■作戦
・各員は常に敵や味方の情報をリンクし、スムーズな回避を行う。
・地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う
・飛び道具で弾幕をはる
・敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う
・戦闘の行われている羅幻王国は西国である。レンジャー連邦も同じ西国なので、砂漠での行動でもたつくことなく、スムーズに防御・回避行動に移れる。
・発煙弾、閃光弾を発射。敵の視界を奪う。
・望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。
・敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。
・四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。
・相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。
・相手の攻撃が来た場合、銃など手持ちの装備を使って防御する。
・周囲に遮蔽物がある場合は最大限利用する
■ＳＳ
辺りに舞い上がる砂塵。
爆音。
爆音。
爆音。
荒れていなかったはずの空が、まるで砂嵐のようだ。
爆音。
近くが攻撃を受けたのか機体が揺れる。
「くぅっ」
被弾面積を減らすために四ツ足で弾幕の薄い方へ薄い方へと駆けて行く。
「せめて、遮蔽物があれば…」
後ろでは必死に敵の砲撃を計算。
予測する二人の妖精。
―この二人だけは死なせられない。
いざというときは付き合ってもらうよ。アメショー
１ｍ先も見えない程に巻き上がる砂塵の向こうに見える大岩。
一瞬。
一瞬ではあったが確かに見えた。
―あるかもしれない…
ないかもしれない…
でも！
急遽取り付けた後ろの二人のコックピットブロックをポットとして高速射出するシステムのエミュレート。
機能は無事に動作する。…はずだ。
カバーに隠された実行ボタンに手を当てて、操縦桿を握る。
―希望を残す手はうった
もちろん呉さん、舞花さんには秘密だけれど
嫌がるだろうし
後は、やれる事をやるだけだ
計器類に軽く手の甲で触れて笑顔を作る｡
ハッピーの前借りだ。
「行こうアメショー。まだ死ねない。まだ終われない。俺達は誰の涙も止めてない！」
段幕をアメショーは駆け抜けていく。
生き残るその為に。
（双樹真＠レンジャー連邦）
走り出す４機の鋼の獣たち。
砂塵は既にもうもうと舞い、巨大な質量を前に一歩も引けを取らぬ黒のドラゴンバスターの勇者たちと、舞い踊るように交錯を繰り返す。
何、ダイスまでいければ上等さ。一度で終わるとは思っちゃいない。
眼前でつがるおとめの部隊が盛大に敵へアタックしては弾かれている。他の友軍も対峙する敵の戦力に弾き飛ばされては、今まさに攻撃を交差法で互いに叩き込み合おうという直前。振るわれる刃に刃をあわせ、躍動する傷だらけの機体を、コパイたちはそれぞれにいたわり、パイロットはコパイを信じてひたすらに機体を駆る。
「みなさん、もう一度です、もう一度攻撃を！」
妖精の轟くような声。
ウイングオブテイタニアを、今に宿すは藩王蝶子。全員が唱和する。
『了解！！！！』
士気の折れぬが、レンジャー連邦の今。
繰り出すと同時に展開される防御機動。
「砂漠は僕らのホームグラウンドですよ！」
双樹のいきいきとした声。
「ああ、何度も演習したとも、たとえ相手が人間サイズだろうが白兵だろうが、ここで遅れをとることは！」
「ありませんね！」
踏み込む太刀筋、繰り出される拳足、その尋常ならざる衝撃力と瞬間速力を、先の敵の防御から計算パターンに組み込み展開する。
「今度はこちらがしのいでみせる番です！」
「四連獅子、防御の型、行きます！」
「「「了解！」」」
連携が疾する。
レンジャー連邦。その本義こそは友邦にして愛。連携こそが、その華だ。
（文責：城華一郎）
■イラスト
○アメショー
（絵：舞花）
○アメショー
（絵：豊国 ミロ）
■事前ＲＰ
○一方その頃 双樹真のつぶやき
「被弾面積を少なく！」
「弾幕薄そうな所に突っ込みます！対ショック防御を」
「そろそろ敵さんの息継ぎがあるはず…荒く行きますから舌を噛まないように！……………今！」
「くっ！女の子二人載せて、やられるわけにはいかないんだよ！」
■ＲＰ
双樹真＠レンジャー連邦 > 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ！（トラウマスイッチＯＮ」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「はっ！（正気に戻る）すいません！防御駆動に移行します！」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「誰ひとり、失わせる訳にはいかない！死なせない死なせない死なせない！」
舞花＠レンジャー連邦 > 「攻撃来ます。パターン読んで巧くかわしてください！」
舞花＠レンジャー連邦 > 「落ち着いて、真さん！ ハートはホットに、頭はクールに、ですよ」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「了解！短期予知なんかできないが、予測の精度にゃ自信があります！」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「了解！短期予知なんかできないが、予測の精度にゃ自信があります！」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「くーるにくーるに…ありがとう。少し落ち着きました」
舞花＠レンジャー連邦 > 「遊佐呉さん、機体負荷見ていてくださいね」
舞花＠レンジャー連邦 > 「はい、前見て！」
豊国 ミロ＠レンジャー連邦 > 「衝撃に備えるーっ」
舞花＠レンジャー連邦 > 「四連獅子ーっ！！」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「アスカロンさんの教えを思い出して…無駄を無くして…思考は水のように柔軟に…」
城華一郎＠レンジャー連邦 >
「ははは、黒め、やるではないか！！」「だが、想定以上ではない。怯むな友軍、勝負が時の運ならば、その時の運までにたどりつくまでの実力というものがある、俺たちは、舞台に立っている！！」
城華一郎＠レンジャー連邦 > 「あっマジデ！？」
城華一郎＠レンジャー連邦 > 「金色龍のドランジが！？」
城華一郎＠レンジャー連邦 > 「いるのか、ならば、格好の悪いところは見せられないねえ、なおさらに！！！！」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「ドランジさんを支援に向かいます！舞花さん、守りましょう！！」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「妖精さんの底力、見せてくださいよ！飛ばします！」
舞花＠レンジャー連邦 > 「なんですってー？ なんで拳銃なんかで！？」
舞花＠レンジャー連邦 > 「真さん、おねがいします！！」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「無駄かもしれないが、ドランジさんの壁くらいにはなれる」
舞花＠レンジャー連邦 > 「無駄じゃない！ 今行く！！」
双樹真＠レンジャー連邦 > 「了解！舞花さん！」
城華一郎＠レンジャー連邦 > 「相も変わらず、愛も変わらず…か。舞踏子あるところにドランジあり、いいねえ、さすがは滝川一族！」
