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長門「・・・・・・」

女子A「へぇ~アンタでも微笑むことってあるんだ。何眺めてんの?ちょっと貸しなさいよ!」

長門「!!」

女子B「何ソレェ?入部届ェ??」

長門「やめて・・・・!」

女子A「もう書き込んであるじゃない。物好きな奴もいるもンねぇ~」

女子B「こんな根暗しかいない部活に入りたいヤツがいるなんてネェ」

長門「お願い・・・・返して・・・・!」

女子A「キモッ!あんた何必死になってんのぉ?」

女子B「いいじゃない、どうせこれ冷やかしでしょ?ちょうどいいわ。これ私達が捨てといてあげるわwww」

長門「!!・・・・やめて!お願いだから返して!!」

女子A「アァッ?触るんじゃねえよ!この根暗女!」ドゴッ

長門「っつ!!・・・うぅっ・・・!」

女子A「あ~キモイキモイ。根暗がうつるってーの。あ~っなんか冷めたっ!根暗がうつる前に行こっ!」

勇気を出して彼に渡した入部届。
あの入部届は「どうせ暇だし入ってもいい」と彼が書いてきてくれたものだった。
当然だが入部届は本人の直筆でないと学校側に提出できない。

長門「(・・・・・もう一度書いてくれるだろうか)」
そう思い長門は放課後、文芸部で一人彼を待っていた

ガラガラッ
長門「・・・あ・・・・・」

キョン「よぉ、長門」

長門「・・・・・・(今日もきてくれた)」
まず謝ろうと思った。
せっかく書いてくれた入部届をむざむざと奪われたのだから。
でも彼には無くしたと言っておこう。彼にだけはイジメを受けてることは知られたくなかった。

長門「・・・・あの・・・・・」

キョン「長門」
何故だろうか・・・・嫌な予感がした。

キョン「笑えないな。」
そう言うと彼が紙くずを机に広げた。いや紙くずではない

・・・・それは破り捨てられた入部届だった。


キョン「驚いたよ。体育から帰ってきたら。こいつが机の上にぶちまけてあるんだもんな。」
キョン「クラス中の奴等に馬鹿にされたよ。お前の方はおもしろかったんだろうな。」
キョン「これで満足か?自分から渡しといて・・・破り捨てるとはね。。」

――違う。私ではない。

キョン「俺から届を受け取ったのはお前だろ。他に誰がいるってんだ。」

――それは・・・・     言えなかった。
ゴミを投げられてもいい。靴を燃やされたっていい。一方的に殴られたってかまわない。
けれど彼にそのことを知られるのは嫌だった。

キョン「お前は冗談なんだろうがな・・・・・」

――違う

キョン「俺は結構マジだったんだけどな。文芸部。」

――違うの

キョン「・・・誘われたとき・・・・少しでもうかれた自分が忌々しいよ」

――お願い・・・行かないで・・・・

キョン「じゃあな。もう2度ここにはこねぇよ。」
バタンッ!


・・・何も変わらない。


ただ今までと同じなだけだ。

私はそう自分に言い聞かせ続けた。
何も変わらない。変わっていない。
悲しむことなんて何も無い。
ただ今と同じ日常が続くだけ。


・・・・・彼が去ったドアの前で私は泣き崩れていた












古泉「全くゥ!僕のキョンたんに色目を使うからこうなるんだヨっ!」
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