3217 |
ハーディス=ルア王イルシュラン、皇帝を称し、神聖ルア帝国を樹立する。 |
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ルアの神聖体制の始まり。 |
3200年代 |
ルアの皇帝一族はこの頃精神魔法を完成の域に高めたとされる。 |
3290 |
神聖ルア8代皇帝エレディオルス、西方全土への侵攻を開始。ラザルの戦乱。 |
3293 |
プロミシア(第二王朝)、ルアに征服される。 |
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ディルネールの都、陥落。王族は逃げ延びる。 |
3311 |
西方全域が神聖ルア帝国によって統一される。 |
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9代皇帝メテウス、帝都をルスラウルに定める。 |
3300年代 |
神聖ルア帝国、帝国領内の通信網を整備。貨幣制度が確立され、経済が発達する。 |
3496 |
旧プロミシア地方に、不穏な動き。大規模な独立運動に発展。 |
3511 |
新帝都プレアガラードが完成する。 |
3528 |
プロミシア、帝国よりの独立を果たす。プロミシア第三王朝。 |
3549 |
プロミシアを中心に、反帝国同盟軍が成立する。 |
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神聖皇帝ラズナリューウィ、神聖親衛軍ヴォルグ・ムーを結成させる。 |
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ヴォルグ・ムーの首領・メルアドゥール。 |
3560 |
反帝国同盟軍、ソルダリアル以東を征服し、ラーナ・カレルに結集する。帝国に宣戦。大戦の始まり。 |
3563 |
エイネルダウンの戦い。同盟軍の“翼ある”シュールーン、ヴォルグ・ムーの首領・サイマを打ち倒す。 |
3570 |
シュールーン、帝国の暗黒騎兵の一隊により、討たれる。 |
3626 |
ゼウネス、皇帝に即位する。36歳。“血の皇帝”と言われたゼウネスの統治時代を狭義に「大戦の時代」と呼ぶこともある。 |
3632 |
呪われし皇子ヴァズナー、誕生する。 |
3634 |
同盟軍、神聖ルアの北方拠点“聖殿の城都”ジュリアルーンを陥落させる。 |
3637 |
神聖皇帝ゼウネス、ヴォルグ・ムーを大量に出兵させる。 |
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反帝国軍はその強大な力に圧倒される。 |
3648 |
ヴォルグ・ムー、再編される。首領・イェルダオン。最強の暗黒騎士で、“銀色の精霊”ルエーンの駆り手。 |
3649 |
ヴォルグ・ムー、リウィアスを攻撃し、塵の荒野に変える。エルヴィノ、ハルドゥナ崩壊。 |
3650 |
諸国をめぐり、様々な修練と遍歴を重ねてきた旅人アヴロシス、西方に流れ着き、反帝国軍に加わる。 |
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“冬のさまよい人”アヴロシス。放浪せるソルダーガインであり、“炎の精霊”ユーレルヴィアの駆り手。 |
3654 |
フェルダールでの戦い。 |
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アヴロシス、ヴォルグ・ムーの首領イェルダオンと戦い、激闘の果てに、ジェイナの深淵に突き落とす。 |
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皇子ヴァズナー、アヴロシスに戦いを挑む。ヴァズナー、反帝国軍をフェルダールから撃退する。 |
3660 |
マウリルスの戦い。 |
3661 |
エルシーナでの決戦。凄惨を極めた最後の戦いが、3662年まで続く。 |
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一方、ジェイナに死んだはずのイェルダオンは、ルエーンとともにアヴロシスの前に姿を表す。 |
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稲妻と雷鳴の飛び交う嵐雲の中で、二人は戦う。この死闘がどのような終わりを迎えたかは、伝わっていない。 |
3662 |
皇帝ゼウネス、病没。 |
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皇子ヴァズナー、皇帝に即位する。30歳。 |
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ヴァズナー、反帝国同盟と条約を結び、戦争を終結させる。 |
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諸王国の復興。ルアは西方全土に渡るその広大な領土を放棄し、ハーディス=ルア時代の半分の領域に縮小する。 |
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同時にヴァズナーは帝国の神聖体制を終わらせ、ここに神聖ルア帝国は滅亡する。ヴァズナーによるルア帝国が始まる。 |
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4600年代 |
プロミシアの最盛期。 |
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この頃、フラン人によるケンザロスが興る。 |
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4709 |
シーザの大神官デクネウンにより、“影の予言”が為される。 |
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4727 |
ルア帝国、プロミシアと戦争を起こす。 |
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プロミシアの巨大な力の源とされる“崇高の扉”を滅ぼすために、ルアは暗黒騎士の流れを汲む最強の騎士たちの部隊を送り込むが、失敗する。 |
4748 |
上王ルーナファルン、“崇高の扉”を解放し、崩御。プロミシア第三王朝の滅亡。 |
4749 |
プロミシアの神官長アリアゼール=ザカニア、混乱状態を平定し、王となる。プロミシアを継承。 |
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ザカニラ朝プロミシアの始まり。 |
4862 |
6代ザカニラ王ヴラシス=エルド、巨大な城都の建設を始める。 |
4890 |
魔国時代の始まり。 |
4905 |
城都が全て完成する。魔国ザカニラ=プロミシアの都・ザカニラ=カルカヌス。 |
4977 |
シンファウロル、ザカニラ王に即位。 |
4979 |
粛正。シンファウロル、魔国ザカニラの全てを手中におさめる。 |
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以後、シンファウロルは城都の奥に閉じ込もり、魔術の修練に専念する。 |
4988 |
ザカニラ王シンファウロル、西方全土への大規模な侵攻を開始する。 |
5010年代 |
魔術を究めたシンファウロル、ついに不死の存在となる。“幽なる王”と呼び慣わされる。 |
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西方全土を暗雲が覆う。 |
5060年代 |
“煌く髪の”イヴナシュールと“リュシアスの瞳”ルハナ・シャウトの冒険。 |
5064 |
イヴナシュール、魔剣バルグルアイオを手に入れる。 |
5066 |
イヴナシュール、魔国の中枢である巨大な城都・ザカニラ=カルカヌスに乗り込む。 |
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魔国の守護たるナヴァルフュス“赤き魔神”ザファルカスを倒し、さらに城都の深奥で“幽なる”シンファウロルに対峙する。 |
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シンファウロルとの壮絶な戦いの末、この不死なる王を滅ぼす。 |
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魔国時代の終わり。 |
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5166 |
アウロゾーンの戦乱。 |
5190 |
アウロゾーンの呪法攻撃により、ザカニラが滅ぼされる。ここに、プロミシアは滅亡する。 |
5218 |
アウロゾーン滅亡。 |
5792 |
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ルアの特殊部隊、ハーデバウ廃都にて、ナヴァルフュスの繭を入手する。 |
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ルアはこれをエンター城塞へ持ち込み、研究にかかる。 |
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その一部はディンの塔にて孵化されるが、暴走。 |
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かろうじてとどめを刺されるが、軍団長クランズエルを失う惨事となる。 |
5793 |
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ルア、エンター城塞にて実験中のナヴァルフュスの暴走により、大きな痛手を受ける。 |
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これにより軍団守護は、北方戦力の一部をフラージュへ移動させる。 |
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皇帝ガルヤートはエンターの速やかなる再建を最大の命として発する。 |
5794 |
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テロン、地中より自ら呼び起こした脅威により、謎の壊滅を遂げる。 |
5795 |
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エンター城塞、復建される。 |
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ガルヤート、勅命を発し帝国軍の大規模出兵をおこなう。帝国騎兵軍団、テロン健在時はおこなわなかったテロン東部経路からのケンザロス侵攻を開始。 |
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ガルン・ゼラースおよびラヴィリスから大量の軍を出兵させ、シャロンアレアへ。ラーノット・セリンを陥落させる。 |
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ケンザロスはアザラス同盟諸国へ伝令を発し、ラダカーン、ボズノールが参戦する。 |
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ルアは密かに西方へカルザーバの艦隊を呼び寄せており、ボズノールを海から脅かす。 |
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ここに、アザラス同盟と三国同盟の諸国が完全に参戦する西方大戦が始まる。 |
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帝国海軍はニーウァからレクレス海峡を突破、アロン湾にてケンザロス海軍と大規模な海戦を繰り広げる。ボズノールはカルザーバとの戦いに戦力を集中せざるを得ない。 |
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ラダカーンは東荒野からフレイヴンへ騎兵軍を送り込むが、ケンザロスはこれを歓待するに至らない。また一方でラダカーンは、西方最強たる神騎兵軍の投入には踏み込まず、一部の兵をシャロンアレア防衛へ参戦させるにとどまる。 |
5796 |
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ケンザロス、バルスア沖会戦で帝国海軍に勝利。 |
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ラダカーンは大規模な兵力を派遣し、ラヴィリスへ帝国軍を押し戻す。ケンザロスは辺境守備軍を全軍出兵、ナウルデュノンからエンター攻略へ兵力を集中させる。 |
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ルア帝国、独自に生み出したナヴァルフュス、ヴィラーシュ・ガンテをエンター城塞から前線に投入する。ケンザロス辺境守備軍は大打撃を受ける。 |
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一方、ケンザロス選抜軍団は、エンターにも匹敵するルアの北方一大拠点である、フラージュの塔との激戦を繰り広げる。 |
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執政官ハイネスは、隠密騎士団“ヴァミールの黒獅子”の一隊をエンターへ密かに向かわせ、帝国のナヴァルフュスの壊滅を試みる。また一方で別の暗殺者をツープへ派遣し、軍団長ソルヴァラーズの暗殺に成功する。これによりルアは軍団長4人のうち2人を欠く非常事態となった。ルア皇帝はこの危機に対し、皇帝直属軍の戦線投入を決断。 |
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各地での激戦の果てに両軍は壊滅的消耗に達し、相互の交渉もないまま事実上の停戦状態に入る。 |
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5799 |
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冥王降臨。暗黒帝国の発動。 |
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暗黒帝国は全世界へドルドランを侵攻させる。 |
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ボズノール、ラダカーンは、暗黒帝国のドゥレア・ガノーンおよびディル・アザラールの軍勢により壊滅される。ドルアゾーン・アルハロンに指揮される西方方面軍はそのままケンザロス、ルアへ侵攻。 |
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帝国歩兵軍団・軍団長リインルカ、戦死。 |
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この後、死んだはずのリインルカが、皇帝家に対する反乱を起こす。精神魔術の間隙を縫った巧妙な軍掌握。西方最強の軍団は二分され、ルア帝国は最大の危機を迎える。バスランラードの戦い。ルア皇帝ガルヤート、軍団守護リインルカにより討たれる。 |
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“冒涜者”ザシミオンとの戦い。 |
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ケンザロスではアリューンとデュア・ゲルダーンにより、アルハロンのドルドランがかろうじて押しとどめられる。 |
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ルアではラオジンがザシミオンに戦いを挑む。 |
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アルハロン、西方侵攻軍の一時的撤退をおこなう。 |
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一方ケンザロスでは、西方大戦およびこれに続いた東方の闇の侵攻という非常時にもかかわらず(あるいはだからこそか)、宮廷権力闘争の激化という状態に入る。執政ハイネス、秘書官長オブニアード、紋章官長ドルファンの三者を中心に、諜報・謀略が繰り広げられる。オブニアードはハイネスによるボズノールへの非公式援助を明るみにし、これを利用して王宮会議から執政官を後退させることに成功する。ドルファンは一等尚書官ベリアスを暗躍させ、対抗者の実力排除に乗り出す。親衛騎将ラガウス不在における代理を務めるアリューンは、泥沼化した宮廷の権力闘争を見かね、王宮会議において各高官を糾弾し、さらに暫定的軍政を王に進言しようとするが、直後、ベリアスにより謀殺される。 |
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ドルファンは混乱状態に陥った宮廷における長老として王室を掌中に収め、実権を握る。が、オブニアードの排除にまでは至らず、緊張関係は継続する。執政官に並ぶ実力者、ナウルデュノン公である辺境守備軍軍団長デュアは、西方大戦以後、対ルア防備続行を理由にバーンド・ルリアから一度も動くことなく、宮廷の動きに関与しようとはしなかった。辺境守備軍は選抜軍団と密かに連携し、兵力の回復・増強を着実に進めていた。親衛軍は王宮会議の混乱には不安を感じていたが、一方で内乱にもなりかねぬ軍のこの動向を危険視し、積極的連携に加わることなく、フレイヴンの守護者としてどの勢力にも与せず事態を静観していた。親衛軍が最後の拠り所と考えていたのは、ケンザロス全兵に崇拝される最強の騎士であり王の親友でもあるラガウス・アステルタインの帰還であった。アステルタインが遠征と称されその実東方の闇への対抗策を探すためにひとり、旅に出ていることは、宮廷でもごくわずかの者しか知らなかったが、彼らは、やがてアステルタインが闇への対処法を見出して帰還し、フレイヴンの混乱を静めてくれることを信じて疑わなかった。腐敗した王宮。東方には灰色の雲が立ちこめている。 |
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アルハロン、再びケンザロスへの侵攻を開始。これまでにない大規模な軍団を投入。辺境守備軍および選抜軍団、アルハロンの圧倒的兵力の前に次々と壊滅していく。蹂躙されるケンザロスの王土。 |
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アステルタインの帰還。アステルタインは聖剣セル・エレメルの所持者となって、フレイヴンへ帰還する。アステルタインとデュアは、残存する数少ない兵を率いて、最後の戦いに臨む。襲いかかる“黒い不死”の大群。苛烈な戦場へ突如、ドルウィー・デュナル“霊王”ズイルルが現れる。 |
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ズイルル、聖剣所持者アステルタインに戦いを挑む。 |
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三日三晩にわたる壮絶な死闘の末、両者は相討つ。 |
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ドルアゾーン・アルハロン、ケンザロスの城都フレイヴンを攻略する。 |
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デュア、わずかな残存兵とともに、ドルドランに切り込んでいく。 |
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デュア、呪いから解放され、東方へ落ち延びる。 |
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西方諸王国、暗黒の軍勢に蹂躙される。 |
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西方諸王国はことごとく滅亡し、暗黒帝国の領域となる。 |
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他の領域でも、暗黒の軍勢が勢力圏を拡げる。 |
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もはや暗黒の軍勢に抗する勢力はほとんどなくなる。 |
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5801 |
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暗黒帝国、侵攻計画の最終段階に入る。すなわち、“死の軍勢”ソウルヴランドの招来。 |
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世界を魔法的に完全に掌握する魔霊の軍勢。 |
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世界は、完全なる闇に覆われる。 |
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ソウルヴランドが発動し、冥王は神の名をもって、世界へ相対する。 |
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すべてをつくりかえるために。 |
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一行、再会する。 |