- 鶴屋少女の孤独外伝 SIDE.E. -
ある夏の夜
皆で時を刻む
皆で時を刻む
海辺で皆で花火大会
俺は、ハルヒと結ばれて
鶴屋さんとは、ずっと親友
鶴屋さんとは、ずっと親友
「ちょっと、夜風を浴びてくるさ」
そうやって一人席を立つ鶴屋さん
そうやって一人席を立つ鶴屋さん
俺は黙ってその姿を見る
「何やってんのよ」
「へ?」
「行ってあげなさいよ」
ハルヒがそう言って俺をにらむ
「何やってんのよ」
「へ?」
「行ってあげなさいよ」
ハルヒがそう言って俺をにらむ
「ああ、そうだな」
「どうしたキョンくん?」
「いえ、ちょっと俺も疲れただけです」
「……そっか」
「鶴屋さん?」
「キョンくんの嘘つき、ずっと一緒にいてくれるって言ったのにさ」
「ごめんなさい」
「……なんてね」
「いえ、ちょっと俺も疲れただけです」
「……そっか」
「鶴屋さん?」
「キョンくんの嘘つき、ずっと一緒にいてくれるって言ったのにさ」
「ごめんなさい」
「……なんてね」
鶴屋さんはそう言って
夜の闇の中、俺を振り向く
夜の闇の中、俺を振り向く
「あっかんべ」
その笑顔はいつまでも変わらない
- END of END -