね、あたしが勝手に死ぬわけ……ないでしょ?」
キョン「俺、えぐ、、俺おまえに死なれたら……ひっぐ」
朝倉「もう泣かないの。あたしはちゃんとここにいるでしょ?離れたりしないわ」
キョン「あざぐらぁ……」

 


――――

キョン「一時はどうなるかと思ったぜ」
朝倉「だいたいキョン君は心配しすぎなのよ。プールで泣くなんてあたしまで恥ずかしくなっちゃったじゃない」
キョン「そ、そもそも朝倉が深いとこに行こうなんて言わなかったら何事もなく済んだろ?」
朝倉「あたしのせいだって言うの?」
キョン「そうとしか考えられないだろ」
朝倉「ふぅ~ん。そういうこと言うの……じゃ死んで♪」
キョン「ちょwwお決まりのオチwww」
朝倉「良い話で終わらせるわけないでしょ♪」
キョン「(次こそは朝倉と良い関係に…はぁはぁ)グフッ」


~夏休み・プール編~完

 


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