キョン「朝倉、一緒に帰らないか?」
朝倉「いいわよ」
キョン「あ、雨か…」
朝倉「一本しか傘はないわよ?」
キョン「じゃ、じゃあ…相合傘になっちまうな…ははは」
朝倉「…」
キョン「(あ、あれ…?)」

朝倉「…じゃああたしのうちここだから」
キョン「あぁ、じゃあな」
朝倉「待って、この傘かしてあげるわ」
キョン「え?」
朝倉「明日キョン君が風邪で休みなんて嫌でしょ?」
キョン「あ…、さ、サンキュー」
朝倉「じゃ気をつけてね」
キョン「じゃ…」
朝倉「(なんでだろう…悪い気がしなかったわ…バグかしら?)」

 

 



朝倉「(あれ?キョン君今日休みかしら…)」

キョン「まさか、風邪を引いちまうとは…朝倉に傘が返せなかったな…」
朝倉「そんなの気にしてないで自分の体を気にしなさいよ」
キョン「朝倉!?どうしたんだよ!?」
朝倉「お見舞いに来たら悪いかしら?」
キョン「え!?」
朝倉「クラスメイトが風邪を引いたのよ?心配するに決まってるでしょ?」
キョン「…」
朝倉「ほらほら、早く寝たほうがいいわよ」
キョン「(なんだか、いつもと違うな…)」
朝倉「何変な顔してるの?はい、りんごよ」
キョン「え?」
朝倉「お見舞いのりんごをむいたのよ、はい!」
キョン「あ、あぁ悪い…」
朝倉「全く、傘を貸してあげたのに風邪を引くなんて信じられないわよ」
キョン「はは、すまんな。せっかく傘貸してくれたのに」
朝倉「罰として、早く風邪を治すこと!いいわね?」
キョン「あぁ…約束するよ」
朝倉「『約束』よ?じゃあ指きり」
キョン・朝倉「「指きりげんまん嘘ついたら針千本の~ます、指切った!」」
朝倉「ふふ」
キョン「ふっ…はははは…」
朝倉「あともう一つお見舞いの品よ」
キョン「え?」
朝倉「(チュ)」
キョン「へ???」
朝倉「今日はおでこにだけ、ちゃんと治してきたら他にも考えていいわよ♪」
キョン「????」
朝倉「じゃあね♪」
キョン「?????????」

朝倉「ふふっ♪(…でも…なんであたしあんなことしたのかしら…やっぱりバグ…?)」

 

 

 


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