「中村獅童と竹内結子離婚へ――か」
「やっぱり恋愛なんて一時の精神病なのよ」
「お前の言うとおりなのかもな」
「そーよ、だからキョンはあたしが導いてあげるから安心しな……ってどこ行くのよ!?」
「俺も精神病にかかったみたいだ。これから結子幸せにしてくる」ダッ
「ちょっと待ちなさいキョン!」
ピュー

「ちょっとさびしいな。もしかしてあたしも精神病なのかしら……」
 


 

長門「味に嫌味がない」
長門「綺麗な味がする」
キョン「そ、そんなに美味いのか? どれどれ…」

パクッ

キョン「ぬおおおぉぉぉぉぉ!!!イ、イカが舌の上でシャッキリポンと踊りよるわっ!!」
長門「イカイカイカ飯~♪」 ハフハフ
 

 



ハルヒ「キョン・・・出来ちゃったみたい・・・」
キョン「え?」
みくる「ま、ましゃか・・・キョン君・・・」
長門「このケダモノが。」
古泉「マーガレッ。」
ハルヒ「責任とってよね!」
キョン「責任たって・・・俺達まだ高校生だし・・・。」
ハルヒ「自分で入れといて逃げるつもり!」
キョン「そ、それは・・・。」
みくる「ここは男らしく責任を取るべきです。」
長門「私だったら問題なかったものを・・・ケダモノめ。」
古泉「だから女とはしない方がいいとあれほど言ったのに・・・」

キョン「わかった。俺も男だ。責任取るよ。」
ハルヒ「ありがとうキョン。じゃあ、さっそくこの銀行口座に10万振り込んでおいて♪」
キョン「はあ?」
ハルヒ「あんたが1ヶ月前にヤフオクで入札した『涼宮ハルヒカスタムフィギア』が出来たって知らせが来たのよ!」
キョン「出来たってソレかよ!」

みくる・長門・古泉「(でもあの焦りようは心当たりあったんだ・・・)」

 

 



キョン「あん時のキスでカモンベイビーかと思ったぞ」
キョン妹「キョンくんキスで赤ちゃんはできないよー」
キョン「マジで!?じゃ、じゃあどうやって!!??」
キョン妹「じゃあ私が教えてあ・げ・r

 

 

 

 



ハルヒ「ねえみくるちゃん、有希から年賀状が来たんだけど」
みくる「私にも来ましゅた」

ハルヒ「人の書き方に口出すのもアレだけどさ、やっぱり年賀状は手書きよね」
みくる「ああ、長門しゃんのは印刷でしゅたからね」
ハルヒ「やっぱり手書きの方が気持ちがこもってると思うけどな~」
みくる「しゅじゅみやしゃんの言うとおりぃ~」

キョン「いや、長門の字はそういう字で…」
長門「………クスン」

 

 

 

 



「長門、今ここに俺みたいな奴が来なかったか!」
「…」
「バカモン!そいつがルパンだ!追え~い!!!」
「…」
「めずらしく乗ってきたな」
「…」
「何か食べに行くか?」
「吉牛」
「でもあそこは今ちょっと…」
「断固吉牛。異論は認めない」
「わかったよ」
「財布」
「へ?」
「ないから」
「またか…」
「おこづかいまであと7日」
「金欠なんだな」
「…」
「そこで赤くなるなよ」

 

 

 

 



『少女よ大志を抱け』

長門「ブツブツブツブツ…」

みくる「…長門さん…呪文を唱えてるみたい……」
キョン(じゅ…もん…?)
長門「ブツブツ………(ピクッ)」

長門「………(じぃーっ)」
みくる「な、なんでしゅか?」
長門「………(じぃーっ)」
みくる「あうぅ…」
長門「………クラーク? (´,_ゝ`)プッ」
みくる「なななななっ!? (#^ω^)ピキビキィ」
キョン(クラーク…クラークってなんだ?)
長門「クラーク? ねぇ、クラーク?(゚∀゚)ニヤニヤ」
みくる「ムキー!どうせ長門さんからしたら原始人ですよ!(`ヘ´)プンプン」
キョン「あの朝比奈さん、クラークって?」みくる「原始人は黙っててくだしゃいっ!」
長門「クラークwwwクラークwww」

クラーク:進歩し過ぎた科学は魔法と変わらないと言った人

 

 

 

 



「アンタ自分がどれだけちっぽけな存在か考えたことある?」
「ああ、あるよ。それは君の前に立っている時さ、君という美の女神の前では俺はただの愚かな人間に過ぎないのさ」
「そうね……(どうしよう?話がそれちゃった…)」

 

 

 

 



「なあ、古泉。 もしかして森さんたちって俺たちをいつも守ってくれているんじゃないのか?」
「ええ、森や新川は比較的近くに待機していますよ」

「なんだか済まないな。 いくら機関の任務とはいえ大変だろう?」
「いえ、彼らなりに思いがあってやっているのですよ。
たとえば、新川さんは僕たちと近い年頃の娘さんが居たそうです。森さんにも…。」
「いた、か。 そうか。」

「……冗談ですよ、彼らも誇りを持ってやっているので、私たちに気遣いさせると心苦しいのではないでしょうか。」
「そうか。」
俺が視線を投げかけると古泉は意味ありげに少し笑った。

 

 

 

 



長門「夜もふけてきたし本音トークでいこうぜ」
みくる「おk。じゃあ、お題はキョン君で」
長門「最近のキョン君さ、ハルにゃんのことばっか見てない?」
みくる「あー、あるある」
 カチャッ    プシュ!
みくる「ゴクゴクゴク…プハッ!ビールうめぇな」
長門「私たちだってがんばってるのにね」
みくる「うんうん」
長門「正直、キャストオフしたくもなるよねー」
みくる「えっ?キャストオフできるの!?」
長門「できるよー、一日に三回くらいまでなら」
みくる「ヘーそうなんだー」
長門「あっ今度ふたりで映画見に行かない?」
みくる「いいね、何見よっか?」
長門「パプリカとかどうかな」
みくる「いいんじゃない」
長門「じゃ、決定ね」

 

 

 

 


 

 

 

キョン「長門、お前の携帯の機種ってなんだ?」
長門「持ってない。」
キョン「え?でも電話番号あるじゃねえか・・・」
-すかさず携帯電話を取り出し、長門にかけるキョン。
キョン「もしもし」
長門(携帯)『なに?』

その状態で長門を見ると・・・確かに携帯電話を持っていない。
それどころか頭の天辺の毛がピンとたちアンテナのようになっている。
それを見届けるとキョンは通話を切った。

キョン「長門、お前まさか自分自身が端末なのか?」
長門「そう。キャリアの端末登録DBをハッキングして直接私を端末登録している。」
キョン「時々人前で通話する際に端末持っていたと思ったが・・・」
長門「あれはダミーのモック。人に使わせる時には情報操作して私を通じて会話させてる。」
キョン「便利なんだか便利じゃないんだか・・・」
長門「Web・メール・写メールなど頭で出来るし、MNPなんてしなくてもいいので便利ではある。ただし・・・」
キョン「ただし?」
長門「アーパ・・・涼宮ハルヒがいたずら電話をしてくることが多いので頭の中がうるさくて困っている。」
キョン「確かにあいつしゅっちゅう夜電話してくるからな・・・ところで料金とはどうなっているんだ?」
長門「今話題の全部0円。課金DBもハッキングしている。」
キョン「羨ましいな・・・そんなら今度非通知でハルヒにイタ電しまくってやれ。」
長門「わかった。今日から夜中に1000回無言電をすることにする。」
キョン「おいおい、1000回はやりすぎだろ。10回くらいにしとけ。」
長門「やだ。アーパー女には連日の無言電話で寝不足にしてやる。」
キョン「おまえってほんと怖いやつだな。」(怒らせたら俺にもされるな・・・)
 


長門「う、上手く言えないかもしれないけど…(情報の伝達に齟齬がしょうじるかもしれない)でも、聞いて…」
キョン「………」
長門「………」
キョン「………」
長門「………」
キョン「………」
長門「……そ、そんなに見つめられても…その…困る///」
キョン「………誰だお前?」

バリバリィ アッー
 

長門「存在がー変わるほどのー夢ーを持ってーみたくなるー♪」

長門「……………」長門「…ついに見た…」

長門「漆黒の夢を見たぞ~~~」
キョン「何いってんだ?長門」
長門「ぐおっ、灼熱の炎!?」
キョン「はあ?」
 

長門「………」

長門「………」

長門「………」

長門「………」

長門「隅っこ落ち着くわ~」
 

長門「?」
キョン「?」
みくる「?」
古泉「?」
ハルヒ「?」

 ????

ハノレヒ「な、なによっ!私はメイドコスしちゃいけないって言うの!?」

キョン「いや、誰だお前?」
 
長門「あ、あけましておめでとうございますっ!」
キョン「今はクリスマスだ、ちょっとばかし早かったな」
 

長門「おかえりなさいっ!あ、あなた!」
キョン「まだ恋人同士だ、ちょっとばかし早かったな」
 

キョン「なんでエイって下から見ると笑ってるように見えるんだろうな」
長門「あれは不思議だよねー、でもさ、エイって可愛くない?私さ、エイって大好きwあの笑って見える顔が可愛いんだよねー
ぬいぐるみもいっぱい持ってるんですよwあーエイは可愛いなーww」

キョン「(゚Д゚)」
 

キョン「ハルヒ、俺と結婚してくれ……」
ハルヒ「えっ、えーーーーっ!! キョン……あの、そのっ……。
     あ、あ、あたしたち、まだ高校生だから早すぎるわよ。
     だから大学を卒業してから――」
キョン「じゃあいいや。他の奴探す。あばよハルヒ!」
ハルヒ「な、な、ばっ、ばかーーーーっ!! いやーーーー!!
     キョンのお嫁さんになるのはあたしなの!!」
キョン「でも、今は駄目なんだろ?」
ハルヒ「うぐっ、いやだから……まだ早すぎる――」
キョン「じゃあな!!」
ハルヒ「そう。じゃあ死んであの世で一緒になりましょ。ふふふ……」

グサッ
 
ハルヒ「あはははっ! キョン動かなくなっちゃった……」

グサグサグサッ……。

ハルヒ「ねえキョン。聞こえるあたしの声? キョンを誰にも取られないように
    めちゃめちゃにしてあげるわ。あんた意外と人気者だったから死体でも
    誰かにとられるのは嫌。キョンはあたしだけの物なんだから……。
    ふふふ……。あはははは!!」
――――
ハルヒ「キョン。今からあたしもあんたのところに行くからね。待ってて――。
    キョン……愛してる永遠に――」
グサッ……。

………
……


…………!! いやーーーー!! ドスン!!
ベットから転げ落ちたあたし。あわわわ……。夢よね!? 
キョンを殺しちゃうなんて、そんなの認めない! そんな世界は絶対嫌!!
キョンはあたしのもの、誰にも渡さない。有希だろうが、みくるちゃんだろうが
邪魔をする奴は……。
まあいいわ。キョンはあたしを選ぶはず。そうよねキョン?
もしあたしを選ばなかったら……。ふふふ……。
end
 

みくる「キョン君…起きたのですね。 良かった。」
キョン「死ぬかと思いました。 朝比奈さん結婚してください」
みくる「今は結婚できないんです」
キョン「じゃあやめた」
みくる「乙女心を弄ぶなんて酷いですぅ!」

グサッ

古泉「目が醒めましたか? 機関の力でなんとか…」

以下略。
 

キョン「ちぃーす、って…なんだ長門だけか」
長門「………(コクリ)」
キョン(朝比奈さん早く来ないかなぁ)
長門「………ふ~、暑い、暑い」
キョン「ちょっと待て、何故下着姿になる?」
長門「………暑いから」バタバタ
キョン「何故足を連続組でみ変える?」
長門「………秘密」
キョン(……襲っちゃっていいのかなぁ、俺)
 

「よっ……長門だけか」
(コクリ)
「お前ちょっとやせたんじゃないか? 顔のラインがシャープになって、でも胸は減ってないからきれいになったぞ」
「そのような変動はありえない。わたしの体は常に同じ状態に保たれている」
「うーん、じゃあ俺の方が変わったのかな。お前の魅力にはまってきたのかもしれない」
「そう」
「なあ、今度図書館よりもっと面白いところへ行こうぜ、二人っきりで」
「どこ」
「最近見つけた隠れ家っぽい創作料理のうまい居酒屋はどうかな」
「未成年」
「固いこと言うなよ、制服来てかなきゃバレないって」
「服がない」
「じゃあまずは服を買いに行こう」
「いつ」
「土曜はどうだ」
「土曜日は涼宮ハルヒの探索事業がある」
「お前と俺のペアになれば、堂々と二人で出歩けるじゃないか」
「そう」
「じゃ、土曜日はクジ頼んだぜ。昼間は買い物に行って、晩はその店に行こう」
「承知した」
「これだけは言っておきたいんだが……これってデートだぜ」
「……そう。あなたが何と言おうとかまわない」
「お前も認めてくれるってことだな。土曜日が楽しみだ」
「わりと」

『長門有希と逢い引き』
 

ハルヒたちが家に来た
「キョン!このゲームって4P出来る?」
「ああ、大丈夫だぞハルヒ」
「(………)でもやっぱり2Pの方が良いわよね?」
「いや、数が多い方が楽しいじゃないか、その方がやりがいあるし」
「(………)じゃ、4Pしましょ!はい、みくるちゃん、有希」

「ちょっと!1Pは誰?さっきからずっと一人で隠れててこっちに参加してないじゃない!」
「スマンそれ俺だ。俺はどちらかというと単独行為派なんだ」
「(………)そ、そうなの?ま、まあ、あたしもそうかも(///)」
 

「好みのタイプねぇ」
 古泉め。やぶからぼうに何を言い出すかと思えば。
 何でそんな事お前に教えなくちゃならんのだ――とムキになるようなことでも無いか。
 変に意識しないでさらっと答えてしまおう。
「そうだなぁ。おしとやかで、清楚で、家庭的な人かな」
 良いお嫁さんタイプの人が良い。うん。間違いない。
「ほほう」
「何で意外そうな顔をする」
「いえ。てっきり貴方の好みは……っと、失礼。何でもありません」
 ニヤニヤしやがって。何なんだ。
 って、あれ?
「……?」
 何でハルヒ、長門、朝比奈さんの視線が俺に集中してるんだろう。
 ハルヒは下唇を噛み締めて、長門は無表情で、朝比奈さんはどこか機嫌が良さそうに。
「今日はお終い! もう帰るっ!」
 ガタガタと帰っていくハルヒ。いやいや、本当になんなんだ。

 こけこっこーとシャミセンが鳴いて朝。翌日のこと。
 爽やかな天気にあー気持が良いな、と登校してみれば、行き成り爽やかはシベリアへ飛び立つ渡り鳥のように遠くに行ってしまった。カムバック! と手を伸ばす俺の顔に糞を落すおまけまでつけて。
「おはようございます。キョンさん」
 正座して地面に三つ指をつき、ゆっくりと頭を下げる――ハルヒ。ハルヒだよな? 
 うん。どこからどう見てもハルヒだ。姿かたちは。
「あ、うん。おはよう」
 何の罰ゲームかドッキリか知らんがワケワカラン。
 旅館の若オカミごっこか何かだろうか。
「どうぞ」
 席につこうとしたら、イスを引いてくれるハルヒ。 
「ど、ども」
 どっきんばっくんしながら席に着く。
 どうしたんだ。悪いもんでも喰ったのか。昨日の部活のときもおかしかったが、今日はおかしいどころの話じゃない。頭を強打したんだろうか。性格だけ別人だ。それともやっぱり冗談の類なんだろうか。
「良いお天気ですね。洗濯物がよく乾きそう」
「……そ、そうだな」
 ふんわりとした微笑に見とれうになって、俺はそっぽを向いた。

「お弁当つくってきたんです。お口に合うと良いんですけれど」
「ネクタイ、曲がってますよ」
「美味しいですか? よかったぁ!」
「シャツの裾が破れてますね。縫いますから、ちょっと貸してください」

 ……結局ハルヒは一日中そんな調子で、俺とクラスメイトの度肝を抜きまくりだった。
 コイズミィ! どうなってんだ、これはっ!
「簡単な話です。涼宮さんは昨日貴方が語った「好みのタイプ」の女性になりきっているんですよ。おしとやかで、清楚で、家庭的――そんな良妻賢母な女性にね」
 え。何。俺の所為なのか。

「その通り。ですからちゃんと責任とってあげてくださいよ?」
 まてまて。責任って何だ。あとお前面白がってないか。
「ふふ。すいません。安心……というには少し違いますが、とにかく満足するか飽きれば元の涼宮さんに戻られると思いますので、それまでは立派な旦那さんで居てあげてください」
 無茶言うな。旦那って言うな。ニヤニヤ笑うな。
「何か問題でも? 今の涼宮さんは完全に貴方好みの女性なんですよ」
「……うむむ」
 いや、まぁ、確かにおしとやかで清楚で家庭的で女性が好のみだ。
 好みだが――それはあくまで例えであって、本当に「好き」なのは……。
 頭を俯ける。ふんわりと上品に微笑むハルヒの顔を思い出す。違う。草原を埋め尽くす向日葵。太陽のようなハルヒの笑顔。あぁ、うん。やっぱりお前にはそっちの方がしっくり来るな。
「古泉、頼みがある」
「はい。何でしょう」
 ゆっくりと頭を上げて、耳打ちをした。
 古泉のにやけ度が三割増した。ちくしょうめが。

 遅れて女性陣がやってきた。
 勿論バァンと扉が蹴破られることなんてなく、静かにだ。
 オセロを打ちながら、古泉にアイコンタクト。にやり。くそ。
「……昨日のあれだが」
「はい。何ですか」
「好みのタイプの話だけどな」
 ――と。またもや俺に集まる視線。
 長門は無表情。朝比奈さんは少し困惑。ハルヒはふんわりとした微笑。
「確かおしとやかで清楚で家庭的な女性が好みだとか」
「いや、それは真面目に答えなくて良いだろうってとっさに口にしただけで、実のところ本当の好みとは違うんだ」
 ちらりとハルヒの顔を見る。
 ふんわりとした微笑みは消え、朝比奈さんと同じ困惑顔になっていた。
 すぅ、と軽く息を吸い込む。
 よし。腹は決まってる。いけ、キョン。この変なもやもやをふっきっちまえ。
「ほほう。それでは話を振られたということは、その本当の好みを教えて頂けるんですか」
「あぁ。俺は……いつも元気一杯で、勉強もスポーツも出来て、顔は可愛いのに口を開けば無茶なことばかり言って、他人の都合なんかお構いなしにグイグイ人を引っ張って、でも、どこか危なっかしくて、いつも傍に居てやら無いと心配な――そんな奴が好きだ」
 鏡を見たら俺の顔は真っ赤になってるだろう。
 いやもう恥しい。気がつかないうちに何処かで頭を強打したんじゃないだろうか。
「わ、わたし、帰ります……っ!」
 勢い良く席を立ったハルヒががたがたと帰っていく。
 
 そして次の日――
「おっはよ、キョン! まったく清々しい朝ね!」
 ――何時もどおりのハルヒの顔には、くしゃみが出そうなほどに明るい笑みがあるのだった。
 

キ「なぁ~、ハルヒ~」
ハ「なによ」
キ「お前椅子に座ってあぐらかいてるとp「見せてるのよ」
 

ハ「ただいま、キョン!未希はもう寝た?」
キ「おかえり、さっきまで『ママが帰るまで待ってる』って騒いでたけどもう向こうで寝たな
  でどうだった古泉達は?」

ハ「そんなことより聞いてよ、あのふたりったらすごいのよ
有希ったらまだ制服着てるの、ドアを開けたら制服着ててびっくりしたわ」
キ「制服って北高のか?俺達が卒業したのは10年前だよな?
まぁアイツは昔から普段着が制服だったからな、あの格好が一番落ち着くんじゃないか?」
ハ「それがね古泉君も着てるみたいなのよ、あわてて隠してたけどあれは男子の制服だったわ」
キ「えっ?じゃぁ二人で高校の制服を・・・・」
ハ「いわゆるコスプレってやつね」
キ「・・・」

ハ「ねぇキョン、あたしも着てみていい?」
キ「えっ北高の制服をか?おいちょっと待て」

ハ「どう?ちょっとキツイけどまだ着れるわね、じゃぁキョンは先生役であたしは委員長ね」
キ「ハルヒ・・・お前子供だっているんだぞ・・・」
ハ「いいじゃない、いくわよ『キョン先生!私先生のことが・・・』」
キ「・・・」
未「あっママの声だ帰ってきたのね、ママお土産は?」
ハ「えっ未希ちゃん、ちょっちょっと待って後で持って行くからそっちでまだ寝てなさい」
未「やだそっちへいくもん、お土産お土産、あっ!」
ハ「いやこっこの服はその・・・」

未「なんだ、ママ又それ着てるのね」
 

長門「飲んで」
キョン「そろそろ俺を呼び出したわけを聞かせてくれないか?」
長門「実は私宇宙人なんだ」
キョン「なんだって?」
長門「そうそう、情報連結もできるんだ」
キョン「は、はあ……」
長門「しかもプロ級なんだ」
キョン「そうなんだ……「
長門「@#$%@ってね」
キョン「うわぁ!お茶がマグマに!!!!」
 

 

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最終更新:2022年01月04日 13:01