「弱者の強み」 ◆uOOKVmx.oM
森の中、生い茂る木々の間を縫うようにして高速飛行する二つの物体があった。
「まったく何て執念深い『悪魔』ですの? いい加減に諦めなさい!」
「それはこっちの台詞だ! 待ちやがれコラ――!」
「それはこっちの台詞だ! 待ちやがれコラ――!」
前を行く一つは魔法で飛ぶベルカナ。後ろの一つは念動力で飛ぶ明石薫だ。彼女達の
空中戦、というか逃走と追撃は数分前から続いている。空気抵抗を無視するベルカナが
距離を稼げば、薫が念動力で木の枝を投げつける。
空中戦、というか逃走と追撃は数分前から続いている。空気抵抗を無視するベルカナが
距離を稼げば、薫が念動力で木の枝を投げつける。
「だからそれは効かないと――!」
ジャァァァァン!!
ジャァァァァン!!
振り向き様にベルカナが大きな銅鑼を叩いた。その轟音とともに音波の壁が生み出され
飛来する木片を綺麗に方向転換させて跳ね返す。
飛来する木片を綺麗に方向転換させて跳ね返す。
「それもこっちの台詞だ――!!」
薫は跳ね返された木片を念動力のバリアで叩き落しつつ、銅鑼を叩く為に速度を緩めた
ベルカナとの距離を詰めてゆく。そんな攻防が繰り返されていた。
ベルカナとの距離を詰めてゆく。そんな攻防が繰り返されていた。
――――――――――――――――――――――
時間は十数分ほど遡る。
時間は十数分ほど遡る。
「この私がこんな剣闘士奴隷のような事をしなければならないなんて、納得いきませんわ!」
森の片隅でベルカナ=ライザナーザは愚痴を零しつつ支給品の確認をしている。彼女も
冒険者である以上、日常的とは言わないが命のやり取りは行ってきた。だがいつだって行動の
選択権は自分達にあったはず。殺し合いを強制される現状は奴隷として扱われるも同然だ。
ベルカナはふと思った。古代魔術王国期には無数の蛮族(魔術師以外のこと)や魔獣などを
集めて殺し合わせ、それを娯楽としたと言う。今、自分に起っている事も同様なのだろうか?
そう思うと大勢に遠視されているような嫌な感じがして、彼女は身を震わせた。
冒険者である以上、日常的とは言わないが命のやり取りは行ってきた。だがいつだって行動の
選択権は自分達にあったはず。殺し合いを強制される現状は奴隷として扱われるも同然だ。
ベルカナはふと思った。古代魔術王国期には無数の蛮族(魔術師以外のこと)や魔獣などを
集めて殺し合わせ、それを娯楽としたと言う。今、自分に起っている事も同様なのだろうか?
そう思うと大勢に遠視されているような嫌な感じがして、彼女は身を震わせた。
「と、とにかくヘンテコ悪魔は後で弱みを握って、哀れなぐらいに服従させて見せますわ」
言うだけならタダだ。本当に悪魔が相手なら、まず不可能。それはベルカナだって良く
分かっている。それでも普段頼りにしている仲間達がいない今、自分を奮い立たせる目的を
作らねばならなかった。まずは仲間に出来る人間を探すこと。敵対するであろう人間から
身を隠すこと。そしてそんな事よりも支給品の確認が先だと思う。
分かっている。それでも普段頼りにしている仲間達がいない今、自分を奮い立たせる目的を
作らねばならなかった。まずは仲間に出来る人間を探すこと。敵対するであろう人間から
身を隠すこと。そしてそんな事よりも支給品の確認が先だと思う。
「これはワンドとラージシールド……でしょうか? それに安っぽい硬貨が一枚きり―――」
ランドセルから出てきた支給品に、ベルカナは落胆の溜息を吐いた。そして説明書を読んで
今度は感嘆の溜息を吐いた。ワンドとシールドは撥と銅鑼で、攻撃を跳ね返せる特殊な音波を
出す『返響器』という魔法の道具らしい。硬貨の方は『おみやげのコイン』という情けない
名前だったが一応、身に着けると防御力と運気を上げる効果を持つ魔法の品らしかった。
本当に土産物屋あたりで売っていそうで、いまいち信頼できないが。
今度は感嘆の溜息を吐いた。ワンドとシールドは撥と銅鑼で、攻撃を跳ね返せる特殊な音波を
出す『返響器』という魔法の道具らしい。硬貨の方は『おみやげのコイン』という情けない
名前だったが一応、身に着けると防御力と運気を上げる効果を持つ魔法の品らしかった。
本当に土産物屋あたりで売っていそうで、いまいち信頼できないが。
「幸運を呼ぶコイン……と言うと凄く胡散臭いですけど、無いよりましですわね」
ベルカナはコインをあまり膨らんでいない胸のポケットへ仕舞い込む。銅鑼は愛用の盾の
代わりに背負い、撥はワンドの代わりに手に持った。杖を没収されてしまった為、手が空いて
しまい落ち着かないのだ。
そんな事をしている内に、近くで多くの木々が砕き倒れる轟音が聞こえた。
代わりに背負い、撥はワンドの代わりに手に持った。杖を没収されてしまった為、手が空いて
しまい落ち着かないのだ。
そんな事をしている内に、近くで多くの木々が砕き倒れる轟音が聞こえた。
「……どうしましょう?!」
少し悩んだ末、音のした方へ向かう事に決めた。仲間の重要性は痛いほどわかっているし、
もし危険人物であっても情報を知るだけで価値があるからだ。ベルカナは飛行魔法を唱えると
木々を縫うように低空で飛んでいった。いざという時、確実に逃げ切る為に。
もし危険人物であっても情報を知るだけで価値があるからだ。ベルカナは飛行魔法を唱えると
木々を縫うように低空で飛んでいった。いざという時、確実に逃げ切る為に。
――――――――――――――――――――――――――
時間は更に数分ほど遡る。
時間は更に数分ほど遡る。
諸君は福袋を知っているだろうか? あの例外を除けば間違いなく売れ残りを詰めただけの
運試し袋。どうせろくな物が入っていない、そう考えてると結構いいものが入っていたりと
安上がりにドキドキ感が楽しめるもんだ。今、未開封のランドセルを前にした明石薫の心境は
まさにそれだった。殺し合いとかには腹が立ったが、それはそれとして置いておいて置く。
なぜなら彼女は最初に見たスプラッタシーンを忘れる為、全力でランダム支給品へと意識を
収束させているからなのだ。
運試し袋。どうせろくな物が入っていない、そう考えてると結構いいものが入っていたりと
安上がりにドキドキ感が楽しめるもんだ。今、未開封のランドセルを前にした明石薫の心境は
まさにそれだった。殺し合いとかには腹が立ったが、それはそれとして置いておいて置く。
なぜなら彼女は最初に見たスプラッタシーンを忘れる為、全力でランダム支給品へと意識を
収束させているからなのだ。
「やっぱり、あたしに相応しい武器って言えば伝説の魔剣とか波動銃とか神通棍とかだよな。
こーゆーのってワクワクするぜ。さーて何が出るかな? 何が出るかな? ご開帳――!」
こーゆーのってワクワクするぜ。さーて何が出るかな? 何が出るかな? ご開帳――!」
薫の多大なる期待を裏切り、ランドセルの中に入っていたのは赤頭巾の格好をした人形が
一つだけ。その人形には、ご丁寧に『は・ず・れ』と書かれた紙が張ってあった。全力で
収束された期待が音を立てて崩れてゆく。
一つだけ。その人形には、ご丁寧に『は・ず・れ』と書かれた紙が張ってあった。全力で
収束された期待が音を立てて崩れてゆく。
「ふ・ざ・け・ん・な―――っ!!!!」
怒声と共に開放された念動力が周囲の木々を薙ぎ倒してゆく。制限をされていなければ
森の一角が吹き飛んでいただろう。まあ怒るのも無理は無い。ジェダも決して悪気があった
わけじゃないだろう。どこかで良い物が出れば、どこかで悪い物が出る。ランダムだから
運試しに負けたと思ってもらうしかない。だがそんな理屈の通じない薫は、木々を薙ぎ倒し
人形を叩きつけている。シャレが通じない。ル・マルタがいたら泣き出していることだろう。
森の一角が吹き飛んでいただろう。まあ怒るのも無理は無い。ジェダも決して悪気があった
わけじゃないだろう。どこかで良い物が出れば、どこかで悪い物が出る。ランダムだから
運試しに負けたと思ってもらうしかない。だがそんな理屈の通じない薫は、木々を薙ぎ倒し
人形を叩きつけている。シャレが通じない。ル・マルタがいたら泣き出していることだろう。
「ハァハァハァ……あのジェダとかいう変態ロリコン野郎、乙女の純情を弄びやがって!
絶対にぶっ殺してやる」
絶対にぶっ殺してやる」
流石に念動力を使いすぎたのか、普段に比べ多大な疲労感が薫を襲う。薫は少し気分を
落ち着かせると人形をランドセルへと仕舞い込んだ。あれだけやって傷一つ付かない人形に
興味を示したわけではない。疲れが取れたら後でまた殴るつもりなのだ。もはやゲームに
強制参加された事など忘れていそうな激怒っぷりだった。
落ち着かせると人形をランドセルへと仕舞い込んだ。あれだけやって傷一つ付かない人形に
興味を示したわけではない。疲れが取れたら後でまた殴るつもりなのだ。もはやゲームに
強制参加された事など忘れていそうな激怒っぷりだった。
「あん、なんだありゃ? ゲームのザコキャラか?!」
木々の隙間から丸太を組み合わせたような木人形が現れ、薫の方へトコトコと歩いてきた。
その素朴で愛らしい外見は、まるで森の妖精のようだった。しかし残念な事にメルヘンに
興味ない薫にはどうでもよく、むしろ「人形=はずれ」としか連想できなかったのだ。
ノソノソと歩いている木人形を見ていると、落ち着けたはずの怒りが込み上げてきた。
その素朴で愛らしい外見は、まるで森の妖精のようだった。しかし残念な事にメルヘンに
興味ない薫にはどうでもよく、むしろ「人形=はずれ」としか連想できなかったのだ。
ノソノソと歩いている木人形を見ていると、落ち着けたはずの怒りが込み上げてきた。
「はずれで悪かったな―――っ! って、あれ?!」
念動力で木人形を跳ね飛ばす。人間相手じゃないからって遠慮なしだ。勢いよく飛んで行く
木人形の先に人影を見つけた。隠れて様子を伺っていたベルカナだ。彼女が返響器を叩くと
音波に当たった木人形はまるで鏡に反射される光のように、薫を目掛けて跳ね返る。
木人形の先に人影を見つけた。隠れて様子を伺っていたベルカナだ。彼女が返響器を叩くと
音波に当たった木人形はまるで鏡に反射される光のように、薫を目掛けて跳ね返る。
「うわ!!」
咄嗟にバリアを張ったが木人形はそれを貫通した。勢いは殺せたので大した事は無いが、
右足を強く打ったらしく赤く腫れている。薫が涙目でベルカナを睨むと、彼女はクスっと
笑ったように見えた。かなり前から観察されていたと思うと、薫の頭に血が上ってゆく。
右足を強く打ったらしく赤く腫れている。薫が涙目でベルカナを睨むと、彼女はクスっと
笑ったように見えた。かなり前から観察されていたと思うと、薫の頭に血が上ってゆく。
「ぶち殺す!!」
薫が飛ぶと同時にベルカナは逃げ出した。ベルカナからすれば感知魔法に反応しない薫は
異端であり、彼女の見せた超能力の数々は『悪魔』呼ばれるものたちの特徴と酷似していた。
だからベルカナの結論は『少女に化けた悪魔、もしくは少女に見える悪魔』だ。考えてみれば
最初のリリスも悪魔ならジェダも悪魔(冥王)だ。勘違いするのも無理は無い。
異端であり、彼女の見せた超能力の数々は『悪魔』呼ばれるものたちの特徴と酷似していた。
だからベルカナの結論は『少女に化けた悪魔、もしくは少女に見える悪魔』だ。考えてみれば
最初のリリスも悪魔ならジェダも悪魔(冥王)だ。勘違いするのも無理は無い。
――――――――――――――――――――――――――
時間は現在に戻る。
時間は現在に戻る。
数分間のドッグファイトも終わりに近づいていた。森がそろそろ終わってしまうのだ。
身を隠す木々が無くなればどちらが勝つにしても目立ちすぎる。散々木々を破壊し、
銅鑼の音を鳴り響かせておいて今更という気もするが、これ以上は目立ちたくない。
身を隠す木々が無くなればどちらが勝つにしても目立ちすぎる。散々木々を破壊し、
銅鑼の音を鳴り響かせておいて今更という気もするが、これ以上は目立ちたくない。
「こうなったら、あの手で行くしか!」
ベルカナは決心した。成功率は低いが運がよければ逃げ切れる策を思いついたのだ。
さっさと使えばいいよかったじゃないか思うが、二度目は通じないので使いどころが難しい。
それほど暗闇魔法は使いどころを選ぶものなのだ。
さっさと使えばいいよかったじゃないか思うが、二度目は通じないので使いどころが難しい。
それほど暗闇魔法は使いどころを選ぶものなのだ。
「待ちやがれ――!!」
「――――――湧き出でる深遠なる闇よ、彼の地を覆い全ての光を奪え!!」
「――――――湧き出でる深遠なる闇よ、彼の地を覆い全ての光を奪え!!」
魔法発動と同時にベルカナの後方、直径10m程が暗闇に包まれた。一切の光の存在を許さず
そして通さない真実の闇。偉そうな解説だが、たんに周囲を暗くして視界を奪う魔法である。
そして通さない真実の闇。偉そうな解説だが、たんに周囲を暗くして視界を奪う魔法である。
ドゴン!!
「ぐぎゃ!」
「ぐぎゃ!」
高速飛行中に突然目隠しをするようなものなので薫が実践した通り、障害物にぶつかって
しまう。速度が速いほど大怪我をする非常に姑息、いや危険な魔法なのだ。
しまう。速度が速いほど大怪我をする非常に姑息、いや危険な魔法なのだ。
「さてフライト効果があるうちに姿を隠さないといけませんわね」
そう思った時、誰かの声が聞こえた。それは声は不自然に拡大された子供の声だった。
精霊魔法か? いや先日、声を拡大する魔法のアイテムで痛い目を見たばかりではないか。
精霊魔法か? いや先日、声を拡大する魔法のアイテムで痛い目を見たばかりではないか。
『……殺し合いなんて、絶対にしちゃいけない! 何とかして、この世界を脱出して、
もとの世界に帰る方法を……』
もとの世界に帰る方法を……』
子供だ。人を疑う事を知らない子供だ。自らを危険に晒している事に気が付いていない、
もしくは承知した上で無謀な行動を取っている。ベルカナは少し躊躇した。行くべきか
見捨てるべきか。弱い者は強い者の糧となるのが世の定めだ。しかし自分を弱いと知る者は
必ず強くなれる。あまりの弱さに『ぺらぺらーず』と呼ばれた自分達がこうして生き残って
いるのも弱さを自覚していたからだ。だからこそ思う。あの子を見捨てて良いのかと。
いつもの面子ならどうする? マロウなら有無を言わさず飛び出すだろう。クレスポだって
可愛い女の子が来ると理由をつけて行くだろう。シャイアラは? ブックは? そして私は?
ベルカナは低く飛びあがると、声のする方へ森沿いに進路を取った。
もしくは承知した上で無謀な行動を取っている。ベルカナは少し躊躇した。行くべきか
見捨てるべきか。弱い者は強い者の糧となるのが世の定めだ。しかし自分を弱いと知る者は
必ず強くなれる。あまりの弱さに『ぺらぺらーず』と呼ばれた自分達がこうして生き残って
いるのも弱さを自覚していたからだ。だからこそ思う。あの子を見捨てて良いのかと。
いつもの面子ならどうする? マロウなら有無を言わさず飛び出すだろう。クレスポだって
可愛い女の子が来ると理由をつけて行くだろう。シャイアラは? ブックは? そして私は?
ベルカナは低く飛びあがると、声のする方へ森沿いに進路を取った。
「面倒ですから理由は後で考えましょう」
理由の内容が何であれ、結論は彼女達が冒険者になった時に決まっていたのだ。
【F-5/道路と森の境(中央付近)/1日目/朝】
【ベルカナ=ライザナーザ@新ソードワールドリプレイ集NEXT】
[状態]:健康、精神力を割りと消耗、飛行魔法効果持続中
[装備]:返響器@ヴァンタイアセイヴァー、おみやげのコイン@MOTHER2
[道具]:基本支給品、木の枝
[思考]
第一行動方針:声の主を確認し、接触する。
第二行動方針:仲間集め(ただし簡単に信用はしない)
第三行動方針:参加者に混じっている悪魔に警戒する
基本行動方針:ジェダを倒してミッションクリア
参戦時期:原作7巻終了後
備考:制限に加え魔法発動体が無い為、攻撃魔法の威力は激減しています。
E-5(北部)からF-5(北西部)の森で銅鑼の音が何度も響きました。
周囲に音が聞こえている可能性があります。
【ベルカナ=ライザナーザ@新ソードワールドリプレイ集NEXT】
[状態]:健康、精神力を割りと消耗、飛行魔法効果持続中
[装備]:返響器@ヴァンタイアセイヴァー、おみやげのコイン@MOTHER2
[道具]:基本支給品、木の枝
[思考]
第一行動方針:声の主を確認し、接触する。
第二行動方針:仲間集め(ただし簡単に信用はしない)
第三行動方針:参加者に混じっている悪魔に警戒する
基本行動方針:ジェダを倒してミッションクリア
参戦時期:原作7巻終了後
備考:制限に加え魔法発動体が無い為、攻撃魔法の威力は激減しています。
E-5(北部)からF-5(北西部)の森で銅鑼の音が何度も響きました。
周囲に音が聞こえている可能性があります。
【F-5/森の北側(魔法の闇の中)/1日目/朝】
【明石薫@絶対可憐チルドレン】
[状態]:頭を木に強く打って昏倒寸前。右足打撲。機嫌最悪。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、バレッタ人形@ヴァンパイアセイヴァー
[思考]
第一行動方針:とりあえず、あの女(ベルカナ)は絶対殺す
第二行動方針:葵や紫穂と合流する
第三行動方針:葵や紫穂には負けたくない
最終行動方針:ジェダをぶっ飛ばす
備考:F-5の北西部の森に魔法の闇「ダークネス」の効果が残っています。
範囲は直径10m程で、12時間持続。範囲内は完全な暗闇で光は存在できません。
火を点けるなどは出来ますが明るくはなりません。照明魔法の「ライト」や「レミーラ」で
打ち消す事が出来ます。
【明石薫@絶対可憐チルドレン】
[状態]:頭を木に強く打って昏倒寸前。右足打撲。機嫌最悪。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、バレッタ人形@ヴァンパイアセイヴァー
[思考]
第一行動方針:とりあえず、あの女(ベルカナ)は絶対殺す
第二行動方針:葵や紫穂と合流する
第三行動方針:葵や紫穂には負けたくない
最終行動方針:ジェダをぶっ飛ばす
備考:F-5の北西部の森に魔法の闇「ダークネス」の効果が残っています。
範囲は直径10m程で、12時間持続。範囲内は完全な暗闇で光は存在できません。
火を点けるなどは出来ますが明るくはなりません。照明魔法の「ライト」や「レミーラ」で
打ち消す事が出来ます。
【バレッタ人形@ヴァンパイアセイヴァー】
バレッタがジェラシー&フェイク(身代わりの術)使用時に、身代わりとして用いる人形。
赤頭巾の形をした30cm程の起き上がりこぼしで「はずれ」と書かれた紙が張ってある。
恐ろしく頑丈な一品。ただの人形だが、もしかしたら身代わりになってくれるかも(笑)。
バレッタがジェラシー&フェイク(身代わりの術)使用時に、身代わりとして用いる人形。
赤頭巾の形をした30cm程の起き上がりこぼしで「はずれ」と書かれた紙が張ってある。
恐ろしく頑丈な一品。ただの人形だが、もしかしたら身代わりになってくれるかも(笑)。
【おみやげのコイン@MOTHER2】
土産屋で売っているような記念コイン。身に着けると防御力と幸運が飛躍的に上昇する。
頼りない名前だがネスの最強装備の一つだったりする。
土産屋で売っているような記念コイン。身に着けると防御力と幸運が飛躍的に上昇する。
頼りない名前だがネスの最強装備の一つだったりする。
【返響器@ヴァンパイアセイヴァー】
キョンシーのレイレイが使用していた銅鑼(撥もセット)で直径は1.5m程度。
叩くと前方数mに大気を震わす音波を放てる。この音波は物理的な攻撃力を持ち、僅かながら
滞留する。この音波は射出攻撃ならばミサイルだろうと光弾だろうと実体非実体に関わらず、
そっくり跳ね返す効果を併せ持つ(ヒラリマントの射撃系攻撃専用版みたいなもの)。
キョンシーのレイレイが使用していた銅鑼(撥もセット)で直径は1.5m程度。
叩くと前方数mに大気を震わす音波を放てる。この音波は物理的な攻撃力を持ち、僅かながら
滞留する。この音波は射出攻撃ならばミサイルだろうと光弾だろうと実体非実体に関わらず、
そっくり跳ね返す効果を併せ持つ(ヒラリマントの射撃系攻撃専用版みたいなもの)。
音波攻撃の有効射程が短い為、先読みで音波を置いたり防御状態からのカウンター攻撃として
活用される事が多い。精神力を消耗することで全般が強化された音波(ES版)を出せる
活用される事が多い。精神力を消耗することで全般が強化された音波(ES版)を出せる
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