ハルヒ……は、今何をしているんだ?今日は珍しく一日暇だったからな。
電話もメールも無いなんて珍しい事もあるもんだ。
ひょっとしてまた厄介事が起こったりしているんじゃないだろうな……。
いやいやまてまて、何故せっかくの休みの日にまで俺はハルヒの事を考えねばならんのか。
アイツが休みに何をしていようと、俺には関係無い……だから、俺が今からハルヒに電話をしようと
しているのは、いつも突然俺に電話をかけてくる仕返しであってだな、他に特別な意図はないからな。

ピッ


キョン……は、今ごろ部屋でゴロゴロしてるわね、きっと。携帯を忘れて出かけるなんて迂闊だったわ。
まぁ、誰からも着信なかったから良かったけど。休みの日なんだから電話くらいかけてくれてもいいじゃない。
ひょっとして、着信してるかも?って、ちょっと期待…はしてないわよ。ただ、誰かからかかってきてるかもって思った
だけ。……だから、今からあたしがキョンに電話をかけるのは罰なんだから。部屋でグータラしてるキョンに
もうちょっと生活態度を改めるように説教するだけ。SOS団団員たるもの常に団長の事を気にかけてないと。それだけよ。
そうじゃなきゃ、あたしが何でキョンに電話なんかかけないといけないの。

ピッ





ツーツーツー

話し中かよ!珍しいな、ハルヒが話し中なんて……。長門…はないな。じゃあ、朝比奈さんか?
なんだってんだ。たまにこっちからかけた時くらい電話出ろよな。ちょっと期待してたってのに。
いや、ここで言う期待というのは、ハルヒのリアクションに対してであってだな、違うんだ。
そういうんじゃないんだよ。って誰に言い訳してんだ……。もう一回かけるか?
いやいや、どうせ明日になったら嫌でも振り回されるんだから、わざわざ前倒しする必要もあるまい。
風呂入ってさっさと寝ちまおう。寝て起きたら明日が来てるんだしな。


ツーツーツー

話し中…か。キョンの癖に。誰と話してんのよ!団長自ら電話をかけてあげてるってのに!
空気読んで出なさいよ!せっかくキョンの声が……って違う違ーう!説教するだけなの!
大体キョンからかけてくるべきなのよ。なんでわざわざあたしが電話しないといけないの?
なんか、アホらしくなってきたわ。明日学校で説教してやるんだから!
そうと決まれば、さっさとお風呂入って寝るわ!起きたら明日になるんだし。



そんなある休日の二人


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