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&sizex(6){『 ワレヲ求メヨ 』} &sizex(6){『 ワレヲ駆使セヨ 』}
#right(){&sizex(6){『 ワレハ汝ノ従者ナリ 』}}
#mobile(){
&image(http://www25.atwiki.jp/tosyoshitsu?cmd=upload&act=open&pageid=440&file=broom01s.jpg)
}
#pc(){
&image(http://www25.atwiki.jp/tosyoshitsu?cmd=upload&act=open&pageid=440&file=broom01.jpg)
}
**&sizex(4){&font(b){高機動箒 アヴァターラハ}}
&sizex(3){&font(b,#DC143C){其(そ)は最強を求められし者の空翔ける化身にして従者}}
&sizex(3){&font(b,#DC143C){自ら主定めし誇り高き伝説なり}}
#mobile(){
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#hr(width=100%,height=10,color=#DC143C)
メタルライフを元に開発された人騎兵専用決戦兵器。
騎跨状態での戦闘可能を目的とし、人馬一体ならぬ箒機(ホウキ)一体を目指して設計され、実際に生き物の如く丁重に取り扱われた。
アヴァターラハとはサンスクリット語で『化身』を意味し、天空を戦場としたいという主の願いの化身として振る舞う。
非常な大喰らいであり、維持にも鯨馬の如く資源が必要であったというから、まさしく破格の兵器であった。
**&sizex(5){&font(b){-High movement broom- Sword Dragon mode}}
&sizex(5){&font(b,#7B68EE){『 我は飢えたる餓竜なり 』 『 主よ、共に血の杯を! 』}}
#mobile(){
&image(http://www25.atwiki.jp/tosyoshitsu?cmd=upload&act=open&pageid=440&file=broom03s.jpg)
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#pc(){
&image(http://www25.atwiki.jp/tosyoshitsu?cmd=upload&act=open&pageid=440&file=broom03.jpg)
}
さながら一本足の異形竜の如き威容である。
柄にあたる部分を変形・伸縮させることで、巨大な刃と鍵爪にて主の戦いを助け、両の足置きの操作によって自在に飛翔した。
**&sizex(5){&font(b){-High movement broom- Magic Face mode}}
&sizex(5){&font(b,#9932CC){『 我ら盲目なる理力の使徒 』 『 いざ共に戦わん 』}}
#mobile(){
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}
一転、鍵爪と刃は防御のために働く。
足置きもまた、理力操縦に感応して、シャクティごと浮遊力場で包みこむ姿勢制御キーとなった。
**&sizex(4){&font(b){制御機構}}
顔がついているのは伊達ではなく、内蔵された理力球を元に、詠唱によって浮遊している。そのため異例にも、騎跨装備であるにも関わらず理力系のパイロット1名を必要とした。
下顔面部のばっくりと開いた顎より乗り込み、制御する主に相応しい器量と認められた場合のみ扱えた。人騎兵の巨大な機重を支えるためには、強い理力が不可欠だったのである。
自律した意思を宿しているわけではないにも関わらず、自ら主を定める誇り高き従者と呼ばれ、そのように扱われているのもまた、魔的な能力を維持するための、一種の儀式であった。
**&sizex(4){&font(b){その伝説は青い輝き}}
祓い、清める、それこそが、箒の箒たる由縁である。
世界の深遠へと根を張り伸ばす木々、その形状を模した木製の箒には、やはり真理に触れる魔的な力が宿りやすい。
中でも、メタルライフという、地の底で育まれた鋼の木より生まれし命を元に、初めから同根たる人騎兵のためだけに作り上げられたアヴァターラハなる箒には、ある一つの伝説があった。
その穂が青く燃え立つのは、自らの存在を削り、燃やしているからだ、
その穂が速く飛べるのは、未来に目掛けて飛び続けているからだ、と。
それゆえ維持に膨大な資源を必要とし続け、それでもやがて役目を終えた時、主たるプレイヤーと共に、この世界から消え去るのだと、伝説はそう締めくくられているが、真実は誰にもわからない。
今日もまた、天空を青い輝きが翔け抜ける。
>イラスト:春雨
>テキスト:城 華一郎
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メタルライフを元に開発された人騎兵専用決戦兵器。
騎跨状態での戦闘可能を目的とし、人馬一体ならぬ箒機(ホウキ)一体を目指して設計され、実際に生き物の如く丁重に取り扱われた。
アヴァターラハとはサンスクリット語で『化身』を意味し、天空を戦場としたいという主の願いの化身として振る舞う。
非常な大喰らいであり、維持にも鯨馬の如く資源が必要であったというから、まさしく破格の兵器であった。
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足置きもまた、理力操縦に感応して、シャクティごと浮遊力場で包みこむ姿勢制御キーとなった。
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顔がついているのは伊達ではなく、内蔵された理力球を元に、詠唱によって浮遊し、制御する主に相応しい器量と認められた場合のみ扱えた。人騎兵の巨大な機重を支えるためには、強い理力が不可欠だったのである。
自律した意思を宿しているわけではないにも関わらず、自ら主を定める誇り高き従者と呼ばれ、そのように扱われているのもまた、魔的な能力を維持するための、一種の儀式であった。
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祓い、清める、それこそが、箒の箒たる由縁である。
世界の深遠へと根を張り伸ばす木々、その形状を模した木製の箒には、やはり真理に触れる魔的な力が宿りやすい。
中でも、メタルライフという、地の底で育まれた鋼の木より生まれし命を元に、初めから同根たる人騎兵のためだけに作り上げられたアヴァターラハなる箒には、ある一つの伝説があった。
その穂が青く燃え立つのは、自らの存在を削り、燃やしているからだ、
その穂が速く飛べるのは、未来に目掛けて飛び続けているからだ、と。
それゆえ維持に膨大な資源を必要とし続け、それでもやがて役目を終えた時、主たるプレイヤーと共に、この世界から消え去るのだと、伝説はそう締めくくられているが、真実は誰にもわからない。
今日もまた、天空を青い輝きが翔け抜ける。
>イラスト:春雨
>テキスト:城 華一郎