L:MEIDEAの改修 = {
 t:名称 = MEIDEAの改修(イベント)
 t:要点 = 改造機,飛行,基地上空
 t:周辺環境 = 青空
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *MEIDEAの改修のイベントカテゴリ = ,,,藩国イベント。
  *MEIDEAの改修の開発の位置づけ = ,,,生産イベント。
  *MEIDEAの改修の効果 = ,,,燕姫を改造し、性能改訂(プロモーション)を行うことが出来る。このとき資源消費が減る時がある。
 }
 t:→次のアイドレス = なし

#新記述になった為に、こちら差し替えさせて頂きました。

 

 

 

改修仕様書

●AIの改修

●エンジンの改修

●外殻の張り替え、塗装変更

●オプション

 


 

●AIの改修


今回の改修で、ラスターチカに搭載されていた学習型AI「Dama」のバージョンアップが、まず行われている。

設計されてから現在に至るまでに蓄積されたフライトデータをエンジニアが解析・統合・並列化したものを元に、機体に登録されている搭乗パイロットのレベルに合わせた幅広いフライトサポートや、オプションにて追加となった搭載兵器である赤外線画像式誘導ミサイル等の、ロックオンから撃墜までの命中率の性能向上を図った。

また、レンジャー連邦のバッジシステム、及びシステムに関連する協力国からのデータをリンクする事によって、防空の要としての機能強化もなされている。

 

なお、この度の改修で以前から採用されているサポートの他に、以下の内容のサポートシステムが追加されている。

 

・ナイトライトシステム

 

「ナイトライトシステム」とは、夜間等の視界不良時にパイロットによる目視が困難な場合において、AIによる画像処理を含むサポートにより、パイロットの視界を確保するシステムである。
当機ではトポロジーレーダー2をメインに使用しているが、依然パイロットの目視による敵機発見の重要性は高く、目視確認をサポートする為に今回より設置されることとなった。

性能は以下の通りである。

 

・新月時の暗闇でも、閉鎖型コックピット内モニター映像を満月時~曇天時ほどまで明度を調整可能。

・常に更新される地形データを元に、雨天、濃霧などの悪天候時でもある程度の目視での視界を確保が可能。

・レーダーでは小さな鳥並みのサイズでしか確認できないステルス機を、早期発見する為に導入された「空を飛ぶ生物」の生態データ。

 

今回特筆すべき点は「空を飛ぶ生物」の生体データ導入であり、これによりレーダーサイトやきゃりっじ等から送られる外部データの中から、生物と思われない速度や動きをする飛行物体を選別することが可能となった。
これはメインシステムであるバッジシステムにも採用され、常に機体とのデータリンクによって空の守りをさらに強固なものとしている。

 

●搭載AIについて補足

 

・サポートシステムAI「Dama」
基本的には機体に組み込まれているメインフレーム(AI)、メインエアデータコンピュータ(ADC)とサブ(ADC)によるサポートと、バッジシステムなどの外部から入るデータを元にパイロットとコパイロットの判断の元、機体・兵器の操作と制御を行う。
「Dama」は学習型AIであり、パイロットとコミュニケーションを行いながら、搭乗者の技術レベルや癖を把握し、適切なサポートを行う高度な機能を持っているが、それはあくまでもパイロットの「第3の目」的なものであり、使用する際はAIからの問いかけにパイロット自身の判断で「許可」を出す事で稼動する様プログラムされている。
尚、AIサポート無しでの状況下を想定した手動によるフライトは常に行われており、各個の操縦技術レベルの低下を予防する訓練はパイロット達にとって必須となった。

 

 ・ハッキング、動作不良時対策などについて
先に記載された通り、ラスターチカは高度なAIを搭載していながらも手動による制御可能なため、仮にAIが動作不良を起こした場合でも、パイロットがコックピット内に設置された緊急時用手動切り替えスイッチを作動させる事で飛行を続ける事ができる。逆に手動制御時に必要なメインとサブのADCのどちらも異常が発生した場合においては、AIが動作可能な状況下であればAIがそれらを代行して航行する事も可能である。

全ての制御は常にパイロットが主体であり、コックピット内にいるパイロット、コパイロットの命令・許可を受けてAIは稼動する。
外部からのデータリンクについては、戦況等の「情報」は受け付けるが、機体そのものを動かそうなどという「命令」は受取らず、必ずパイロットに許可を求める「許可制」を採用している。
ただし、搭乗者全員がブラックアウト等で意識を失った際には、意識のない事を確認したAIによってシステムが戦線離脱モードに切り替わり、AIの自動操縦で速やかに戦闘空域を離脱する仕様になっている。
ハッキング対策については、「Dama」は外部にメインコンピューターを持っておらず、各機体が「個」の「空を飛ぶコンピューター」であるために外部からの影響を基本的に受けにくくなっている。
現在ハッキング対策がなされ安全性が向上したとはいえ、バッジシステムなどが万が一稼動しない状態に陥ったとしても、機体自体はもとから搭載されている自機のレーダーを使用し、正常に飛行する事が可能である。
なお、フライトデータのバックアップは、パイロットが帰還後各自でメディアに落としたものを、空軍の情報管理センターにて厳重に保管するため、そのデータのハッキングによる入手はできない。
さらにこのバックアップによって生まれたもう一つの利点は、パイロットが別の機体に乗る際にそのデータを機体に移し変える事で、常に専用機に乗っている状態でフライトを行えるところである。

 

 


 

 

●エンジンの改修

 

・スクラムジェットエンジンの性能向上

 

ラスターチカが開発されてから8年を超えた。
その間、レンジャー連邦空軍に所属するエンジニア及び整備士達の技術向上により可能となったのが、エンジンの改良である。
航空機・宇宙機である本体に積まれている「複合サイクルエンジン」は、性能改善によってその航続距離と正味推力が格段に向上させることができた。
その際に、高性能を得るためのエンジンへの燃料流量の増加を必要としたが、外装張り替えを行う際に胴体を1m程延長して燃料タンクの容積を増やし、増槽をオプション化する事で対応する事ができている。
新しいエンジンは厳しい試験を繰り返された後、さらにテストパイロットによるフライトを重ね、安定した飛行性能と出力の向上を確立する事に成功した。

 

 

 


 

 

●外殻の張り替え、塗装変更

 

・外殻装甲・耐熱


大気圏再突入用として底面に使用していた旧式の耐熱タイルをはずし、Shefexシステムによる耐熱素材に今回全面移行した。
これは、以前は高価だった新素材が年数経過による性能安定と価格低下で、コストがラスターチカ開発当時よりも下がった事により可能となった。
素材は以前のものより軽く、さらに丈夫になっており、大気圏再突入時の摩擦熱に耐えられるだけでなく、全体パーツ数の削減にも繋がっている。
(尚、今まで使用されていた耐熱タイルは、改修記念に「燕姫」を愛する人たちに配られる予定である。)

 

・塗装


ラスターチカと言えば、レンジャー連邦の太陽の下に輝く海と砂漠の白砂をコンセプトに、美しい白と青に塗られていたが、今回はその真逆を行き、夜を思わせる黒とダークブルーの暗色航空迷彩へと変わっている。
これは、バッジシステムと連動するようになった機体にとって、目立つことは先にこちらが撃墜されてしまう危険性を抱えることになるため、以前は必要のなかった迷彩を施す必要性が生じたためである。
しかし、暗色航空迷彩へとカラーリングを変えても、デザインを手掛けてきたエンジニアの「レンジャーの娘達は美人さんなのです!」のコンセプトの元、攻撃的でありながらもその美しさは損なわず、可憐な「空の姫」から今回の改修によるバージョンアップで「空の妃」と呼ばれるのに相応しい仕様となった。

 

 


 

 

●オプション


・搭載兵器


以前の兵器は宇宙での使用を中心としていたが、今回の改修で大気圏内での戦闘に対応するべく、短~長距離での誘導ミサイル使用と、近距離でのドックファイトを想定して前方に機関銃を装填した。
今までの宇宙対応型兵器は厳重に兵器庫に保管され、再び宇宙にあがる時に取り付ける事が可能となっている。

 

・短距離ミサイル
機体搭載AI、Damaとコパイロットの連携により全方位ロックオンを可能とした短距離ミサイル。
Damaからのサポートレベルを任意に変更する事が出来る。
誘導方式は常温作動フォーカルプレーンアレーを使った赤外線画像式。
推力偏向ノズルを装備するとともに、操舵翼は後翼で機動性も高い。
向上したエンジン技術は、短距離の追尾性も向上させた。

 

・中距離ミサイル
今回の改修で性能が向上したエンジンのノウハウを使用して開発された、中距離空対空ミサイル。
ラムジェットエンジンを搭載。
誘導にはアクティブレーダーホーミング方式を採用。
fire and forget‐発射後すぐに回避行動をとることができる撃ち放し能力と同時多目標攻撃能力を有する。
ミサイル自体にレーダー、データリンク機能を搭載しており、機体搭載AI、Damaとのリンクによって高い命中率を実現している。
またECCM能力(対電子妨害対抗能力)にも優れており、仮に発射後ジャミング(電波妨害)を受けた場合でも、その電波の発信源へと誘導されるようになっている。またチャフによる妨害にも強い。

 

・長距離ミサイル
ヴァローナに搭載された中距離ミサイルに、航続距離延長用のラムジェットエンジン、追加燃料をワンユニット化させたオプションパーツを装備する事で長距離運用を可能としたもの。
同規格の生産ラインに乗せる事が出来るため、大幅なコストダウンが期待できる。

 

・25mm機関砲
ヴァローナの機首下部に内蔵された5砲身のガトリング式ロータリー機関砲。
高性能焼夷弾や徹甲焼夷弾等を使用可能。

 

・ブースター、増槽


普段は使用しない大気圏脱出の際に使用する「ブースター」をオプション化して、必要に応じて装着できるようにし、又、エンジンの改修で必要となった燃料追加供給の為の「増槽」も、取り付けができるようになった。

 

尚、オプション化が謙虚なのは、必要に応じて装備をかえる事によって、現状問題となっている資源消費を押さえるためと、流動する戦時状況に対応するべく柔軟な対応を取る為に考えられたものである。

 

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 青空の下、基地上空をテスト飛行する「ヴァローナ」

 

 

 


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最終更新:2009年04月21日 21:43
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