【作戦】

 

○基本方針
・夜目が効き、暗闇でも視界を確保できるハッカー隊が先行し、その少し後を感覚が高めの舞踏子隊が追従して、見落としのない丁寧な探索を行う。

○ペアワーク
・ハッカー&舞踏子で2人1組のペアを組む
○分担
・舞踏子が探索、ハッカーがマッピングを行う
・パイロット+整備士+舞踏子は体格が全員小柄なので探索に小回りがきく
・暗がりでも視界を確保できる猫妖精+サイボーグ+ハッカーが先行することで、低い明度の明かりでも正確なマッピング作業を行う
・ハッカーによってよくある地形パターンを予め収集しておき、それに基づく現地での舞踏子の未来予測を立てつつ進む
・両隊ともオペレート行為が可能である利点を生かし、連絡を取り合うことで互いの状態や情報について常に把握、指示を出し合う
○行動詳細
・ハンドシグナルの採用によって連携を迅速かつ静かに密にする
・マッピングした情報は常に共有する
・マッピングは上から見た形だけでなく、3次元的な情報や簡単なスケッチなども必要に応じてメモしておく
・RPG的な定番知識でありそうなところに目星をつける(マッピングデータを参考に構造からリズムと裏を読む)
・岩壁や地面に耳を当て、音がしないか、あるいは叩いてみて音に変化がないかも注意する
○装備
・視界の確保のために各自が灯りを手に持ち作業時には互いの足元・手元・視線の先を照らしあう

 

【SS・イラスト(連動) ~レッツ・ハッカーズ!~】

 

マッピングデータを参照しながら遺跡を行く、3人のハッカーたち。

「遺跡探検・・・小説のネタになるな」

(絵:蝶子)

文族一筋の城華一郎(じょう かいちろう)。この男、ネタになりさえすればとにかく何でもよく、レンジャー連邦でしょっちゅう奇異なところをふらふらしているため、妙にこんな場所にいるのも似合っていた。

「猫妖精
なんでくらがりもバッチリです!!」

(絵:蝶子)

こちらは同じく文族の冴木悠(さえき ゆう)。入国時、数少ないサイボーグ歩兵をまっさきに選んだ硬骨の士である。今は通称めかにゃんこのアイドレスをまとっているため、ちょっと力をもてあまし気味だ。

「マッピングって、いかにも探検、って感じですよね!」

(絵:蝶子)

そしてつい最近に入国し、先の大戦でもハッカー部隊として活躍した、遊佐 呉(ゆさ くれ)。同じ名字の国民が他国にいるため国内では、呉さん、呉さんとみんなから早くも親しまれている。

「うーん、頭脳労働は得意だけどフィールドワークというのははじめてだねえ」

のんきなことをいう華一郎。

「あ、私もですー」

呉も同意。

「元はサイボーグ歩兵だったんで、行軍だけなら得意ですよ!」

冴木はやたらに元気である。

「あ、ところで道はこっちでいいのかい?」
「壁の具合は、と…」
「こっちに何かありそうですよ」

(絵:サク)

 


藩国よりマジックアイテム探索の任を仰せつかって、その当の藩王と一緒に遠く山形から詩歌藩国までやってきた彼らは、舞踏子にこそ劣るものの、ナショナルネットワーカーならではの鋭い感覚と、そして舞踏子にはないたっぷりの知識とでそれを補うことが出来ている。

ちくちくと、「ダンジョントラップ100選」だの「宝物はここだ! ~冒険者、その華麗なる経済状況~」だの、「隠し扉の向こう側」だの、あれこれ参考になるデータを手元で展開しながら進めるのは、彼らならではの技である。敵が機械ではなくとも、相手が情報であるならば、それは既に我が領域、とは誰が言ったセリフだったか。着々と目星をつけながら、三人は共有しあうマップデータを次々に更新させていく。

彼らにとり現実は現実のありのままではない。それは頭の中に入った瞬間から解析し解体し運用すべきデータの欠片、塊として認識されるのだ。

きらーん、と猫妖精の猫目を暗がりに輝かせながら、いよいよ彼らはこの冒険の核心へと迫ろうとしていた…。


(文責:城 華一郎)

 

【RP】

舞花@レンジャー連邦 > 「かなり広い神殿のようですからね。いまはまだ、あまり散開しないでおきましょう」 (06/18 22:51)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「(カメラからデータ直接取ってる」 (06/18 22:51)
舞花@レンジャー連邦 > 「城さん、戦車のデータ取れました? データベースで照合してみましょう」 (06/18 22:54)
舞花@レンジャー連邦 > 「よし、戦車の射程からは抜けましたね。迂回路発見! でも油断は禁物なのよ」 (06/18 22:57)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「さすがにあんな戦車は…まあ、倒したらお宝すごいんだろうが、さすがに俺たちでは無理だねえ。(よし」 (06/18 22:58)
蝶子@レンジャー連邦 > みんなー気を抜くなー(笑  まだ分からんよ。無事に帰るまでが冒険です! (06/18 22:58)
舞花@レンジャー連邦 > 「あとから戦車が追ってこないことを祈ります~。てか、先回りとかヤメテネっっ」 (06/18 22:59)
舞花@レンジャー連邦 > 「(一応、戦車は通れないと思うけど…)」 (06/18 23:00)
舞花@レンジャー連邦 > 「結構来ましたねぇ。はぁ、えーと、マップからいくと現在地は…」 (06/18 23:04)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「東の方だね。お、なんか扉に絵がかいてある」 (06/18 23:04)
舞花@レンジャー連邦 > 「扉ですか (06/18 23:04)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「うむうむ、なんか…地獄だか極楽だか、どっちかわからんねえ。(中継回しながら」 (06/18 23:06)
蝶子@レンジャー連邦 > 「ちょう怪しい。なんだこの扉。ちょう怪しいー!ちょうこわいー!」 (06/18 23:06)
舞花@レンジャー連邦 > 「ここは、猫妖精さんたちにしっかり調べてもらいましょう」 (06/18 23:06)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「どうもこれ以上状況はわからんようだね。」 (06/18 23:08)
舞花@レンジャー連邦 > 「詩歌藩国の神殿は、たしか蛇神様でしたっけ? うーん、データベース検索中…」 (06/18 23:10)
舞花@レンジャー連邦 > 「おっと、よく注意してくださいね。ハイ、蝶子藩王はちょっとさがってください」 (06/18 23:11)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「おお・・・古式ゆかしいダンジョントラップ。(中継:室内で斧が左右に揺れてます」 (06/18 23:11)
舞花@レンジャー連邦 > 「(ちょっと唖然…) 」 (06/18 23:13)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「ご覧下さい藩国のみんな、奥に宝が。(中継」 (06/18 23:12)
舞花@レンジャー連邦 > 「あの斧、止まりませんよねぇ…やっぱり」(一応辺りを見回す) (06/18 23:14)
蝶子@レンジャー連邦 > 「斧とか。斧とかって。うわー、はでー。」 (06/18 23:15)
舞花@レンジャー連邦 > 「え、やっぱり捜すの!? 止まると別のトラップが作動ってことも…いえ、はい了解!」 (06/18 23:16)
舞花@レンジャー連邦 > 「(この手の悪趣味なトラップの場合の、スイッチの場所を推測しつつ、アタリを見回す)」 (06/18 23:18)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「知的パズルか、面白い!」 (06/18 23:17)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「こういうのは小説のネタに定番があるものだよ。ゲームだけではない。推理という奴だ。(ごそごそ」 (06/18 23:19)
舞花@レンジャー連邦 > 「カモフラージュされてるかもね」 (06/18 23:19)
城華一郎@レンジャー連邦 > 「本格というよりは古典だが、さーて、どこを見渡したものかな…」 (06/18 23:19)


****
一方その頃、居残り組。(応援)

双樹真@レンジャー連邦 > 「おもかったらカメラも捨てちゃっていいですからねー!」 (06/18 22:52)
双樹真@レンジャー連邦 > 「うわ…扉だ…(中継を見ながら)油断しないでくださいよ!何が出て来るか判らない…」 (06/18 23:07)
双樹真@レンジャー連邦 > 「はんおーおちついてー!(中継音声を聞いて」 (06/18 23:08)
小奴@レンジャー連邦 > 「物々しいなぁ。でもお宝のよかん…?!(画面に釘付け」 (06/18 23:08)
小奴@レンジャー連邦 > 「べ、べたべた?? でもこれ直に見ると絶対怖いよね……」 (06/18 23:12)
双樹真@レンジャー連邦 > 「斧!?こここここやっこさん斧ですよ!斧!(がくがくと小奴さんを揺する」 (06/18 23:13)
小奴@レンジャー連邦 > 「は、はうあっ!ちょ、夜星、たすけてー!!(ぐらぐら」 (06/18 23:14)
双樹真@レンジャー連邦 > 夜星「まかせるにゃ!(ネコパンチで双樹を吹き飛ばす」 (06/18 23:16)
双樹真@レンジャー連邦 > 「頑張れー!舞踏子の感覚なら見つけられるはずだー!」 (06/18 23:17)
小奴@レンジャー連邦 > 「みんなー!青海さんに奪われた靴下を取り返す時のようにしっかりねっ!」 (06/18 23:19)
双樹真@レンジャー連邦 > 「こっちでも類似データ集めて予測立ててみます!」 (06/18 23:19)

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最終更新:2007年06月18日 23:17