キ「さぁハルヒ、ここでいいかな?」
ハ「キョン本当に入るの、あたし…ラブホとかはちょっと」
キ「いいから行くぞ」
ハ「キョ、キョン」
キ「あのな今日ここに来たのはハルヒお前のためなんだぞ」
ハ「あ、あたしのためってどういうこと?」
キ「ハルヒお前いつも我慢してるだろ」
ハ「えっ、なんのこと」
キ「俺の部屋でしてるとき声が漏れないようにさ」
ハ「そ、それは……だって恥かしいじゃない妹ちゃんとかに聞かれちゃ……」
キ「まぁ確かに我慢しててもハルヒのあの時の声は大きいしな」
ハ「あ、あたしそんなに大きくなんか……それはちょっとだけ声が漏れるけど…」
キ「なぁハルヒここなら、いくら声を出しても平気なんだぞラブホってのはそういうところだからな」
ハ「う、うん……」
キ「だから今日は我慢しないで好きなだけ声だしていいんだぞ、さぁどの部屋がいいんだ?好きなのを選べ」
ハ「あ、あたし……回転ベッドっていうのがいな、あるかしら?」

 

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キ「ハルヒ、大丈夫か?」
ハ「…キョン、あたし……」
キ「少しの間だけど気を失ってたみたいだな」
ハ「あたしは大丈夫だけど、……ここは……ラブホだっけ」
キ「あぁそうだ、しかしハルヒが無事みたいで良かったな。心配したぞ」
ハ「ありがとキョン、……一体なんで……そうだ! あの最中に……おかしくなっちゃうからもうやめてって頼んだのにキョンが……ひどいじゃない!」
キ「そうだったかな……でもなハルヒ、今までで一番気持ちよくなれただろ? 違うか?」
ハ「…い、言われてみれば……そうだったかも……でも…」
キ「きっと声を我慢しなかったからぞ、気兼ねせずに思い切り楽しめたってことだな、それともお前の言うとおり途中でやめた方がよかったか?」
ハ「そ、それは……その……ありがとキョン……その…すごく…気持ちよかったわ」
キ「……しかしお前のあの時の声は大きいな、まるで獣みたいだな」
ハ「ちょっ! 酷いじゃない!」

 

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キ「ラブホもいいが部屋の時は声を我慢してるハルヒが見られるからそれはそれでいいんだけどね」
ハ「へ、部屋の時って……見たの……恥かしいじゃない」
キ「そうそう目を瞑って恥かしそうに我慢してるハルヒは凄く可愛いんだぜ、何度見ても見飽きないな」
ハ「何度もっていつも見てるの」
キ「まぁな、ハルヒは下になるのが大好きだろ、すると上になった俺は恥かしがってるハルヒを毎回見放題だな。おまけに我慢しきれずに声が漏れちゃう所なんかもばっちりだしな、俺も頑張ってる甲斐があるってもんだ」
ハ「……だって……、そうだ! あたしキョンのそういうとこ一度もみてないわ! 不公平じゃない、キョンはあたしの見てるくせに」
キ「仕方ないだろ、お前はいつも目を瞑っちゃうんだしさ、さっきだってそうだったろ?」
ハ「そ、それは……だって…だって…気持ちいいし……」
キ「それじゃしょうがない諦めるんだな、それはそうとハルヒが気を失ったから俺はまだ途中だったんだがな」
ハ「だから何よ……」
キ「わかってるくせに、ハルヒの敗者復活戦といこうぜ、そらっ」
ハ「わかったわ今度はあたしが上だから、今度こそキョンを…ひゃっ……ちょっとキョン…」

 

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キ「お目覚めですか? ハルヒさん」
ハ「あたし…また……」
キ「うん、気を失ったみたいだな」
ハ「あたしが動くからキョンは動かなくていいっていったのに、最後の最後でキョンが……、酷いよ!」
キ「いやまぁ、ハルヒがあともうちょっとって感じだったから…ついな……でも気持ちよかったろ」
ハ「う、うん…そうだけど……」
キ「しかしホントに声が大きいよな、それに下から見るハルヒの表情も中々良かったぜ」
ハ「そうだ……あたし又目を瞑っちゃってキョンの見てないじゃない、どういうことキョン!」
キ「どうもこうも全部自己責任だろ、それに俺はまたもや途中なんだがな、ハルヒが目を瞑ってなくても見れなかった筈だぞ」
ハ「そ、そうなの…」
キ「でどうする? また敗者復活戦といくか?」
ハ「ちょっとまってあたしに考えがあるわ、任せて頂戴」

ハ「これなら大丈夫ね、キョンは動かなくていいわよ、あたしの手で気持ちよくしてあげるから」
キ「そうかお手柔らかにな」
ハ「それはそうとたしか……ここをなめられるとキョンは弱いのよね……、えいっ」
キ「お、おい」

 

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ハ「ねぇキョンまだなの? いい加減手が疲れてきて」
キ「もうちょっとだろ、頑張れ」
ハ「……」
キ「どうした、とまってるぞ」
ハ「もうやめていい? なんだか手がしびれて……」
キ「そうか……よしわかった攻守交替だな、今度は俺の番だからハルヒは動かなくていいぞ、疲れてるしな」
ハ「えっ! ちょっとどういうこと」
キ「いいからいいから」
ハ「ひゃっ! キョン……」


キ「またまたお目覚めですか? ハルヒさん」

*以下略

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最終更新:2020年03月13日 01:20