740 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/30(日) 19:14:44.41 ID:BG4hUmCrO
>>737
キョン「ちっ!わかった!‥‥‥>>735。‥俺と‥フュージョンしろ。‥‥古泉にやられる位なら、俺は!」
741 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/30(日) 19:25:20.11 ID:5xzGZvBy0
ハルヒ「ちょっと…フュージョンって…な、なんかいつもより積極的ね…」
キョン「し、仕方ないだろ。で、どうやってフュージョンすればいいんだ?」
ハルヒ「あんた本当にやる気なの?いやらしいこと考えてるんじゃないでしょうね?」
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●<………………
●<僕でよければ……ご教示しますが……
鶴屋「やっぱり凸を凹にいれるんだと思うんさ!」
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キョン「な!?お前の方こそ変な事考えてたんじゃないのか?‥‥まぁ、とりあえずゴジータだけは回避しよう。」
ハルヒ「な、なんであたしがキョンなんかと一緒にそんなことっ…」
キョン「お、俺は‥別に、ハルヒとなら‥‥その‥‥」
ハルヒ「もっとはっきり言いなさいよ……や、やっぱだめっ言わないで…」
キョン「な、何だそれは。‥今更、言うような台詞かよ‥」
ハルヒ「だってまだ…心の準備ってやつがあんのよ、そこら辺ホントに分かんないのね!」
キョン「あ、あぁそうか。スマン。でも‥‥お前も緊張とか、するんだな。」
ハルヒ「ば、ばかっ!別に緊張なんてしてないわよっ…あんたこそしてるんじゃない!」
キョン「‥‥顔を真っ赤にしながら言われてもな。迫力にかけるぞ?」
ハルヒ「あ、あんたがさっきからジロジロ見てるから悪いんでしょ…って、赤くなんてなってないわよ!」
キョン「そ、そんなに見てないぞ!チラッと見‥‥ゴホン‥それよりハルヒ。
お前、墓穴を掘ってるぞ。自分の言葉で真っ赤になるな。」
ハルヒ「あたしがあんたなんかと喋ってて、へ、変な気持ちにでもなると思ってんの…!?自惚れるなっ、変態バカキョン!」
キョン「だ、誰が変態だ!‥あ~あ~そうかい。んじゃ、俺は長門と喋ってくるかな。あいつと俺は話が合うしな~。」
ハルヒ「待ちなさいよっ…あんたと有希、仲良かったの?」
キョン「同じ団員なんだから仲はいいだろう。‥‥それにだ。お前は俺と喋っていても何も感じないんだろ?
だったら長門の話相手になってやった方が、時間を有意義に過ごせるだろうよ。」
ハルヒ「ゆ、有希はきっとあんたなんかと喋るより本読んでた方が楽しいのよ!
だから…別にまだ話してやっててもいいけど?」
キョン「‥‥ったく。お前って奴は‥‥わかったよ。俺はお前と話したい。これでいいか?団・長・様。」
ハルヒ「ばかっ…あんたと喋ってやってるあたしの気持ちも考えてよね…?」
キョン「あぁ、スマン。俺はどうも、我が儘で身勝手で短絡的で、それでいて健気で一途な誰かさんの気持ちがわからんようだ。」
ハルヒ「い、一途って…あたしは別にキョンのこと想ってなんか…って、変なこと言わせんなぁっ!」
キョン「いてっ!おま、お前なぁ、本気で殴る事ないだろ。それに‥‥お前の事だなんて、俺は言ってないぞ?」
ハルヒ「えっ…?もうっ、あたしをからかってるつもりなの…?キョ、キョンのばかぁっ!」
キョン「からかってなんかないぞ?ただ、その誰かさんがもっと素直なら、今よりいい関係になるんじゃないかと思っただけさ。」
ハルヒ「す、素直になれば…そのいい関係になれるわけ?」
キョン「あぁ、なれるとも。SOS団を作った俺とお前だぞ?‥‥信用してないな?これが証明だ。」
そう言って、俺はハルヒにキスをした。閉鎖空間ではなく、正真正銘の現実で。
残り一分の奇跡
END