ハルヒ「さあ、みくるちゃん。新しい衣装よ脱ぎ脱ぎしましょうね~♪」
みくる「ヒッ!い、嫌です~~~」
ハルヒ「うるさいわねー、ほらさっさとしなさいよ」
キョン「おいハルヒいい加減にしろ。朝比奈さんが困ってるだろ」
ハルヒ「何キョン、団長である私に反抗するわけ?」
キョン「そんなこと言ってないだろ。大体だな…」
ハルヒ「うるさいっ!SOS団は私のものなのよ!
   あんたたちは黙って私の言うこと聞いてればいいのよ!」

パンッ!!

キョン「………」

私は何をされた?叩かれたキョンに。何で?何で私がキョンに叩かれるわけ?
許せない…!

ハルヒ「何すんのよっ!痛いじゃない!
   団員が団長を叩くなんてただで済むと思ってるの!」
キョン「うるさい!」
ハルヒ(ビクッ)
キョン「いつもいつもわがまま言いやがっていい加減にしろ!
   俺たちはお前のおもちゃじゃないんだぞ!!」
ハルヒ「な、何よ!そんなにアタシが気に入らなければ出て行きなさいよ!
   SOS団を除名してあげるわ。ねえ、みんな…」

古泉君、みくるちゃん、有希なんでみんな私を責めるような目で私を見るの?
悪いのはキョンじゃない。私は悪くないわよ。

キョン「そうかよ。わかったよ出て行ってやるよ。これで、せいせいするだろ」
ハルヒ「え、ええ。あんたみたいに使えない奴がいなくなってせいせいするわ」
キョン「…………」
そう言うと、キョンは無言で出ていった。

古泉「それじゃあ、僕も…」
ハルヒ「古泉君!?なんで、あんたまで…」
古泉「僕も人を物扱いする人の下にいるのは不愉快ですから」
それじゃあっと言い残し古泉君も出て行った。

みくる「涼宮さん…」
ハルヒ「みくるちゃん…あなたも?」
みくる「…ごめんなさい」
ただ一言だけ謝罪の言葉を残しみくるちゃんも逃げるように部室から出て行った

パタンッ
有希が本を閉じてゆっくりとこちらに向かってくる。
ハルヒ「ゆ、有希…あなたは辞めたりなんかしないわよね?」
有希「この結果を招いたのはあなた自身。あなたが望んだからこうなった」
そうして有希も出て行こうとしたが、ふと思い出したように足を止めた。
有希「この部室はあなたに譲渡する。好きに使ってかまわない」
そして、もう言うこともないとばかりに出て行った。

部室に一人私は取り残された。
この結果を私が望んだ?そんなことなんて望んでいない。
じゃあ、なんでこんなことになった?

(キョン「俺たちはお前のおもちゃじゃないんだぞ!!」)

ああ、そうか。私が間違えたんだ。だから、また一人になっちゃったんだ…。
気付くと私の両目からぽろぽろと大粒の涙がこぼれていた。

ハルヒ「グスッ、グスッ…。ごめんなさい私が悪かったわ。謝るから、もう酷いことしないから……
   私を一人にしないでっ!!」

しかし、開け放たれた部室でハルヒの慟哭を聞くものは一人もいなかった。

|